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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server Application Adapter for Siebelユーザーズ・ガイド
11g リリース1(11.1.1.3.0)
B61417-01
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4 Oracle SOA SuiteでのBPELサービス・コンポーネントの統合

Oracle Application Adapter for Siebelには、Business Process Execution Language (BPEL) Process Managerがシームレスに統合されており、Webサービスの簡易な統合を可能にします。Oracle BPEL Process Managerは、サービス指向アーキテクチャ(SOA)に基づいています。Web Service Definition Language (WSDL)ドキュメントとして公開されるアダプタ・サービスを使用します。

この章の内容は以下のとおりです。

概要

Oracle BPEL Process Managerを統合するには、Oracle Application Adapter for SiebelがOracle BPEL Process Managerと同じWLSコンテナにデプロイされている必要があります。基になるアダプタ・サービスは、アダプタのリクエスト/レスポンス(アウトバウンド)とイベント通知(インバウンド)の両方のサービス用にOracle Adapterアプリケーション・エクスプローラ(アプリケーション・エクスプローラ)で設計時に生成されるWSDLファイルとして公開される必要があります。詳細は、「WSDLの生成(J2CA構成のみ)」を参照してください。

生成されたWSDLファイルは、インバウンドまたはアウトバウンドのアダプタ・サービスに適したBPELプロセスの設計に使用されます。完成したBPELプロセスは、Oracle JDeveloperで正常にコンパイルされ、BPELサーバーにデプロイされる必要があります。BPELサーバーへのデプロイメント後すぐに、新規構築されたプロセスはすべて自動的にOracle Enterprise Manager Consoleにデプロイされ、BPELプロセスの実行、監視、管理、およびアダプタ・イベントのリスニングを行うことができます。

アダプタのデプロイメント

インストール中、Oracle Application Adapter for Siebelは、WLSコンテナ内のJ2CA 1.0リソース・アダプタとしてデプロイされます。アダプタはOracle BPEL Process Managerと同じWLSコンテナ内にデプロイされる必要があります。

新規のアプリケーション・サーバー接続の構成

Oracle JDeveloperで新規のアプリケーション・サーバー接続を構成するには:

  1. システムでOracle JDeveloperを開きます。

  2. 図4-1に示すように、メニュー・バーで、「表示」をクリックし、「アプリケーション・サーバー・ナビゲータ」を選択します。

    図4-1 「アプリケーション・サーバー・ナビゲータ」オプション

    Oracle JDeveloper「表示」メニュー
    「図4-1 「アプリケーション・サーバー・ナビゲータ」オプション」の説明

    図4-2に示すように、「アプリケーション・サーバー」タブが表示されます。

    図4-2 「アプリケーション・サーバー」タブ

    「アプリケーション・サーバー」タブ
    「図4-2 「アプリケーション・サーバー」タブ」の説明

  3. 「アプリケーション・サーバー」を右クリックし、「新規アプリケーション・サーバー」を選択します。

    図4-3に示すアプリケーション・サーバー接続の作成ウィザード - 「使用方法」ページが表示されます。

    図4-3 アプリケーション・サーバー接続の作成ウィザード: 「Usage」ページ

    アプリケーション・サーバー接続の作成ウィザード
    「図4-3 アプリケーション・サーバー接続の作成ウィザード: 「Usage」ページ」の説明

  4. デフォルト選択(スタンドアロン・サーバー)を選択し、「Next」をクリックします。

    図4-4に示すように、「名前とタイプ」ページが表示されます。

    図4-4 「名前とタイプ」ページ

    「名前とタイプ」ペイン
    「図4-4 「名前とタイプ」ページ」の説明

  5. アプリケーション・サーバー接続の名前を指定し、「Next」をクリックします。

    図4-5に示すように、「認証」ページが表示されます。

    図4-5 「認証」ページ

    「認証」ペイン
    「図4-5 「認証」ページ」の説明

  6. 新規の接続用のユーザー名(「weblogic」など)およびパスワード(「welcome1」など)を指定します。

  7. 「Next」をクリックします。

    図4-6に示すように、「構成」ページが表示されます。

    図4-6 「構成」ページ

    「構成」ペイン
    「図4-6 「構成」ページ」の説明

  8. Oracle WebLogicのホストの名前を指定します(「localhost」など)。これは、プロセスのデプロイが必要なマシンのIPおよびOracle WebLogicのドメインです(「base_domain」など)。

  9. 「Next」をクリックします。

    図4-7に示すように、「テスト」ページが表示されます。

    図4-7 「テスト」ページ

    「テスト」ペイン
    「図4-7 「テスト」ページ」の説明

  10. 「接続のテスト」をクリックします。

  11. テストのステータスが成功であることを確認します。

  12. 「Next」をクリックします。

    図4-8に示すように、「終了」ページが表示されます。

    図4-8 「終了」ページ

    「終了」ペイン
    「図4-8 「終了」ページ」の説明

  13. 「終了」をクリックします。

    図4-9に示すように、新規のアプリケーション・サーバー接続が左ペイン(「アプリケーション・サーバー」タブ)に表示されます。

    図4-9 新規アプリケーション・サーバー接続

    「アプリケーション・サーバー」タブ
    「図4-9 新規アプリケーション・サーバー接続」の説明

サービス統合のためのアウトバウンドBPELプロセスの設計

アダプタのデザインタイム構成を完了するには、次のツールが必要です。


注意:

この章に記載されている例ではOracle JDeveloperが使用されています。

BPELプロセスを設計する前に、アプリケーション・エクスプローラを使用してスキーマを作成し、そのWSDLファイルを生成する必要があります。詳細は、「WSDLの生成(J2CA構成のみ)」を参照してください。

Siebelサービスの統合

この項では、Siebelとのサービス統合を行う方法について説明します。内容は、次のとおりです。

  • アプリケーション・エクスプローラでのリクエスト/レスポンスJ2CAサービスの作成

  • 統合オブジェクト・ノードの作成

アプリケーション・エクスプローラでのリクエスト/レスポンスJ2CAサービスの作成

アプリケーション・エクスプローラでWSDLを生成する手順:

  1. プリケーション・エクスプローラを起動し、定義済のSiebelターゲットに接続するか、新規ターゲットを作成します。

    詳細は、「定義済のターゲットへの接続」を参照してください。

  2. 接続先のSiebelターゲットを展開します。

  3. 図4-10に示すように、「ビジネス・オブジェクト」「Account」「Account」の順に展開します。

    図4-10 アウトバウンドJCAサービスの作成(リクエスト/レスポンス)オプション

    「アプリケーション・エクスプローラ」コンテキスト・メニュー
    「図4-10 アウトバウンドJCAサービスの作成(リクエスト/レスポンス)オプション」の説明

  4. 「queryWithView」を右クリックし、アウトバウンドJCAサービスの作成(リクエスト/レスポンス)を選択します。

    図4-11に示すように、「WSDLのエクスポート」ダイアログが表示されます。

    図4-11 「WSDLのエクスポート」ダイアログ

    「WSDLのエクスポート」ダイアログ・ボックス
    「図4-11 「WSDLのエクスポート」ダイアログ」の説明

  5. ファイル・システム上のエクスポートの位置を指定するか、またはデフォルトのパスを選択します。

    .wsdlファイル拡張子が自動的に追加されます。デフォルトでは、リクエスト/レスポンス型のサービス用に生成されたWSDLファイルの名前の末尾には「_invoke」が付きます。

