始める前に
WebLogic Server SNMP エージェントを作成します (SNMP エージェントの作成を参照)。また、他の (WebLogic Server 以外の) SNMP エージェントは、この WebLogic Server SNMP エージェントと同じコンピュータ上で動作するようにコンフィグレーションします。
注意: WebLogic Server SNMP エージェントを使用して、他の WebLogic Server SNMP エージェントにリクエストをプロキシすることはできません。たとえば、WebLogic ドメイン A の SNMP エージェントは、ドメイン B の SNMP エージェントにリクエストをプロキシできません。すべての WebLogic SNMP エージェントで同じ MIB ルートを使用しているため、この制限があります。
WebLogic Server SNMP エージェントは、SNMP マネージャからそのエージェントのホスト コンピュータ上にある他の SNMP エージェントに、リクエストを転送 (プロキシ) することができます。WebLogic Server は、特定の OID ルートにあるオブジェクト識別子 (OID) を持つリクエストのみをプロキシします。詳細については、SNMP プロキシについてを参照してください。
SNMP マネージャから別の SNMP エージェントにリクエストを転送するように WebLogic Server SNMP エージェントをコンフィグレーションするには、次の手順に従います。
WebLogic Server はこの OID ツリーにあるリクエストのみをプロキシに転送します。
このユーザ名は、すでに SNMP 資格マップが作成されている既存の WebLogic Server ユーザの名前である必要があります。WebLogic SNMP エージェントは、プロキシに転送するリクエストを準備する際、資格マップを使用して SNMP 資格をルックアップおよびエンコードします。SNMP 資格マップの作成方法については、SNMPv3 通信の保護を参照してください。
たとえば、WebLogic SNMP エージェントが受信 SNMPv3 リクエストに認証プロトコルの使用を求め、プライバシ プロトコルは使用しない場合、このプロキシのセキュリティ レベルは、[認証のみ] または [なし] に設定する必要があります。
コミュニティ名を指定する方法については、コンフィグレーション オプションの [コミュニティ] に関する説明を参照してください。
注意: プロキシと通信する際に SNMPv2 を使用するように WebLogic SNMP エージェントをコンフィグレーションすることはできません。