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ファイル ストアの作成

始める前に

ファイル システム上に、ファイル ストア用のディレクトリが存在している必要があります。このページの手順を実行する前に、このディレクトリを作成しておきます。


ファイル ストアは、永続 JMS メッセージや恒久サブスクライバ情報などのサブシステム データを格納するためのファイルベースのリポジトリです。

  1. まだ行っていない場合、Administration Console のチェンジ センタで [ロックして編集] をクリックします (チェンジ センタの使用を参照)。
  2. Administration Console の左ペインで、[サービス] を展開して [永続ストア] を選択します。
  3. [永続ストアの概要] ページで [新規作成|ファイル ストアの作成] をクリックします。

    注意: ファイル ストアの作成後に名前を変更することはできません。代わりに、今あるファイル ストアを削除して、新しい名前の別のファイル ストアを作成する必要があります。

  4. [新しいファイル ストアの作成] ページで、次の項目を更新します。
    1. [名前] -- ファイル ストアの名前。
    2. [対象] -- ファイル ストアのデプロイ先となるサーバ インスタンスまたは移行可能な対象。

      注意: クラスタ環境での推奨ベスト プラクティスは、移行可能な JMS サービスと同じ移行可能な対象にカスタム ファイル ストアを対象指定して、メンバー サーバがただ 1 つの障害部位とならないようにすることです。ファイル ストアはまた、サーバ状態モニタ サービスを利用して、異常なサーバ インスタンスから正常なサーバ インスタンスへ、自動移行することもできます。JMS 関連サービスのための移行可能な対象のコンフィグレーションを参照してください。

    3. [ディレクトリ] -- ファイル ストアを保持するディレクトリのファイル システム上のパス名。このディレクトリは、使用しているシステム上に存在している必要があります。このタブの設定を完了する前にディレクトリを作成しておいてください。

      注意: カスタム ファイル ストアを移行可能な対象に対象指定する際、移行可能な対象に含まれるすべての候補サーバ メンバーがアクセスできるディレクトリを指定する必要があります。最大限の信頼性を得るには、たとえばストレージ エリア ネットワーク (SAN) やデュアル ポート SCSI ディスクなど、それ自体が高い可用性を備える共有ストレージ ソリューションを使用します。

    4. [完了] をクリックします。

    各フィールドの詳細については、コンフィグレーション オプションを参照してください。

  5. [永続ストアの概要] ページで、手順 2 ~ 3 で作成したファイル ストアを選択します。
  6. [ファイル ストア|コンフィグレーション] タブで、必要に応じて次の [詳細] パラメータを更新します。
    1. [論理名] -- 同じ名前で複数のサーバ上の複数のストアを参照する必要のあるサブシステムが使用する任意指定の名前。
    2. [同期書き込みポリシー] -- このファイル ストアでデータをディスクに書き込む方法を指定します。

    各フィールドの詳細については、コンフィグレーション オプションを参照してください。

  7. [保存] をクリックします。
  8. これらの変更をアクティブにするには、Administration Console のチェンジ センタで [変更のアクティブ化] をクリックします。
    すべての変更が即座に有効になるわけではありません。再起動が必要なものもあります (チェンジ センタの使用を参照)。

完了した後に

ファイル ストアを作成して最初にコンフィグレーションした後に管理サーバを再起動する必要はありません。ただし、既存のファイル ストアを変更する場合は、管理サーバを再起動する必要があります。

 

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