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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server Application Adapter for SAP R/3(SAP JCo 3.0)ユーザーズ・ガイド
11g リリース1 (11.1.1.3.0)
B61422-01
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9 Oracle Service Busを使用したアウトバウンドおよびインバウンド処理の構成

Oracle Application Adapter for SAP R/3には、Oracle Service Bus (OSB)がシームレスに統合されており、Webサービスの簡易な統合を可能にします。OSBは、サービス指向アーキテクチャ(SOA)に基づいており、Web Service Definition Language (WSDL)ドキュメントとして公開されているアダプタ・サービスを使用します。

この章の内容は以下のとおりです。

Application AdapterとOracle Service Busの統合の概要

Oracle Service Bus (OSB)を統合するには、Oracle Application Adapter for SAP R/3がOSBと同じOracle WebLogic Serverにデプロイされている必要があります。また、基になるアダプタ・サービスは、アダプタのリクエスト/レスポンス(アウトバウンド)とイベント通知(インバウンド)の両方のサービス用にOracle Adapterアプリケーション・エクスプローラ(アプリケーション・エクスプローラ)でデザインタイム中に生成されるWSDLファイルとして公開される必要があります。

Oracle Service Busを使用したアウトバウンド処理の構成(J2CA構成)

この項では、J2CA構成の場合のOracle Service Busを使用したアウトバウンド処理の構成方法に付いて説明します。

この項では、次のトピックについて説明します。

Oracle Service Busの起動およびプロジェクト・フォルダの作成

この項では、Oracle Service Bus (OSB)を起動してプロジェクト・フォルダを作成する方法について説明します。


注意:

64ビット・マシン上でOSBとともにOracle Application Adapter for SAP R/3(SAP JCo 3.0)を使用している場合、startWebLogic.shファイルでJAVAオプションとともにd64フラグを追加する必要があります。このファイルは次のディレクトリにあります。
<OSB_Home>\user_projects\domains\base_domain\bin

例:

JAVA_OPTIONS="${SAVE_JAVA_OPTIONS} -Dfile.encoding=ISO8859_1 -d64"

Oracle WebLogic Serverは、この変更が行われた後でのみ起動する必要があります。


Oracle Service Busを起動し、プロジェクト・フォルダを作成するには、次のステップを実行します:

  1. 構成済のOracle WebLogic ServerドメインのOracle WebLogic Serverを起動します。

  2. Webブラウザで次のURLを入力して、Oracle Service Busコンソールを起動します。

    http://hostname:port/sbconsole
    

    ここで、hostnameはOracle WebLogic Serverが稼働しているマシンの名前、portは使用しているドメイン用のポートです。デフォルト・ドメイン用のポートは7001です。

    Oracle Service Busコンソールのログオン・ページが表示されます。

  3. 有効なユーザー名およびパスワードを使用して、Oracle Service Busコンソールにログオンします。

    図9-1に示すように、Oracle Service Busコンソールのホーム・ページが表示されます。

    図9-1 Oracle Service Busコンソールのホーム・ページ

    OSBのホーム
    「図9-1 Oracle Service Busコンソールのホーム・ページ」の説明

  4. 図9-2に示すように、「チェンジ・センター」領域で「作成」をクリックし、新規のOracle Service Busセッションを開始します。

    図9-2 チェンジ・センター

    チェンジ・センター
    「図9-2 チェンジ・センター」の説明

  5. 図9-3に示すように、左ペインで「プロジェクト・エクスプローラ」をクリックします。

    図9-3 「プロジェクト・エクスプローラ」

    「プロジェクト・エクスプローラ」オプション
    「図9-3 「プロジェクト・エクスプローラ」」の説明

    図9-4に示すように、「プロジェクト・エクスプローラ」ページが表示されます。

    図9-4 「プロジェクト・エクスプローラ」ページ

    プロジェクト・エクスプローラ
    「図9-4 「プロジェクト・エクスプローラ」ページ」の説明

  6. 新しいプロジェクトの有効な名前(SAP_Project)を入力し、「プロジェクトの追加」をクリックします。

    新しいプロジェクトが正常に作成されて左ペインに表示されます。

  7. 左ペインの新しいプロジェクトのノードをクリックします。

    図9-5に示すように、プロジェクト・ページが表示されます。

    図9-5 プロジェクト・ページ

    プロジェクト・ページ
    「図9-5 プロジェクト・ページ」の説明

  8. 「新しいフォルダ名の入力」に、Business Serviceとタイプし、「フォルダの追加」をクリックします。

  9. 「新しいフォルダ名の入力」フィールドで「Proxy Service」と入力し、「フォルダの追加」をクリックします。

  10. 「新しいフォルダ名の入力」フィールドで「wsdls」と入力し、「フォルダの追加」をクリックします。

    図9-6に示すように、「ビジネス・サービス」、「プロキシ・サービス」、および「wsdls」フォルダが新しい「SAP_Project」ノードの下の左ペインに表示されます。

    図9-6 「SAP_Project」ノード

    プロジェクト・フォルダ
    「図9-6 「SAP_Project」ノード」の説明

Oracle Service Bus統合のためのアプリケーション・エクスプローラのクラス・パスの設定

アプリケーション・エクスプローラを起動し、これを使用してWSDLをOracle Service Bus (OSB) Console(プロジェクトまたはフォルダ)を公開する前に、OSBユーザーは次の手順を行う必要があります。

  1. コマンド・プロンプト・ウィンドウを開きます。

  2. 次のディレクトリに移動します。

    <OSB_Home>\user_projects\domains\base_domain\bin
    
  3. setDomainEnv.cmd(Windows)または. ./setDomainEnv.sh(UNIX、Linux)を実行します。

    このコマンドは、OSB ConsoleをWSDLを公開するためのアプリケーション・エクスプローラからOracle WebLogic Server APIへのアクセス用クラス・パスを設定します。

  4. コマンド・プロンプト・ウィンドウを開けたままにします。

  5. 次のディレクトリに移動します。

    <OSB_Home>\3rdparty\ApplicationAdapters\tools\iwae\bin
    
  6. ae.bat(Windows)またはiwae.sh(UNIX、Linux)を実行してアプリケーション・エクスプローラを起動します。

    これで、アプリケーション・エクスプローラからOSB ConsoleにWSDLを公開する準備ができました。

アプリケーション・エクスプローラからOracle Service BusへのWSDLの公開

アプリケーション・エクスプローラからOracle Service BusにWSDLを公開するには、次のステップを実行します:

  1. アプリケーション・エクスプローラを起動し、J2CA構成に接続し、SAP R/3ターゲットに接続します。

    詳細は、第4章「Oracle Application Adapter for SAP R/3の構成」を参照してください。

  2. 「ビジネス・オブジェクト・リポジトリ」財務会計、および「CompanyCode」を順に展開します。

  3. 図9-7に示すように、「GetDetail」を右クリックし、メニューからアウトバウンドJCAサービスの作成(リクエスト/レスポンス)を選択します。

    図9-7 アウトバウンドJCAサービスの作成(リクエスト/レスポンス)オプション

    メタデータの参照
    「図9-7 アウトバウンドJCAサービスの作成(リクエスト/レスポンス)オプション」の説明

    図9-8に示すように、「WSDLのエクスポート」ダイアログが表示されます。

    図9-8 「WSDLのエクスポート」ダイアログ

    「WSDLのエクスポート」ダイアログ
    「図9-8 「WSDLのエクスポート」ダイアログ」の説明

  4. 「名前」フィールドに、WSDLファイルのデフォルトのファイル名が表示されます。デフォルトを受け入れるか、任意の名前を指定します。

  5. OSBにエクスポートオプションを選択します。

  6. 「ロケーション」フィールドで、WSDLドキュメントの公開先となるOracle Service Bus内のフォルダ名を入力します。

    このロケーションは、Oracle Service Busのプロジェクト名と、オプションで1つ以上のフォルダ名で構成されます。プロジェクト名およびフォルダ名はいずれもスラッシュ文字の「/」で区切る必要があります。