  6. 「OK」をクリックします。

これで、JDeveloperでのBPELアウトバウンド・プロセスの定義に必要な最初のステップである、SOA用の空のコンポジットを作成できました。

BPELアウトバウンド・プロセス用の新規SOAアプリケーションの作成

BPELアウトバウンド・プロセス用の新規SOAアプリケーションを作成するには、次のステップを実行します:

  1. システムでOracle JDeveloperを開きます。

  2. 図4-12に示すように、メニュー・バーで「Application」をクリックし、メニューから「新規」を選択します。

    図4-12 「アプリケーション」メニューの新規オプション

    「アプリケーション」メニュー
    「図4-12 「アプリケーション」メニューの「新規」オプション」の説明

    図4-13に示すように、SOAアプリケーションの作成ウィザードが表示されます。

    図4-13 SOAアプリケーションの作成ウィザード

    SOAアプリケーションの作成ウィザード
    「図4-13 SOAアプリケーションの作成ウィザード」の説明

  3. 「アプリケーション・テンプレート」リストで「SOAアプリケーション」をクリックします。

  4. 新規のSOAアプリケーションの名前(Siebel_Outbound_BPELなど)を入力し、「次へ」をクリックします。

    図4-14に示すように、「プロジェクトの名前付け」ページが表示されます。

    図4-14 「プロジェクトの名前付け」ページ

    「プロジェクトの名前付け」ペイン
    「図4-14 「プロジェクトの名前付け」ページ」の説明

  5. プロジェクト名を入力し(QueryWithView_Invokeなど)、「次へ」をクリックします。

    図4-15に示すように、SOA設定の構成ページが表示されます。

    図4-15 SOA設定の構成ページ

    SOA設定の構成ペイン
    「図4-15 SOA設定の構成ページ」の説明

  6. 「コンポジット・テンプレート」リストで「空のコンポジット」を選択し、「終了」をクリックします。

    図4-16に示すように、新規のSOAアプリケーション(Siebel_Outbound_BPEL)および関連プロジェクト(QueryWithView_Invoke)が左ペインの「アプリケーション・ナビゲータ」タブに追加されます。

    図4-16 「アプリケーション・ナビゲータ」タブ内のSOAアプリケーション(Siebel_Outbound_BPEL)

    「アプリケーション・ナビゲータ」タブ
    「図4-16 「アプリケーション・ナビゲータ」タブ内のSOAアプリケーション(Siebel_Outbound_BPEL)」の説明

BPELアウトバウンド・プロセスの定義

この項では、次のステップで構成されるBPELアウトバウンド・プロセスの定義方法について説明します。

  1. サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネントの構成

  2. アウトバウンドBPELプロセス・コンポーネントの構成

サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネントの構成

サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネントを作成するには、次のステップを実行します:

  1. 図4-17に示すように、「コンポーネント・パレット」タブ(「サービス・アダプタ」セクション)から「サード・パーティ・アダプタ」コンポーネントを「外部参照」設計ペインにドラッグ・アンド・ドロップします。

    図4-17 「サード・パーティ・アダプタ」コンポーネント

    「外部参照」設計ペイン
    「図4-17 「サード・パーティ・アダプタ」コンポーネント」の説明

    図4-18に示すように、「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログが表示されます。

    図4-18 「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ

    「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ・ボックス
    「図4-18 「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ」の説明

  2. 新規のサード・パーティ・アダプタ・サービスの名前を入力します。

  3. 「タイプ」リストで「参照」が選択されていることを確認します(デフォルト)。

  4. 「WSDL URL」フィールドの右の既存のWSDLを検索アイコンをクリックします。

    図4-19に示すように、「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログが表示されます。

    図4-19 「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ

    「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ・ボックス
    「図4-19 「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ」の説明

  5. 次のディレクトリでアウトバウンドWSDLファイルを特定し、選択します。

    <ADAPTER_HOME>\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\wsdls
    
  6. 「OK」をクリックします。

    図4-20に示すように、「ファイルのローカライズ」ダイアログが表示されます。

    図4-20 「ファイルのローカライズ」ダイアログ

    「ファイルのローカライズ」ダイアログ・ボックス
    「図4-20 「ファイルのローカライズ」ダイアログ」の説明

  7. 「OK」をクリックします。

    アウトバウンドWSDLファイルおよび関連リクエスト/レスポンスXMLスキーマ・ファイル(.xsd)が、作成済のプロジェクト・フォルダにインポートされます。

    図4-21に示すように、「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログに戻ります。

    図4-21 「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ

    「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ・ボックス
    「図4-21 「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ」の説明

  8. 「JCAファイル」フィールドの右の JCAファイルを検索アイコンをクリックします。

    図4-22に示すように、「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログが表示されます。

    図4-22 「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ

    「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ・ボックス
    「図4-22 「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ」の説明

  9. 次のディレクトリまでブラウズし、JCAプロパティ・ファイルを選択します。

    <ADAPTER_HOME>\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\wsdls
    
  10. 「OK」をクリックします。

    図4-23に示すように、メッセージが表示されます。

    図4-23 「ファイルのコピー」確認メッセージ

    「ファイルのコピー」メッセージ
    「図4-23 「ファイルのコピー」確認メッセージ」の説明

  11. 「はい」をクリックします。

    JCAプロパティ・ファイルのコピーがプロジェクト・フォルダ内に作成されます。

    図4-24に示すように、「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログに戻ります。

    図4-24 「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ

    「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ・ボックス
    「図4-24 「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ」の説明

  12. 「OK」をクリックします。

    サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネント(GetDetail)が作成され、図4-25に示すように、「外部参照」ペインに表示されます。

    図4-25 「外部参照」ペインに作成されたサード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネント(GetDetail)

    「外部参照」ペイン
    「図4-25 「外部参照」ペインに作成されたサード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネント(GetDetail)」の説明

    これで、アウトバウンドBPELプロセス・コンポーネントを構成する準備ができました。

アウトバウンドBPELプロセス・コンポーネントの構成

アウトバウンドBPELプロセス・コンポーネントを構成するには、次のステップを実行します:

  1. 図4-26に示すように、「コンポーネント・パレット」タブ(「サービス・コンポーネント」セクション)から「BPELプロセス」コンポーネントを「コンポーネント」設計ペインにドラッグ・アンド・ドロップします。

