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Oracle® Smart Updateパッチおよびメンテナンス・パックのインストール
リリース3.2.1
B61614-01
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A Smart Updateクイック・リファレンス

この節では、3つの基本的なタスクを実行するための手順を示し、グラフィカル・インタフェースで使用されるアイコンおよびラベルについて説明するためのものです。

プライベート・パッチをダウンロードおよび適用するには


注意:

Oracle Fusion Middleware 11gR1リリースから、BEA_HOMEにかわってMW_HOMEが新たに使用されています。

この項は、My Oracle Supportから提供されたプライベート・パッチを取得および適用するための手順を説明するクイック・リファレンス・エイドです。

プライベート・パッチを取得してインストールするには、次の手順を実行します。

  1. Smart Updateを起動します。

    Windows:

    「スタート」メニューから「スタート」「プログラム」「Oracle WebLogic」「Smart Update」を選択します。

    UNIX:

    1. MW_HOME/utils/bsuディレクトリに移動します。

    2. bsu.shコマンドを入力します。

  2. My Oracle Supportにログインします。

  3. Smart Updateのメイン・ウィンドウに表示される「ターゲット・インストール」パネルで、プライベート・パッチをダウンロードするOracle製品インストールを選択します。

  4. 「パッチの取得」タブを選択します。

  5. 「パッチ」「プライベートの取得」を選択し、パッチのIDとパスコードを入力して、「ダウンロード」をクリックします。

  6. ダウンロード前にパッチの競合の有無について確認するかどうかたずねるメッセージが表示されたら、「いいえ、ダウンロードを続行し、後から競合チェックを行います」をクリックし、「OK」をクリックします。

  7. 「パッチの管理」タブを選択します。

  8. 「ダウンロードされたパッチ」パネルで、ダウンロードしたプライベート・パッチの横に表示される「適用」をクリックします。

    パッチを適用する際には、適用するパッチが、すでにターゲット・インストールに適用されている他のパッチに対して自動的に検証されます。競合が検出されなかった場合、Smart Updateにダイアログ・ボックスが表示されます。「OK」をクリックします。

メンテナンス・スナップショットを作成するには


注意:

Oracle Fusion Middleware 11gR1リリースから、BEA_HOMEにかわってMW_HOMEが新たに使用されています。

Smart Updateには、Oracle製品インストールに関する情報をキャプチャするためのメカニズムが用意されています。この情報は、My Oracle Supportに問題を報告する際に送付するもので、メンテナンス・スナップショットと呼ばれます。この項では、メンテナンス・スナップショットを作成するための手順を説明します。

メンテナンス・スナップショットを作成するには、次の手順を実行します。

  1. Smart Updateを起動します。

    Windows:

    「スタート」メニューから「スタート」「プログラム」「Oracle WebLogic」「Smart Update」を選択します。

    UNIX:

    1. MW_HOME/utils/bsuディレクトリに移動します。

    2. bsu.shコマンドを入力します。


      注意:

      メンテナンス・スナップショットを生成するためにMy Oracle Supportにログインする必要はありません。

  2. Smart Updateのメイン・ウィンドウに表示される「ターゲット・インストール」パネルで、問題を報告するOracle製品インストールを選択します。

  3. 「パッチの管理」タブで、パッチ・プロファイルを選択します。

  4. 「パッチ」「パッチ・プロファイル」「スナップショットの保存」を選択します。

  5. 「スナップショットの保存」ダイアログ・ボックスで、メンテナンス・スナップショットのファイル名を入力し、「OK」をクリックします。

    メンテナンス・スナップショットは、単純なASCIIテキスト・ファイルです。

  6. My Oracle Supportにメンテナンス・スナップショットを送付します。電子メールを使用することをお薦めしますが、必要な場合は印刷したファイルを郵送してもかまいません。

カスタム・パッチ・プロファイルを作成するには


注意:

Oracle Fusion Middleware 11gR1リリースから、BEA_HOMEにかわってMW_HOMEが新たに使用されています。

クラス・パスまたはライブラリ・パスのパッチの適用範囲を特定のドメインまたはサーバー・インスタンスに限定する場合は、次の作業を実行する必要があります。

  1. カスタム・パッチ・プロファイルを作成し、そのプロファイルにパッチを適用します。

  2. 該当するドメインまたはサーバーの起動スクリプトを修正し、作成したカスタム・パッチ・プロファイルへの参照を追加します。

この節は、これらの作業を実行する手順について説明するクイック・リファレンス・エイドです。例として、パッチを本番用ドメインに組み込む前に、テスト・エンジニアが品質検査用ドメインを使用してパッチをテストする場合の作業内容を示します。

カスタム・パッチ・プロファイルを作成し、そのプロファイルに適用したパッチが特定のドメインまたはサーバーから参照されるようにするには、次の手順を実行します。

  1. Smart Updateを起動して、My Oracle Supportにログインし、「ターゲット・インストール」パネルでOracle製品を選択します。

  2. 目的のパッチをMy Oracle Supportからダウンロードし、指定したパッチ・ダウンロード・ディレクトリに格納します。

  3. 次の手順に従って、パッチの適用先となるカスタム・パッチ・プロファイルを作成します。

    1. 「パッチ」「パッチ・プロファイル」「新規」を選択します。

    2. カスタム・パッチ・プロファイルに名前を付けます。次に、ターゲット・インストールの既存のパッチ・プロファイルから内容のクローンを作成することにより、新しいカスタム・パッチ・プロファイルに最初から含まれるパッチのセットを指定します。

      例: 品質検査用ドメインは、本番システムと同じパッチ・メンテナンス・レベルに、ステップ2でダウンロードしたパッチを追加した状態で実行する必要があります。そこで、テスト・エンジニアはQADomainProfileというカスタム・パッチ・プロファイルを作成し、デフォルト・パッチ・プロファイルの内容のクローンを作成してQADomainProfileに設定します。このカスタム・パッチ・プロファイルが、ダウンロードしたパッチの適用先となります。

    インストール全体に対して有効になるパッチがすでにターゲット・インストールに適用されている場合、それらのパッチは、新しいカスタム・パッチ・プロファイルにもデフォルトで含まれます。

    「作成」をクリックすると、デフォルト・パッチ・プロファイルのタブの隣のタブに、カスタム・パッチ・プロファイルが表示されます。

  4. カスタム・パッチ・プロファイルに対し、必要に応じてパッチの適用または削除を実行します。

    例: テスト・エンジニアは、ステップ2でダウンロードしたパッチを、カスタム・パッチ・プロファイルQADomainProfileに適用します。

  5. 起動スクリプト・エディタを実行する前に、変更を加える予定のすべてのスクリプトについてバックアップを作成します。


    注意:

    起動スクリプト・エディタは、Oracle Enterprise RepositoryなどのOSGiベースの製品には対応していません。

  6. 「パッチ」「パッチ・プロファイル」を選択して起動スクリプト・エディタを開きます。カスタム・パッチ・プロファイル内のパッチを参照するように、適切な起動スクリプトを変更します。

  7. 「スクリプト・エディタの起動」ダイアログ・ボックスで、作成したカスタム・パッチ・プロファイルと、スクリプトの編集対象の製品を選択し、「開く」をクリックします。

  8. 目的のドメイン、クラスタまたはサーバーの実行時にカスタム・パッチ・プロファイル内のパッチが使用されるようにするために、適切な起動スクリプトを開きます。次の表のdomain_homeは、ドメインのルート・ディレクトリへのパスを表しています。

    カスタム・パッチ・プロファイルに適用されているパッチで次を参照するには 次のスクリプトを開きます
    ドメイン Windows:
    domain_home\bin\setDomainEnv.cmd
    

