Sun GlassFish Message Queue 4.4 Update 1 リリースノート

メッセージキュー 4.4 Update 1 で修正されたバグ

次の表に、メッセージキュー 4.4 Update 1 で修正されたバグを示します。これらの問題の一部には、「(OpenMQ)」のマークが付いています。これは、Sun GlassFish メッセージキュー の基になっているオープンソースプロジェクト Open Message Queue で問題が解決されたことを示しています。

表 1–7 メッセージキュー 4.4 Update 1 で修正されたバグ

バグ 

説明 

6590909 

アドレスリストが上書きされるときに、DIRECT モードの MDB がリモートブローカに接続しません。 

6616704 

1 つのセッション内に多数のコンシューマが作成されたときに、ブローカのメモリーが増大します。 

6745761 

2 つの接続が同じ XA TX で使用されている場合 (JMSJCA を使用)、XAResource.isSameRM() は true を返すべきです。 

6745763 

2 つの接続が同じ XA TX で使用されている場合 (JMSRA DIRECT モード)、XAResource.isSameRM() は true を返すべきです。 

6745768 

2 つの接続が同じ XA TX で使用されている場合 (JMSRA LOCAL/REMOTE)、XAResource.isSameRM() は true を返すべきです。 

6760450 

MQ (GF) インスタンスを停止せずにマシンを再起動すると、メッセージストアが破損します。 

6766241 

UMS: SendMsg.html の AJAX の例が、デフォルトのコンテキストルートとして /ums を使用します。/imqums を使用するべきです。 

6766852 

DirectXAResource が、ブローカの CONFLICT 状態を「TxID はすでに使用されています」に変換します。 

6799428 

DMQ の非持続メッセージまたは送信された非永続メッセージは、消費できませんが参照可能です。 

6809353 

posgtresql (8.1) では openmq 4.3 HA が動作しません (imqbrokerd を起動できません)。 

6809750 

クライアント ID 接続の (JMSRA からの) 接続プール が動作しません。 

6812198 

MQ トピックのメトリックを使用して監視しているときに、Classcast 例外がスローされます。 

6832000 

MQ reapExcessConnection JDBC 接続で、CPU の負荷が高くなります。 

6833109 

MQClusterMonitor の JMX サンプルアプリケーションが、JDK 6 を使用する AIX で例外をスローします。 

6835420 

NoGCDefault のデフォルト値の計算が間違っています。メモリーが少ないときに GC が大きくなりすぎます。 

6852018 

エラーメッセージの「永続コンシューマ {0} を追加できません。接続に対するクライアント ID が設定されていません。」は誤解を招きます 

6856991 

ブローカを再起動して、永続コンシューマの PREPARED トランザクションをロールバックしたあとに、NullPointerException が発生します。 

6874125 

警告: MQJMSRA_DC2001: connectionId=555670328604044289:_destroy(): ... 接続で呼び出されました。 

6878945 

RFE: JMSBridge: ユーザー名とパスワードを指定して接続ファクトリから接続を作成することの許可。 

6881493 

管理一時送信先は、HA ブローカに保存されるべきではありません。 

6881753 

RFE JMSBridge: ターゲットに転送する前に各メッセージに jmsbridge 名のタグを付けることの許可。 

6884673 

MQ 4.4 Broker が MQ 3.7 または 3.6 Broker とクラスタ接続を確立できませんでした。 

6886390 

発行された持続またはトランザクションのメッセージが DMQ に送られると、これらを DMQ から消費するときに、mq.sys.dmq が見つからないというエラーが発生する場合があります。 

6886515 

JMX を使用して組み込みブローカ内の送信先を削除するときに、AccessControlException が発生します。 

6890628 

ブローカのプロパティー imq.autocreate.destination.isLocalOnly=true を設定しても効果がありません。 

6891615 

ブローカ 4.3 を GlassFish で実行する場合、常にセレクタが動作するわけではありません。 

6891624 

「imqcmd list dst」を実行したときに、メッセージの「Remote」が「Count」よりも大きくなる場合があります。 

6891629 

セレクタで算術例外が発生した場合は、ユーザーにわかりやすいメッセージが必要です。 

6891717 

ifimq.transaction.autorollback=true、autorollback の PREPARED の確認がクリアされていないと、TransactionAckExistEx が発生します。 

6891802 

リモートトランザクションの確認をテイクオーバーしたあと、ブローカを再起動すると、「[B4061]: トランザクション ID を使用できません。現在使用されています」と表示されます。 

6892512 

メモリーリーク: tempDest.delete() を呼び出したときに、一時送信先が接続から削除されません。 

6895040 

マスターブローカに一時送信先がある場合、uidprefix ロックのタイムアウトの経過後、スレーブブローカは起動時に uidprefix を取得できません。 

6896230 

マスターブローカをスレーブと同期したあと、マスターブローカの再起動中にマスターブローカで作成された新しいコンシューマが伝達されない場合があります。 

6896764 

TransactionAcknowledgement の equals メソッドが正しくありません。 

6898355 

ブローカ再起動時のクラスタマネージャーの初期化中に、テイクオーバーの完了を待たずに、テイクオーバーのロックがリセットされます。 

6901405 

RFE: 指定した場合に、JDBC ベンダー情報とベンダーのプロパティーをログに記録する。 

16 (OpenMQ) 

ブローカ 4.3 を GlassFish で実行する場合、常にセレクタが動作するわけではありません。 

17 (OpenMQ) 

posgtresql (8.1) では openmq 4.3 HA が動作しません (imqbrokerd を起動できません)。 

22 (OpenMQ) 

存在していないバイナリをインストーラが参照して失敗します。 

25 (OpenMQ) 

TemporaryTopic の作成時にメモリーがリークします。 

29 (OpenMQ) 

ブローカの分離。 

30 (OpenMQ) 

「imqcmd list dst」を実行したときに、メッセージの「Remote」が「Count」よりも大きくなる場合があります。 

31 (OpenMQ) 

セレクタで算術例外が発生したときに、ユーザーにわかりやすいメッセージが必要です。 

32 (OpenMQ) 

int-> long のオーバーフローの修正。 

33 (OpenMQ) 

OpenMQ インストーラ: 日本語のロケールで実行したときに、「無効な SwiXML 記述子」のエラーが発生します。