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Oracle® Application Server CDC Adapters for DB2ユーザーズ・ガイド
11g リリース1(11.1.1)
B61402-02
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E グローバリゼーション設定

OracleAS CDC Adapter for DB2では、次の言語についてグローバリゼーション・サポートが用意されています。

この付録では、言語サポートの定義方法について説明します。

言語およびコード・ページの定義

言語パラメータおよびコード・ページ・パラメータには、Oracle Studioがインストールされているコンピュータからアクセスします。

必要な言語およびコード・ページを定義するには、次の手順を実行します。

  1. 「スタート」メニューから、「プログラム」「Oracle」「Studio」を選択します。

  2. 「Design」パースペクティブの「Configuration」ビューで、「Machines」フォルダを開きます。

  3. 言語を設定するマシンを開きます。

  4. 「Bindings」フォルダを開き、「NAV」バインディングを右クリックします。

  5. 「Open」を選択します。

  6. 「Language Settings」を開き、次の手順を実行します。

    • 「Language」リストで、このバインディングで使用する、NLSがサポートされている言語を選択します。有効な値は、「NLS言語コード」表の言語名列に一覧表示されています。

    • 「Codepage」リストで、この言語で使用するコード・ページを選択します。利用可能なコード・ページは、選択した言語に応じて異なります。リストに表示されている以外に利用可能なコード・ページがある場合は、手動でこのフィールドに入力できます。

      注意: 言語を変更すると、コード・ページも変更されます。選択されているコード・ページが、選択した言語で使用するコード・ページであることを確認してください。

      コード・ページが選択されていない場合は、選択した言語のデフォルトのコード・ページが使用されます。

    • 「NLS string」リストで、この言語とコード・ページに対するNLS文字列を選択します。利用可能なNLS文字列は、選択したコード・ページに応じて異なります。リストに表示されている以外に利用可能なNLS文字列がある場合は、手動でこのフィールドに入力できます。

      コード・ページは、nlsStringとして定義されているデータ型を持つフィールドで使用されます。このパラメータは、コンピュータのコード・ページとは異なるコード・ページを持つフィールドで使用されます。このプロパティには、コード・ページ名およびキャラクタ・セットを右から左に読み取るかどうか(中東地域のキャラクタ・セットの場合など)を示す値が含まれています。

      次に、日本語の16ビットEUCのコード・ページを指定する例を示します。

      <misc nlsString="JA16EUC,false"/>
      
  7. 変更内容を保存します。新たなサーバーでは、選択された言語が使用されます。

次の表に、コード・ページのリストを示します。

表E-1 NLS言語コード

言語名 言語コード Windowsのデフォルト ASCIIプラットフォーム(デフォルト) EBCDICプラットフォーム(デフォルト) 代替コード・ページ(特に指定がない場合はEBCDICベース)

英語(アメリカ合衆国)

ENUS

Windows-1252

ISO-8859-15

IBM1140

IBM285、IBM500、IBM1148、IBM1047、ISO-8859-1(ASCIIベース)

英語(イギリス)

ENUK

Windows-1252

ISO-8859-15

IBM1146

IBM285、IBM037、IBM500、IBM1140、IBM1148、IBM1047、ISO-8859-1(ASCIIベース)

フランス語

FRE

Windows-1252

ISO-8859-15

IBM1147

IBM297、IBM037、IBM500、IBM1140、IBM1148、IBM1047、ISO-8859-1(ASCIIベース)

ラテン語

LAT

Windows-1252

ISO-8859-15

IBM1148

IBM500、IBM037、IBM1140、IBM1047、ISO-8859-1(ASCIIベース)

スペイン語

SPA

Windows-1252

ISO-8859-15

IBM1145

IBM284、IBM037、IBM500、IBM1140、IBM1148、IBM1047、ISO-8859-1(ASCIIベース)

ドイツ語

GER

Windows-1252

ISO-8859-15

IBM1141

IBM273、IBM037、IBM500、IBM1140、IBM1148、IBM1047、ISO-8859-1(ASCIIベース)

ポルトガル語

POR

Windows-1252

ISO-8859-15

IBM1140

IBM037、IBM500、IBM1148、IBM1047、ISO-8859-1(ASCIIベース)

イタリア語

ITL

Windows-1252

ISO-8859-15

IBM1144

IBM280、IBM037、IBM500、IBM1140、IBM1148、IBM1047、ISO-8859-1(ASCIIベース)

ギリシャ語

GRK

Windows-1253

ISO-8859-7

IBM875

-

ロシア語脚注1

RUS

Windows-1251

ISO-8859-5

IBM1154

IBM1025

トルコ語脚注2

TUR

Windows-1254

ISO-8859-9

IBM1155

IBM1026

ヘブライ語

HEB

Windows-1255

ISO-8859-8

IBM424

IBM862

アラビア語

ARA

Windows-1256

ISO-8859-6

IBM420


日本語

JPN

SJIS

SJIS

IBM939

EUC-JP=EUC、VMS-JP

簡体字中国語

SCHI

GBK

GBK

IBM935

-

繁体字中国語

TCHI

BIG5

BIG5

IBM937

-

韓国語

KOR

MS949

EUC-KR

IBM933

MS949


脚注1Windowsコード・ページとしてANSI 1251キリル文字を使用するロシア語ユーザーは、RUS.TXTファイルを編集し、NAV_UTIL CODEPAGEを使用してそのファイルをRUS.CPにコンパイルする必要があります。

脚注2Oracle Studioのソリューションを使用する際、トルコ語を使用している場合は、Oracle Studioのショートカットのプロパティで「リンク先」のパスに-nl enスイッチを追加します。たとえば、"C:\Program Files\Oracle\Studio1\studio.exe -nl en"のように指定します。