サーバ : コンフィグレーション : ヘルス モニタ
WebLogic Server には、自動ヘルス モニタ機能が備わっており、この機能を 使うことで WebLogic Server ドメイン内にあるサーバの信頼性や可用性を 向上させることができます。各サーバ内の選択されたサブシステムは、そのサブシステムに固有の条件に基づいて自身のヘルス状態をモニタします。
このページでは、サーバが自動的にヘルス チェックを実行する頻度、および Node Manager アプリケーション (オプション) がサーバのヘルス状態をチェックする頻度をコンフィグレーションします。 また、このページでは、サーバのヘルス状態が「障害」になった場合に、Node Manager が自動的にサーバを停止および再起動するかどうかを指定することもできます。
コンフィグレーション オプション
名前 説明 自動再起動 このサーバがクラッシュしたり予想外に停止したりした時に、ノード マネージャで自動的に再起動できるようにするかどうかを指定します。
MBean 属性:
ServerMBean.AutoRestart
失敗時の自動強制停止 サーバの状態が
failed
になった場合に、ノード マネージャで自動的にこのサーバを強制終了するかどうかを指定します。MBean 属性:
ServerMBean.AutoKillIfFailed
期間内の最大再起動回数 RestartIntervalSeconds で指定した間隔内で、ノード マネージャがこのサーバを再起動できる回数。
MBean 属性:
ServerMBean.RestartMax
最小値:
0
最大値:
2147483647
ヘルス チェック間隔 このサーバの自動ヘルス モニタの頻度を定義する秒数。サーバは、HealthCheckIntervalSeconds の経過ごとにサブシステムの状態をモニタし、必要であれば、サーバ全体の状態を変更します。
MBean 属性:
ServerMBean.HealthCheckIntervalSeconds
最小値:
1
最大値:
2147483647
再起動遅延 このサーバを再起動するまでにノード マネージャが待機する秒数。
サーバ プロセスの強制停止後、サーバが使用していた TCP ポートの解放に数秒かかる場合があります。管理対象サーバのポートがアクティブな間に、ノード マネージャが管理対象サーバの再起動を試行した場合、起動時に障害が発生します。
AutoMigration が有効化されており、RestartDelaySeconds が 0 の場合、RestartDelaySeconds は自動的にリース期間に設定されます。これにより、以前のリースがまだ有効なときに、サーバが移行後の起動に失敗することが回避されます。
MBean 属性:
ServerMBean.RestartDelaySeconds
最小値:
0
最大値:
2147483647