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サーバ インスタンスの診断コンテキストの有効化または無効化


診断コンテキストは、システム内を伝わる要求を識別するユニークなコンテキスト ID を提供します。診断コンテキストが、サーバ インスタンスに対して有効化されており、インスツルメンテーションが有効化されていない場合、デバッグ システムまたはアプリケーションからの要求に応じて、要求のユニークなコンテキスト ID が返されます。

サーバ インスタンスに対してインスツルメンテーションがコンフィグレーションされ有効化されている場合、診断コンテキストはデフォルトで有効化されるため、このコンソール ページで [有効化] または [無効化] を選択しても、影響はありません。インスツルメンテーションをコンフィグレーションするには、診断システム モジュールへのインスツルメンテーションのコンフィグレーションを参照してください。

注意: インスツルメンテーションをコンフィグレーションする場合、さらに仕分けの注入モニタにおいて仕分けベクトルをコンフィグレーションして、たとえば起点となるユーザおよび起点となるアドレスなど、要求の特定の属性を識別することができます。その後、他の診断モニタの仕分けマスクをコンフィグレーションして、これらのモニタによって処理される要求を制御できます。詳細については、『WebLogic 診断フレームワークのコンフィグレーションと使い方』の診断コンテキストを管理するための DyeInjection モニタのコンフィグレーションを参照してください。

サーバ インスタンスの診断コンテキストの有効化または無効化を行うには、次の手順に従います。

  1. まだ行っていない場合、Administration Console のチェンジ センタで [ロックして編集] をクリックします (チェンジ センタの使用を参照)。
  2. 左ペインで、[診断] を展開して [コンテキスト] を選択します。
  3. 診断コンテキストを有効化または無効化する、1 つまたは複数のサーバを選択します。
  4. [有効化] を選択して診断コンテキストを有効化するか、[無効化] を選択して、選択されたサーバの診断コンテキストを無効化します。
  5. これらの変更をアクティブにするには、Administration Console のチェンジ センタで [変更のアクティブ化] をクリックします。
    すべての変更が即座に有効になるわけではありません。再起動が必要なものもあります (チェンジ センタの使用を参照)。

 

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