Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server Application Adapter for SAP R/3(SAP JCo 3.0)ユーザーズ・ガイド 11g リリース1 (11.1.1.3.0) B61422-01 |
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Oracle Application Adapter for SAP R/3には、Business Process Management (BPM)シームレスに統合されており、Webサービスの簡易な統合を可能にします。Oracle BPMは、サービス指向アーキテクチャ(SOA)に基づいており、Web Service Definition Language (WSDL)ドキュメントとして公開されるアダプタ・サービスを使用します。
この章の内容は以下のとおりです。
Oracle BPMを統合するには、Oracle Application Adapter for SAP R/3がOracle BPMと同じWLSコンテナにデプロイされている必要があります。また、基になるアダプタ・サービスは、アダプタのリクエスト/レスポンス(アウトバウンド)とイベント通知(インバウンド)の両方のサービス用にOracle Adapterアプリケーション・エクスプローラ(アプリケーション・エクスプローラ)でデザインタイム中に生成されるWSDLファイルとして公開される必要があります。詳細は、「WSDLの生成(J2CA構成のみ)」を参照してください。
生成されたWSDLファイルは、インバウンドまたはアウトバウンドアダプタ・サービスにそれぞれ適切なBPMプロセスの設計に使用されます。完成したBPMプロセスは、JDeveloperで正常にコンパイルされ、BPMサーバーにデプロイされる必要があります。BPMサーバーへのデプロイメント後すぐに、新規構築されたプロセスはすべて自動的にOracle Enterprise Manager Consoleにデプロイされ、 BPMプロセスの実行、監視、管理、およびアダプタ・イベントのリスニングを行うことができます。
インストール中、Oracle Application Adapter for SAP R/3は、WLSコンテナ内のJ2CA 1.0リソース・アダプタとしてデプロイされます。アダプタはOracle BPMと同じWLSコンテナ内にデプロイされる必要があります。
Oracle JDeveloperでの新規アプリケーション・サーバー接続の構成方法の詳細は、「新規のアプリケーション・サーバー接続の構成」を参照してください。
アウトバウンドのデザインタイム構成を完了するには、次のツールが必要です。
Oracle Adapterアプリケーション・エクスプローラ(アプリケーション・エクスプローラ)
Oracle JDeveloper BPMデザイナ(JDeveloper)またはEclipse
注意: この章に記載されている例ではJDeveloperが使用されています。 |
BPMプロセスを設計する前に、アプリケーション・エクスプローラを使用して、各WSDLファイルを生成する必要があります。詳細は、「リクエスト/レスポンス型のサービス用のWSDLの生成」を参照してください。
この項では、次のステップで構成されるBPMアウトバウンド・プロセスの定義方法について説明します。
サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネントの構成
アウトバウンドBPMプロセス・コンポーネントの構成
書込み操作用のファイル・アダプタの作成
サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネントの構成
サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネントを作成するには、次のステップを実行します:
図8-4に示すように、「サービス・アダプタ」ペインから「サード・パーティ・アダプタ」コンポーネントを「外部参照」ペインにドラッグ・アンド・ドロップします。
図8-5に示すように、「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログが表示されます。
サード・パーティ・アダプタ・サービスの名前を入力します。
「タイプ」リストで「参照」が選択されていることを確認します(デフォルト)。
「WSDL URL」フィールドの右の既存のWSDLを検索アイコンをクリックします。
図8-6に示すように、「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログが表示されます。
次のディレクトリまでブラウズし、アウトバウンドWSDLファイルを選択します。
<ADAPTER_HOME>
\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\wsdls
「OK」をクリックします。
図8-7に示すように、「ファイルのローカライズ」ダイアログが表示されます。
「OK」をクリックします。
アウトバウンドWSDLファイルおよび関連リクエスト/レスポンスXMLスキーマ・ファイル(.xsd)が、作成済のプロジェクト・フォルダにインポートされます。
