Oracle Business Intelligence
多くのIT環境では、複数のアプリケーションおよび複数のデータ・ソースが使用されるため、次のことが課題になります。
- 複数のアプリケーションにわたるビジネス・プロセスの自動化
- ビジネス・プロセスの変更
- 関連ビジネスの把握
- 複数のアプリケーションにわたるアクセスの提供
Oracle Business IntelligenceをSOAコンポジット・アプリケーションと組み合せて使用すると、組織はこれらの課題に対応できます。 Oracle SOA SuiteとOracle Business Intelligenceを使用すると、ビジネス・アナリストは次のことを実行できます。
- モニターで把握し、ビジネス・プロセス・データを分析します。 Oracle BAMでは進行中のBPELプロセスの可視性が提供され、Oracle Business Intelligenceでは、アプリケーションとプロセス・データを統合し、非定型分析やレポート作成を実行することで、プロセス・パフォーマンスのビジネスへの影響が表示されます。
- Oracle Business Intelligenceで提供されるダッシュボード、アラートおよびレポートからアクションを実行します。 たとえば、BIダッシュボードではBPELプロセスを起動できます。
- ビジネス目標にあわせてビジネス・プロセスを調整します。 Oracle Business Rulesでビジネス・メトリックを利用し、ビジネス・インテリジェンス・レポートを生成、アクセスおよび配信するように、BPELプロセスを設計できます。
具体的には、Oracle Business Intelligenceによって次の出力がビジネス・アナリストに提供されるため、ビジネスの主要な問題に対する回答を得ることができます。
- 製品レポート。請求書、小切手、明細書および官公関係の各書式など、すべてのドキュメント・タイプがサポートされています。
- 財務レポート。書式設定された財務諸表および組込みのFinancials Intelligenceが提供されます。
- 非定型問合せ。ビジネス・ユーザーはチャート、ピコットおよびダッシュボードの作成や変更ができます。
- インタラクティブ・ダッシュボード。主要なビジネス・アナリストに対して、把握からアクションまでの、動的なイベント駆動型のガイド付き分析が提供されます。
- 検出とアラート。任意のデバイスへの通知が複数の書式(PDFレポートやブリーフィング・ブックなど)で提供されます。
- Microsoft Officeへの出力。複数のアプリケーションにわたる動的更新が提供されます。
- ディスコネクテッド/モバイル分析。オフライン・レポートと、PDA、電話およびラップトップに対するダッシュボードが提供されます。
- デスクトップ・ガジェット。レポート共有、チャットおよびディスカッションを介したコラボレーションが提供されます。