リソース アダプタは他のエンタープライズ アプリケーションと同じように起動および停止できます。リソース アダプタがエンタープライズ アプリケーションの一部としてデプロイされている場合、そのエンタープライズ アプリケーションが起動または停止されるときには、常にリソース アダプタも起動または停止されます。リソース アダプタを起動すると、そのアプリケーションを WebLogic Server クライアントで使用できるようになり、停止すると使用できなくなります。
アプリケーションを起動すると、すぐにクライアントで使用できるようになりますが、管理モードで起動すると、期待通りに動作することを最初に確認できます。管理モードで起動することで、分散されたアプリケーションの最終チェックを、クライアントを中断させることなく直接プロダクション環境で実行できます。
同様に、アプリケーションを停止すると、そのアプリケーションをクライアントで使用できなくなりますが、管理モードで停止すると、管理タスクのみを実行できます。
アプリケーションを停止しても、ソース ファイルはサーバから削除されないので、停止したアプリケーションを後で再デプロイ (更新) して、WebLogic Server のクライアントで再度使用できるようにすることができます。
アプリケーションを起動する際は、以下のオプションのいずれかを選択する必要があります。
すべての要求を処理
] : 指定したアプリケーションをすべてのクライアントですぐに使用できるようにします。管理要求のみを処理
] : 指定したアプリケーションを管理モードでのみ使用できるようにします。アプリケーションを停止する際は、以下のオプションのいずれかを選択する必要があります。
作業完了時
] : アプリケーションの作業が完了し、現在接続中のすべてのユーザの接続が解除されてから停止します。直ちに強制停止
] : 実行中の作業および接続中のユーザに関わらず、アプリケーションを直ちに停止します。停止 (管理要求の処理は続行)
] : すべての作業が完了するとそのアプリケーションを停止しますが、その後でアプリケーションを管理モードにして管理目的でアクセスできるようにします。