JMS テンプレート : コンフィグレーション : オーバーライド
メッセージ プロデューサがメッセージに含めた設定の一部 (優先順位など) を 送り先でオーバーライドできます。このページでは、このテンプレート から作成された送り先でのオーバーライドをコンフィグレーションしま す。
いずれのテンプレート オプションでも、個々の送り先の設定がテンプレートの設定より 優先されます。
コンフィグレーション オプション
名前 説明 優先順位のオーバーライド メッセージ プロデューサによって指定された優先順位に関わりなく、この送り先に届くすべてのメッセージに割り当てられる優先順位。デフォルト値 (-1) は、メッセージ プロデューサで設定された優先度を送り先がオーバーライドしないことを示します。
注意 : この属性は動的にコンフィグレーションできますが、新しく配信されるメッセージにのみ適用され、すでに保存されているメッセージには影響しません。
MBean 属性 (アプリケーション モジュールには適用しない) :
DeliveryParamsOverridesBean.Priority
最小値:
-1
最大値:
9
生存時間のオーバーライド メッセージ プロデューサによって指定された TimeToLive 値に関係なく、この送り先に届くすべてのメッセージに割り当てられる生存時間。デフォルト値 (-1) は、メッセージ プロデューサで指定された TimeToLive 設定を、この設定がオーバーライドしないことを示します。
値の範囲 : 0 から 64 ビットの正の整数まで
注意 : この属性は動的にコンフィグレーションできますが、新しく配信されるメッセージにのみ適用され、すでに保存されているメッセージには影響しません。
MBean 属性 (アプリケーション モジュールには適用しない) :
DeliveryParamsOverridesBean.TimeToLive
最小値:
-1
最大値:
9223372036854775807
配信時間のオーバーライド プロデューサおよび接続ファクトリによって指定された配信時間とは関係なく、メッセージが生成されてからその対象送り先で表示できるようになるまでのデフォルトの遅延時間。ミリ秒で示されるか、スケジュールとして表示されます。デフォルト値 (-1) は、プロデューサや接続ファクトリによって指定された TimeToDeliver 設定を送り先がオーバーライドしないことを示します。TimeToDeliver オーバーライドは、長さまたはスケジュールとして指定できます。
注意 : TimeToDeliver オーバーライドの変更は将来のメッセージ配信のみに適用され、すでに生成されたメッセージの配信には適用されません。
MBean 属性 (アプリケーション モジュールには適用しない) :
DeliveryParamsOverridesBean.TimeToDeliver
配信モードのオーバーライド メッセージ プロデューサによって指定された配信モードに関わりなく、送り先に届くすべてのメッセージに割り当てられる配信モード。
[配信しない] は、配信モードがオーバーライドされないことを示します。
注意 : この属性は動的にコンフィグレーションできますが、新しく配信されるメッセージにのみ適用され、すでに保存されているメッセージには影響しません。
MBean 属性 (アプリケーション モジュールには適用しない) :
DeliveryParamsOverridesBean.DeliveryMode