    図4-26 「コンポーネント」設計ペインにドラッグされた「BPELプロセス」コンポーネント

    「コンポーネント」設計
    「図4-26 「コンポーネント」設計ペインにドラッグされた「BPELプロセス」コンポーネント」の説明

    図4-27に示すように、「BPELプロセスの作成」ダイアログが表示されます。

    図4-27 「BPELプロセスの作成」ダイアログ

    「BPELプロセスの作成」ダイアログ・ボックス
    「図4-27 「BPELプロセスの作成」ダイアログ」

  2. 「名前」フィールドに、新規のアウトバウンドBPELプロセス・コンポーネントの名前を入力します(querywithview_outなど)。

  3. 「テンプレート」リストで「同期BPELプロセス」を選択します。

  4. 関連するXMLリクエスト・スキーマ・ファイルの選択用の「入力」フィールドの右の「入力要素の参照」アイコンをクリックします。

    図4-28に示すように、「タイプ・チューザ」ダイアログが表示されます。

    図4-28 「タイプ・チューザ」ダイアログ

    「タイプ・チューザ」ダイアログ・ボックス
    「図4-28 「タイプ・チューザ」ダイアログ」の説明

  5. 「プロジェクトのスキーマ・ファイル」「queryWithView_invoke_request.xsd」の順に展開し、「Siebel」を選択します。

  6. 「OK」をクリックします。

    図4-29に示すように、「BPELプロセスの作成」ダイアログに戻ります。

    図4-29 「BPELプロセスの作成」ダイアログ

    「BPELプロセスの作成」ダイアログ・ボックス
    「図4-29 「BPELプロセスの作成」ダイアログ」の説明

  7. 関連するXMLレスポンス・スキーマ・ファイルの選択用の「出力」フィールドの右の「出力要素の参照」アイコンをクリックします。

    図4-30に示すように、「タイプ・チューザ」ダイアログが表示されます。

    図4-30 「タイプ・チューザ」ダイアログ

    「タイプ・チューザ」ダイアログ・ボックス
    「図4-30 「タイプ・チューザ」ダイアログ」の説明

  8. 「プロジェクトのスキーマ・ファイル」「queryWithView_invoke_response.xsd」の順に展開し、「SiebelResponse」を選択します。

  9. 「OK」をクリックします。

    図4-31に示すように、「BPELプロセスの作成」ダイアログに戻ります。

    図4-31 「BPELプロセスの作成」ダイアログ

    「BPELプロセスの作成」ダイアログ・ボックス
    「図4-31 「BPELプロセスの作成」ダイアログ」

  10. 「OK」をクリックします。

  11. 図4-32に示すように、アウトバウンドBPELプロセス・コンポーネント(querywithview_out)とサード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネント(QueryWithView)の間の接続を作成します。

    図4-32 アウトバウンドBPELプロセス・コンポーネント(querywithview_out)とサード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネント(QueryWithView)の間の接続

    Oracle JDeveloperワークスペース領域
    「図4-32 アウトバウンドBPELプロセス・コンポーネント(querywithview_out)とサード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネント(QueryWithView)の間の接続」の説明

  12. 「コンポーネント」ペインで、アウトバウンドBPELプロセス・コンポーネント(querywithview_out)をダブルクリックします。

    図4-33に示すように、アウトバウンドBPELプロセス・コンポーネントが表示されます。

    図4-33 「コンポーネント」ペインのアウトバウンドBPELプロセス・コンポーネント(querywithview_out)

    Oracle JDeveloperワークスペース領域
    「図4-33 「コンポーネント」ペインのアウトバウンドBPELプロセス・コンポーネント(querywithview_out)」の説明

  13. 図4-34に示すように、「起動」アクティビティ・コンポーネントを「コンポーネント」ペインにドラッグ・アンド・ドロップし、「receiveInput」アクティビティ・コンポーネントと「replyOutput」アクティビティ・コンポーネントの間に置きます。

    図4-34 「コンポーネント」ペインの「起動」アクティビティ・コンポーネント

    Oracle JDeveloperワークスペース領域
    「図4-34 「コンポーネント」ペインの「起動」アクティビティ・コンポーネント」の説明

  14. 図4-35に示すように、新規の起動アクティビティ・コンポーネント(Invoke_1)とサード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネント(QueryWithView)の間に接続を作成します。

    図4-35 新規の起動アクティビティ・コンポーネント(Invoke_1)とサード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネント(QueryWithView)の間に作成された接続

    Oracle JDeveloperワークスペース領域
    「図4-35 新規の起動アクティビティ・コンポーネント(Invoke_1)とサード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネント(QueryWithView)の間に作成された接続」の説明

    図4-36に示すように、Invokeの編集ダイアログが表示されます。

    図4-36 Invokeの編集ダイアログ

    Invokeの編集ダイアログ・ボックス
    「図4-36 Invokeの編集ダイアログ」の説明

  15. 新規入力変数の構成用の「入力」フィールドの右の「入力変数の自動作成」アイコンをクリックします。

    図4-37の「変数の作成」ダイアログが表示されます。

    図4-37 「変数の作成」ダイアログ

    「変数の作成」ダイアログ」・ボックス
    「図4-37 「変数の作成」ダイアログ」の説明

  16. 新規の入力変数に示されたデフォルト値を受け入れ、「OK」をクリックします。

    図4-38に示すように、Invokeの編集ダイアログに戻ります。

    図4-38 Invokeの編集ダイアログ

    Invokeの編集ダイアログ・ボックス
    「図4-38 Invokeの編集ダイアログ」の説明

  17. 新規の出力変数の構成用の「出力」フィールドの右の「出力変数の自動作成」アイコンをクリックします。

    図4-39に示すように、「変数の作成」ダイアログが表示されます。

    図4-39 「変数の作成」ダイアログ

    「変数の作成」ダイアログ」・ボックス
    「図4-39 「変数の作成」ダイアログ」の説明

  18. 新規の出力変数に示されたデフォルト値を受け入れ、「OK」をクリックします。

    図4-40に示すように、Invokeの編集ダイアログに戻ります。

    図4-40 Invokeの編集ダイアログ

    Invokeの編集ダイアログ・ボックス
    「図4-40 Invokeの編集ダイアログ」の説明

  19. 「適用」「OK」の順にクリックします。

    これに応じて、図4-41に示すように、起動アクティビティ・コンポーネント(Invoke_1)が更新されます。

    図4-41 更新された起動アクティビティ・コンポーネント(Invoke_1)

    Oracle JDeveloperワークスペース領域
    「図4-41 更新された起動アクティビティ・コンポーネント(Invoke_1)」の説明

  20. 図4-42に示すように、「割当て」アクティビティ・コンポーネントを「コンポーネント」ペインにドラッグ・アンド・ドロップし、受信アクティビティ・コンポーネント(receiveInput)と起動アクティビティ・コンポーネント(Invoke_1)の間に置きます。

    図4-42 「コンポーネント」ペインにドラッグされた「割当て」アクティビティ・コンポーネント

    Oracle JDeveloperワークスペース領域
    「図4-42 「コンポーネント」ペインにドラッグされた「割当て」アクティビティ・コンポーネント」の説明