図8-8に示すように、「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログに戻ります。
「JCAファイル」フィールドの右の JCAファイルの検索アイコンをクリックします。
図8-9に示すように、「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログが表示されます。
次のディレクトリまでブラウズし、JCAプロパティ・ファイルを選択します。
<ADAPTER_HOME>
\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\wsdls
「OK」をクリックします。
図8-10に示すように、「ファイルのコピー」メッセージが表示されます。
「はい」をクリックします。
JCAプロパティ・ファイルのコピーがプロジェクト・フォルダ内に作成されます。
図8-11に示すように、「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログに戻ります。
「OK」をクリックします。
図8-12に示すように、サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネント(CC_GD)が作成され、「外部参照」ペインに表示されます。
これで、アウトバウンドBPMプロセス・コンポーネントを構成する準備ができました。
アウトバウンドBPMプロセス・コンポーネントの構成
アウトバウンドBPMプロセス・コンポーネントを構成するには、次のステップを実行します:
図8-13に示すように、「サービス・コンポーネント」ペインから「BPMNプロセス」コンポーネントを「コンポーネント」ペインにドラッグ・アンド・ドロップします。
図8-14に示すように、「BPMNプロセスの作成」ダイアログが表示されます。
左ペイン(「デフォルト・プロセス」)で選択されたデフォルトのオプションを受け入れ、「終了」をクリックします。
図8-15に示すように、BPMNプロセス・コンポーネントが作成されます。
「コンポーネント」ペインで、BPMNプロセス・コンポーネントをダブルクリックします。
図8-16に示すように、BPMNプロセスが表示されます。
図8-17に示すように、「アクティビティ」アイコンをクリックします。
図8-18に示すように、「Start」と「End」イベント・コンポーネント間の伝送路に「アクティビティ」アイコンをドロップします。
図8-19に示すように、「プロパティ - アクティビティ」ダイアログが表示されます。
図8-20に示すように、「実装」タブをクリックします。
図8-21に示すように、「実装タイプ」リストから「サービス・タスク」を選択します。
「実装」リストから「サービス・コール」を選択します。
図8-22に示すように、「名前」フィールドの右の「参照」アイコンをクリックします。
図8-23に示すように、「タイプ」ダイアログが表示されます。
作成されたサード・パーティ・サービスを選択し、「OK」をクリックします。
図8-24に示すように、「プロパティ - アクティビティ」ダイアログに戻ります。
「データ・アソシエーション」の下の「アソシエーションの使用」オプションを選択します。
「データ・アソシエーションの編集」アイコンをクリックします。
図8-25に示すように、「データ・アソシエーション」ダイアログが表示されます。
右ペインで「プロセス」ノードを右クリックし、「追加」を選択します。
図8-26に示すように、「データ・オブジェクトの作成」ダイアログが表示されます。
「名前」フィールドで名前を入力し(「Request」など)、「タイプ」フィールドの右のその他のタイプの参照をクリックします。
図8-27に示すように、「参照タイプ」ダイアログが表示されます。
図8-28に示すように、「タイプ」リストから<コンポーネント>を選択します。
最初のコンポーネントを選択し(「CompanyCodeGetDetail」など)、「OK」をクリックします。
図8-29に示すように、「データ・オブジェクトの作成」ダイアログに戻ります。
「OK」をクリックします。
図8-30に示すように、作成されたデータ・オブジェクト(「Request」など)が「データ・アソシエーション」ダイアログの「プロセス」ノードの下に表示されます。
図8-31に示すように、右ペインの「プロセス」ノードで右クリックし、「追加」を選択して、他のデータ・オブジェクトを作成します。
図8-32に示すように、「データ・オブジェクトの作成」ダイアログが表示されます。
「名前」フィールドで名前を入力し(「Response」など)、「タイプ」フィールドの右のその他のタイプの参照をクリックします。
図8-33に示すように、「参照タイプ」ダイアログが表示されます。
図8-34に示すように、「タイプ」リストから<コンポーネント>を選択します。
2番目のコンポーネントを選択し(「CompanyCodeGetDetailResponse」など)、「OK」をクリックします。
図8-35に示すように、「データ・オブジェクトの作成」ダイアログに戻ります。
「OK」をクリックします。
図8-36に示すように、作成されたデータ・オブジェクト(「Response」など)が「データ・アソシエーション」ダイアログの「プロセス」ノードの下に表示されます。
