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仮想ホストの HTTP ログ ファイル設定のコンフィグレーション


仮想ホストのデフォルトのログ ファイル設定は、すべて変更することができます。

仮想ホストの HTTP ログ ファイル設定を指定するには、次の手順に従います。

  1. まだ行っていない場合、Administration Console のチェンジ センタで [ロックして編集] をクリックします (チェンジ センタの使用を参照)。
  2. Administration Console の左ペインで、[環境] を展開して [仮想ホスト] を選択します。
  3. [仮想ホスト] ページで、コンフィグレーションするインスタンスを選択します。

    テーブルが空の場合は、新しい仮想ホストの作成を参照してください。

  4. [コンフィグレーション : ロギング] ページの [HTTP アクセス ログ ファイルを有効化] チェック ボックスで、HTTP のロギングを有効または無効にします。

    仮想ホストに対する HTTP リクエストは、サーバのログ ファイルとは別のログ ファイルに保存されます。

  5. [ログ ファイル名] にログ ファイルの名前を入力します。

    ログ ファイルがローテーションされるときにファイル名に日付または時刻を含めるようにするには、[ログ ファイル名] フィールドで、java.text.SimpleDateFormat 変数をファイル名に追加します。各変数はパーセント (%) 記号で囲みます。

    たとえば、[ログ ファイル名] フィールドに次の値を入力したとします。

    access_%yyyy%_%MM%_%dd%_%hh%_%mm%.log

    この場合、仮想ホストの HTTP ログ ファイル名は access_yyyy_MM_dd_hh_mm.log のようになります。

    サーバ インスタンスが HTTP ログ ファイルをローテーションすると、ローテーションされたファイル名には日付が含まれます。たとえば、サーバ インスタンスが 2003 年 4 月 2 日の 10:05 AM にログ ファイルをローテーションした場合、古いログ メッセージが含まれるログ ファイルの名前は access_2003_04_02_10_05.log になります。

    日付と時刻を含めない場合、ローテーションされたログ ファイルには作成順に番号が付けられ、filenamennnnn となります。filename は、ログ ファイルに対してコンフィグレーションされた名前です。たとえば、access.log00007 のようになります。

  6. 現在の HTTP ログ ファイルが特定のサイズに達したときに古い HTTP リクエストを別のファイルに移す場合は、以下の操作を行います。
    1. [ローテーションの種類] で、[サイズ] を選択します。
    2. [ローテーション ファイル サイズ] で、サーバがログ メッセージを別個のファイルに移動するきっかけとなるファイル サイズ (1 ~ 65535KB) を入力します。ログ ファイルが指定のサイズに到達すると、以後サーバは、ファイル サイズをチェックする際に、現在のログ ファイルの名前を変更し、それ以降のメッセージを保存するための新規ログ ファイルを作成します。
  7. 古い HTTP リクエストを特定の間隔で別のファイルに移動する場合、以下の操作を行います。
    1. [ローテーションの種類] で、[時間] を選択します。
    2. [ローテーション開始時刻] に、開始時刻を入力します。

      指定された時刻になると、現在のログ ファイルがローテーションされます。指定した時刻が既に過ぎている場合、サーバは即座にファイルのローテーションを開始します。以後、[ローテーション間隔] で指定した間隔でログ ファイルがローテーションされます。日付と時刻は、java.text.SimpleDateFormat (MM-DD-yyyy-k:mm:ss) を使用して指定します。

      この形式の詳細については、J2EE Javadoc を参照してください。

  8. 保存するファイルの数を制限する場合は、[保存するファイル数の制限] チェック ボックスを選択します。
  9. 保存するファイル数の上限は、[保存するファイル数] チェック ボックスに上限とする数字を入力して指定します。
  10. [ログ ファイル ローテーションのディレクトリ] フィールドに、ログ ファイル ローテーションのディレクトリを入力します。
  11. 起動時にログ ファイルをローテーションする場合は、[起動時にログ ファイルをローテーションする] チェック ボックスを選択します。
  12. HTTP ログ ファイルのフォーマットを変更するには、[詳細] をクリックします。
  13. [フォーマット] リストから [一般] または [拡張] を選択して、HTTP ログ ファイルのフォーマットを指定します。
  14. [拡張ロギング フォーマットのフィールド] で、HTTP アクセス ログに関する設定を行います。

    ログの設定方法については、拡張ログ フォーマットを使用した HTTP アクセス ログの設定を参照してください。

  15. 時刻をグリニッジ標準時 (GMT) で記録する場合は、[ログの時刻 (GMT)] チェック ボックスを選択します。
  16. [保存] をクリックします。
  17. これらの変更をアクティブにするには、Administration Console のチェンジ センタで [変更のアクティブ化] をクリックします。
    すべての変更が即座に有効になるわけではありません。再起動が必要なものもあります (チェンジ センタの使用を参照)。

 

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