  21. 新規の割当てアクティビティ・コンポーネント(Assign_1)をダブルクリックします。

    図4-43に示すように、「割当て」ダイアログが表示されます。

    図4-43 「割当て」ダイアログ

    「割当て」ダイアログ・ボックス
    「図4-43 「割当て」ダイアログ」の説明

  22. 「コピー操作」タブをクリックします。

  23. プラス記号アイコンをクリックし、使用可能な操作のリストから「コピー操作」を選択します。

    図4-44に示すように、「コピー操作の作成」ダイアログが表示されます。

    図4-44 「コピー操作の作成」ダイアログ

    「コピー操作の作成」ダイアログ・ボックス
    「図4-44 「コピー操作の作成」ダイアログ」の説明

  24. 「From」ペインで、「変数」「InputVariable」「payload」の順に展開します。

  25. 「To」ペインで、「変数」「Invoke_1_queryWithView_InputVariable」の順に展開し、「input_queryWithView」を選択します。

  26. 「OK」をクリックします。

    図4-45に示すように、「割当て」ダイアログに戻ります。

    図4-45 「割当て」ダイアログ

    「割当て」ダイアログ・ボックス
    「図4-45 「割当て」ダイアログ」の説明

  27. 「適用」「OK」の順にクリックします。

  28. 図4-46に示すように、「割当て」アクティビティ・コンポーネントを「コンポーネント」ペインにドラッグ・アンド・ドロップし、起動アクティビティ(Invoke_1)とリプライ・アクティビティ(replyOutput)の間に置きます。

    図4-46 「コンポーネント」ペインにドラッグされ、起動アクティビティ(Invoke_1)とリプライ・アクティビティ(replyOutput)の間に置かれた「割当て」アクティビティ・コンポーネント

    Oracle JDeveloperワークスペース領域
    「図4-46 「コンポーネント」ペインにドラッグされ、起動アクティビティ(Invoke_1)とリプライ・アクティビティ(replyOutput)の間に置かれた「割当て」アクティビティ・コンポーネント」の説明

  29. 新規の割当てアクティビティ・コンポーネント(Assign_2)をダブルクリックします。

    図4-47に示すように、「割当て」ダイアログが表示されます。

    図4-47 「割当て」ダイアログ

    「割当て」ダイアログ・ボックス
    「図4-47 「割当て」ダイアログ」の説明

  30. 「コピー操作」タブをクリックします。

  31. プラス記号アイコンをクリックし、使用可能な操作のリストから「コピー操作」を選択します。

    図4-48に示すように、「コピー操作の作成」ダイアログが表示されます。

    図4-48 「コピー操作の作成」ダイアログ

    「コピー操作の作成」ダイアログ・ボックス
    「図4-48 「コピー操作の作成」ダイアログ」の説明

  32. 「From」ペインで、「変数」「Invoke_1_queryWithView_OutputVariable」の順に展開し、「output_queryWithView」を選択します。

  33. 「To」ペインで、「変数」「outputVariable」「payload」の順に展開します。

  34. 「OK」をクリックします。

    図4-49に示すように、「割当て」ダイアログに戻ります。

    図4-49 「割当て」ダイアログ

    「割当て」ダイアログ・ボックス
    「図4-49 「割当て」ダイアログ」の説明

  35. 「適用」「OK」の順にクリックします。

    図4-50に示すように、「ファイルのローカライズ」ダイアログが表示されます。

    図4-50 完全なアクティビティ・フロー

    完成したアクティビティ・フロー
    「図4-50 完全なアクティビティ・フロー」の説明

  36. 図4-51に示すように、左ペインで「composite.xml」をダブルクリックします。

    図4-51 左ペインで選択されているComposite.xmlファイル

    「アプリケーション・ナビゲータ」タブ
    「図4-51 左ペインで選択されているComposite.xmlファイル」の説明

  37. 図4-52に示すように、メニュー・バーの「すべて保存」アイコンをクリックし、構成された新規アウトバウンドBPELプロセス・コンポーネントを保存します。

    図4-52 「すべて保存」アイコン

    「すべて保存」アイコン
    「図4-52 「すべて保存」アイコン」の説明

    これで、BPELアウトバウンド・プロセスをデプロイする準備ができました。

BPELアウトバウンド・プロセスのデプロイ

BPELアウトバウンド・プロセスをデプロイするには、次のステップを実行します:

  1. 図4-53に示すように、左ペインでプロジェクト名を右クリックし(QueryWithView_Invokeなど)、「デプロイ」を選択して、「QueryWithView_Invoke」をクリックします。

    図4-53 「デプロイ」オプション

    「デプロイ」コンテキスト・メニュー
    「図4-53 「デプロイ」オプション」の説明

    図4-54に示すように、「デプロイメント・アクション」ダイアログが表示されます。

    図4-54 「デプロイメント・アクション」ダイアログ

    「デプロイメント・アクション」ダイアログ・ボックス
    「図4-54 「デプロイメント・アクション」ダイアログ」の説明

  2. 「アプリケーション・サーバーにデプロイ」が選択されていることを確認します。

  3. 「Next」をクリックします。

    図4-55に示すように、「構成のデプロイ」ダイアログが表示されます。

    図4-55 「構成のデプロイ」ダイアログ

    「構成のデプロイ」ダイアログ・ボックス
    「図4-55 「構成のデプロイ」ダイアログ」の説明

  4. デフォルト値を選択したままにし、「Next」をクリックします。

    図4-56に示すように、「サーバーの選択」ダイアログが表示されます。

    図4-56 「サーバーの選択」ダイアログ

    「サーバーの選択」ダイアログ・ボックス
    「図4-56 「サーバーの選択」ダイアログ」の説明

  5. 構成済の使用可能なアプリケーション・サーバーを選択し、「Next」を選択します。

    図4-57に示すように、「SOAサーバー」ダイアログが表示されます。

    図4-57 「SOAサーバー」ダイアログ

    「SOAサーバー」ダイアログ
    「図4-57 「SOAサーバー」ダイアログ」の説明

  6. ターゲットのSOAサーバーを選択し、「Next」をクリックします。

    図4-58に示すように、「サマリー」ダイアログが表示されます。

    図4-58 「概要」ダイアログ

    「サマリー」ダイアログ・ボックス
    「図4-58 「サマリー」ダイアログ」の説明

  7. プロジェクトに使用可能なすべてのプロジェクトをレビューおよび確認し、「終了」をクリックします。

    図4-59に示すように、プロセスが正常にデプロイされます。

    図4-59 デプロイメントの成功を伝えるメッセージ

    SOAログ・タブ
    「図4-59 デプロイメントの成功を伝えるメッセージ」の説明

Oracle Enterprise Manager Consoleでの入力XMLドキュメントの起動

Oracle Enterprise Manager Consoleで入力XMLドキュメントを起動するには、次のステップを実行します:

  1. 次のURLを使用して、Oracle Enterprise Manager Consoleにログインします。

    http://localhost:7001/em
    
  2. 図4-60に示すように、左ペインでドメイン、「SOA」フォルダの順に展開します。

    図4-60 Oracle Enterprise Manager Console

    Oracle Enterprise Manager Console
    「図4-60 Oracle Enterprise Manager Console」の説明