  7. 「ホスト」フィールドで、Oracle Service Busがインストールされているマシンの名前を入力します。

  8. 「ポート」フィールドで、Oracle Service Busにより使用されるポートを入力します。

  9. 「ユーザー」フィールドで、Oracle Service Busへのアクセス用のユーザー名を入力します。

  10. 「パスワード」フィールドで、Oracle Service Busへのアクセス用のパスワードを入力します。

  11. 「OK」をクリックします。

    WSDLが「WSDLのエクスポート」ダイアログで指定されている場所に公開され、 Oracle Service Busでビジネス・サービスまたはプロキシ・サービスとともに使用できるようになります。

  12. 図9-9に示すように、Oracle Service Busコンソールを開き、左ペインで作成済のWSDLフォルダを選択します。

    図9-9 作成済のWSDLフォルダ

    WSDLフォルダ
    「図9-9 作成済のWSDLフォルダ」の説明

  13. 図9-10に示すように、エクスポートされたWSDLがリストに表示されていることを確認します。

    図9-10 エクスポートされたWSDL

    エクスポートされたWSDL
    「図9-10 エクスポートされたWSDL」の説明

  14. 「アクション」列で、エクスポートされたのWSDLに関連するアイコンをクリックします。

    図9-11に示すように、「WSDLとサービスの生成」ページが表示されます。

    図9-11 「WSDLとサービスの生成」ページ

    「WSDLとサービスの生成」ページ
    「図7-11 「WSDLとサービスの生成」ページ」の説明

  15. 図9-12に示すように、新規WSDLの名前および新規サービス名を対応するフィールドに入力します。

    図9-12 「WSDL名」および「サービス名」

    「WSDLとサービスの生成」ページ
    「図9-12 「WSDL名」および「サービス名」の説明

  16. 「場所」領域で、ビジネス・サービスに指定されている使用可能なプロジェクトおよびサブフォルダを選択します。

  17. 「生成」をクリックします。

    WSDLおよびサービス・リソースが正常に作成されると、図9-13に示すように、次のメッセージが表示されます。

    図9-13 作成の成功を伝えるメッセージ

    成功を伝えるメッセージ
    「図9-13 作成の成功を伝えるメッセージ」の説明

ファイル・タイプ・ビジネス・サービスの構成

ファイル・タイプ・ビジネス・サービスを構成するには、次のステップを実行します:

  1. 図9-14に示すように、左ペインに作成済の「ビジネス・サービス」フォルダが表示されます。

    図9-14 「ビジネス・サービス」フォルダ

    ビジネス・サービスの選択
    「図9-14 「ビジネス・サービス」フォルダ」の説明

  2. 図9-15に示すように、右ペインで「リソースの作成」メニューから「ビジネス・サービス」を選択します。

    図9-15 ビジネス・サービス

    ビジネス・サービスの選択
    「図9-15 ビジネス・サービス」の説明

    図9-16に示すように、「全般的な構成」ページが表示されます。

    図9-16 「全般的な構成」ページ

    「全般的な構成」ページ
    「図9-16 「全般的な構成」ページ」の説明

  3. 新しいビジネス・サービスの名前を入力し、「サービス・タイプ」領域で「メッセージ・サービス」を選択します。

  4. 「次へ」をクリックします。

    図9-17に示すように、「メッセージ・タイプの構成」ページが表示されます。

    図9-17 「メッセージ・タイプの構成」ページ

    「メッセージの種類の構成」ページ
    「図9-17 「メッセージ・タイプの構成」ページ」

  5. 「リクエスト・メッセージ・タイプ」に「XML」、「レスポンス・メッセージ・タイプ」に「なし 」を選択します。

  6. 「次へ」をクリックします。

    図9-18に示すように、「トランスポート構成」ページが表示されます。

    図9-18 「トランスポート構成」ページ

    「トランスポート構成」ページ
    「図9-18 「トランスポート構成」ページ」の説明

  7. 「プロトコル」リストからファイルを選択します。

  8. 「エンドポイントURI」フィールドで、ファイル・システム上の送信先フォルダへのパスを入力し、「追加」をクリックします。

  9. 図9-19に示すように、「次へ」をクリックします。

    図9-19 「トランスポート構成」ページ

    「トランスポート構成」ページ
    「図9-19 「トランスポート構成」ページ」の説明

    図9-20に示すように、ファイル・トランスポート構成ページが表示されます。

    図9-20 ファイル・トランスポート構成ページ

    ファイル・トランスポート構成ページ
    「図9-20 ファイル・トランスポート構成ページ」の説明

  10. 受信される出力ファイルの接頭辞および接尾辞を入力し、「次へ」を選択します。

    図9-21に示すように、「メッセージ処理」および「詳細設定」ページが表示されます。

    図9-21 「メッセージ処理」および「詳細設定」ページ

    「メッセージ処理」ページ
    「図9-21 「メッセージ処理」および「詳細設定」ページ」の説明

  11. 「次へ」をクリックします。

    図9-22に示すように、「サマリー」ページが表示されます。

    図9-22 「サマリー」ページ

    「サマリー」ページ
    「図9-22 「サマリー」ページ」の説明

  12. ビジネス・サービスに関するすべての情報を確認し、「保存」をクリックします。

  13. 図9-23に示すように、成功を伝えるメッセージが表示されたことを確認し、「チェンジ・センター」で「アクティブ化」をクリックします。

    図9-23 成功を伝えるメッセージ

    「アクティブ化」ボタン
    「図9-23 成功を伝えるメッセージ」の説明

    図9-24に示すように、「セッションのアクティブ化」ページが表示されます。

    図9-24 「セッションのアクティブ化」ページ

    「セッションのアクティブ化」ページ
    「図9-24 「セッションのアクティブ化」ページ」の説明

  14. 「発行」をクリックします。

  15. 図9-25に示すように、「構成の変更の表示」ページが表示されたことを確認します。

    図9-25 「構成の変更の表示」ページ

    「構成の変更の表示」ページ
    「図9-25 「構成の変更の表示」ページ」の説明

プロキシ・サービスの構成

プロキシ・サービスを構成するには、次のステップを実行します:

  1. 図9-26に示すように、左ペインに作成済の「プロキシ・サービス」フォルダが表示されます。

    図9-26 「プロキシ・サービス」フォルダ

    「プロキシ・サービスの選択」
    「図9-26 「プロキシ・サービス」フォルダ」の説明

  2. 右ペインで「リソースの作成」メニューから「プロキシ・サービス」を選択します。

    図9-27に示すように、「全般的な構成」ページが表示されます。

    図9-27 「全般的な構成」ページ

    「全般的な構成」
    「図9-27 「全般的な構成」ページ」の説明

  3. プロキシ・サービスの名前を入力し、「サービス・タイプ」領域で「任意のXMLサービス」を選択します。

  4. 図9-28に示すように、「次へ」をクリックします。

    図9-28 「トランスポート構成」ページ

    「トランスポート構成」ページ
    「図9-28 「トランスポート構成」ページ」の説明

  5. 「プロトコル」リストからファイルを選択します。

  6. 「エンドポイントURI」フィールドで、ファイル・システム上の入力フォルダへのパスを入力します。

  7. 図9-29に示すように、「次へ」をクリックします。

    図9-29 ファイル・トランスポート構成ページ

    ファイル・トランスポート構成ページ
    「図9-29 ファイル・トランスポート構成ページ」の説明

  8. 「ステージ・ディレクトリ」および「エラー・ディレクトリ」フィールドに、ファイル・システム上の任意のフォルダ・ロケーションを指定します。

  9. 図9-30に示すように、「次へ」をクリックします。

    図9-30 「メッセージ処理」ページ

    「メッセージ処理」ページ
    「図9-30 「メッセージ処理」ページ」の説明

  10. デフォルト値を受け入れ、「次へ」をクリックします。

    図9-31に示すように、「サマリー」ページが表示されます。

    図9-31 「サマリー」ページ

    「サマリー」ページ
    「図9-31 「サマリー」ページ」の説明

  11. プロキシ・サービスに関するすべての情報を確認し、「保存」をクリックします。

  12. 図9-32に示すように、成功を伝えるメッセージが表示されたことを確認します。

    図9-32 成功を伝えるメッセージ

    成功を伝えるメッセージ
    「図9-32 成功を伝えるメッセージ」の説明

パイプラインの構成

パイプラインを構成するには、次のステップを実行します:

  1. 図9-33に示すように、作成したプロキシ・サービスの行の「メッセージ・フローの編集」アイコンをクリックします。

    図9-33 「メッセージ・フローの編集」アイコン

    「メッセージ・フローの編集」アイコン
    「図9-33 「メッセージ・フローの編集」アイコン」の説明

    図9-34に示すように、「メッセージ・フローの編集」ワークスペース領域が表示されます。

    図9-34 「メッセージ・フローの編集」ワークスペース

    「メッセージ・フローの編集」ワークスペース
    「図9-34 「メッセージ・フローの編集」ワークスペース」の説明

  2. 図9-36に示すように、「プロキシ・サービス」アイコンをクリックし、メニューから「パイプライン・ペアの追加」を選択します。

    図9-35 「パイプライン・ペアの追加」オプション

    「パイプライン・ペアの追加」
    「図9-36 「パイプライン・ペアの追加」オプション」の説明

  3. 図9-36に示すように、PipelinePairNode1アイコンをクリックし、メニューから「ルートの追加」を選択します。

    図9-36 「ルートの追加」オプション

    「ステージの追加」
    「図9-36 「ルートの追加」オプション」の説明

    図9-37に示すように、「RouteNode1」アイコンが「リクエスト・パイプライン」アイコンの下に追加されます。

    図9-37 「RouteNode1」アイコン

    「ステージの編集」
    「図9-37 「RouteNode1」アイコン」の説明

  4. RouteNode1アイコンをクリックし、メニューから「ルートの編集」を選択します。

    図9-38に示すように、「ステージ構成の編集」ワークスペース領域が表示されます。

    図9-38 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域

    「ログの追加」
    「図9-38 ステージ構成の編集」ワークスペース領域」の説明

  5. 「アクションの追加」をクリックし、メニューから「通信」を選択して「ルーティング」をクリックします。

    図9-39 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域

    「式の編集」
    「図9-39 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域」の説明

  6. 図9-39に示すように、<サービス>をクリックします。

    図9-40に示すように、「サービスの選択」ダイアログが表示されます。

    図9-40 「サービスの選択」ダイアログ

    「サービスの選択ダイアログ
    「図9-40 「サービスの選択」ダイアログ」の説明

  7. SAP R/3用に構成された、WSDLタイプのビジネス・サービスを選択し、「発行」をクリックします。

    図9-41に示すように「ステージ構成の編集」ワークスペース領域に戻ります。

    図9-41 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域

    「ステージ構成の編集」
    「図9-41 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域」の説明

  8. 図9-42に示すように、リストから操作属性としてSAP R/3ビジネス・オブジェクトの名前(「GetDetail」など)を選択します。

    図9-42 ビジネス・オブジェクト

    「ステージ構成の編集」
    「図9-42 ビジネス・オブジェクト」の説明

  9. 「保存」をクリックします。

    図9-43 「ステージの追加」オプション

    「ステージの追加」
    「図9-43 「ステージの追加」オプション」の説明

  10. 図9-43に示すように、「リクエスト・パイプライン」アイコンをクリックし、メニューから「ステージの追加」を選択します。

    ステージ1アイコンが「リクエスト・パイプライン」アイコンの下に追加されます。

    図9-44 「ステージの編集」オプション

    「ステージの編集」
    「図9-44 「ステージの編集」オプション」の説明

  11. 図9-44に示すように、ステージ1アイコンをクリックし、メニューから「ステージの編集」を選択します。

    図9-45に示すように、「ステージ構成の編集」ワークスペース領域が表示されます。

    図9-45 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域

    「公開」を選択
    「図9-45 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域」の説明

  12. 「アクションの追加」をクリックし、メニューから「通信」を選択して「パブリッシュ」をクリックします。

    図9-46 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域

    「サービスの追加」
    「図9-46 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域」の説明

  13. 図9-46に示すように、<サービス>をクリックします。

    図9-47に示すように、「サービスの選択」ダイアログが表示されます。

    図9-47 「サービスの選択」ダイアログ

    「サービスの選択ダイアログ
    「図9-47 「サービスの選択」ダイアログ」の説明

  14. ファイル・タイプのビジネス・サービスを選択し、「発行」をクリックします。

    「ステージ構成の編集」ワークスペース領域に戻ります。

  15. 図9-48に示すように、「保存」をクリックします。

    図9-49に示すように「メッセージ・フローの編集」ワークスペース領域に戻ります。

    図9-49 「メッセージ・フローの編集」ワークスペース領域

    「メッセージ・フローの編集」
    「図9-49 「メッセージ・フローの編集」ワークスペース領域」の説明

  16. 「保存」をクリックします。

    図9-50 更新の成功を伝えるメッセージ

    成功を伝えるメッセージ
    「図9-50 更新の成功を伝えるメッセージ」の説明

  17. 図9-50に示すように、成功を伝えるメッセージが表示されたことを確認し、「チェンジ・センター」で「アクティブ化」をクリックします。

    図9-51に示すように、「セッションのアクティブ化」ページが表示されます。

    図9-51 「セッションのアクティブ化」ページ

    「セッションのアクティブ化」ページ
    「図9-51 「セッションのアクティブ化」ページ」の説明

  18. 「発行」をクリックします。

  19. 図9-52に示すように、「構成の変更の表示」ページが表示されたことを確認します。

    図9-52 「構成の変更の表示」ページ

    「構成の変更の表示」ページ
    「図9-52 「構成の変更の表示」ページ」の説明

  20. 図9-53に示すように、構成済の入力フォルダに入力XMLファイルをコピーおよび貼付けます。

    図9-53 入力XMLファイル

    入力XMLドキュメント
    「図9-53 入力XMLファイル」の説明

  21. 出力が構成済の出力ロケーションで受信されます。

Oracle Service Busを使用したインバウンド処理の構成(J2CA構成)

この項では、J2CA構成の場合のOracle Service Busを使用したインバウンド処理の構成方法に付いて説明します。

この項では、次のトピックについて説明します。

Oracle Service Busの起動およびプロジェクト・フォルダの作成

この項では、Oracle Service Bus (OSB)を起動してプロジェクト・フォルダを作成する方法について説明します。


注意:

64ビット・マシン上でOSBとともにOracle Application Adapter for SAP R/3(SAP JCo 3.0)を使用している場合、startWebLogic.shファイルでJAVAオプションとともにd64フラグを追加する必要があります。このファイルは次のディレクトリにあります。
<OSB_Home>\user_projects\domains\base_domain\bin

例:

JAVA_OPTIONS="${SAVE_JAVA_OPTIONS} -Dfile.encoding=ISO8859_1 -d64"

Oracle WebLogic Serverは、この変更が行われた後でのみ起動する必要があります。


Oracle Service Busを起動し、プロジェクト・フォルダを作成するには、次のステップを実行します:

  1. 構成済のOracle WebLogic ServerドメインのOracle WebLogic Serverを起動します。

  2. Webブラウザで次のURLを入力して、Oracle Service Busコンソールを起動します。

    http://hostname:port/sbconsole
    

    ここで、hostnameはOracle WebLogic Serverが稼働しているマシンの名前、portは使用しているドメイン用のポートです。デフォルト・ドメイン用のポートは7001です。

