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JMS ブリッジ送り先の作成


JMS ブリッジ送り先のインスタンスでは、WebLogic ドメイン内の実際のソース JMS ブリッジ送り先と対象 JMS ブリッジ送り先を定義します。

JMS ブリッジ送り先のインスタンスは、メッセージング ブリッジ インスタンスにマップされる実際のソース送り先および対象送り先のそれぞれに対してコンフィグレーションする必要があります。そのため、あるソース JMS ブリッジ送り先の属性を定義し終えたら、同様の手順を繰り返して対象 JMS ブリッジ送り先をコンフィグレーションします。逆の場合も同じです。

ソース JMS ブリッジ送り先または対象 JMS ブリッジ送り先をコンフィグレーションするには、次の手順に従います。

  1. まだ行っていない場合、Administration Console のチェンジ センタで [ロックして編集] をクリックします (チェンジ センタの使用を参照)。
  2. Administration Console の左ペインで、[サービス|メッセージング|ブリッジ] を展開して [JMS ブリッジ送り先] を選択し、右ペインで [JMS ブリッジ送り先の概要] ページを開きます。
  3. [新規作成] をクリックします。
  4. [新しい JMS ブリッジ送り先の作成] ページで、JMS ブリッジ送り先のコンフィグレーション属性を定義します。
    1. [名前] - WebLogic Server ドメイン全体に渡ってユニークな値を入力します。たとえば WebLogic Server のリリース 9.2 と 10.0 をブリッジングする場合に、ソース送り先のデフォルトの送り先名を 92to100SourceDestination に変更するとします。その場合、対応する対象送り先を作成した際には、その名前を 92to100TargetDestination などとします。

      注意: JMS ブリッジ送り先を一度作成した後で、その名前を変更することはできません。代わりに、今ある送り先を削除して、新しい名前の別の送り先を作成する必要があります。

    2. [アダプタの JNDI 名] - ブリッジ送り先との通信に使用するアダプタの JNDI 名を指定します。入力するアダプタ名の詳細については、リソース アダプタを参照してください。
    3. [アダプタ クラスパス] - 接続するソース送り先と対象送り先の両方が WebLogic Server 6.1 以降で動作する場合、このフィールドは空白のままにします。接続するソース送り先または対象送り先のどちらかが WebLogic Server 6.0 以前のリリースで動作する場合、[アダプタ クラスパス] フィールドには古い方のリリースの WebLogic Server に対応するクラスの場所を指定する必要があります。サード パーティの JMS プロバイダに接続する場合、ブリッジ送り先は WebLogic Server の CLASSPATH にそのプロバイダの CLASSPATH を指定する必要があります。
    4. [接続 URL] - この JMS ブリッジ送り先の接続 URL を指定します。
    5. [接続ファクトリの JNDI 名] - この JMS ブリッジ送り先の接続ファクトリの JNDI 名を指定します。
    6. [送り先の JNDI 名] - この JMS ブリッジ送り先の JNDI 名を指定します。
  5. [OK] をクリックします。
  6. これらの変更をアクティブにするには、Administration Console のチェンジ センタで [変更のアクティブ化] をクリックします。
    すべての変更が即座に有効になるわけではありません。再起動が必要なものもあります (チェンジ センタの使用を参照)。

完了した後に

  • ソース JMS ブリッジ送り先の属性を定義し終えたら、これらの手順を繰り返して対象 JMS ブリッジ送り先をコンフィグレーションします。逆の場合も同じです。
  • 新しい JMS ブリッジ送り先に対して、ユーザ名やパスワードなどのパラメータをさらにコンフィグレーションする必要がある場合は、JMS ブリッジ送り先のコンフィグレーションを参照してください。

 

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