  3. 図4-61に示すように、使用可能なプロジェクト(Siebel_Outbound_queryWithView_BPELなど)を選択します。

    図4-61 選択されている「Siebel_Outbound_queryWithView_BPEL」プロジェクト

    「テスト」ボタン
    「図4-61 選択されている「Siebel_Outbound_queryWithView_BPEL」プロジェクト」の説明

  4. 右ペインの「テスト」をクリックします。

    図4-62に示すように、「Webサービスのテスト」ページが表示されます。

    図4-62 「Webサービスのテスト」ページ

    「Webサービスのテスト」ペイン
    「図4-62 「Webサービスのテスト」ページ」の説明

  5. 「リクエスト」タブをクリックします。

  6. 図4-63に示すように、入力引数セクションまでスクロールします。

    図4-63 入力引数セクション

    入力引数セクション
    「図4-63 入力引数セクション」の説明

  7. 左上角のリストからXML Viewを選択します。

  8. 入力引数領域で適切なXMLドキュメントを指定します。

  9. 「Webサービスのテスト」をクリックします。

    図4-64に示すように、Oracle Enterprise Manager Consoleの「レスポンス」タブに出力レスポンスが表示されます。

    図4-64 Oracle Enterprise Manager Consoleの「レスポンス」タブに受信された出力レスポンス

    「レスポンス」タブ
    「図4-64 Oracle Enterprise Manager Consoleの「レスポンス」タブに受信された出力レスポンス」の説明

アウトバウンドBPELおよびアウトバウンド・メディエータ・プロセスのテスト

Oracle Enterprise Manager ConsoleでアウトバウンドBPELプロセスまたはアウトバウンド・メディエータ・プロセスをテストするとき、これらのコンソールで生成されたXMLエンベロープは使用しないでください。かわりに、これらを削除し、ネームスペース修飾のWSDLに準拠する、スキーマから生成されたXMLペイロードを使用します。

Oracle Enterprise Manager Consoleを使用してメディエータ・データ・フローをテストできます。メディエータ・データ・フローおよび相互作用を作成すると、Webサービスが作成され、Oracle Application Serverに登録されます。メディエータ・アウトバウンド・プロセスの作成の詳細は、第5章「Oracle SOA Suiteでのメディエータ・サービス・コンポーネントとの統合」を参照してください。

イベント統合のためのインバウンドBPELプロセスの設計

この項では、Siebelイベントの統合について説明します。デザインタイム構成とランタイム構成について説明します。アダプタのデザインタイム構成を行うには、次のツールが必要です。


注意:

この章に記載されている例ではOracle JDeveloperが使用されています。

BPELプロセスを設計する前に、アプリケーション・エクスプローラを使用して、各WSDLファイルを生成する必要があります。詳細は、「イベント統合のためのWSDLの生成」を参照してください。

イベント統合のためのWSDLの生成

アプリケーション・エクスプローラを使用してインバウンド対話用のWSDLを生成する場合、インバウンドJ2CAサービスごとに個別のチャネルを作成する必要があります。


注意:

2つ以上のイベントで同じチャネルが共有されている場合、正しいBPELプロセスにイベント・メッセージが配信されないことがあります。

チャネルの作成

アプリケーション・エクスプローラを使用してインバウンド対話用のWSDLを生成する場合、インバウンドJ2CAサービスごとに個別のチャネルを作成し、そのチャネルを選択する必要があります。


注意:

2つ以上のイベントで同じチャネルが共有されている場合、正しいBPELプロセスにイベント・メッセージが配信されないことがあります。

チャネルを作成するには:

  1. 左ペインで「イベント」をクリックします。

  2. 「Siebel」ノードを展開します。

    図4-65に示すように、左ペインに「ポート」ノードおよび「チャネル」ノードが表示されます。

    図4-65 「Siebel」ノード下の「ポート」ノードおよび「チャネル」ノード

    「アプリケーション・エクスプローラ」コンテキスト・メニュー
    「図4-65 「Siebel」ノード下の「ポート」ノードおよび「チャネル」ノード」の説明

  3. 「チャネル」を右クリックし、「チャネルの追加」を選択します。

    図4-66に示すように、「チャネルの追加」ダイアログが表示されます。

    図4-66 「チャネルの追加」ダイアログ

    「チャネルの追加」ダイアログ・ボックス
    「図4-66 「チャネルの追加」ダイアログ」の説明

    次のステップを実行します:

    1. チャネルの名前(SiebelEventなど)を入力します。

    2. 簡単な説明を入力します。

    3. 「プロトコル」リストからHTTPリスナーMQ Seriesリスナーまたはファイル・リスナーを選択します。

    デモ用に、この手順では、例としてHTTPリスナーを使用します。

  4. 「次へ」をクリックします。

    図4-67に示すように、基本ダイアログが表示されます。

    図4-67 基本ダイアログ

    基本ダイアログ・ボックス
    「図4-67 基本ダイアログ」の説明

  5. 次の表で指定されているようにシステム情報を入力します。

    パラメータ 説明
    リスナー・ポート Siebelイベント・データをリスニングするポート。
    Https セキュアなHTTP接続の場合はHttpsチェック・ボックスを選択します。

    このオプションは現在サポートされていません。

    同期タイプ リストから「REQUEST_RESPONSE」(推奨オプション)を選択します。
    エンコーディング・タイプ リストから使用するエンコーディング・タイプを選択します。デフォルトでは、「ASCII」が選択されています。

  6. 図4-68に示すように、プリパーサー・タブをクリックします。

    図4-68 プリパーサー・タブ

    プリパーサー・タブ
    「図4-68 プリパーサー・タブ」の説明

  7. アプリケーション・エクスプローラの「スキーマのエクスポート」オプションを使用して、統合オブジェクト・ノード用に生成されたスキーマ・ファイルの場所を指定します。


    注意:

    実行時、Oracle Application Adapter for Siebelは、プリパーサー・タブで指定されたスキーマを使用してSiebelに公開されたドキュメントにネームスペースを追加します。プリパーサー・タブのスキーマの場所フィールドが空の場合、Siebelに公開されたドキュメントにネームスペースが含まれないため、BPELプロセスとメディエータ・プロセスが適切に機能しません。

  8. 「OK」をクリックします。

    図4-69に示すように、左ペインのチャネル・ノードの下にチャネルが表示されます。アイコン上の「X」は、そのチャネルが現在切断されていることを示します。

    図4-69 新規チャネル・ノード

    新規チャネル
    「図4-69 新規チャネル・ノード」の説明


    注意:

    チャネルはBPEL PM Serverで管理されているので開始しないでください。テストおよびデバッグ目的で起動する場合はランタイム前に停止してください。

    統合オブジェクト・ノードを作成する必要があります。

統合オブジェクト・ノードの作成

  1. アプリケーション・エクスプローラを起動します。

  2. 図4-70に示すように、「アダプタ」ノードを展開します。

    図4-70 「Siebel」ノードの下の切断されているSiebelターゲット・ノード「Siebel」

    切断されているSiebelノード
    「図4-70 「Siebel」ノードの下の切断されているSiebelターゲット・ノード「Siebel」」の説明

    次のステップを実行します:

