SAML 認証プロバイダ : 一般
このページでは、この SAML 認証プロバイダの一般的なコンフィグレーション情報を 定義します。
[制御フラグ] 属性は、WebLogic 認証プロバイダの LoginModule を ログイン シーケンスで使用する方法を決定する Java Authentication and Authorization Service (JAAS) 制御フラグです。
WebLogic 認証プロバイダの代わりに、カスタム認証プロバイダを使用 することもできます。WebLogic Server Administration Console でカスタム認証プロバイダを使用するには、そのプロバイダの MBean JAR ファイルが
WL_HOME\lib\mbeantypes
ディレクトリに 入っている必要があります。コンフィグレーション オプション
名前 説明 名前 この SAML 認証プロバイダの名前。
MBean 属性:
SAMLAuthenticatorMBean.ProviderClassName
説明 SAML 認証プロバイダの短い説明。
MBean 属性:
SAMLAuthenticatorMBean.Description
バージョン SAML 認証プロバイダのバージョン番号。
MBean 属性:
SAMLAuthenticatorMBean.Version
制御フラグ この SAML 認証プロバイダをログイン シーケンスにどのように 組み込むかを指定します。
ログイン シーケンスで認証プロバイダを使用する方法を 決定します。
- 値
REQUIRED
は、この LoginModule の成功が必須に なるように指定する。失敗した場合でも、認証は、コンフィグレーションされている 認証プロバイダの LoginModule リストを下位方向に進みます。- 値
REQUISITE
は、この LoginModule の成功が必須に なるように指定する。他の認証プロバイダがコンフィグレーションされていて、この LoginModule が成功した場合、認証は LoginModule リストを 下位方向に進みます。それ以外の場合は、制御がアプリケーションに戻ります。- 値
SUFFICIENT
は、この LoginModule の成功が必須 でないことを指定する。成功した場合、制御がアプリケーションに戻ります。 失敗した場合、他の認証プロバイダがコンフィグレーションされていれば、認証は LoginModule リストを下位方向に進みます。- 値
OPTIONAL
は、この LoginModule の成功が必須 でないことを指定する。成功しても失敗しても、認証は LoginModule リストを 下位方向に進みます。この設定はデフォルトです。