図8-37に示すように、右ペインで「プロセス」ノードの下のリクエストデータ・オブジェクトを選択し、「入力」領域の下のフィールドにドラッグします。
図8-38に示すように、右ペインで「プロセス」ノードの下のレスポンスデータ・オブジェクトを選択し、「出力」領域の下のフィールドにドラッグします。
「OK」をクリックします。
図8-39に示すように、「プロパティ - アクティビティ」ダイアログに戻ります。
「OK」をクリックします。
図8-40に示すように、「Start」と「End」イベント・コンポーネント間に「サービス・タスク」が作成されます。
プロセスを保存し、「Start」イベント・コンポーネントをダブルクリックします。
図8-41に示すように、「プロパティ - Start」ダイアログが表示されます。
図8-42に示すように、「実装」タブをクリックします。
「引数の定義」フィールドの右の「プラス」アイコンをクリックします。
図8-43に示すように、「引数の作成」ダイアログが表示されます。
「名前」フィールドで名前を入力し(「argument1」など)、「タイプ」フィールドの右のその他のタイプの参照をクリックします。
図8-44に示すように、「参照タイプ」ダイアログが表示されます。
図8-45に示すように、「タイプ」リストから<コンポーネント>を選択します。
最初のコンポーネントを選択し(「CompanyCodeGetDetail」など)、「OK」をクリックします。
図8-46に示すように、「引数の作成」ダイアログに戻ります。
「OK」をクリックします。
図8-47に示すように、「プロパティ - Start」ダイアログに戻ります。
「データ・アソシエーション」の下の「アソシエーションの使用」オプションを選択します。
「データ・アソシエーションの編集」アイコンをクリックします。
図8-48に示すように、「データ・アソシエーション」ダイアログが表示されます。
右ペインで「プロセス」ノードの下のリクエストデータ・オブジェクトを選択し、「出力」領域の下のフィールドにドラッグします。
「OK」をクリックします。
図8-49に示すように、「プロパティ - アクティビティ」ダイアログに戻ります。
「OK」をクリックします。
図8-50に示すように、「プロセス」ワークスペース領域に戻ります。
左ペインの「composite.xml」をダブルクリックします。
メニュー・バーで「すべて保存」アイコンをクリックし、構成された新規のアウトバウンドBPMプロセス・コンポーネントを保存します。
これで書込み操作用のファイル・アダプタを作成する準備ができました。
書込み操作用のファイル・アダプタの作成
書込み操作用のファイル・アダプタを作成するには、次のステップを実行します:
図8-51に示すように、「サービス・アダプタ」ペインから「ファイル・アダプタ」コンポーネントを「外部参照」ペインにドラッグ・アンド・ドロップします。
図8-52に示すように、アダプタ構成ウィザードが表示されます。
「Next」をクリックします。
図8-53に示すように、「サービス名」ページが表示されます。
「サービス名」フィールドで、新規のファイル・アダプタの名前を入力し、「Next」をクリックします。
図8-54に示すように、「アダプタ・インタフェース」ページが表示されます。
「操作およびスキーマから定義(後で指定)」オプションが選択されていることを確認します。
「Next」をクリックします。
図8-55に示すように、「Operation」ページが表示されます。
「操作タイプ」オプションのリストからSelect 「Write File」を選択し、「操作名」(「Write」など)を指定します。
「次へ」をクリックします。
図8-56に示すように、「ファイル構成」ページが表示されます。
出力ファイルの書込み先となるファイル・システム上の場所を指定します。
ファイル・ネーミング規則フィールドで、出力ファイルの名前を指定します。
「Next」をクリックします。
図8-57に示すように、「メッセージ」ページが表示されます。
「URL」フィールドの右の「参照」アイコンをクリックします。
図8-58に示すように、「タイプ・チューザ」ダイアログが表示されます。
「プロジェクトのスキーマ・ファイル」および「mysap_bpm_GetDetail_invoke_response.xsd」を展開します。
使用可能なプロジェクト(「CompanyCode.GetDetail.Response」など)を選択します。
「OK」をクリックします。
図8-59に示すように、「メッセージ」ページに戻ります。
「次へ」をクリックします。
図8-60に示すように、「終了」ページが表示されます。
「終了」をクリックします。
図8-61に示すように、「外部参照」ペインでファイル・アダプタ・サービスが作成されます。
BPMNプロセス・コンポーネントをダブルクリックします。
図8-62に示すように、BPMNプロセスが表示されます。
「アクティビティ」アイコンをクリックします。
図8-63に示すように、「サービス・タスク」と「End」イベント・コンポーネント間の伝送路に「アクティビティ」アイコンをドロップします。
図8-64に示すように、「プロパティ - アクティビティ」ダイアログが表示されます。
図8-65に示すように、「実装」タブをクリックします。
図8-66に示すように、「実装タイプ」リストから「サービス・タスク」を選択します。
「実装」リストから「サービス・コール」を選択します。