    Oracle Service Busコンソールのログオン・ページが表示されます。

  3. 有効なユーザー名およびパスワードを使用して、Oracle Service Busコンソールにログオンします。

    図9-54に示すように、Oracle Service Busコンソールのホーム・ページが表示されます。

    図9-54 Oracle Service Busコンソール

    OSBのホーム
    「図9-54 Oracle Service Busコンソール」の説明

  4. 図9-55に示すように、「チェンジ・センター」領域で「作成」をクリックし、新規のOracle Service Busセッションを開始します。

    図9-55 チェンジ・センター

    チェンジ・センター
    「図9-55 チェンジ・センター」の説明

  5. 図9-56に示すように、左ペインで「プロジェクト・エクスプローラ」をクリックします。

    図9-56 「プロジェクト・エクスプローラ」オプション

    「プロジェクト・エクスプローラ」オプション
    「図9-56 「プロジェクト・エクスプローラ」オプション」の説明

    図9-57に示すように、「プロジェクト・エクスプローラ」ページが表示されます。

    図9-57 「プロジェクト・エクスプローラ」ページ

    プロジェクト・エクスプローラ
    「図9-57 「プロジェクト・エクスプローラ」ページ」の説明

  6. 新規のプロジェクトに有効な名前を入力し、「プロジェクトの追加」をクリックします。

    プロジェクトが正常に作成され、リストに表示されます。

  7. 作成されたプロジェクトをクリックします。

    図9-58に示すように、プロジェクト・ページが表示されます。

    図9-58 プロジェクト・ページ

    プロジェクト・ページ
    「図9-58 プロジェクト・ページ」の説明

  8. 「新しいフォルダ名の入力」に、Business Serviceとタイプし、「フォルダの追加」をクリックします。

  9. 「新しいフォルダ名の入力」フィールドで「Proxy Service」と入力し、「フォルダの追加」をクリックします。

  10. 「新しいフォルダ名の入力」フィールドで「wsdls」と入力し、「フォルダの追加」をクリックします。

    図9-59に示すように、「ビジネス・サービス」、「プロキシ・サービス」および「wsdls」フォルダが左ペインに表示されます。

    図9-59 「SAP_Project」ノード

    プロジェクト・フォルダ
    「図9-59 「SAP_Project」ノード」の説明

Oracle Service Bus統合のためのアプリケーション・エクスプローラのクラス・パスの設定

アプリケーション・エクスプローラを起動し、これを使用してWSDLをOracle Service Bus (OSB) Console(プロジェクトまたはフォルダ)を公開する前に、OSBユーザーは次の手順を行う必要があります。

  1. コマンド・プロンプト・ウィンドウを開きます。

  2. 次のディレクトリに移動します。

    <OSB_Home>\user_projects\domains\base_domain\bin
    
  3. setDomainEnv.cmd(Windows)または. ./setDomainEnv.sh (UNIX、Linux)を実行します。

    このコマンドは、OSB ConsoleをWSDLを公開するためのアプリケーション・エクスプローラからOracle WebLogic Server APIへのアクセス用クラス・パスを設定します。

  4. コマンド・プロンプト・ウィンドウを開けたままにします。

  5. 次のディレクトリに移動します。

    <OSB_Home>\3rdparty\ApplicationAdapters\tools\iwae\bin
    
  6. ae.bat(Windows)またはiwae.sh(UNIX、Linux)を実行してアプリケーション・エクスプローラを起動します。

    これで、アプリケーション・エクスプローラからOSB ConsoleにWSDLを公開する準備ができました。

アプリケーション・エクスプローラからOracle Service BusへのWSDLの公開

アプリケーション・エクスプローラからOracle Service BusにWSDLを公開するには、次のステップを実行します:

  1. アプリケーション・エクスプローラを起動し、J2CA構成に接続し、SAP R/3ターゲットに接続します。

    詳細は、第4章「Oracle Application Adapter for SAP R/3の構成」を参照してください。

  2. 「イベント」ノードを展開します。

  3. 図9-60に示すように、MySAPの「チャネル」ノードを右クリックし、メニューから「チャネルの追加」を選択します。

    図9-60 「チャネルの追加」オプション

    「チャネルの追加」オプション
    「図9-60 「チャネルの追加」オプション」の説明

    図9-61に示すように、「チャネルの追加」ダイアログが表示されます。

    図9-61 「チャネルの追加」ダイアログ

    「チャネルの追加」ダイアログ
    「図9-61 「チャネルの追加」ダイアログ」の説明

    図9-62に示すように、「アプリケーション・サーバー」ダイアログが表示されます。

    図9-62 「アプリケーション・サーバー」ダイアログ

    「アプリケーション・サーバー」ダイアログ
    「図9-62 「アプリケーション・サーバー」ダイアログ」の説明

  4. 使用しているSAP R/3システムに必要な接続情報を入力し、「OK」をクリックします。

    「チャネル」ノードのしたに新しいチャネルが追加されます。

  5. 「アダプタ」ノードを展開し、次に「MySAP」ノードを展開します。

  6. 「ALE (IDOCs)」ノードを展開し、次に「MATMAS -- Material」ノードを展開します。

    図9-63 インバウンドJCAサービスの作成(イベント)オプション

    アプリケーション・エクスプローラ
    「図9-63 インバウンドJCAサービスの作成(イベント)オプション」の説明

  7. 図9-63に示すように、「MATMAS01」を右クリックし、メニューからインバウンドJCAサービスの作成(イベント)を選択します。

    図9-64に示すように、「WSDLのエクスポート」ダイアログが表示されます。

    図9-64 「WSDLのエクスポート」ダイアログ

    「WSDLのエクスポート」ダイアログ
    「図9-64 「WSDLのエクスポート」ダイアログ」の説明

  8. 「名前」フィールドに、WSDLファイルのデフォルトのファイル名が表示されます。デフォルトを受け入れるか、任意の名前を指定します。

  9. 「チャネルリストで、このインバウンド・サービス用に作成したチャネルを選択します。

  10. 「ルート」、「ネームスペース」、「スキーマ」の3つの検証オプション・チェック・ボックスも表示されます。複数の検証オプションの選択もできます。

  11. OSBにエクスポートオプションを選択します。

  12. 「ロケーション」フィールドで、WSDLドキュメントの公開先となるOracle Service Bus内のフォルダ名を入力します。

    このロケーションは、Oracle Service Busのプロジェクト名と、オプションで1つ以上のフォルダ名で構成されます。プロジェクト名およびフォルダ名はいずれもスラッシュ文字の「/」で区切る必要があります。

  13. 「ホスト」フィールドで、Oracle Service Busがインストールされているマシンの名前を入力します。

  14. 「ポート」フィールドで、Oracle Service Busにより使用されるポートを入力します。

  15. 「ユーザー」フィールドで、Oracle Service Busへのアクセス用のユーザー名を入力します。

  16. 「パスワード」フィールドで、Oracle Service Busへのアクセス用のパスワードを入力します。

  17. 「OK」をクリックします。

    インバウンドWSDLが「WSDLのエクスポート」ダイアログで指定されている場所に公開され、 Oracle Service Busでビジネス・サービスまたはプロキシ・サービスとともに使用できるようになります。

  18. 図9-65に示すように、Oracle Service Busコンソールを開き、左ペインで作成済のWSDLフォルダを選択します。

    図9-65 作成済のWSDLフォルダ

    WSDLフォルダ
    「図9-65 作成済のWSDLフォルダ」の説明

  19. 図9-66に示すように、エクスポートされたWSDLがリストに表示されていることを確認します。

    図9-66 エクスポートされたWSDL

    エクスポートされたWSDL
    「図9-66 エクスポートされたWSDL」の説明

  20. 「アクション」列で、エクスポートされたのWSDLに関連するアイコンをクリックします。

    図9-67に示すように、「WSDLとサービスの生成」ページが表示されます。

    図9-67 「WSDLとサービスの生成」ページ

    「WSDLとサービスの生成」ページ
    「図9-67 「WSDLとサービスの生成」ページ」の説明

  21. 新規WSDLの名前および新規サービス名を対応するフィールドに入力します。

  22. 「ロケーション」領域で、プロキシ・サービスに指定されている使用可能なプロジェクトおよびサブフォルダを選択します。

  23. 「生成」をクリックします。

    WSDLおよびサービス・リソースが正常に作成されると、図9-68に示すように、次のメッセージが表示されます。

    図9-68 成功を伝えるメッセージ

    成功を伝えるメッセージ
    「図9-68 成功を伝えるメッセージ」の説明

  24. 図9-69に示すように、「プロジェクト・エクスプローラ」の下で「プロキシ・サービス」をクリックし、生成されたWSDLおよびプロキシ・サービスがリストに表示されていることを確認します。

    図9-69 生成されたWSDL

    生成されたWSDL
    「図9-69 生成されたWSDL」の説明

ファイル・タイプ・ビジネス・サービスの構成

ファイル・タイプ・ビジネス・サービスを構成するには、次のステップを実行します:

  1. 図9-70に示すように、左ペインに作成済の「ビジネス・サービス」フォルダが表示されます。

    図9-70 「ビジネス・サービス」フォルダ

    ビジネス・サービスの選択
    「図9-70 「ビジネス・サービス」フォルダ」の説明

  2. 図9-71に示すように、右ペインで「リソースの作成」メニューから「ビジネス・サービス」を選択します。

    図9-71 ビジネス・サービス

    「ビジネス・サービス」を選択
    「図9-71 ビジネス・サービス」の説明

    図9-72に示すように、「全般的な構成」ページが表示されます。

    図9-72 「全般的な構成」ページ

    「全般的な構成」ページ
    「図9-72 「全般的な構成」ページ」の説明

  3. ビジネス・サービスの名前を入力し、「サービス・タイプ」領域で「メッセージ・サービス」を選択します。

  4. 「次へ」をクリックします。

    図9-73に示すように、「メッセージ・タイプの構成」ページが表示されます。

    図9-73 「メッセージ・タイプの構成」ページ

    「メッセージの種類の構成」ページ
    「図9-73 「メッセージ・タイプの構成」ページ」

  5. 「リクエスト・メッセージ・タイプ」に「XML」、「レスポンス・メッセージ・タイプ」に「なし 」を選択します。

  6. 「次へ」をクリックします。

    図9-74に示すように、「トランスポート構成」ページが表示されます。

    図9-74 「トランスポート構成」ページ

    「トランスポート構成」ページ
    「図9-74 「トランスポート構成」ページ」の説明

  7. 「プロトコル」リストからファイルを選択します。

  8. 「エンドポイントURI」フィールドで、ファイル・システム上の送信先フォルダへのパスを入力し、「追加」をクリックします。

  9. 「次へ」をクリックします。

    図9-75に示すように、ファイル・トランスポート構成ページが表示されます。

    図9-75 ファイル・トランスポート構成ページ

    ファイル・トランスポート構成ページ
    「図9-75 ファイル・トランスポート構成ページ」の説明

  10. 受信される出力ファイルの接頭辞および接尾辞を入力し、「次へ」を選択します。

    図9-76に示すように、「メッセージ処理」および「詳細設定」ページが表示されます。

    図9-76 「メッセージ処理」および「詳細設定」ページ

    「メッセージ処理」ページ
    「図9-76 「メッセージ処理」および「詳細設定」ページ」の説明

  11. 「次へ」をクリックします。

    図9-77に示すように、「サマリー」ページが表示されます。

    図9-77 「サマリー」ページ

    「サマリー」ページ
    「図9-77 「サマリー」ページ」の説明

  12. ビジネス・サービスに関するすべての情報を確認し、「保存」をクリックします。

  13. 図9-78に示すように、成功を伝えるメッセージが表示されたことを確認し、「チェンジ・センター」で「アクティブ化」をクリックします。

    図9-78 チェンジ・センター

    「アクティブ化」ボタン
    「図9-78 チェンジ・センター」の説明

    図9-79に示すように、「セッションのアクティブ化」ページが表示されます。

    図9-79 「セッションのアクティブ化」ページ

    「セッションのアクティブ化」ページ
    「図9-79 「セッションのアクティブ化」ページ」の説明

  14. 「発行」をクリックします。

  15. 図9-80に示すように、「構成の変更の表示」ページが表示されたことを確認します。

    図9-80 「構成の変更の表示」ページ

    「構成の変更の表示」ページ
    「図9-80 「構成の変更の表示」ページ」の説明

パイプラインの構成

パイプラインを構成するには、次のステップを実行します:

  1. 図9-81に示すように、作成したプロキシ・サービスの行の「メッセージ・フローの編集」アイコンをクリックします。

    図9-81 「メッセージ・フローの編集」アイコン

    「メッセージ・フローの編集」アイコン
    「図9-81 「メッセージ・フローの編集」アイコン」の説明

    図9-82に示すように、「メッセージ・フローの編集」ワークスペース領域が表示されます。

    図9-82 「メッセージ・フローの編集」ワークスペース領域

    「メッセージ・フローの編集」ワークスペース
    「図9-82 「メッセージ・フローの編集」ワークスペース領域」の説明

  2. 表示されたプロキシ・サービスのアイコンをクリックし、メニューから「ルートの追加」を選択します。

    RouteNode1アイコンが「リクエスト・パイプライン」アイコンの下に追加されます。

    図9-83 「ルートの編集」オプション

    「ステージの編集」
    「図9-83 「ルートの編集」オプション」の説明

  3. 図9-83に示すように、RouteNode1アイコンをクリックし、メニューから「ルートの編集」を選択します。

    図9-84に示すように、「ステージ構成の編集」ワークスペース領域が表示されます。

    図9-84 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域

    「ルーティング」を選択
    「図9-84 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域」の説明

  4. 図9-85に示すように、「アクションの追加」をクリックし、メニューから「通信」を選択して「ルーティング」をクリックします。

    図9-85 「ステージ構成の編集」ページ

    「式の編集」
    「図9-85 「ステージ構成の編集」ページ」の説明

  5. <サービス>をクリックします。

    図9-86に示すように、「サービスの選択」ダイアログが表示されます。

    図9-86 「サービスの選択」ダイアログ

    「サービスの選択ダイアログ
    「図9-86 「サービスの選択」ダイアログ」の説明

  6. ファイル・タイプのビジネス・サービスを選択し、「発行」をクリックします。

    図9-87に示すように「ステージ構成の編集」ワークスペース領域に戻ります。

    図9-87 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域

    「ステージ構成の編集」
    「図9-87 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域」の説明

  7. 「保存」をクリックします。

    図9-88に示すように「メッセージ・フローの編集」ワークスペース領域に戻ります。

    図9-88 「メッセージ・フローの編集」ワークスペース領域

    「メッセージ・フローの編集」
    「図9-88 「メッセージ・フローの編集」ワークスペース領域」の説明

  8. 「保存」をクリックします。

    図9-89 更新の成功を伝えるメッセージ

    「アクティブ化」ボタン
    「図9-89 更新の成功を伝えるメッセージ」の説明

  9. 図9-89に示すように、成功を伝えるメッセージが表示されたことを確認し、「チェンジ・センター」で「アクティブ化」をクリックします。

    図9-90に示すように、「セッションのアクティブ化」ページが表示されます。

    図9-90 「セッションのアクティブ化」ページ

    「セッションのアクティブ化」ページ
    「図9-90 「セッションのアクティブ化」ページ」の説明

  10. 「発行」をクリックします。

  11. 図9-91に示すように、「構成の変更の表示」ページが表示されたことを確認します。

    図9-91 「構成の変更の表示」ページ

    「構成の変更の表示」ページ
    「図9-91 「構成の変更の表示」ページ」の説明

  12. SAP R/3システムからのイベントをトリガーし、構成済の出力ロケーションで受信されたことを確認します。

Oracle Service Busを使用したアウトバウンド処理の構成(BSE構成)

この項では、BSE構成の場合のOracle Service Busを使用したアウトバウンド処理の構成方法に付いて説明します。

この項では、次のトピックについて説明します。

Oracle Service Busの起動およびプロジェクト・フォルダの作成

この項では、Oracle Service Bus (OSB)を起動してプロジェクト・フォルダを作成する方法について説明します。


注意:

64ビット・マシン上でOSBとともにOracle Application Adapter for SAP R/3(SAP JCo 3.0)を使用している場合、startWebLogic.shファイルでJAVAオプションとともにd64フラグを追加する必要があります。このファイルは次のディレクトリにあります。
<OSB_Home>\user_projects\domains\base_domain\bin

例:

JAVA_OPTIONS="${SAVE_JAVA_OPTIONS} -Dfile.encoding=ISO8859_1 -d64"

Oracle WebLogic Serverは、この変更が行われた後でのみ起動する必要があります。


Oracle Service Busを起動し、プロジェクト・フォルダを作成するには、次のステップを実行します:

  1. 構成済のOracle WebLogic ServerドメインのOracle WebLogic Serverを起動します。

  2. Webブラウザで次のURLを入力して、Oracle Service Busコンソールを起動します。

    http://hostname:port/sbconsole
    

    ここで、hostnameはOracle WebLogic Serverが稼働しているマシンの名前、portは使用しているドメイン用のポートです。デフォルト・ドメイン用のポートは7001です。

    Oracle Service Busコンソールのログオン・ページが表示されます。

  3. 有効なユーザー名およびパスワードを使用して、Oracle Service Busコンソールにログオンします。

    図9-92に示すように、Oracle Service Busコンソールのホーム・ページが表示されます。

    図9-92 Oracle Service Busコンソール

    OSBのホーム
    「図9-92 Oracle Service Busコンソール」の説明

  4. 図9-93に示すように、「チェンジ・センター」領域で「作成」をクリックし、新規のOracle Service Busセッションを開始します。

    図9-93 チェンジ・センター

    チェンジ・センター
    「図9-93 チェンジ・センター」の説明

  5. 図9-94に示すように、左ペインで「プロジェクト・エクスプローラ」をクリックします。

    図9-94 「プロジェクト・エクスプローラ」オプション

    「プロジェクト・エクスプローラ」オプション
    「図9-94 「プロジェクト・エクスプローラ」オプション」の説明

    図9-95に示すように、「プロジェクト・エクスプローラ」ページが表示されます。

    図9-95 「プロジェクト・エクスプローラ」ページ

    プロジェクト・エクスプローラ
    「図9-95 「プロジェクト・エクスプローラ」ページ」の説明

  6. 新しいプロジェクトの有効な名前(SAP_Project)を入力し、「プロジェクトの追加」をクリックします。

    新しいプロジェクトが正常に作成されて左ペインに表示されます。

  7. 左ペインの新しいプロジェクトのノードをクリックします。

    図9-96に示すように、プロジェクト・ページが表示されます。

    図9-96 プロジェクト・ページ

    プロジェクト・ページ
    「図9-96 プロジェクト・ページ」の説明

  8. 「新しいフォルダ名の入力」に、Business Serviceとタイプし、「フォルダの追加」をクリックします。

  9. 「新しいフォルダ名の入力」フィールドで「Proxy Service」と入力し、「フォルダの追加」をクリックします。

  10. 「新しいフォルダ名の入力」フィールドで「wsdls」と入力し、「フォルダの追加」をクリックします。

    図9-97に示すように、「ビジネス・サービス」、「プロキシ・サービス」、および「wsdls」フォルダが新しい「SAP_Project」ノードの下の左ペインに表示されます。

    図9-97 「SAP_Project」ノード

    プロジェクト・フォルダ
    「図9-97 「SAP_Project」ノード」の説明

Oracle Service Bus統合のためのアプリケーション・エクスプローラのクラス・パスの設定

アプリケーション・エクスプローラを起動し、これを使用してWSDLをOracle Service Bus (OSB) Console(プロジェクトまたはフォルダ)を公開する前に、OSBユーザーは次の手順を行う必要があります。

  1. コマンド・プロンプト・ウィンドウを開きます。

  2. 次のディレクトリに移動します。

    <OSB_Home>\user_projects\domains\base_domain\bin
    
  3. setDomainEnv.cmd(Windows)または. ./setDomainEnv.sh (UNIX、Linux)を実行します。

    このコマンドは、OSB ConsoleをWSDLを公開するためのアプリケーション・エクスプローラからOracle WebLogic Server APIへのアクセス用クラス・パスを設定します。

  4. コマンド・プロンプト・ウィンドウを開けたままにします。

  5. 次のディレクトリに移動します。

    <OSB_Home>\3rdparty\ApplicationAdapters\tools\iwae\bin
    
  6. ae.bat(Windows)またはiwae.sh(UNIX、Linux)を実行してアプリケーション・エクスプローラを起動します。

    これで、アプリケーション・エクスプローラからOSB ConsoleにWSDLを公開する準備ができました。

アプリケーション・エクスプローラからOracle Service BusへのWSDLの公開

この項では、アプリケーション・エクスプローラ(BSE構成)からOracle Service BusにWSDLを公開する方法について説明します。

  1. アプリケーション・エクスプローラを起動し、BSE構成に接続し、SAP R/3ターゲットに接続します。

    図9-98 「Webサービスの作成」オプション

    メタデータの参照
    「図9-98 「Webサービスの作成」オプション」の説明

  2. 「ビジネス・オブジェクト・リポジトリ」ノード、財務会計ノード、および「CompanyCode」ビジネス・オブジェクトを順に展開します。

  3. 図9-98に示すように、「GetDetail」を右クリックし、メニューから「Webサービスの作成」を選択します。

    図9-99に示すように、「Webサービスの作成」ダイアログが表示されます。

    図9-99 「Webサービスの作成」ダイアログ

    「Webサービスの作成」ダイアログ
    「図9-99 「Webサービスの作成」ダイアログ」の説明

  4. サービス名を入力し、「次へ」をクリックします。

  5. 表示される次のダイアログで「OK」をクリックします。

    アプリケーション・エクスプローラで、 「ビジネス・サービス」 ノードに表示が切り替わり、新規のWebサービスが左ペインに表示されます。

    図9-100 「WSDLのエクスポート」オプション

    「新規Webサービス」
    「図9-100 「WSDLのエクスポート」オプション」の説明

  6. 図9-100に示すように、「新規Webサービス」を右クリックし、メニューから「WSDLのエクスポート」を選択します。

    図9-101に示すように、「WSDLのエクスポート」ダイアログが表示されます。

    図9-101 「WSDLのエクスポート」ダイアログ

    「WSDLのエクスポート」ダイアログ
    「図9-101 「WSDLのエクスポート」ダイアログ」の説明

  7. 「名前」フィールドに、WSDLファイルのデフォルトのファイル名が表示されます。デフォルトを受け入れるか、任意の名前を指定します。

  8. 「ロケーション」フィールドで、WSDLドキュメントの公開先となる場所を入力します。

    このロケーションは、Oracle Service Busのプロジェクト名と、オプションで1つ以上のフォルダ名で構成されます。プロジェクト名およびフォルダ名はいずれもスラッシュ文字の「/」で区切る必要があります。

  9. 「ホスト」フィールドで、Oracle Service Busが稼働しているマシンの名前を入力します。

  10. 「ポート」フィールドで、使用しているドメインのポートを入力します。

  11. 「ユーザー」フィールドで、Oracle Service Busへのアクセス用のユーザー名を入力します。

  12. 「パスワード」フィールドで、Oracle Service Busへのアクセス用のパスワードを入力します。

  13. 「OK」をクリックします。

    WSDLが「WSDLのエクスポート」ダイアログで指定されている場所に公開され、 Oracle Service Busでビジネス・サービスまたはプロキシ・サービスとともに使用できるようになります。

