4 Oracle Internet Directoryの監査の設定

この演習では、Fusion Middleware Controlを使用して監査を管理します。

4.1 開始する前に

ドメインの管理ユーザー・アカウントにアクセスできる必要があります。

4.2 Fusion Middleware Controlを使用した監査の管理

Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlを使用して監査を管理します。

1. 「Fusion Middleware Controlへのアクセス」の説明に従って、Fusion Middleware Controlに接続します。

2. WebLogic管理者としてログインします。

3. ドメインのホームページの「Fusion Middleware」で、必要に応じて「Identity and Access」を展開します。Oracle Internet Directoryのインスタンスがリストされます。

4. 管理するOracle Internet Directoryコンポーネントを選択します。

5. 「Oracle Internet Directory」メニューで、「セキュリティ」→「監査ポリシー」を選択します。

6. 「監査レベル」リストで「カスタム」を選択し、独自のフィルタを構成します。

7. 「ユーザー・セッション」の「ユーザー・ログイン」で「失敗」を有効にします。

8. 有効にした「失敗」アイテムの横にある「フィルタの編集」アイコンをクリックします。そのフィルタの「フィルタの編集」ダイアログが表示されます。

9. 「条件」リストで「起動側」を選択します。

   右側のリストで-eqを選択します。

   右側のテキスト・ボックスに、ログイン時に使用した管理ユーザーの名前（weblogicなど）を入力します。

10. 「追加」アイコンをクリックします。

11. 「OK」をクリックします。

12. 「適用」をクリックして変更を保存します。

13. 現在の設定のレポートを取得するには、「エクスポート」をクリックします。ファイルにレポートを保存します。

14. ワードパットなどのテキスト・エディタでファイルを開き、作成した監査構成を表示します。