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SNMP ネットワーク チャネルの作成


SNMP エージェントは、UDP トラフィックを受け付けるポート 1 つと、TCP トラフィックを受け付けるもう 1 つのポートを介して通信を行います。デフォルトでは、すべての TCP トラフィックはホスト サーバのリスン ポートを使用します。たとえば、このエージェントを ManagedServer1 というサーバに対象指定し、ManagedServer1 がポート 7001 でリクエストをリスンする場合、SNMP エージェントはポート 7001 で TCP リクエストをリスンします。TCP ポートを介した通信の場合、WebLogic Server は、サービス拒否 (DoS) 攻撃から SNMP 通信を保護します。

SNMP TCP トラフィックをビジネス トラフィックから切り離したい場合は、カスタム ネットワーク チャネルを作成します。

SNMP 用のカスタム ネットワーク チャネルを作成するには、SNMP エージェントをホストしている各 WebLogic Server インスタンスで次の手順を実行します。

  1. まだ行っていない場合、Administration Console のチェンジ センタで [ロックして編集] をクリックします (チェンジ センタの使用を参照)。
  2. Administration Console の [ドメイン構造] で、[環境] を展開して [サーバ] を選択します。
  3. [サーバの概要] ページの [サーバ] テーブルで、SNMP エージェントをホストしているサーバの名前をクリックします。
  4. [サーバ : コンフィグレーション : 全般] ページで [プロトコル] タブをクリックします。次に [チャネル] サブタブをクリックします。
  5. [サーバ : プロトコル : チャネル] ページで [新規作成] ボタンをクリックします。
  6. [新しいネットワーク チャネルの作成] アシスタントで、次の手順を実行します。
    1. ネットワーク チャネルの名前を入力します。この名前は管理者が識別のためにのみ使用するもので、SNMP マネージャとの通信では使用されません。
    2. [プロトコル] リストで [snmp] を選択します。
    3. [次へ] ボタンをクリックし、アシスタントの残りの手順を最後まで実行します。詳細については、コンフィグレーション オプションを参照してください。
    4. アシスタントを最後まで実行したら、[完了] ボタンをクリックします。
  7. これらの変更をアクティブにするには、Administration Console のチェンジ センタで [変更のアクティブ化] をクリックします。
    すべての変更が即座に有効になるわけではありません。再起動が必要なものもあります (チェンジ センタの使用を参照)。

結果

この WebLogic Server インスタンスに対象指定した SNMP エージェントは、ここで作成した SNMP ネットワーク チャネルを自動的に使用します。

 

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