Oracle® Fusion Middleware Oracle Service Busインストレーション・ガイド 11g リリース1(11.1.1.3) B61431-01 |
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この付録では、Oracle Service Bus 11g リリース1(11.1.1.3)の削除および再インストールに関する情報を提供します。内容は次のとおりです。
注意: ソフトウェアを削除する場合は、必ずこの付録の手順に従ってください。ソフトウェアを手動で削除すると、ソフトウェアを再インストールするときに問題が発生する可能性があります。この付録の手順に従うことで、ソフトウェアを正しく削除できます。 |
このトピックでは、Oracle Service Bus 11g リリース1(11.1.1.3)を削除する手順を説明します。内容は次のとおりです。
アンインストーラは、アンインストーラが起動されたOracleホーム・ディレクトリを削除しようとします。Oracle Service Bus Oracleホーム・ディレクトリを削除する前に、Oracleホームが既存のドメインによって使用されていないことを確認し、Oracleホームを使用している実行中のすべてのプロセスを停止します。
Oracle Service Busを削除しても、作成したWebLogic管理ドメインは削除されません。削除されるのは、Oracle Service Bus Oracleホーム・ディレクトリ内のソフトウェアのみです。
このトピックでは、グラフィカルな、画面ベースのアンインストーラを使用して、Oracle Service Bus 11g リリース1(11.1.1.3)を削除する方法を説明します。ただし、レスポンス・ファイルを使用してサイレント削除を実行することもできます。削除にあわせてカスタマイズ可能な削除レスポンス・ファイルのテンプレートは、UNIXではDisk1/stage/Response
ディレクトリ、WindowsではDisk1\stage\Responseディレクトリにあります。
グラフィカルな、画面ベースのアンインストーラを使用してOracle Service Bus Oracleホームを削除するには、次の手順を実行します。
Oracle Service Bus Oracleホームが、既存のドメインによって使用されていないことを確認します。
Oracle Service Bus Oracleホームを使用しているすべてのプロセスを停止します。
コマンド・プロンプトを開き、Oracle_Service_Bus_Oracle_Home/oui/binディレクトリ(UNIX)、またはOracle_Service_Bus_Oracle_Home\oui\binディレクトリ(Windows)に移動(cd)します。
-deinstallオプションを使用して、コマンドラインからアンインストーラを起動します。例:
UNIXの場合:
./runInstaller -deinstall
Windowsの場合:
setup.exe -deinstall
「ようこそ」画面が表示されます。
「次へ」をクリックします。「Oracleホームのアンインストール」画面が表示されます。
「Oracleホームのアンインストール>」画面では、削除する前に削除設定を含むレスポンス・ファイルを保存できます。「アンインストール」をクリックします。アンインストールの進行状況画面が表示されます。この画面には、削除の進行状況とステータスが表示されます。削除が完了する前に中止する場合は、「取消」をクリックします。
削除の進行状況が100%になったら、「終了」をクリックします。「アンインストール完了」画面が表示されます。
「アンインストール完了」画面で「終了」をクリックして、アンインストーラを終了します。
MW_HOMEディレクトリにあるORACLE_COMMON_HOMEディレクトリには、Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware ControlとJava Required Files (JRF)に必要なバイナリ・ファイルとライブラリ・ファイルが含まれます。ORACLE_COMMON_HOMEディレクトリを削除する前に、Oracle SOA SuiteなどのOracle Fusion MiddlewareソフトウェアがORACLE_COMMON_HOMEに依存していないことを確認します。ORACLE_COMMON_HOMEディレクトリに依存するすべてのソフトウェアを削除するまで、このディレクトリは削除できません。
ORACLE_COMMON_HOMEディレクトリを削除するには、次の手順を実行します。
ORACLE_COMMON_HOMEディレクトリを使用しているすべてのプロセスを停止します。
「Oracle Service Bus Oracleホームの削除」の手順を実行して、Oracle Service Bus Oracleホームを削除します。
コマンド・プロンプトを開き、ORACLE_COMMON/oui/bin/ディレクトリ(UNIX)、またはORACLE_COMMON_HOME\oui\bin\ディレクトリ(Windows)に移動(cd)します。
-deinstallオプションとJava Runtime Environment (JRE)がインストールされている場所を特定する-jreLocオプションを使用して、コマンドラインからアンインストーラを起動します。
UNIXの場合:
./runInstaller -deinstall -jreLoc FULL_PATH_TO_JRE_DIRECTORY
Windowsの場合:
setup.exe -deinstall -jreLoc FULL_PATH_TO_JRE_DIRECTORY
「ようこそ」画面が表示されます。
「次へ」をクリックします。「アンインストール・タイプの選択」画面が表示されます。
「アンインストール・タイプの選択」画面の上部で、「Oracleホームのアンインストール」オプションを選択します。
注意: ORACLE_COMMON_HOMEディレクトリへのパスは、「Oracleホームのアンインストール」オプションを説明するテキストに表示されます。 |
「次へ」をクリックします。「Oracleホームのアンインストール」画面が表示されます。
正しいORACLE_COMMON_HOMEディレクトリが表示されていることを確認し、「アンインストール」をクリックします。
「アンインストールの進行状況」画面に、ORACLE_COMMON_HOMEディレクトリの削除の確認を求める「警告」ダイアログ・ボックスが表示されます。
「警告」ダイアログ・ボックスで「はい」をクリックして、ORACLE_COMMON_HOMEディレクトリの削除を確認します。削除が開始されます。
削除の進行状況が100%になったら、「終了」をクリックします。「アンインストール完了」画面が表示されます。
「アンインストール完了」画面で「終了」をクリックして、アンインストーラを終了します。
Oracle Service Bus 11g リリース1(11.1.1.3)を再インストールするには、次の手順を実行します。
Oracle Service Busの再インストール先ディレクトリに、既存のOracle Service Busインスタンスが含まれていないことを確認します。含まれている場合、再インストールする前に削除する必要があります。既存のOracle Service Busインスタンスが含まれるディレクトリに、Oracle Service Bus 11g リリース1(11.1.1.3)を再インストールすることはできません。
このガイドの該当する手順を実行して、初回インストールと同じようにOracle Service Busを再インストールします。