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Oracle® Fusion Middleware Oracle Service Bus管理者ガイド
11g リリース1(11.1.1.3)
B61436-01
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33 Oracle Service Busについて

Oracle Service Busは、Oracleサービス指向アーキテクチャ(SOA)製品ファミリの一部です。Oracle Service Busは、エンタープライズ・システムでのメッセージのルーティングとトランスフォーメーションを管理します。モニター機能および管理機能と統合されているため、Oracle Service Busはサービス指向アーキテクチャ(SOA)の実装とデプロイを行うための統合ソフトウェア製品として使用できます。

Oracle Service Busは、構成ベースでポリシー駆動のエンタープライズ・サービス・バス(ESB)です。Oracle Service Busコンソールを使用して、サービス、サーバー、および操作タスクをモニターできます。WebベースのOracle Service Busコンソールを実行時環境で使用する場合、またはEclipseプラグインを開発環境で使用する場合、プロキシ・サービスやビジネス・サービスの構成、セキュリティの設定、リソースの管理、トラッキングや規定の監査に使用するデータの取得などの操作を実行できます。Oracle Service Busを使用すると、企業のサービス指向環境での変更に対して迅速かつ効率的に対応できます。

Oracle Service Busは、Oracle WebLogic Serverランタイム機能に基づきます。Oracle WebLogic Serverの機能を利用して、可用性、拡張性、および信頼性に優れた機能を提供します。

33.1 ドキュメントの目的と対象読者

このガイドでは、Oracle Service Busの使い方と構成について説明します。このガイドは、メッセージングおよびSOAを担当するエンタープライズ設計者、およびアプリケーションの設計者と開発者を対象としています。

Oracle Service Busの概念とアーキテクチャの概要については、『Oracle Fusion Middleware Oracle Service Busコンセプトおよびアーキテクチャ』に記載されています。

モニター、レポート、トレースなどの操作のスペシャリスト向けの情報は、第III部「操作」に記載されています。

セキュリティ・アーキテクトおよび開発者向けの情報は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Service Bus開発者ガイド』の「セキュリティ」に記載されています。

開発のスペシャリスト向けの情報は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Service Busデプロイメント・ガイド』に記載されています。

手順を説明している場合もありますが、この項はWebベースのOracle Service BusコンソールまたはEclipseプラグインを使用してリソースを構成する方法の詳細を説明するものではありません。Oracle Service Busコンソールの使用方法については、第I部「Oracle Service Busコンソール・ヘルプ」を参照してください。Oracle Service Bus Eclipseプラグインの使用方法については、『Oracle Fusion Middleware Oracle Service Bus開発者ガイド』の「Oracle Service Bus IDEヘルプ」を参照してください。

様々な転送プロトコルに基づいてプロキシ・サービスおよびビジネス・サービスを構成するためのOracle Service Busトランスポート・プロバイダの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Service Bus開発者ガイド』のトランスポートに関する項を参照してください。