図8-67に示すように、「名前」フィールドの右の「参照」アイコンをクリックします。
図8-68に示すように、「タイプ」ダイアログが表示されます。
作成された書込み操作用のサービスを選択し(「Write_file」など)、「OK」をクリックします。
図8-69に示すように、「プロパティ - ServiceTask1」ダイアログに戻ります。
「データ・アソシエーション」の下の「変換の使用」オプションを選択します。
「XSL変換の編集」アイコンをクリックします。
図8-70に示すように、「変換」ダイアログが表示されます。
「プラス」アイコンをクリックします。
図8-71に示すように、「変換」ダイアログが表示されます。
「ソース」リストから作成された「レスポンス」データ・オブジェクトを選択します。
図8-72に示すように、「プラス」アイコンをクリックすると、データ・オブジェクトの「レスポンス」が「選択された要素」領域に追加されます。
図8-73に示すように、「ターゲット」リストで選択されたデフォルト値を受け入れます。
「作成」フィールドに名前を入力し(「transformation」など)、「OK」をクリックします。
図8-74に示すように、「変換」ダイアログに戻ります。
「OK」をクリックします。
図8-75に示すように、「プロパティ - ServiceTask1」ダイアログに戻ります。
「OK」をクリックします。
図8-76に示すように、「transformation.xsl」タブが表示されます。
ソース要素とターゲット要素を自動マップします。
図8-77に示すように、「自動マップ・プリファレンス」ダイアログが表示されます。
デフォルト値を受け入れ、「OK」をクリックします。
図8-78に示すように、トランスフォーメーションが完成します。
トランスフォーメーションを保存します。
図8-79に示すように、「プロセス」ワークスペース領域に戻ります。
「ServiceTask」コンポーネントと「End」イベント・コンポーネント間に「ServiceTask1」コンポーネントが作成されます。
プロセスを保存します。
「End」イベント・コンポーネントをダブルクリックします。
「プロパティ - End」ダイアログが表示されます。
図8-80に示すように、「実装」タブをクリックします。
図8-81に示すように、「実装タイプ」リストから「なし」を選択します。
「OK」をクリックします。
図8-82に示すように、「プロセス」ワークスペース領域に戻ります。
プロセスを保存し、「composite.xml」をダブルクリックします。
メニュー・バーの「すべて保存」アイコンをクリックし、構成された新規アウトバウンドBPMプロセス・コンポーネントを保存します。
これで、アウトバウンドBPMプロセスをデプロイする準備ができました。
BPMアウトバウンド・プロセスをデプロイするには、次のステップを実行します:
図8-83に示すように、左ペインでプロジェクト名を右クリックし(「Mysap_jca_outbound」など)、「デプロイ」を選択して、「Mysap_jca_outbound」をクリックします。
図8-84に示すように、「デプロイメント・アクション」ページが表示されます。
「アプリケーション・サーバーにデプロイ」が選択されていることを確認します。
「Next」をクリックします。
図8-85に示すように、「構成のデプロイ」ページが表示されます。
デフォルト値を選択したままにし、「Next」をクリックします。
図8-86に示すように、「サーバーの選択」ページが表示されます。
構成済の使用可能なアプリケーション・サーバーを選択し、「Next」を選択します。
図8-87に示すように、「SOAサーバー」ページが表示されます。
ターゲットのSOAサーバーを選択し、「Next」をクリックします。
図8-88に示すように、「サマリー」ページが表示されます。
プロジェクトに使用可能なすべてのプロジェクトをレビューおよび確認し、「終了」をクリックします。
図8-89に示すように、プロセスが正常にデプロイされます。
Oracle Enterprise Managerコンソールで入力XMLドキュメントを起動するには、次のステップを実行します:
図8-90に示すように、Oracle Enterprise Managerコンソールにログオンします。
左ペインでドメイン、「SOA」フォルダの順に展開します。
使用可能なプロジェクト(「Mysap_jca_outbound」など)を選択します。
図8-91に示すように、「テスト」をクリックします。
「リクエスト」タブをクリックします。
図8-92に示すように、「値」フィールドに適切な入力値を入力し、「Webサービスのテスト」をクリックします。
図8-93に示すように、Oracle Enterprise Managerコンソールで起動に成功したことを示す、レスポンスが「レスポンス」タブで受信されます。
図8-94に示すように、ファイル・システムの定義済出力ディレクトリにナビゲートし、受信されたXMLレスポンス・ドキュメントを開きます。