    UNIX:

    domain_home/bin/setDomainEnv.sh
    
    ドメイン内にあるすべてのWebLogic Serverインスタンス Windows:
    domain_home\bin\startWebLogic.cmd
    

    UNIX:

    domain_home/bin/startWebLogic.sh
    
    すべての管理対象サーバー Windows:
    domain_home\bin\startManagedWebLogic.cmd
    

    UNIX:

    domain_home/bin/startManagedWebLogic.sh
    
    単一のサーバー・インスタンス Windows:
    domain_home\bin\startServerName.cmd
    

    UNIX:

    domain_home/bin/startServerName.sh
    

    例: テスト・エンジニアは、品質検査用ドメインからカスタム・パッチ・プロファイルを参照する必要があるため、setDomainEnv.cmdスクリプトを開きます。このスクリプトは、そのドメインに限り、すべてのサーバーの環境を設定します。パッチの適用範囲を特定のサーバー・インスタンスに限定する必要がないかぎり、通常はsetDomainEnvを使用してカスタム・パッチ・プロファイルを参照することをお薦めします。

  9. 該当する起動スクリプトの中で、目的のカスタム・パッチ・プロファイルに含まれるクラス・パス、拡張ディレクトリ・パス、またはライブラリ・パスのパッチを参照する環境変数を作成します。

    パッチ・クラスパスとその他の環境変数は製品ごとに設定します。WL_HOME\common\bin\setPatchEnv.cmd(Windows)またはWL_HOME/common/bin/setPatchEnv.sh(UNIX)で設定した変数のように、各製品に対して適切な変数を設定する必要があります。これらの環境変数について、次の表で説明します。

    次のパッチを参照するには カスタム・パッチ・プロファイル内のパッチを参照するために次の環境変数を定義します
    WebLogicシステム・クラスパスに挿入されるクラスを含んだパッチJAR 定義する環境変数:
    PATCH_CLASSPATH 
    

    :

    set WLS_PATCH_CLASSPATH=
    %BEA_HOME%\patch_wls1030\profiles\NewProfile
    \sys_manifest_classpath\weblogic_patch.jar
    if "%PATCH_CLASSPATH%" == "" 
    set PATCH_CLASSPATH=%WLS_PATCH_CLASSPATH%;%WLW_PATCH_CLASSPATH%;%WLP_PATCH_CLASSPATH%
    
    WebLogic Serverにデプロイされているアプリケーションのクラスパスに挿入されるクラスを含むパッチJAR 定義する環境変数:
    WEBLOGIC_EXTENSION_DIRS
    

    :

    set WEBLOGIC_EXTENSION_DIRS=
    %BEA_HOME%\patch_wls1030\profiles\NewProfile
    \sysext_manifest_classpath
    
    システム・ライブラリ・パスに挿入されるネイティブ・ファイル(UNIX) 定義する環境変数:
    PATCH_LIBPATH 
    

    :

    PATCH_LIBPATH="${BEA_HOME}/patch_wls1030/profiles
    /NewProfile/native"
    
    システム・ライブラリ・パスに挿入されるネイティブ・ファイル(Windows) 定義する環境変数:
    PATCH_PATH 
    

    :

    set PATCH_PATH=
    %BEA_HOME%\patch_wls1030\profiles\default\native
    

    次の図は、setDomainEnv.cmdスクリプトの変更に使用するスニペットの例を示しています。

    scriptsnippetnew.gifの説明は、下のリンクをクリックしてください。
    図scriptsnippetnew.gifの説明

  10. 起動スクリプトに追加したパッチ・パス変数は、その他の環境スクリプトに対する呼出しよりも前に記述されている必要があります。たとえば、setDomainEnvスクリプトにパッチ・パス変数の定義を追加する場合は、必ずcommEnvスクリプトに対する呼出しの前に追加します。

    WL_HOME\common\bin\commEnvスクリプトや、構成ウィザードによって作成される他のデフォルトのスクリプトを呼び出さないカスタム・スクリプトを環境内で使用する場合は、その環境のクラス・パスおよびライブラリ・パスを設定するスクリプト内のステートメントも変更して、定義した環境変数をそれらのステートメントに正しく挿入する必要があります。

