Oracle Fusion Middleware Oracle Business Activity Monitoringユーザーズ・ガイド 11g リリース1 (11.1.1) B61382-01 |
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この付録では、フィルタで使用する比較式について説明します。
この項の内容は次のとおりです。
レポート・ビューにおけるフィルタの登録に関する詳細は、「データのフィルタリング」を参照してください。
次と等しい: 正確な値が戻されます。 例外については、「タイムスタンプ・フィルタ式の例外」を参照してください。
次と等しくない: 指定した値以外のすべての値が戻されます。
次より小さい: 指定した値より小さい値が戻されます。
次以下: 指定した値以下の値が戻されます。
次より大きい: 指定した値より大きい値が戻されます。
次以上: 指定した値以上の値が戻されます。
類似: 文字列パターンに一致する値が戻されます。 文字列の1文字に対応するワイルドカードとしてアンダースコア(_)が含まれ、1文字以上に対応するワイルドカードとしてパーセント記号(%)が含まれます。 複数のワイルドカード文字を組み合せることができます。たとえば、%mm _00と指定すると、すべての列(35mm 200、35mm 400、35mm 800)が戻されます。 データ照合時には空白が文字として処理されるため、式には空白を入力しないでください。
類似しない: 文字列パターンに一致しない値が戻されます。 類似比較式では、ワイルドカード文字を使用できます。
NULL: 列がNULLになっている値が戻されます。
NULLではない: 列がNULLではない値が戻されます。
リストにある: リストに含まれている値が戻されます。 リストを作成するには、「編集」をクリックします。 フィールドに値を入力し、「追加」をクリックしてリストに追加します。 必要な数の値を追加できます。 「削除」をクリックして値を削除します。 「OK」をクリックしてダイアログ・ボックスを閉じます。 例外については、「タイムスタンプ・フィルタ式の例外」を参照してください。
リストにない: リストに含まれていない値が戻されます。
時間間隔内: 指定した時間間隔内で発生する値が戻されます。 日時フィールドまたはタイムスタンプ・フィールドでフィルタする場合は、「すぐに有効」をクリックし、時間の経過に応じて表示時間間隔が現行となるように保ちます。 「すぐに有効の間隔」を構成し、表示のリフレッシュ頻度を指定します。 詳細は、「「すぐに有効」の使用」を参照してください。
現行の期間内: 指定した時間単位内で発生する値が戻されます。日時フィールドまたはタイムスタンプ・フィールドでフィルタする場合は、「すぐに有効」をクリックして、時間の経過に応じて表示時間間隔が現行となるように保ちます。 詳細は、「「すぐに有効」の使用」を参照してください。
期間内: 指定した期間内に発生する値が戻されます。日時フィールドまたはタイムスタンプ・フィールドでフィルタする場合は、「すぐに有効」をクリックして、時間の経過に応じて表示時間間隔が現行となるように保ちます。 詳細は、「「すぐに有効」の使用」を参照してください。
次と等しいフィルタとリストにあるフィルタの場合、タイムスタンプ・データ型のフィールドには使用できないことに注意してください。これは、Oracle データベースのタイムスタンプ値はマイクロ秒の精度で格納されますが、Oracle BAMアクティブ・スタジオのフィルタ作成ユーザー・インタフェースの「時間」選択項目のオプションにはマイクロ秒が含まれないためです。
次と等しいを使用するときのこの制限は、2つのフィルタを作成することで回避できます。1つ目のフィルタでは次以上を使用して目的の値と比較し、2番目のフィルタでは次より小さいを使用して値の次の秒と比較します。
たとえば、次と等しいで10:05:30 11:14:35 AMと比較するものとします。
フィルタ・ヘッダーで、「次のxが適用される行を含む」で「すべて」を選択します。
最初のフィルタでは、比較式「次以上」を選択し、値10:05:30 11:14:35 AMを指定します。
2番目のフィルタでは、比較式「次より小さい」を選択し、値10:05:30 11:14:36 AMを指定します。