Administration Console オンライン ヘルプ

  前 次 前/次ボタンと目次ボタンとの区切り線 目次  

サーバ : コンフィグレーション : サービス

コンフィグレーション オプション     関連タスク     関連トピック

このページでは、このサーバに固有の WebLogic サービス コンフィグレーション設定を設定します。

コンフィグレーション オプション

名前 説明
デフォルト接続ファクトリを有効化

このサーバが JMS デフォルト接続ファクトリを使用するかどうかを指定します。

WebLogic Server は以下の JMS デフォルト接続ファクトリを提供します。

  • weblogic.jms.ConnectionFactory
  • weblogic.jms.XAConnectionFactory

    XA ファクトリは、JMS アプリケーションが JTA ユーザ トランザクションを使用する際に必要となるもので、トランザクション セッションでは必要とされません。デフォルトの接続ファクトリにあらかじめコンフィグレーションされたすべての他の属性は、ユーザ定義の接続ファクトリと同じデフォルトの値に設定されます。デフォルトのファクトリのあらかじめコンフィグレーションされた設定が、使用しているアプリケーションに適切な場合は、アプリケーションに追加でファクトリをコンフィグレーションする必要はありません。

注意 : デフォルトの接続ファクトリを使用している場合、接続ファクトリがデプロイされる可能性のある WebLogic Server インスタンスの対象指定を制御することはできません。ただし、サーバごとにデフォルトの接続ファクトリを無効にすることは可能です。独立したサーバ、クラスタ内の特定のサーバ、またはクラスタ全体に接続ファクトリをデプロイするには、接続ファクトリをコンフィグレーションして適切なサーバ対象を指定する必要があります。

MBean 属性:
ServerMBean.JMSDefaultConnectionFactoriesEnabled

JMS スレッド プール サイズ

JMS 実行スレッド プールのサイズ。

注意 : RMI 呼び出しの受信は、JMS 実行キューまたはスレッド プールが存在する場合はそこで実行され、存在しない場合はデフォルトの実行キューで実行されます。

初期の RMI スレッドで完了できない追加処理は、デフォルトの実行キューで実行されます。

JMS 固有のスレッド プールを設定すると、その JMS は他の実行スレッドで処理されず、他の JMS がそのスレッドで処理されることもありません。

最小値: 0

最大値: 65534

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバの再起動後に有効になります。

ブリッジ スレッド プール サイズ

メッセージング ブリッジ実行スレッド プールのサイズを返します。

MBean 属性:
KernelMBean.MessagingBridgeThreadPoolSize

最小値: -1

最大値: 65534

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバの再起動後に有効になります。

XML レジストリ

JAXP (Java API for XML Parsing) の動作のコンフィグレーションに使用するサーバの XML レジストリ。

MBean 属性:
ServerMBean.XMLRegistry

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバの再起動後に有効になります。

XML エンティティ キャッシュ

JAXP (Java API for XML Parsing) の動作をコンフィグレーションするのに使用される、サーバの XML エンティティ キャッシュ。

MBean 属性:
ServerMBean.XMLEntityCache

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバの再起動後に有効になります。

ディレクトリ

ファイル ストアがデータ ファイルを保持するファイル システム ディレクトリのパス名。

ファイル ストアを移行可能対象に対象指定する場合、格納ディレクトリが移行可能対象内のすべての候補サーバ メンバーからアクセス可能である必要があります。可用性を最も高めるには、SAN (Storage Area Network) またはデュアル ポート SCSI ディスクを使用します。

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバの再起動後に有効になります。

同期書き込みポリシー

ファイル ストアがデータをディスクに書き込む方法を決定するディスク書き込みポリシー。

このポリシーは、JMS ファイル ストアのパフォーマンス、スケーラビリティ、および信頼性にも影響を与えます。有効なポリシーは以下のとおりです。

  • [Direct-Write]

    直接 I/O は、ほとんどのプラットフォームでサポートされています。可能な範囲でパフォーマンスを向上させるため、直接 I/O モードのファイル ストアでは自動的にネイティブ I/O の wlfileio2 ドライバがロードされます。このドライバは、Windows、Solaris、HP、AIX および Linux プラットフォームで使用可能です。実行中のファイル ストアの同期書き込みポリシーおよびドライバを表示するには、サーバ ログの BEA-280050 メッセージを確認します。

  • [無効]

    書き込みがメモリにキャッシュされると、ディスクに正常に格納されるまで待機せずに、すぐにトランザクションが完了します。このポリシーは最も高速ですが、信頼性 (トランザクションの安全性) は最も低くなります。他のポリシーの 100 倍以上の速度で処理が可能ですが、停電やオペレーティング システムの障害発生時にはメッセージが失われたり重複したりする可能性があります。

  • [Cache-Flush]

    すべての書き込みがディスクにフラッシュされるまでトランザクションが完了しません。このポリシーは信頼性が高く、同時ユーザが増加した場合のスケーラビリティにも優れています。

関連タスク

関連トピック

 

Skip navigation bar ページの先頭