    たとえば、WebLogicシステム・クラスパスを設定して、カスタム・パッチ・プロファイル内のパッチJARが、クラスパスの中でそれより後に指定されている同じ名前のクラスよりも優先されるようにするには、変数PATCH_CLASSPATHを次の例の太字部分で示すように追加します。

    set WEBLOGIC_CLASSPATH=%PATCH_CLASSPATH%;%JAVA_HOME%\lib\tools.jar;
    %WL_HOME%\server\lib\weblogic_sp.jar;%WL_HOME%\server\lib\weblogic.jar;
    %WL_HOME%\server\lib\webservices.jar
    
  11. 「保存」をクリックします。

    パッチを有効にするには、そのパッチを使用するすべてのサーバー・インスタンスを再起動する必要があります。

  12. 後になってパッチの適用範囲を変更する必要が生じ、そのパッチが別のドメインやサーバーで使用されるようにする場合や、1つのインストール上で動作するすべてのサーバーおよびドメインで使用されるようにする場合は、適切なパッチ・プロファイルを更新します。

    例: テスト・エンジニアによる品質検査用ドメインでのテストに合格したパッチは、プロモートされて本番用ドメインで使用されます。パッチをプロモートするために、テスト・エンジニアは次の作業を実行します。

    1. Smart Updateを実行し、本番用ドメインで使用される製品インストールを選択します。

    2. 「パッチの管理」タブで、デフォルト・パッチ・プロファイルを選択し、目的のパッチを適用します。

    3. 本番用ドメイン内のサーバーを再起動します。

Smart Update GUI用語集

表A-1に、Smart Updateグラフィカル・インタフェースで使用される記号およびラベルの説明を示します。


注意:

Oracle Fusion Middleware 11gR1リリースから、BEA_HOMEにかわってMW_HOMEが新たに使用されています。

表A-1 Smart Updateグラフィカル・インタフェース

画面またはパネル 記号 説明

ターゲット・インストール

このアイコンはBEAホーム・ディレクトリを表します


ミドルウェア・ホーム・ディレクトリを表します。ミドルウェア・ホーム・ディレクトリには複数のOracle製品が格納されることがあります。メンテナンス・スナップショットを作成する際には、適切なミドルウェア・ホーム・ディレクトリを選択する必要があります。

Smart Updateグラフィカル・インタフェースには、現在のシステムでインストールされた製品のミドルウェア・ホーム・ディレクトリしか表示されません。リモート・マウントされたディスク上にあるミドルウェア・ホーム・ディレクトリは、現在のシステムからインストールされた場合にのみ表示されます。

ターゲット・インストール

このアイコンはBEA製品のホーム・ディレクトリを表します

製品のホーム・ディレクトリを表します。たとえば、WebLogic Server、Oracle Service Busなどです。

ターゲット・インストール

このアイコンは製品の特定のインストールを表します

製品の特定のインストール(ターゲット・インストールと呼ばれる)を表します。たとえば、WebLogic Serverリリース9.1などです。

次の作業を実行する際には、特定のインストールを選択する必要があります。

  • 公開パッチまたはパッチ・セットの表示またはダウンロード

  • パッチまたはパッチ・セットの適用または削除

  • カスタム・パッチ・プロファイルの作成または削除

「パッチの取得」タブ

公開パッチの表示

選択されているターゲット・インストールに対して使用可能な公開パッチおよびパッチ・セットが表示されます。現在のパッチ・ダウンロード・ディレクトリの内容も表示されます。

「パッチの取得」タブ

このアイコンは個別のパッチを表します

個別のパッチを表します。このアイコンをクリックすると、該当するパッチに関する詳細情報が表示されます。

「パッチの取得」タブ

パッチ・セットを表すアイコン

複数のパッチを収めたパッチ・セットを表します。このアイコンをクリックすると、セットを構成するパッチに関する詳細情報が表示されます。

「パッチの取得」タブ

パッチまたはパッチ・セットを選択するアイコン

チェックすると、該当する公開パッチまたはパッチ・セットのダウンロードが可能になります。一度に複数選択することもできます。ダウンロードを開始するには、「選択したものをダウンロード」をクリックします。