ファイル・タイプ・ビジネス・サービスの構成

この項では、Oracle Service Busコンソールを使用したファイル・タイプ・ビジネス・サービスの構成方法について説明します。

  1. 作成した「ビジネス・サービス」フォルダを左ペインで選択します。

    図9-102 「ビジネス・サービス」オプション

    ビジネス・サービスの選択
    「図9-102 ビジネス・サービス」の説明

  2. 図9-102に示すように、右ペインで「リソースの作成」メニューから「ビジネス・サービス」を選択します。

    図9-103に示すように、「全般的な構成」ページが表示されます。

    図9-103 「全般的な構成」ページ

    「全般的な構成」
    「図9-103 「全般的な構成」ページ」の説明

  3. ビジネス・サービスの名前を入力し、「サービス・タイプ」領域で「メッセージ・サービス」を選択します。

  4. 「次へ」をクリックします。

    図9-104に示すように、「メッセージ・タイプの構成」ページが表示されます。

    図9-104 「メッセージ・タイプの構成」ページ

    「メッセージ・タイプの構成」
    「図9-104 「メッセージ・タイプの構成」ページ」

  5. 「リクエスト・メッセージ・タイプ」に「XML」、「レスポンス・メッセージ・タイプ」に「なし 」を選択します。

  6. 「次へ」をクリックします。

    図9-105に示すように、「トランスポート構成」ページが表示されます。

    図9-105 「トランスポート構成」ページ

    トランスポート構成」
    「図9-105 「トランスポート構成」ページ」の説明

  7. 「プロトコル」リストからファイルを選択します。

  8. 「エンドポイントURI」フィールドで、ファイル・システム上の送信先フォルダへのパスを入力し、「追加」をクリックします。

  9. 「次へ」をクリックします。

    図9-106に示すように、ファイル・トランスポート構成ページが表示されます。

    図9-106 ファイル・トランスポート構成ページ

    ファイル・トランスポート構成
    「図9-106 ファイル・トランスポート構成ページ」の説明

  10. 受信される出力ファイルの接頭辞および接尾辞を入力し、「次へ」を選択します。

    図7-107に示すように、「サマリー」ページが表示されます。

    図9-107 「サマリー」ページ

    「サマリー」
    「図9-107 「サマリー」ページ」の説明

  11. ビジネス・サービスに関するすべての情報を確認し、「保存」をクリックします。

WSDLタイプ・ビジネス・サービスの構成

この項では、Oracle Service Busコンソールを使用したWSDLタイプ・ビジネス・サービスの構成方法について説明します。

  1. 作成した「ビジネス・サービス」フォルダを左ペインで選択します。

    図9-108 「ビジネス・サービス」オプション

    ビジネス・サービスの選択
    「図9-108 ビジネス・サービス」の説明

  2. 図9-108に示すように、右ペインで「リソースの作成」メニューから「ビジネス・サービス」を選択します。

    図9-109に示すように、「全般的な構成」ページが表示されます。

    図9-109 「全般的な構成」ページ

    「全般的な構成」
    「図9-109 「全般的な構成」ページ」の説明

  3. ビジネス・サービスの名前を入力し、「サービス・タイプ」領域で「WSDL Webサービス」を選択します。

  4. 「参照」をクリックします。

    図9-110に示すように、「WSDLの選択」ダイアログが表示されます。

    図9-110 「WSDLの選択」ダイアログ

    「WSDLの選択」ダイアログ
    「図9-110 「WSDLの選択」ダイアログ」の説明

  5. アプリケーション・エクスプローラを使用してOracle Application Adapter for SAP R/3用に公開したBSE WSDLを選択し、「発行」をクリックします。

    図9-111に示すように、「WSDL定義の選択」ダイアログが表示されます。

    図9-111 「WSDL定義の選択」ダイアログ

    「WSDL定義の選択」ダイアログ
    「図9-111 「WSDL定義の選択」ダイアログ」の説明

  6. 必要なWSDLを選択してから、ポートセクションでWSDL定義を選択し、「実行」をクリックします。

    全般的な構成ページに戻り、このページで選択したWSDLが利用できるようになります。

  7. 「次へ」をクリックします。

    図9-112に示すように、「トランスポート構成」ページが表示されます。

    図9-112 「トランスポート構成」ページ

    トランスポート構成」
    「図9-112 「トランスポート構成」ページ」の説明

  8. デフォルト値を選択したままにし、「次へ」をクリックします。

    図9-113に示すように、HTTPトランスポート構成ページが表示されます。

    図9-113 「HTTPトランスポート構成」ページ

    HTTPトランスポート構成
    「図9-113 HTTPトランスポート構成ページ」の説明

  9. デフォルト値を選択したままにし、「次へ」をクリックします。

    図9-14に示すように、「SOAPバインド構成」ページが表示されます。

    図9-114 「SOAPバインド構成」ページ

    「SOAPバインド構成」
    「図9-114 SOAPバインド構成ページ]の説明

  10. 「次へ」をクリックします。

    図9-115に示すように、メッセージ・コンテンツの処理ページが表示されます。

    図9-115 メッセージ・コンテンツの処理ページ

    メッセージ・コンテンツの見出し
    「図9-115 メッセージ・コンテンツの処理ページ」の説明

  11. 「次へ」をクリックします。

    図9-116に示すように、「サマリー」ページが表示されます。

    図9-116 「サマリー」ページ

    「サマリー」
    「図9-116 「サマリー」ページ」の説明

  12. ビジネス・サービスに関するすべての情報を確認し、「保存」をクリックします。

プロキシ・サービスの構成

この項では、Oracle Service Busコンソールを使用したプロキシ・サービスの構成方法について説明します。

  1. 作成した「プロキシ・サービス」フォルダを左ペインで選択します。

    図9-117 「プロキシ・サービス」オプション

    「プロキシ・サービスの選択」
    「図9-117 「プロキシ・サービス」オプション」の説明

  2. 図9-117に示すように、右ペインで「リソースの作成」メニューから「プロキシ・サービス」を選択します。

    図9-118に示すように、「全般的な構成」ページが表示されます。

    図9-118 「全般的な構成」ページ

    「全般的な構成」
    「図9-118 「全般的な構成」ページ」の説明

  3. プロキシ・サービスの名前を入力し、「サービス・タイプ」領域で「任意のXMLサービス」を選択します。

  4. 「次へ」をクリックします。

    図9-119に示すように、「トランスポート構成」ページが表示されます。

    図9-119 「トランスポート構成」ページ

    トランスポート構成」
    「図9-119 「トランスポート構成」ページ」の説明

  5. 「プロトコル」リストからファイルを選択します。

  6. 「エンドポイントURI」フィールドで、ファイル・システム上の入力フォルダへのパスを入力します。

  7. 「次へ」をクリックします。

    図9-120に示すように、ファイル・トランスポート構成ページが表示されます。

    図9-120 ファイル・トランスポート構成ページ

    ファイル・トランスポート構成
    「図9-120 ファイル・トランスポート構成ページ」の説明

  8. 「ステージ・ディレクトリ」および「エラー・ディレクトリ」フィールドに、ファイル・システム上の任意のフォルダ・ロケーションを指定します。

  9. 「次へ」をクリックします。

    図9-121に示すように、メッセージ・コンテンツの処理ページが表示されます。

    図9-121 メッセージ・コンテンツの処理ページ

    メッセージ・コンテンツの見出し
    「図9-121 メッセージ・コンテンツの処理ページ」の説明

  10. 「次へ」をクリックします。

    図9-122に示すように、「サマリー」ページが表示されます。

    図9-122 「サマリー」ページ

    「サマリー」
    「図9-122 「サマリー」ページ」の説明

  11. プロキシ・サービスに関するすべての情報を確認し、「保存」をクリックします。

パイプラインの構成

この項では、Oracle Service Busコンソールを使用したパイプラインの構成方法について説明します。

  1. 図9-123に示すように、作成したプロキシ・サービスの行の「メッセージ・フローの編集」アイコンをクリックします。

    図9-123 「メッセージ・フローの編集」アイコン

    「メッセージ・フローの編集」アイコン
    「図9-123 「メッセージ・フローの編集」アイコン」の説明

    「メッセージ・フローの編集」ワークスペース領域が表示されます。

  2. 図9-124に示すように、「プロキシ・サービス」アイコンをクリックし、メニューから「パイプライン・ペアの追加」を選択します。

    図9-124 「パイプライン・ペアの追加」オプション

    「パイプライン・ペアの追加」
    「図9-124 「パイプライン・ペアの追加」オプション」の説明

  3. 図9-125に示すように、「リクエスト・パイプライン」アイコンをクリックし、メニューから「ステージの追加」を選択します。

    図9-125 「ステージの追加」オプション

    「ステージの追加」
    「図9-125 「ステージの追加」オプション」の説明

    Stage1アイコンが「リクエスト・パイプライン」アイコンの下に追加されます。

    図9-126 「ステージの編集」オプション

    「ステージの編集」
    「図9-126 「ステージの編集」オプション」の説明

  4. 図9-126に示すように、ステージ1アイコンをクリックし、メニューから「ステージの編集」を選択します。

    図9-127に示すように、「ステージ構成の編集」ワークスペース領域が表示されます。

    図9-127 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域

    「ログの追加」
    「図9-127 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域」の説明

  5. 「アクションの追加」をクリックし、メニューから「レポート」を選択して「ログ」をクリックします。

    図9-128 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域

    「式の編集」
    「図9-128 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域」の説明

  6. 図9-128に示すように、<式>をクリックします。

    図9-129に示すように、「XQuery/XSLT式エディタ」が表示されます。

    図9-129 XQuery/XSLT式エディタ

    「XQuery/XSLT式エディタ」
    「図9-129 XQuery/XSLT式エディタ」の説明

  7. 「XQueryテキスト」領域で、「$inbound」を入力します。

  8. 「検証」「保存」の順にクリックします。

    図9-130に示すように「ステージ構成の編集」ワークスペース領域に戻ります。

    図9-130 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域

    「ステージ構成の編集」
    「図9-130 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域」の説明

