SNMP エージェントは、パフォーマンスを最適化するため、WebLogic Server ユーザを SNMP 資格に関連付ける資格マップをキャッシュします。キャッシュに古い SNMP 資格が残らないように、エージェントは定期的にキャッシュを無効にします (エージェントがキャッシュを無効にする頻度をコンフィグレーションするオプションについては、コンフィグレーション オプションの [資格キャッシュ無効化の間隔] オプションに関する説明を参照)。エージェントは、キャッシュを無効にした後、次に資格を要求したときにキャッシュを再生成します。
資格マップに変更を加えても、SNMP エージェントのキャッシュは自動的には更新されません。キャッシュを更新するには、そのキャッシュをいったん無効にする必要があります。たとえば、SNMP 資格マップの既存エントリのプライバシ パスワードを更新しても、一度キャッシュが無効になり再生成されない限り、SNMP エージェントはその新しいパスワードを認識しません。古いセキュリティ パスワードを使用する SNMP ユーザは、キャッシュが無効にされるまで、引き続きそのエージェントを使用して WebLogic Server データにアクセスできてしまいます。
資格マップに変更を加えた場合は、各 SNMP エージェントがキャッシュを無効にするのを待つか、または直ちにキャッシュを無効にします。