H.6 LDAP同期およびOAM

この画面では、次のオプションのタスクを実行できます。

Oracle Identity Managerのロール、ユーザーおよびその階層のLDAPディレクトリとの同期を有効にする
Oracle Access Manager（OAM）とアイデンティティ管理の統合を有効にする
BI PublisherのURLを指定することにより、Oracle BI Publisherを使用するようOracle Identity Managerを構成する

図H-6 LDAP同期およびOAM画面

OIMとLDAPの同期の有効化

LDAP同期を有効にする場合、まずOracle Identity Manager（OIM）用にLDAP同期を設定した後、この画面で「LDAP同期の有効化」オプションを選択します。OIMとLDAPの同期の詳細は、「LDAP同期の設定」を参照してください。LDAP同期を設定した後、「LDAP同期の有効化」オプションを選択します。

他のオプションのタスクを実行しない場合は「次へ」をクリックして続行します。

Oracle Access Manager（OAM）とアイデンティティ管理の統合を有効にする

この画面でOAMとアイデンティティ管理の統合を有効化する前に、OIMとOAMの統合を設定する必要があります。統合の設定方法の詳細は、「OIMおよびOAMの統合」を参照してください。統合を設定した後、OAMとのアイデンティティ管理の統合を有効化するオプションを選択し、次の情報を入力します。

アクセス・ゲートのパスワード - Oracle Identity Managerのアクセス・ゲートのパスワードを入力します。これは、OIMとOAMの統合の設定時にconfigureOIM WLSTコマンドでoimAccessGatePwdパラメータに入力したものと同じパスワードです。
Cookieのドメイン - Oracle Access Managerがインストールされているドメインを入力します。たとえば、*.us.acme.com*などです。これは、OIMとOAMの統合の設定時にconfigureOIM WLSTコマンドでoimCookieDomainパラメータに入力したものと同じCookieドメインです。文字列の最初のピリオド（.）は必須です。

注意:
OAMとのアイデンティティ管理の統合を有効にすると、デフォルトでOIMのLDAP同期は有効化されます。

Oracle BI Publisherを構成しない場合は、「次へ」をクリックして続行します。

Oracle BI Publisherを使用するようOracle Identity Managerを構成する

Oracle BI Publisherがローカルまたはリモート・マシンにインストールされていることを確認します。

Oracle BI Publisherを使用するようOracle Identity Managerを構成するには、「BI Publisherの構成」オプションを選択し、「BI Publisher URL」テキスト・ボックスにBI PublisherのURLを入力します。

URLの形式はhttp://hostname:port/xmlpserverです。hostnameおよびportは、Oracle BI Publisherサーバーが実行されているホスト名およびポートです。

各フィールドに情報を入力した後、「次へ」をクリックして続行します。