    1. 「Siebel」ノードを展開します。

      定義されているSiebelターゲットがアダプタ・ノードの下に表示されます。

    2. 「Siebel」ノードの下でターゲット名(siebelなど)をクリックします。

    「接続」ダイアログに入力した値が表示されます。

  3. 接続パラメータを確認します。

  4. ターゲット名を右クリックし、「接続」を選択します。

    図4-71に示すように、「x」アイコンが消え、ノードが接続されたことが示されます。

    図4-71 接続されているノード

    Siebelノードの選択
    「図4-71 接続されているノード」の説明

  5. 統合オブジェクト・ノードを展開し、「Sample Account」を選択します。

  6. 「Sample Account」ノードを右クリックし、IOノードの追加を選択します。

    図4-72に示すように、IOノードの追加ダイアログが表示されます。

    図4-72 IOノードの追加ダイアログ

    IOノードの追加ダイアログ・ボックス
    「図4-72 IOノードの追加ダイアログ」の説明

  7. 「ノード名」フィールドにノード名(Sample_Accountなど)を入力し、スキーマの場所フィールドにSample AccountのXSDファイルへのパスを入力します。

    以下の点に注意してください。

    • Siebel 7.5以上の場合: XSDスキーマをSiebel Toolsから直接生成します。アプリケーション・エクスプローラでWebサービスを作成する際、XSDスキーマを使用します。Siebel Toolsを使用してXSDスキーマを生成したら、これを使用してIOノードおよびWebサービスを作成します。

    • Siebel 7.0の場合: Siebel ToolsからXSDスキーマを直接生成できません。XDRスキーマのみ作成できます。Webサービスを作成する前に、まずアプリケーション・エクスプローラを使用してXDRスキーマからXSDスキーマを生成する必要があります。

  8. XSDスキーマがすでに生成されている場合、XSD スキーマを選択します。Siebelで生成されたXDRスキーマを使用する場合、XSD スキーマ・オプションを選択しないでください。

  9. 「プロトコル」リストからプロトコル(HTTP、ファイルまたはMQ Series)を選択します。

  10. 「続行」をクリックします。

    図4-73に示すように、新規統合オブジェクト・ノードが追加されます。

    図4-73 統合オブジェクト・ノード

    「Sample Account」ノード
    「図4-73 統合オブジェクト・ノード」の説明


注意:

統合オブジェクト・ノードおよびチャネルの作成後、Oracle WebLogic Serverを再起動する必要があります。

イベント通知のためのWSDLの生成

チャネルとこれに関連付ける統合オブジェクト・ノードを作成したら、アプリケーション・サーバーを使用してイベント用のWSDLを生成する必要があります。

アプリケーション・エクスプローラで「アダプタ」ノード下のSiebelターゲットに接続されている必要があります。ターゲットの定義方法と接続方法の詳細は、「Siebel用の接続(ターゲット)の確立」を参照してください。

Siebelターゲットに接続したら、次のようにしてイベント用のWSDLを生成します。

  1. 図4-74に示すように、統合オブジェクト・ノード(Sample_Accountなど)を右クリックし、「インバウンドJCAサービスの作成(イベント)」を選択します。

    図4-74 アプリケーション・エクスプローラで選択されている「インバウンドJCAサービスの作成(イベント)」オプション

    「アプリケーション・エクスプローラ」コンテキスト・メニュー
    「図4-74 アプリケーション・エクスプローラで選択されている「インバウンドJCAサービスの作成(イベント)」オプション」の説明

    図4-75に示すように、「WSDLのエクスポート」ダイアログが表示されます。

    図4-75 「WSDLのエクスポート」ダイアログ

    「WSDLのエクスポート」ダイアログ・ボックス
    「図4-75 「WSDLのエクスポート」ダイアログ」の説明


    注意:

    スキーマ検証オプション(ルート、ネームスペース、スキーマ)はOracle Application Adapter for Siebelには適用されません。

    次のステップを実行します:

    1. 「名前」フィールドにWSDLファイル名を指定します。

      .wsdlファイル拡張子が自動的に追加されます。デフォルトでは、イベント用に生成されたWSDLファイルの名前の末尾には「_receive」が付きます。

    2. 「チャネル」リストから、このインバウンド・サービス用に作成したチャネル(SiebelEventなど)を選択します。

      重要: インバウンド・サービスごとに個別のチャネルを作成する必要があります。ランタイム前にチャネルが停止していることを確認してください。

  2. 「OK」をクリックします。

インバウンドBPELプロセスのための新規SOAアプリケーションの作成

インバウンドBPELプロセスのために新規SOAアプリケーションを作成するには、次のステップを実行します:

  1. システムでOracle JDeveloperを開きます。

  2. 図4-76に示すように、メニュー・バーで「アプリケーション」をクリックし、メニューから「新規」を選択します。

    図4-76 「アプリケーション」メニューで選択されている「新規」オプション

    「アプリケーション」メニュー
    「図4-76 「アプリケーション」メニューで選択されている「新規」オプション」の説明

    図4-77に示すように、SOAアプリケーションの作成ウィザード - 「アプリケーションの名前付け」ページが表示されます。

    図4-77 SOAアプリケーションの作成ウィザード - 「アプリケーションの名前付け」ページ

    SOAアプリケーションの作成ウィザード
    「図4-77 SOAアプリケーションの作成ウィザード - 「アプリケーションの名前付け」ページ」の説明

  3. 「アプリケーション・テンプレート」リストで「SOAアプリケーション」をクリックします。

  4. 新規のSOAアプリケーションの名前(Siebel_Inbound_BPELなど)を入力し、「次へ」をクリックします。

    図4-78に示すように、「プロジェクトの名前付け」ページが表示されます。

    図4-78 「プロジェクトの名前付け」ページ

    「プロジェクトの名前付け」ペイン
    「図4-78 「プロジェクトの名前付け」ページ」の説明

  5. プロジェクト名を入力し(SampleAccount_Receiveなど)、「次へ」をクリックします。

    図4-79に示すように、SOA設定の構成ページが表示されます。

    図4-79 SOA設定の構成ページ

    SOA設定の構成ペイン
    「図4-79 SOA設定の構成ページ」の説明

  6. 「コンポジット・テンプレート」リストで「空のコンポジット」を選択し、「終了」をクリックします。

    図4-80に示すように、新規のSOAアプリケーション(Siebel_Inbound_BPEL)および関連プロジェクト(SampleAccount_Receive)が左ペインの「アプリケーション・ナビゲータ」タブに追加されます。

    図4-80 新規のSOAアプリケーション(Siebel_Inbound_BPEL)および関連プロジェクト(SampleAccount_Receive)

    「アプリケーション・ナビゲータ」タブ
    「図4-80 新規のSOAアプリケーション(Siebel_Inbound_BPEL)および関連プロジェクト(SampleAccount_Receive)」の説明

BPELインバウンド・プロセスの定義

この項では、次のステップで構成されるBPELインバウンド・プロセスの定義方法について説明します。

  1. サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネントの構成

  2. インバウンドBPELプロセス・コンポーネントの構成

サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネントの作成

サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネントを作成するには、次のステップを実行します:

  1. 図4-81に示すように、「コンポーネント・パレット」タブ(「サービス・アダプタ」セクション)」から「サード・パーティ・アダプタ」コンポーネントを「公開されたサービス」ペインにドラッグ・アンド・ドロップします。

