EnforceStrictURLPattern フラグのリセット

WebLogic Server バージョン 8.1 との下位互換性のために、EnforceStrictURLPattern フラグが用意されています。このフラグを有効にした場合、WebLogic Server はセキュリティコンテナで、Web アプリケーション全体のデフォルトの表現として「/」を使用します。これは J2EE の標準の構文であり、サーブレットコンテナで使用される構文と一致しています。バージョン 8.1 のセキュリティコンテナでは、Web アプリケーション全体のデフォルトの表現として「/*」を使用していました。アプリケーションでこのような場合に「/*」を引き続き使用するには、EnforceStrictURLPattern の値を「false」に変更する (チェックをはずす) 必要があります。false に設定すると、セキュリティコンテナは「/*」を「/」と同じものとして認識するため、サーブレットコンテナとの整合性が保証されます。

EnforceStrictURLPattern をリセットするには、次の手順に従います。

まだ行っていない場合、Administration Console のチェンジセンタで [ロックして編集] をクリックします (チェンジセンタの使用を参照)。
Administration Console の左ペインで、WebLogic Server ドメイン (mydomain など) を選択します。
[セキュリティ｜全般] を展開し、[詳細] を選択します。
該当する場合、[厳密な URL パターンを適用] の値を変更します。
- 選択した (チェックした) 場合、WebLogic Server は Web アプリケーション全体の表現として「/」を使用します。
- 選択解除した (チェックをはずした) 場合、WebLogic Server は「/*」を Web アプリケーション全体を表す「/」と同じものとして解釈します。
[保存] をクリックします。
これらの変更をアクティブにするには、Administration Console のチェンジセンタで [変更のアクティブ化] をクリックします。
すべての変更が即座に有効になるわけではありません。再起動が必要なものもあります (チェンジセンタの使用を参照)。

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