JMS サーバ作成後に、その対象指定先を、別の独立した WebLogic Server インスタンスまたは移行可能な対象サーバに変更できます。移行可能な対象は、JMS サーバなど、固定サービスをホストできる可能性のある、クラスタ内の一連の WebLogic Server インスタンスを定義します。推奨されるベスト プラクティスは、JMS サーバを移行可能な対象に対象指定して、メンバー サーバがただ 1 つの障害部位とならないようにすることです。JMS サーバはまた、サーバ状態モニタ サービスを利用して、異常なサーバ インスタンスから正常なサーバ インスタンスへ、自動移行することもできます。
JMS サーバの対象指定先を、別のサーバ インスタンスまたは移行可能な対象に変更するには、次の手順に従います。
JMS サーバが移行可能な対象に対象指定された場合、この JMS サーバはデフォルト ストアを使用できないため、カスタム ストアをコンフィグレーションして、同じ移行可能な対象に対象指定する必要があります。JMS サーバのための移行可能な対象のコンフィグレーションの詳細については、JMS 関連サービスのための移行可能な対象のコンフィグレーションを参照してください。
完了した後に
JMS サーバ対象を変更する場合は、WebLogic Server を停止して再起動する必要があります。