XMLレスポンス・ドキュメントには、値と生成された出力が含まれます。例を以下に示します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?><bapi:CompanyCode.GetDetail.Response xmlns:bapi="urn:sap-com:document:sap:business.response" xmlns="urn:sap-com:document:sap:business.response"> <bapi:COMPANYCODE_ADDRESS> <bapi:ADDR_NO>0000000121</bapi:ADDR_NO> <bapi:FORMOFADDR>Firma</bapi:FORMOFADDR> <bapi:NAME>Ides AG</bapi:NAME> <bapi:NAME_2/> <bapi:NAME_3/> <bapi:NAME_4/> <bapi:C_O_NAME/> <bapi:CITY>Frankfurt</bapi:CITY> <bapi:DISTRICT/> <bapi:CITY_NO/> <bapi:POSTL_COD1>60441</bapi:POSTL_COD1> <bapi:POSTL_COD2>60070</bapi:POSTL_COD2> <bapi:POSTL_COD3/> <bapi:PO_BOX>160529</bapi:PO_BOX> <bapi:PO_BOX_CIT/> <bapi:DELIV_DIS/> <bapi:STREET>Lyoner Stern 231</bapi:STREET> <bapi:STREET_NO/> <bapi:STR_ABBR/> <bapi:HOUSE_NO/> <bapi:STR_SUPPL1/> <bapi:STR_SUPPL2/> <bapi:LOCATION/> <bapi:BUILDING/> <bapi:FLOOR/> <bapi:ROOM_NO/> <bapi:COUNTRY>DE</bapi:COUNTRY> <bapi:LANGU>D</bapi:LANGU> <bapi:REGION>06</bapi:REGION> <bapi:SORT1>IDES</bapi:SORT1> <bapi:SORT2/> <bapi:TIME_ZONE>CET</bapi:TIME_ZONE> <bapi:TAXJURCODE/> <bapi:ADR_NOTES/> <bapi:COMM_TYPE/> <bapi:TEL1_NUMBR/> <bapi:TEL1_EXT/> <bapi:FAX_NUMBER/> <bapi:FAX_EXTENS/> </bapi:COMPANYCODE_ADDRESS> <bapi:COMPANYCODE_DETAIL> <bapi:COMP_CODE>1000</bapi:COMP_CODE> <bapi:COMP_NAME>IDES AG</bapi:COMP_NAME> <bapi:CITY>Frankfurt</bapi:CITY> <bapi:COUNTRY>DE</bapi:COUNTRY> <bapi:CURRENCY>EUR</bapi:CURRENCY> <bapi:LANGU>D</bapi:LANGU> <bapi:CHRT_ACCTS>INT</bapi:CHRT_ACCTS> <bapi:FY_VARIANT>K4</bapi:FY_VARIANT> <bapi:VAT_REG_NO>DE123456789</bapi:VAT_REG_NO> <bapi:COMPANY>001000</bapi:COMPANY> <bapi:ADDR_NO>0000000121</bapi:ADDR_NO> <bapi:COUNTRY_ISO>DE</bapi:COUNTRY_ISO> <bapi:CURRENCY_ISO>EUR</bapi:CURRENCY_ISO> <bapi:LANGU_ISO>DE</bapi:LANGU_ISO> </bapi:COMPANYCODE_DETAIL> <bapi:RETURN> <bapi:TYPE/> <bapi:CODE/> <bapi:MESSAGE/> <bapi:LOG_NO/> <bapi:LOG_MSG_NO>000000</bapi:LOG_MSG_NO> <bapi:MESSAGE_V1/> <bapi:MESSAGE_V2/> <bapi:MESSAGE_V3/> <bapi:MESSAGE_V4/> </bapi:RETURN></bapi:CompanyCode.GetDetail.Response>
BusinessArea GetDetailオブジェクト用のJ2CA BPMアウトバウンド・プロセスを作成してデプロイすると、次のエラーがOracle JDeveloperで生成されます。
Error: Data Association expression is not valid in node 'ServiceTask': Undefined variable 'businessAreaGetDetail'. Error: Data Association expression is not valid in node 'ServiceTask': Undefined variable 'businessAreaGetDetailResponse'. Error: The transformation in node ServiceTask1 has an invalid target reference: businessAreaGetDetailResponse
この項では、この問題を解決する回避策を利用する手順について説明します。
