Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Process Managementユーザーズ・ガイド 11g リリース1(11.1.1) B61408-01 |
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この章では、プロセス・スペースの管理者として必要な知識について説明します。
この章の内容は次のとおりです。
Oracle WebCenterとOracle Business Process Management Process Spacesでは両方とも、アイデンティティ・ストアを使用します。これらにはそれぞれ異なるアプリケーション・ロール・セットがあります。プロセス・スペース・グループ・スペースには、モデレータ、参加者ビューアおよびパブリック・ユーザーなどのデフォルトのWebCenterロールが用意されています。ただし、管理者はロールを追加作成し、これらに適切な権限を付与できます。
ロールの作成および権限の付与の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenterのためのユーザーズ・ガイドを参照してください。
表13-1は、タスク・フローおよびそのパラメータを示しています。
表13-1 タスク・フローおよびパラメータ
タスク・フロー | パラメータ | 説明 |
---|---|---|
使用可能なプロセス |
ビューID |
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タスク・リスト |
Wf Ctx ID |
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ロケール・ソース |
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ビュー・フィルタ |
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ロケール・ソース |
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タスク・タイプ・フィルタ・リスト |
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ビュー・パネルの表示 |
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ソート順 |
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タスク詳細パネルの表示 |
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割当てフィルタの表示 |
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割当てフィルタ |
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アクション・ドロップダウンの表示 |
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フェデレーテッド・サーバー |
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ソート列 |
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属性フィルタ・リスト |
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URLのリフレッシュ |
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属性フィルタ演算子 |
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表示列リスト |
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フェデレーテッド・モード |
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サーバー列の表示 |
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ビュー・フィルタの表示 |
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検索コントロールの表示 |
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ステータス・フィルタの表示 |
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プロセス・インスタンス・リスト |
ビューID |
プロセス・インスタンス・リストによってデフォルトでレンダリングされたビューの識別子。この値を指定しない場合は、「受信ボックス」ビューが使用されます。このパラメータには、任意のデフォルト・ビュー(「履歴」ビューなど)や、ユーザーが作成した任意のカスタム・ビューを指定できます。 |
チャート |
ウィジェットID |
デフォルトまたはカスタムのウィジェットの識別子。IDはメトリックAPIによって処理されます。特定のウィジェットIDをパラメータとして指定すると、そのウィジェットがタスク・フローによってレンダリングされます。このパラメータに値を指定しない場合は、使用可能なすべてのウィジェットが記載されたリストが上部に表示されます。これにより、ユーザーはウィジェットを選択したり、使用可能なすべてのウィジェット間で切り替えることができます。 |
監査証跡 |
インスタンスID |
プロセス・インスタンスID |
ステーク・ホルダー |
インスタンスID |
プロセス・インスタンスID |
プロセス・カタログ |
コンポーザURL |
コンポーザ・アプリケーションのURL |
プロセス・カレンダ |
有効期限の表示 |
ユーザーに割り当てられたタスクの有効期限をカレンダ内で示します。 |
プロセス・インスタンスID |
プロセス・インスタンスID。渡さない場合は、すべてのプロセス・インスタンスのイベントが表示されます。 |
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アクティビティ開始日の表示 |
カレンダ内でアクティビティ開始日を示します。 |
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アクティビティ終了日の表示 |
カレンダ内でアクティビティ終了日を示します。 |
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割当て日の表示 |
ユーザーにタスクが割り当てられた日付をカレンダ内で示します。 |
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期日の表示 |
ユーザーに割り当てられたタスク期日をカレンダ内で示します。 |
注意: リソース・カタログにタスク・フローを追加する場合は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenterのためのユーザーズ・ガイド』の手順を実行します。 |
プロセス・スペースをインストールすると、ページ・コンポーザのカタログが変更されて次のフォルダが追加されます。
プロセス・ワーク・スペース・リソース
使用可能なプロセス: ログイン済ユーザーがインスタンス化できるすべての使用可能なプロセス
チャート: 様々な統計を示すチャート
プロセス・インスタンス・リスト: ユーザーがアクセスできるすべてのプロセス・インスタンス
タスク・リスト: ユーザーが処理する必要があるタスクのリスト
プロセス・インスタンス・スペース・リソース
監査証跡: 表およびグラフ形式での指定インスタンスの監査証跡
プロセス・カレンダ: 指定プロセス・インスタンスの重要な各種日付を表示するカレンダ。コンテキスト内のユーザーの全プロセス・インスタンスの日付を表示することもできます。
ステーク・ホルダー: 指定インスタンスのステーク・ホルダーのリスト。
プロセス・モデリング・スペース・リソース
プロセス・カタログ: すべての公開済プロセスを示すプロセス・カタログ・ビューア。
これらのタスク・フローの使用には制限はありませんが、タスク・フローは、これらが属するグループ・スペースに基づいてグループ化されます。ただし、カスタム・グループ・スペースを作成した場合は、タスク・フローを組み合せて作成できます。
タスク・フローが正しく機能するには、これらに適切なパラメータを渡す必要があります。タスク・フローのパラメータの構成は、Oracle WebCenterのドキュメントを参照してください。
各タスク・フローの詳細は、13.2項「プロセス・スペースでのタスク・フローについて」を参照してください。
ページは他のグループ・スペース・ページの場合と同じように編集します。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenterのためのユーザーズ・ガイドを参照してください。
各グループ・スペースには、グループ・スペースを管理するための設定ページがあります。プロセス・ワークスペース設定を構成することにより、ユーザーの自己サブスクリプションを有効にします。これらの設定は必要に応じて変更できます。デフォルトのグループ・スペース設定の残りの部分は、他のグループ・スペースの場合と同じです。
グループ・スペースの構成の詳細は、13.3項「プロセス・スペースでのページの編集」を参照してください。