  9. テキスト・ボックスに任意の注釈またはコメント(「**********input processing***********」など)を入力します。

  10. 重大度レベル・リストから「エラー」を選択します。

  11. 図9-131に示すように、もう1つのログ・アクションを追加します。

    図9-131 ログ・アクション

    「ログの追加」
    「図9-131 ログ・アクション」の説明

    図9-132に示すように、新規のログ構成が追加されます。

    図9-132 ログ構成

    「式の編集」
    「図9-132 ログ構成」の説明

  12. <式>をクリックして、式を編集します。

    図9-133に示すように、「XQuery/XSLT式エディタ」が表示されます。

    図9-133 XQuery/XSLT式エディタ

    「XQuery/XSLT式エディタ」
    「図9-133 XQuery/XSLT式エディタ」の説明

  13. 「XQueryテキスト」領域で、「$body」を入力します。

  14. 「検証」「保存」の順にクリックします。

    図9-134に示すように「ステージ構成の編集」ワークスペース領域に戻ります。

    図9-134 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域

    「ステージ構成の編集」
    「図9-134 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域」の説明

  15. テキスト・ボックスに任意の注釈またはコメント(「**********Request Body***********」など)を入力します。

  16. 重大度レベル・リストから「エラー」を選択します。

  17. 「検証」「保存」の順にクリックします。

    図9-135 「ルートの追加」オプション

    「ルートの追加」
    「図9-135 「ルートの追加」オプション」の説明

  18. 図9-135に示すように、PipelinePairNode1アイコンをクリックし、メニューから「ルートの追加」を選択します。

    図9-136 「ルートの編集」オプション

    ルートの編集」
    「図9-136 「ルートの編集」オプション」の説明

  19. 図9-136に示すように、RouteNode1アイコンをクリックし、メニューから「ルートの編集」を選択します。

    図9-137 「ルーティング」オプション

    「ルーティング」
    「図9-137 「ルーティング」オプション」の説明

  20. 図9-137に示すように、「アクションの追加」をクリックし、メニューから「通信」を選択して「ルーティング」をクリックします。

    図9-138 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域

    「サービスの追加」
    「図9-138 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域」の説明

  21. 図9-138に示すように、<サービス>をクリックします。

    図9-139に示すように、「サービスの選択」ダイアログが表示されます。

    図9-139 「サービスの選択」ダイアログ

    「サービスの選択ダイアログ
    「図9-139 「サービスの選択」ダイアログ」の説明

  22. WSDLタイプのビジネス・サービスを選択し、「発行」をクリックします。

    図9-140に示すように「ステージ構成の編集」ワークスペース領域に戻ります。

    図9-140 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域

    「ステージ構成の編集」
    「図9-140 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域」の説明

  23. リストから操作属性としてGetDetailを選択します。

  24. 「検証」「保存」の順にクリックします。

    図9-141 「ログ」オプション

    「ログの追加」
    「図9-141 「ログ」オプション」の説明

  25. 「レスポンス・アクション」領域で、図9-141に示すように、「アクションの追加」をクリックし、メニューから「レポート」を選択して「ログ」をクリックします。

    図9-142 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域

    「式の編集」
    「図9-142 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域」の説明

  26. 図9-142に示すように、<式>をクリックします。

    図9-143に示すように、「XQuery/XSLT式エディタ」が表示されます。

    図9-143 XQuery/XSLT式エディタ

    「XQuery/XSLT式エディタ」
    「図9-143 XQuery/XSLT式エディタ」の説明

  27. 「XQueryテキスト」領域で、「$outbound」を入力します。

  28. 「検証」「保存」の順にクリックします。

    図9-144に示すように「ステージ構成の編集」ワークスペース領域に戻ります。

    図9-144 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域

    「ステージ構成の編集」
    「図9-144 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域」の説明

  29. テキスト・ボックスに任意の注釈またはコメント(「**********output processing***********」など)を入力します。

  30. 重大度レベル・リストから「エラー」を選択します。

  31. 「検証」「保存」の順にクリックします。

    図9-145 「ステージの追加」オプション

    「ステージの追加」
    「図9-145 「ステージの追加」オプション」の説明

  32. 図9-145に示すように、「リクエスト・パイプライン」アイコンをクリックし、メニューから「ステージの追加」を選択します。

    ステージ1アイコンが「リクエスト・パイプライン」アイコンの下に追加されます。

    図9-146 「ステージの編集」オプション

    「ステージの編集」
    「図9-146 「ステージの編集」オプション」の説明

  33. 図9-146に示すように、ステージ1アイコンをクリックし、メニューから「ステージの編集」を選択します。

    図9-147に示すように、「ステージ構成の編集」ワークスペース領域が表示されます。

    図9-147 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域

    「公開」を選択
    「図9-147 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域」の説明

  34. 「アクションの追加」をクリックし、メニューから「通信」を選択して「パブリッシュ」をクリックします。

    図9-148 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域

    「サービスの追加」
    「図9-148 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域」の説明

  35. 図9-148に示すように、<サービス>をクリックします。

    図9-149に示すように、「サービスの選択」ダイアログが表示されます。

    図9-149 「サービスの選択」ダイアログ

    「サービスの選択ダイアログ
    「図9-149 「サービスの選択」ダイアログ」の説明

  36. ファイル・タイプのビジネス・サービスを選択し、「発行」をクリックします。

    図9-150に示すように「ステージ構成の編集」ワークスペース領域に戻ります。

    図9-150 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域

    「ログの追加」
    「図9-150 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域」の説明

  37. 「リクエスト・アクション」領域で、「アクションの追加」をクリックし、メニューから「レポート」を選択して「ログ」をクリックします。

    図9-151 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域

    「式の編集」
    「図9-151 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域」の説明

  38. 図9-151に示すように、<式>をクリックします。

    図9-152に示すように、「XQuery/XSLT式エディタ」が表示されます。

    図9-152 XQuery/XSLT式エディタ

    「XQuery/XSLT式エディタ」
    「図9-152 XQuery/XSLT式エディタ」の説明

  39. 「XQueryテキスト」領域で、「$body」を入力します。

  40. 「検証」「保存」の順にクリックします。

    図9-153に示すように「ステージ構成の編集」ワークスペース領域に戻ります。

    図9-153 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域

    「ステージ構成の編集」
    「図9-153 「ステージ構成の編集」ワークスペース領域」の説明

  41. テキスト・ボックスに任意の注釈またはコメント(「**********Response Body***********」など)を入力します。

  42. 重大度レベル・リストから「エラー」を選択します。

  43. 「検証」「保存」の順にクリックします。

    図9-154に示すように、完成したパイプラインが表示されます。

    図9-154 完成したパイプライン

    完成したメッセージ・フロー
    「図9-154 完成したパイプライン」の説明

  44. 「保存」をクリックします。

  45. 図9-155に示すように、「チェンジ・センター」領域で「アクティブ化」をクリックし、変更をOracle Service Busセッションでアクティブ化します。

    図9-155 チェンジ・センター

    チェンジ・センター
    「図9-155 チェンジ・センター」の説明

  46. 図9-156に示すように、構成済の入力フォルダに入力XMLファイルをコピーおよび貼付けます。

    図9-156 入力XMLファイル

    入力ファイル
    「図9-156 入力XMLファイル」の説明

    図9-157に示すように、宛先フォルダに出力XMLファイルが受信されます。

    図9-157 受信された出力XMLファイル

    出力ファイル
    「図9-157 受信された出力XMLファイル」の説明