注意: この回避策は、属性グループを備えたxsdを使用して、Oracle BUG 10078610 - typeloadruntimeexception: bpm-71530に適用可能です。 |
Oracle JDeveloperを閉じて、再び開きます。
図8-95に示すように、プロジェクト・フォルダから「composite.xml」
を開き、「プロセス」コンポーネントをダブルクリックします。
「プロセス」タブが表示されます。
図8-96に示すように、「ServiceTask」アクティビティをダブルクリックします。
図8-97に示すように、「プロパティ - ServiceTask」ダイアログが表示されます。
「実装」タブをクリックします。
「アソシエーションの使用」オプションのチェックを解除します。
図8-98に示すように、「データ・アソシエーション」ダイアログに確認メッセージが表示されます。
「はい」をクリックします。
図8-99に示すように、「プロパティ - ServiceTask」ダイアログに戻ります。
「アソシエーションの使用」オプションを選択し、「データ・アソシエーションの編集」アイコンをクリックします。
図8-100に示すように、「データ・アソシエーション」ウィンドウが表示されます。
図8-101に示すように、「dataobject1」(リクエスト)を「入力」フィールドに、また「dataobject2」(レスポンス)を「出力」フィールドにドラッグ・アンド・ドロップします。
「OK」をクリックします。
図8-102に示すように、「プロパティ - ServiceTask」ダイアログに戻ります。
「OK」をクリックします。
図8-103に示すように、「プロセス」タブに戻ります。
「ServiceTask1」アクティビティをダブルクリックします。
図8-104に示すように、「プロパティ - ServiceTask1」ダイアログが表示されます。
「実装」タブをクリックします。
「アソシエーションの使用」オプションのチェックを解除します。
図8-105に示すように、「データ・アソシエーション」ダイアログに確認メッセージが表示されます。
「はい」をクリックします。
図8-106に示すように、「プロパティ - ServiceTask1」ダイアログに戻ります。
「アソシエーションの使用」オプションを選択し、「データ・アソシエーションの編集」アイコンをクリックします。
図8-107に示すように、「データ・アソシエーション」ウィンドウが表示されます。
図8-108に示すように、「dataobject2」(レスポンス)を入力にドラッグ・アンド・ドロップします。
「OK」をクリックします。
図8-109に示すように、「プロパティ - ServiceTask1」ダイアログに戻ります。
「OK」をクリックします。
図8-110に示すように、「プロセス」タブに戻ります。
エラーや警告が表示されないことに注意してください。
プロセスを保存してから、そのプロセスをデプロイします。
この項では、Oracle Application Adapter for SAP R/3をSAP R/3と統合し、イベント・データを受信する方法について説明します。
アダプタのデザインタイム構成を完了するには、次のツールが必要です。
Oracle Adapterアプリケーション・エクスプローラ(アプリケーション・エクスプローラ)
Oracle JDeveloper BPMデザイナ(JDeveloper)またはEclipse
注意: この章に記載されている例ではJDeveloperが使用されています。 |
BPMプロセスを設計する前に、アプリケーション・エクスプローラを使用して、各WSDLファイルを生成する必要があります。詳細は、「イベント統合のためのWSDLの生成」を参照してください。
この項では、次のステップで構成されるBPMインバウンド・プロセスの定義方法について説明します。
サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネントの構成
インバウンドBPMプロセス・コンポーネントの構成
書込み操作用のファイル・アダプタの作成
サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネントの構成
サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネントを作成するには、次のステップを実行します:
図8-114に示すように、「サービス・アダプタ」ペインから「サード・パーティ・アダプタ」コンポーネントを公開された参照ペインにドラッグ・アンド・ドロップします。
図8-115に示すように、「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログが表示されます。
サード・パーティ・アダプタ・サービスの名前を入力します。
「タイプ」リストで「サービス」が選択されていることを確認します(デフォルト)。
「WSDL URL」フィールドの右の既存のWSDLを検索アイコンをクリックします。
図8-116に示すように、「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログが表示されます。
次のディレクトリまでブラウズし、インバウンドWSDLファイルを選択します。
<ADAPTER_HOME>
\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\wsdls
