WebLogic SNMP モニタを作成すると、WebLogic Server リソースのポーリングに伴う負荷が SNMP マネージャから 1 つまたは複数の WebLogic Server SNMP エージェントに移ります。
WebLogic SNMP モニタは、WebLogic Server のリソースのコンフィグレーション属性と実行時属性を、指定された間隔でポーリングして、状況の発生やしきい値の超過があるかどうかをチェックします。指定された状況をモニタが検出すると、そのモニタが実行されている SNMP エージェントが、トラップ送り先がコンフィグレーションされている各 SNMP マネージャに通知を送信します。
以下の種類の SNMP モニタを作成できます。
ゲージ モニタは、値が整数または浮動少数点の属性を定期的にポーリングし、定義された上限および下限しきい値と属性値を比較します。属性値が上限および下限しきい値と等しいか超えた場合は、通知を生成します。
カウンタ モニタは、値が整数の属性を定期的にポーリングし、定義された上限しきい値と属性値を比較します。属性値が上限しきい値と等しいか超えた場合は、通知を生成します。しきい値を超えるたびにしきい値を増やしたり減らしたりするオフセットまたは係数をコンフィグレーションすることもできます。