「ダウンロードされたパッチ」パネル

パッチのダウンロードを可能にするアイコン

パッチ・ダウンロード・ディレクトリの内容が表示されます。「パッチの取得」タブを選択した場合は、選択されているターゲット・インストール用のダウンロード・ディレクトリの内容が表示されます。「パッチの管理」タブを選択した場合は、指定のプロファイルにまだ適用されていないパッチのみが表示されます。

「ダウンロードされたパッチ」パネル

選択したパッチを適用するには、このアイコンをクリックします。

緑色の矢印をクリックすると、該当するパッチまたはパッチ・セットが現在のパッチ・プロファイルに適用されます。(パッチおよびパッチ・セットの適用は、「パッチの管理」タブを選択した場合にのみ実行可能です。)

「パッチの管理」タブ

icon-managepatches.gifについては周囲のテキストで説明しています。

個々のパッチ・プロファイルの内容(現在選択されているターゲット・インストールに適用されたパッチのセット)が表示されます。パッチおよびパッチ・セットの適用と削除は、「パッチの管理」タブで実行します。

注意: パッチまたはパッチ・セットを適用し、現在のプロファイルに追加するには、「ダウンロードされたパッチ」パネルのパッチまたはパッチ・セットの横にある「適用」をクリックします。

「パッチの管理」タブ

icon-defaultprofile.gifについては周囲のテキストで説明しています。

指定のミドルウェア・ホーム・ディレクトリにあるインストール全体が適用範囲となっているパッチおよびパッチ・セットの一覧が表示されます。現在選択されているターゲット・インストールに対応しています。

追加のパッチ・プロファイル(カスタム・パッチ・プロファイル)を作成すると、この「デフォルト」プロファイル・タブの横に、各カスタム・パッチ・プロファイルのタブが作成されます。

「パッチの管理」タブ

icon-removepatch.gifについては周囲のテキストで説明しています。

赤色の矢印をクリックすると、該当するパッチまたはパッチ・セットがターゲット・インストールおよびプロファイルから削除されます。(削除されたパッチまたはパッチ・セットは、「パッチの管理」タブでパッチ・プロファイルの内容を表示した場合に「ダウンロードされたパッチ」パネルに表示されるようになります。)

「パッチの適用の検証」ダイアログ・ボックス

icon-confdb.gifについては周囲のテキストで説明しています。

パッチまたはパッチ・セットの適用時に発生した競合が表示されます。どのパッチがどの適用済みパッチと競合したのかが示されます。パッチまたはパッチ・セットの適用時に発生する可能性がある競合条件を以下に示します。

「パッチの適用の検証」ダイアログ・ボックス

icon-conflictprereq.gifについては周囲のテキストで説明しています。

選択したパッチを適用する前に、別のパッチを適用する必要があります。この競合は次のようにして解決します。

  1. 前提条件となっているパッチのIDを記録します。

  2. 「取消し」をクリックして、前提条件パッチをダウンロードし、適用してから、選択したパッチを適用します。

「パッチの適用の検証」ダイアログ・ボックス

icon-conflictseq.gifについては周囲のテキストで説明しています。

選択したパッチを適用する前に、適用されている別のパッチをいったん削除する必要があります。この競合は次のようにして解決します。

  1. 削除する必要のあるパッチのIDを記録します。

  2. 「取消し」をクリックし、特定されたパッチを削除します。

  3. 選択したパッチをダウンロードして適用します。

  4. ステップ2で削除したパッチをもう一度適用します。

「パッチの適用の検証」ダイアログ・ボックス

icon-conflictexc.gifについては周囲のテキストで説明しています。

選択したパッチと共存できない別のパッチが、すでに1つ以上適用されています。この競合を解決するには、ターゲット・インストールに適用するパッチを選択する必要があります。