「OK」をクリックします。
図8-117に示すように、「ファイルのローカライズ」ダイアログが表示されます。
「OK」をクリックします。
インバウンドWSDLファイルおよび関連receive_request XMLスキーマ・ファイル(.xsd)が、作成済のプロジェクト・フォルダにインポートされます。
図8-118に示すように、「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログに戻ります。
「JCAファイル」フィールドの右の JCAファイルの検索アイコンをクリックします。
図8-119に示すように、「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログが表示されます。
次のディレクトリまでブラウズし、JCAプロパティ・ファイルを選択します。
<ADAPTER_HOME>
\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\wsdls
「OK」をクリックします。
図8-120に示すように、「ファイルのコピー」メッセージが表示されます。
「はい」をクリックします。
JCAプロパティ・ファイルのコピーがプロジェクト・フォルダ内に作成されます。
図8-121に示すように、「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログに戻ります。
「OK」をクリックします。
サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネント(matmas)が作成され、図8-122に示すように、公開された参照ペインに表示されます。
これで、インバウンドBPMプロセス・コンポーネントを構成する準備ができました。
インバウンドBPMプロセス・コンポーネントの構成
インバウンドBPMプロセス・コンポーネントを構成するには、次のステップを実行します:
図8-123に示すように、「サービス・コンポーネント」ペインから「BPMNプロセス」コンポーネントを「コンポーネント」ペインにドラッグ・アンド・ドロップします。
図8-124に示すように、「BPMNプロセスの作成」ダイアログが表示されます。
左ペインで「パターンから」オプションを選択し、「パターン」領域で「手動プロセス」が選択されていることを確認します。
「終了」をクリックします。
図8-125に示すように、BPMNプロセス・コンポーネントが作成されます。
「コンポーネント」ペインで、BPMNプロセス・コンポーネントをダブルクリックします。
図8-126に示すように、BPMNプロセスが表示されます。
「ユーザー・タスク」を右クリックし、「削除」を選択します。
図8-127に示すように、「Start」イベント・コンポーネントをダブルクリックします。
図8-128に示すように、「プロパティ - Start」ダイアログが表示されます。
図8-129に示すように、「実装」タブをクリックします。
図8-130に示すように、「実装タイプ」リストから「メッセージ」を選択します。
「実装」リストから「カタログからのインタフェース」を選択します。
図8-131に示すように、「名前」フィールドの右の「参照」アイコンをクリックします。
図8-132に示すように、「タイプ」ダイアログが表示されます。
作成されたサード・パーティ・サービスを選択し、「OK」をクリックします。
図8-133に示すように、「プロパティ - Start」ダイアログに戻ります。
「データ・アソシエーション」の下の「アソシエーションの使用」オプションを選択します。
「データ・アソシエーションの編集」アイコンをクリックします。
図8-134に示すように、「データ・アソシエーション」ダイアログが表示されます。
右ペインで「プロセス」ノードを右クリックし、「追加」を選択します。
図8-135に示すように、「データ・オブジェクトの作成」ダイアログが表示されます。
「名前」フィールドで名前(matmas_inboundなど)を入力し、タイプフィールドの右の「その他のタイプを参照します。」をクリックします。
図8-136に示すように、「参照タイプ」ダイアログが表示されます。
図8-137に示すように、「タイプ」リストから<コンポーネント>を選択します。
最初のコンポーネントを選択し(「MATMAS01」など)、「OK」をクリックします。
図8-138に示すように、「データ・オブジェクトの作成」ダイアログに戻ります。
「OK」をクリックします。
図8-139に示すように、作成されたデータ・オブジェクト(「matmas_inbound」など)が「データ・アソシエーション」ダイアログの「プロセス」ノードの下に表示されます。
右側のペイン「プロセス」ノードの下にある「matmas_inbound」データ・オブジェクトを選択し、これを出力領域の下にあるフィールドまでドラッグします。
「OK」をクリックします。
図8-140に示すように、「プロパティ - Start」ダイアログに戻ります。
「OK」をクリックします。
図8-141に示すように、「プロセス」ワークスペース領域に戻ります。
左ペインの「composite.xml」をダブルクリックします。
メニュー・バーで「すべて保存」アイコンをクリックし、構成された新規のインバウンドBPMプロセス・コンポーネントを保存します。