    図4-81 「サード・パーティ・アダプタ」コンポーネント

    「公開されたサービス」ペイン
    「図4-81 「サード・パーティ・アダプタ」コンポーネント」の説明

    例4-0に示すように、「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログが表示されます。

    図4-82 「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ

    「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ・ボックス
    「図4-82 「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ」の説明

  2. サード・パーティ・アダプタ・サービスの名前を入力します。

  3. 「タイプ」リストで「サービス」が選択されていることを確認します(デフォルト)。

  4. 「WSDL URL」フィールドの右の既存のWSDLを検索アイコンをクリックします。

    例4-0に示すように、「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログが表示されます。

    図4-83 「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ

    「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ・ボックス
    「図4-83 「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ」の説明

  5. 次のディレクトリまでブラウズし、インバウンドWSDLファイルを選択します。

    <ADAPTER_HOME>\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\wsdls
    
  6. 「OK」をクリックします。

    例4-0に示すように、「ファイルのローカライズ」ダイアログが表示されます。

    図4-84 「ファイルのローカライズ」ダイアログ

    「ファイルのローカライズ」ダイアログ・ボックス
    「図4-84 「ファイルのローカライズ」ダイアログ」の説明

  7. 「OK」をクリックします。

    インバウンドWSDLファイルおよび関連リクエスト/レスポンスXMLスキーマ・ファイル(.xsd)が、作成済のプロジェクト・フォルダにインポートされます。

    例4-0に示すように、「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログに戻ります。

    図4-85 「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ

    「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ・ボックス
    「図4-85 「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ」の説明

  8. 「JCAファイル」フィールドの右の JCAファイルを検索アイコンをクリックします。

    例4-0に示すように、「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログが表示されます。

    図4-86 「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ

    「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ・ボックス
    「図4-86 「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ」の説明

  9. 次のディレクトリまでブラウズし、JCAプロパティ・ファイルを選択します。

    <ADAPTER_HOME>\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\wsdls
    
  10. 「OK」をクリックします。

    例4-0に示すように、メッセージが表示されます。

    図4-87 「ファイルのコピー」確認メッセージ

    「ファイルのコピー」メッセージ
    「図4-87 「ファイルのコピー」確認メッセージ」の説明

  11. 「はい」をクリックします。

    JCAプロパティ・ファイルのコピーがプロジェクト・フォルダ内に作成されます。

    例4-0に示すように、「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログに戻ります。

    図4-88 「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ

    「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ・ボックス
    「図4-88 「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ」の説明

  12. 「OK」をクリックします。

    サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネント(SampleAccount)が作成され、例4-0に示すように、「公開されたサービス」ペインに表示されます。

    図4-89 「公開されたサービス」ペインに作成されたサード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネント(SampleAccount)

    「公開されたサービス」ペイン
    「図4-89 「公開されたサービス」ペインに作成されたサード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネント(SampleAccount)」の説明

    これで、インバウンドBPELプロセス・コンポーネントを構成する準備ができました。

インバウンドBPELプロセス・コンポーネントの作成

インバウンドBPELプロセス・コンポーネントを作成するには、次のステップを実行します:

  1. 例4-0に示すように、「コンポーネント・パレット」タブ(「サービス・コンポーネント」セクション)から「BPELプロセス」コンポーネントを「コンポーネント」ペインにドラッグ・アンド・ドロップします。

    図4-90 「コンポーネント」ペインのBPELプロセス・コンポーネント

    「コンポーネント」ペイン
    「図4-90 「コンポーネント」ペインのBPELプロセス・コンポーネント」の説明

    例4-0に示すように、「BPELプロセスの作成」ダイアログが表示されます。

    図4-91 「BPELプロセスの作成」ダイアログ

    「BPELプロセスの作成」ダイアログ・ボックス
    「図4-91 「BPELプロセスの作成」ダイアログ」の説明

  2. 「名前」フィールドに、新規のインバウンドBPELプロセス・コンポーネントの名前を入力します(SampleAccount_Inboundなど)。

  3. 「テンプレート」リストで「WSDLに基づく」を選択します。

  4. 「SOAPサービスとして公開」チェック・ボックスを選択解除します。

  5. 「WSDL URL」フィールドの右の既存のWSDLを検索アイコンをクリックします。

    例4-0に示すように、「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログが表示されます。

    図4-92 「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ

    「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ・ボックス
    「図4-92 「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ」の説明

  6. プロジェクト・フォルダでWSDLファイル(Sample_Account_receive.wsdlなど)を特定し、選択します。

  7. 「OK」をクリックします。

    例4-0に示すように、「ファイルのローカライズ」ダイアログが表示されます。

    図4-93 「ファイルのローカライズ」ダイアログ

    「ファイルのローカライズ」ダイアログ・ボックス
    「図4-93 「ファイルのローカライズ」ダイアログ」の説明

  8. 「OK」をクリックします。

    例4-0に示すように、「BPELプロセスの作成」ダイアログに戻ります。

    図4-94 「BPELプロセスの作成」ダイアログ

    図4-94については周囲のテキストで説明しています
  9. 例4-0に示すように、「OK」をクリックして接続を作成します。

    図4-95 サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネント(SampleAccount)とインバウンドBPELプロセス・コンポーネント(SampleAccount_Inbound)の間の接続

    Oracle JDeveloperワークスペース領域
    「図4-95 サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネント(SampleAccount)とインバウンドBPELプロセス・コンポーネント(SampleAccount_Inbound)の間の接続」の説明

  10. サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネント(SampleAccount)とインバウンドBPELプロセス・コンポーネント(SampleAccount_Inbound)の間の接続を作成します。

  11. 例4-0に示すように、左ペインの「composite.xml」をダブルクリックします。

    図4-96 左ペインで選択されているComposite.xmlファイル

    Oracle JDeveloperワークスペース領域
    「図4-96 左ペインで選択されているComposite.xmlファイル」の説明

  12. 例4-0に示すように、メニュー・バーで「すべて保存」アイコンをクリックし、構成された新規のインバウンドBPELプロセス・コンポーネントを保存します。

    図4-97 「すべて保存」アイコン

    「すべて保存」アイコン
    「図4-97 「すべて保存」アイコン」の説明

    これで、BPELインバウンド・プロセスをデプロイする準備ができました。

BPELインバウンド・プロセスのデプロイ

BPELインバウンド・プロセスをデプロイするには、次のステップを実行します:

  1. 例4-0に示すように、左ペインでプロジェクト名を右クリックし(SampleAccount_Receiveなど)、「デプロイ」を選択して、「SampleAccount_Receive」をクリックします。

