送り先について指定されたエラー送り先は、送り先自体と同じ JMS サーバに対象指定されている必要があるため、複数の送り先で、1 つのテンプレートについて指定されたエラー送り先を使用することは困難です。複数の送り先が、別々の JMS サーバに対象指定され得るからです。しかしながら、任意の数の送り先のサブデプロイメント (キューまたはトピックのグループ) が、それらの送り先のサブデプロイメントと関連付けされたエラー送り先のみを使用するように、エラー送り先のテンプレート サブデプロイメントを定義することができます。その場合、送り先のサブデプロイメント名が、テンプレートのサブデプロイメント名と一致しているからです。
たとえば、100 個のキューが同一のテンプレートを共有しており、そのうち 50 個が 1 つの JMS サーバに対象指定されたキュー サブデプロイメント内に、残りの 50 個が別の JMS サーバに対象指定された別のキュー サブデプロイメント内にある場合、2 つの別個のテンプレート サブデプロイメントをコンフィグレーションできます。1 つは、最初の 50 個のキューによって使用されているのと同じサブデプロイメント名のもの、もう 1 つは残りの 50 個のキューによって使用されているのと同じサブデプロイメント名のものです。これにより、1 つ目のサブデプロイメントにおける送り先が 1 つ目のエラー キューを使用し、2 つ目のサブデプロイメントにおける送り先が 2 つ目のエラー キューを使用して、各テンプレート サブデプロイメントは別々のエラー キューを示すことができます。
JMS テンプレートのエラー送り先サブデプロイメントをコンフィグレーションするには、以下の手順を実行します。
これらのフィールドの詳細については、コンフィグレーション オプションを参照してください。