これで書込み操作用のファイル・アダプタを作成する準備ができました。
書込み操作用のファイル・アダプタの作成
書込み操作用のファイル・アダプタを作成するには、次のステップを実行します:
図8-142に示すように、「サービス・アダプタ」ペインから「ファイル・アダプタ」コンポーネントを「外部参照」ペインにドラッグ・アンド・ドロップします。
図8-143に示すように、アダプタ構成ウィザードが表示されます。
「Next」をクリックします。
図8-144に示すように、「サービス名」ページが表示されます。
「サービス名」フィールドで、新規のファイル・アダプタの名前を入力し、「Next」をクリックします。
図8-145に示すように、「アダプタ・インタフェース」ページが表示されます。
「操作およびスキーマから定義(後で指定)」オプションが選択されていることを確認します。
「Next」をクリックします。
図8-146に示すように、「Operation」ページが表示されます。
「操作タイプ」オプションのリストからSelect 「Write File」を選択し、「操作名」(「Write」など)を指定します。
「Next」をクリックします。
図8-147に示すように、「ファイル構成」ページが表示されます。
出力ファイルの書込み先となるファイル・システム上の場所を指定します。
ファイル・ネーミング規則フィールドで、出力ファイルの名前を指定します。
「Next」をクリックします。
図8-148に示すように、「メッセージ」ページが表示されます。
「URL」フィールドの右の「参照」アイコンをクリックします。
図8-149に示すように、「タイプ・チューザ」ダイアログが表示されます。
「プロジェクトのスキーマ・ファイル」および「MYSAP_MATMAS01_receive_request.xsd」を展開します。
使用可能なスキーマを選択します(「MATMAS01」など)。
「OK」をクリックします。
図8-150に示すように、「メッセージ」ページに戻ります。
「Next」をクリックします。
図8-151に示すように、「終了」ページが表示されます。
「終了」をクリックします。
図8-152に示すように、「外部参照」ペインでファイル・アダプタ・サービスが作成されます。
BPMNプロセス・コンポーネントをダブルクリックします。
図8-153に示すように、BPMNプロセスが表示されます。
「アクティビティ」アイコンをクリックします。
図8-154に示すように、「Start」と「End」イベント・コンポーネント間の伝送路に「アクティビティ」アイコンをドロップします。
図8-155に示すように、「プロパティ - アクティビティ」ダイアログが表示されます。
図8-156に示すように、「実装」タブをクリックします。
図8-157に示すように、「実装タイプ」リストから「サービス・タスク」を選択します。
「実装」リストから「サービス・コール」を選択します。
図8-158に示すように、「名前」フィールドの右の「参照」アイコンをクリックします。
図8-159に示すように、「タイプ」ダイアログが表示されます。
作成された書込み操作用のサービスを選択し、「OK」をクリックします。
図8-160に示すように、「プロパティ - アクティビティ」ダイアログに戻ります。
「データ・アソシエーション」の下の「変換の使用」オプションを選択します。
「XSL変換の編集」アイコンをクリックします。
図8-161に示すように、「変換」ダイアログが表示されます。
「プラス」アイコンをクリックします。
図8-162に示すように、「変換」ダイアログが表示されます。
「ソース」リストから作成された「matmas_inbound」データ・オブジェクトを選択します。
「プラス」アイコンをクリックすると、データ・オブジェクトの「matmas_inbound」が「選択された要素」領域に追加されます。
図8-163に示すように、「ターゲット」リストで選択されたデフォルト値を受け入れます。
図8-164に示すように、作成」フィールド」に名前(matなど)を入力し、「OK」をクリックします。
図8-165に示すように、「変換」ダイアログに戻ります。
「OK」をクリックします。
図8-166に示すように、「プロパティ - アクティビティ」ダイアログに戻ります。
「OK」をクリックします。
図8-167に示すように、「mat.xsl」タブが表示されます。
ソース要素とターゲット要素を自動マップします。
図8-168に示すように、「自動マップ・プリファレンス」ダイアログが表示されます。
デフォルト値を受け入れ、「OK」をクリックします。
図8-169に示すように、トランスフォーメーションが完成します。
トランスフォーメーションを保存します。
図8-170に示すように、「プロセス」ワークスペース領域に戻ります。
「Start」イベント・コンポーネント間に「ServiceTask」が作成されます。
プロセスを保存し、「composite.xml」をダブルクリックします。
メニュー・バーで「すべて保存」アイコンをクリックし、構成された新規のインバウンドBPMプロセス・コンポーネントを保存します。
これで、インバウンドBPMプロセスをデプロイする準備が完了です。「BPELインバウンド・プロセスのデプロイ」で説明したのと同じ手順に従うことができます。SAP R/3でイベントをトリガーする方法の詳細は、「SAP R/3でのイベントのトリガー」を参照してください。