    図4-98 「SampleAccount_Receive」オプション

    「デプロイ」コンテキスト・メニュー
    「図4-98 「SampleAccount_Receive」オプション」の説明

    例4-0に示すように、「デプロイメント・アクション」ダイアログが表示されます。

    図4-99 「デプロイメント・アクション」ダイアログ

    「デプロイメント・アクション」ダイアログ・ボックス
    「図4-99 「デプロイメント・アクション」ダイアログ」の説明

  2. 「アプリケーション・サーバーにデプロイ」が選択されていることを確認します。

  3. 「Next」をクリックします。

    例4-0に示すように、「構成のデプロイ」ダイアログが表示されます。

    図4-100 「構成のデプロイ」ダイアログ

    「構成のデプロイ」ダイアログ・ボックス
    「図4-100 「構成のデプロイ」ダイアログ」の説明

  4. デフォルト値を選択したままにし、「Next」をクリックします。

    例4-0に示すように、「サーバーの選択」ダイアログが表示されます。

    図4-101 「サーバーの選択」ダイアログ

    「サーバーの選択」ダイアログ・ボックス
    「図4-101 「サーバーの選択」ダイアログ」の説明

  5. 構成済の使用可能なアプリケーション・サーバーを選択し、「Next」を選択します。

    例4-0に示すように、「SOAサーバー」ダイアログが表示されます。

    図4-102 「SOAサーバー」ダイアログ

    「SOAサーバー」ダイアログ
    「図4-102 「SOAサーバー」ダイアログ」の説明

  6. ターゲットのSOAサーバーを選択し、「Next」をクリックします。

    例4-0に示すように、「サマリー」ダイアログが表示されます。

    図4-103 「概要」ダイアログ

    「サマリー」ダイアログ・ボックス
    「図4-103 「サマリー」ダイアログ」の説明

  7. プロジェクトに使用可能なすべてのプロジェクトをレビューおよび確認し、「終了」をクリックします。

    例4-0に示すように、プロセスが正常にデプロイされます。

    図4-104 デプロイメントの成功を伝えるメッセージ

    SOAログ・タブ
    「図4-104 デプロイメントの成功を伝えるメッセージ」の説明

    イベント・メッセージがSiebelを介してトリガーされると、Oracle Enterprise Manager Console側でインスタンスが正常に受信されます。

Siebelでのイベントのトリガー

次の項で、Siebelでのイベントのトリガー方法とOracle Application Adapter for Siebelを使用したイベントの統合の確認方法について説明します。

イベントのランタイム統合をテストするSiebelイベントのトリガー

Siebelでイベントをトリガーする手順:

  1. 例4-0に示すように、ブラウザに次のURLを入力してSiebel Call Centerを起動します。

    http://host name/callcenter/start.swe
    

    図4-105 Siebel Call Centerの「表示」メニューで選択されたサイト・マップ・オプション

    マッピング・パラメータ
    「図4-105 Siebel Call Centerの「表示」メニューで選択されたサイト・マップ・オプション」の説明

  2. 「表示」をクリックし、リストからサイト・マップを選択します。

    例4-0に示すように、サイト・マップ・ビューが表示されます。

    図4-106 サイト・マップ・ビュー

    サイト・マップ・ビュー
    「図4-106 サイト・マップ・ビュー」の説明

  3. Siebelワークフロー管理をクリックします。

    例4-0に示すように、Siebelワークフロー管理ページが表示されます。

    図4-107 Siebelワークフロー管理ページ

    Siebelワークフロー管理
    「図4-107 Siebelワークフロー管理ページ」の説明

  4. ワークフロー・プロセスをクリックします。

    例4-0に示すように、ワークフロー・プロセス・ページが表示されます。

    図4-108 ワークフロー・プロセス・ページ

    ワークフロー・プロセス
    「図4-108 ワークフロー・プロセス・ページ」の説明

  5. 例4-0に示すように、問合せをクリックして、Siebelイベントのトリガーに必要なワークフローを検索します。

    図4-109 ワークフロー・プロセス・ページの検索ボタン

    ワークフロー・プロセス
    「図4-109 ワークフロー・プロセス・ページの検索ボタン」の説明

  6. 例4-0に示すように、Siebelワークフローの名前を入力し、検索をクリックします。

    図4-110 ワークフロー・プロセス・ページ

    ワークフロー・プロセス
    「図4-110 ワークフロー・プロセス・ページ」の説明

  7. 例4-0に示すように、ワークフローを選択します。

    図4-111 プロセス・デザイナ・タブ

    プロセス・デザイナ・タブ
    「図4-111 プロセス・デザイナ・タブ」の説明

  8. プロセス・デザイナ・タブをクリックし、「Send Siebel Quote Data HTTP」ワークフロー要素をダブルクリックします。

    例4-0に示すように、入力引数タブが表示されます。

    図4-112 入力引数タブ

    入力引数タブ
    「図4-112 入力引数タブ」の説明

  9. HTTPRequestURLTemplate入力引数のIPアドレスとポートを入力します。

  10. 例4-0に示すように、デザイナに戻るをクリックします。

    図4-113 ビジネス・サービス・タブのデザイナに戻るボタン

    デザイナに戻る
    「図4-113 ビジネス・サービス・タブのデザイナに戻るボタン」の説明

  11. 例4-0に示すように、プロセス・シミュレータ・タブをクリックします。

    図4-114 プロセス・シミュレータ・タブ

    プロセス・デザイナ・タブ
    「図4-114 プロセス・シミュレータ・タブ」の説明

    例4-0に示すように、シミュレータ・タブが表示されます。

    図4-115 シミュレータ・タブ

    シミュレータ・タブ
    「図4-115 シミュレータ・タブ」の説明

  12. 開始続行をクリックしてSiebelイベントのトリガー・プロセスを完了します。

結果の確認

結果を確認するには:

  1. 次のURLを使用して、Oracle Enterprise Manager Consoleにログインします。

    http://localhost:7001/em
    
  2. 例4-0に示すように、左ペインで「SOA」フォルダの下の目的のドメインを展開します。

    図4-116 Oracle Enterprise Manager Console

    Oracle Enterprise Manager Console
    「図4-116 Oracle Enterprise Manager Console」の説明

  3. 例4-0に示すように、使用可能なプロジェクト(Siebel_Inbound_sampacc_ionode_BPELなど)を選択します。

    図4-117 「インスタンス」タブ

    「インスタンス」タブ
    「図4-117 「インスタンス」タブ」の説明

  4. 右ペインで「インスタンス」タブをクリックします。

    例4-0に示すように、最近受信したランタイム・イベントが「インスタンス」タブに表示されます。

    図4-118 「インスタンス」タブに表示されている、最近受信したランタイム・イベント

    「インスタンス」タブ
    「図4-118 「インスタンス」タブに表示されている、最近受信したランタイム・イベント」の説明

  5. SiebelインスタンスIDを選択します。

    例4-0に示すように、フロー・トレース・ページが表示されます。

    図4-119 フロー・トレースページ

    フロー・トレース・ペイン
    「図4-119 フロー・トレース・ページ」の説明

  6. 詳細な監査証跡を表示するコンポーネントのインスタンスを選択します。

    例4-0に示すように、選択したコンポーネントの「インスタンス」ページが表示されます。

    図4-120 選択したコンポーネントの「インスタンス」ページ

    「監査証跡」タブ
    「図4-120 選択したコンポーネントの「インスタンス」ページ」の説明

  7. 「監査証跡」タブをクリックして、イベント・メッセージを表示します。

    Siebelシステムから受信されたメッセージが「監査証跡」タブに表示されます。