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WebLogic 監査プロバイダ : プロバイダ固有

コンフィグレーション オプション     関連タスク     関連トピック

このページでは、この WebLogic 監査プロバイダのプロバイダ固有の属性をコンフィグレーションします。

WebLogic 監査プロバイダにより記録されたすべての監査情報は、デフォルトで WL_HOME/yourdomain/yourserver/logs/DefaultAuditRecorder.log に保存されます。 監査プロバイダはセキュリティ レルムごとにコンフィグレーションされますが、各サーバは監査データをサーバのディレクトリにある独自のログ ファイルに書き込みます。 次の Java 起動オプションを使用すれば、コマンドラインで DefaultAuditRecorder.log ファイルの新しいディレクトリを指定することができます。 -Dweblogic.security.audit.auditLogDir=c:\foo 新しいファイルの配置場所は、c:\foo\yourserver\logs\DefaultAuditRecorder.log になります。

コンフィグレーション オプション

名前 説明
重大度

監査を開始する重大度レベル。

重大度レベルは次の順序で並んでいます。

  1. INFORMATION

  2. WARNING

  3. ERROR

  4. SUCCESS

  5. FAILURE

ある重大度レベルを選択すると、そのレベル以上のすべてのイベントが監査対象になります。たとえば、重大度を ERROR に設定した場合、FAILURE、SUCCESS、および ERROR のイベントが監査され、WARNING と INFORMATION のイベントは監査されません。この他、重大度を CUSTOM に設定すると、監査の必要な特定の重大度レベルのイベントを対象にすることもできます。

MBean 属性:
DefaultAuditorMBean.Severity

アクティブなコンテキスト ハンドラのエントリ

この監査プロバイダで処理する ContextHandler エントリを選択し、選択したエントリを矢印ボタンで [使用可能] から [選択済み] に移動します。

監査イベントには、さまざまな情報またはオブジェクトを保持できる ContextHandler が組み込まれています。 デフォルトでは、ContextHandler のどのエントリも監査されません。 多くの場合、ContextHandler 内のオブジェクトは toString メソッドによって記録されます。 監査プロバイダでサポートされる ContextHandler エントリのリストについては、『WebLogic Server のセキュリティ』の「WebLogic セキュリティ プロバイダのコンフィグレーション」にある「WebLogic 監査プロバイダのコンフィグレーション」の「コンフィグレーション監査」を参照してください。

MBean 属性:
DefaultAuditorMBean.ActiveContextHandlerEntries

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバの再起動後に有効になります。

ローテーション時間 (分)

新しい DefaultAuditRecorder.log ファイルを作成する前に待機する分数を指定します。指定された時間が経過すると、監査ファイルが閉じられて新しい監査ファイルが作成されます。

MBean 属性:
DefaultAuditorMBean.RotationMinutes

最小値: 1

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバの再起動後に有効になります。

重大度 INFORMATION の監査を有効化

Severity の値を CUSTOM に設定した場合に、重大度レベルが INFORMATION であるイベントの監査レコードが監査プロバイダによって生成されるようにします。

MBean 属性:
DefaultAuditorMBean.InformationAuditSeverityEnabled

重大度 WARNING の監査を有効化

Severity の値を CUSTOM に設定した場合に、重大度レベルが WARNING であるイベントの監査レコードが監査プロバイダによって生成されるようにします。

MBean 属性:
DefaultAuditorMBean.WarningAuditSeverityEnabled

重大度 ERROR の監査を有効化

Severity の値を CUSTOM に設定した場合に、重大度レベルが ERROR であるイベントの監査レコードが監査プロバイダによって生成されるようにします。

MBean 属性:
DefaultAuditorMBean.ErrorAuditSeverityEnabled

重大度 FAILURE の監査を有効化

Severity の値を CUSTOM に設定した場合に、重大度レベルが FAILURE であるイベントの監査レコードが監査プロバイダによって生成されるようにします。

MBean 属性:
DefaultAuditorMBean.FailureAuditSeverityEnabled

重大度 SUCCESS の監査を有効化

Severity の値を CUSTOM に設定した場合に、重大度レベルが SUCCESS であるイベントの監査レコードが監査プロバイダによって生成されるようにします。

MBean 属性:
DefaultAuditorMBean.SuccessAuditSeverityEnabled

開始マーカー

監査レコードの開始点を示す標識。

MBean 属性:
DefaultAuditorMBean.BeginMarker

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバの再起動後に有効になります。

終了マーカー

監査レコードの終了点を示す標識。

MBean 属性:
DefaultAuditorMBean.EndMarker

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバの再起動後に有効になります。

フィールドのプレフィックス

監査レコードのフィールドの開始点を示すプレフィックス文字。

MBean 属性:
DefaultAuditorMBean.FieldPrefix

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバの再起動後に有効になります。

フィールドのサフィックス

監査レコードのフィールドの終了点を示すサフィックス文字。

MBean 属性:
DefaultAuditorMBean.FieldSuffix

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバの再起動後に有効になります。

関連タスク

関連トピック

 

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