診断アーカイブのコンフィグレーション

ドメイン内の各サーバでは、すべてのイベント、ログ記録、および WebLogic 診断フレームワークによって収集されたメトリックが永続化 (アーカイブ化) されます。ログファイルは、人間が読み取れるファイルとしてアーカイブされます。イベントおよび収集されたデータは、Weblogic 永続ストアまたはデータベースにバイナリ形式でアーカイブされます。

診断アーカイブの設定をコンフィグレーションするには、次の手順に従います。

まだ行っていない場合、Administration Console のチェンジセンタで [ロックして編集] をクリックします (チェンジセンタの使用を参照)。
Administration Console の左ペインで、[診断] を展開して [アーカイブ] を選択します。
[診断アーカイブの概要] ページで、診断アーカイブの設定をコンフィグレーションするサーバの名前をクリックします。
[種類] リストから以下のいずれかのアーカイブの種類を選択します。
- [ファイルストア] を選択すると、データがファイルシステムで永続化されます。このオプションを選択する場合は、[ディレクトリ] フィールドにディレクトリを入力します。デフォルトのディレクトリは、サーバのホームディレクトリの下の data/store/diagnostics です。
- [JDBC] を選択するとデータがデータベースで永続化されます。このオプションを選択する場合は、[データソース] リストから JDBC データソースを選択します。このオプションを使用するには、JDBC 接続を最初にコンフィグレーションする必要があります。データベース接続のコンフィグレーションを参照してください。
データ廃止オプションを設定するには、次の手順に従います。
1. [優先ストアサイズ] フィールドに、最大データファイルサイズを、MB 単位で入力します。このサイズを超えると、ストア内から十分な数のレコードが古い順に削除され、ストアサイズを上限より小さくなるように低減します。
  注意: この設定の影響を受けるのは、ファイルストアのみです。ただし、このフィールドは、ファイルストアを使用している場合でもデータベースを使用している場合でも、診断アーカイブのコンフィグレーション時には必要です。
2. [ストアサイズのチェック期間] フィールドに、選択されたストアサイズを超過したかどうかの確認をストアに対して行う間隔を、分単位で入力します。
  注意: この設定の影響を受けるのは、ファイルストアのみです。ただし、このフィールドは、ファイルストアを使用している場合でもデータベースを使用している場合でも、診断アーカイブのコンフィグレーション時には必要です。
3. [データ廃棄を有効化] チェックボックスを選択または選択解除し、このサーバインスタンスのデータ廃止を有効化または無効化します。
  注意: この手順で説明しているサイズベースのデータ廃止オプションに加えて、ファイルストア内の個々のアーカイブ、または診断データが永続化されているデータベースについて、存続期間ベースのデータ廃止ポリシーを作成することもできます。存続期間ベースのデータ廃止ポリシーを有効化するには、データ廃止がこのレベルで有効化されている (つまり、[データ廃棄を有効化] チェックボックスが選択されている) 必要があります。次の手順を参照してください。
[保存] をクリックします。
これらの変更をアクティブにするには、Administration Console のチェンジセンタで [変更のアクティブ化] をクリックします。
すべての変更が即座に有効になるわけではありません。再起動が必要なものもあります (チェンジセンタの使用を参照)。

完了した後に

必要に応じて、個々のアーカイブに対して存続期間ベースのデータ廃止ポリシーを作成、コンフィグレーション、または有効化します。診断データ廃止ポリシーの作成を参照してください。

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