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Oracle Fusion Middlewareリリース・ノート
11gリリース1(11.1.1) for Microsoft Windows(32-Bit)
B55923-02
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15 Oracle Application Serverレガシー・アダプタ

このドキュメントには、Oracle WebLogic Server Legacy Adaptersリリース11.1.1に関する次のリリース情報が含まれます。

15.1 注意および制限事項

次に、Oracle WebLogic Server Legacy Adaptersリリース11.1.1の制限事項を示します。

コンポーネント 説明
CDCアダプタ Oracle Studioで作成したCDCソリューションをJDeveloperで実装する場合、次の情報をcomposite.xmlに追加する必要があります。

composite.xmlのbindingセクションで、操作の名前を追加します。次に例を示します。

operation=<name>
CICSアダプタ OracleWLSは、相互作用の入力および出力レコードに同じ複合タイプのフィールドが含まれると、相互作用に対して動作しません。

回避方法: Oracle Studioで、作業対象のTuxedoアダプタを検出し、それをメタデータ・エクスプローラで開きます。「スキーマ」で、両方のレコードで使用されているレコードをコピーし、新規名でスキーマに貼り付けます。レコードの1つを開き、複製されたレコード名ではなくコピーでフィールド・タイプを置き換えます。

次に例を示します。

  • findDogInputを入力レコードとして、findDogResponseを出力レコードとして含むfindDogという相互作用があります。

  • findDogResponseには、findDogInputタイプのフィールドが含まれます。

  • 「スキーマ」セクションで、findDogInputをコピーし、それをfindDogInputCopyなどの新規名で貼り付けます。

  • 「findDogResponse」を右クリックし、「編集」を選択します。「タイプ」列で、findDogInputfindDogInputCopyに変更します。

Tuxedoアダプタ 相互作用の出力には、実際の相互作用の出力が含まれるラッピング・レコードが存在する必要があります。このレコードは、Oracle Studioによって自動的に作成されますが、ユーザーが相互作用を手動で編集し、ラッピング・レコードを使用しないと、エラーが返されます。
VSAM CICSドライバ 整数の索引セグメントで未満を示すフィルタ式(<)を使用して問合せを実行すると、間違った結果が返されることがあります。次に例を示します。

SELECT * FROM account where accountno < 10;

この問題は、問合せプロセッサが索引で表にアクセスした場合に発生します。

回避方法: 索引による表へのアクセスを回避するには、次の例に示すとおり、<access(scan)>を使用します。

SELECT * FROM account <access(scan)> where accountno < 10;

Oracle Studio Linuxシステムでは、「Start」メニューの「Studio」ショートカットが機能しません。Oracle Studioにアクセスするには、Oracle Studioのインストール・ディレクトリでStudioファイルをアクティブ化します。
ソリューション・パースペクティブ CDCソリューションのサーバーおよびステージング領域マシンを選択する場合、マシンの言語およびコード・ページを選択できません。英語がデフォルト言語として使用されます。
ソリューション・パースペクティブ CDCの取得表リストがソリューション・パースペクティブでリフレッシュされません。

回避方法: データソースを再定義します。

ソリューション・パースペクティブ ワークスペースのアクティブ化およびワークスペースの非アクティブ化の各ボタンが、リクエストした操作が正常に実行されたかどうかにかかわらず、アクティブなままです。

ネットワークがすでに切断されている状態で「ワークスペースの非アクティブ化」をクリックすると、エラーがレポートされ、ワークスペースのアクティブ化コマンドが使用可能になります。ただし、ワークスペースは引き続きアクティブなままです。

ソリューション・パースペクティブ CDCストリーム・サービスCDCで、最後の処理に到達し、「戻る」をクリックして訂正を行うと、表の列フィルタが破損する可能性があります。

目的の列が選択されていることを確認するには、「表と列フィルタを選択してください。」ページで、表を開いて適切な列が選択されていることを確認します。選択されていない場合、列を選択または消去し、最終ページに進んで「終了」を選択します。

ソリューション・パースペクティブ ソリューション・パースペクティブにステージング領域マシンを入力する場合、パスやその他の情報を正しく入力する必要があります。たとえば、UNIXマシンを使用している場合、スラッシュ文字(/)のセパレータを使用します。Oracle Studioでは、入力された情報が、現在使用されているマシンにとって正しいかどうかを確認しません。そのため、間違った情報を使用すると、ソリューションは動作しません。
ソリューション・パースペクティブ ステージング領域ワークスペースのカスタマイズに使用するソリューション・パースペクティブのアクセス・サービス・マネージャは、動作しません。このウィザードに設定された値は、ソリューションの一部として保存およびデプロイされません。

回避方法: 「コンフィギュレーション」ビューのワークスペース・エディタを使用してソリューションをデプロイした後に、ワークスペースをカスタマイズします。

ソリューション・パースペクティブ 固定NATで接続を選択すると、CDCソリューションは接続エラーが発生してデプロイメントで失敗します。
ソリューション・パースペクティブ CDCソリューションの編集時にデザイン・ステップ・ウィザードを起動すると、「クライアント・タイプ」および「ステージング領域」の値がデフォルト値にリセットされます。

これらの値をデフォルト値に戻さないように、デザイン・ステップ・ウィザードは起動しないでください。デザイン・ステップ・ウィザードを起動する必要がある場合は、必ずこれらの値をリセットしてください。

ソリューション・パースペクティブ CDCソリューションで作成されたデータソースの名前を、NAVバインディングの別のデータソースで使用されている名前に変更すると、エラーが返されます。データソースには一意の名前を使用する必要があります。
ソリューション・パースペクティブ CDCソリューションをインポートしてデプロイすると、そのソリューションはStudioでデプロイ済としてマークされますが、実際にはサーバーにデプロイされていません。
ソリューション・パースペクティブ MS SQL Server ODBCのレプリケーション・スクリプトを開くリンクは、Linuxコンピュータでは動作しません。このファイルを開くには、ファイルをLinuxコンピュータ上の任意の場所にコピーして、テキスト・エディタで開きます。
デザイン・パースペクティブ ソリューション・パースペクティブでCDCソリューションを作成し、ソリューション・ワークスペースを無効化して、そのワークスペースをデザイン・パースペクティブで表示すると、アクティブとして表示されます。更新の実行後のステータスも、アクティブなままです。
デザイン・パースペクティブ Oracle Studioでは、「コンフィギュレーション」ビューで接続をリフレッシュできずに、サーバー接続を失うことがあります。Oracle Studioを再起動して接続を回復してください。
デザイン・パースペクティブ Tuxedoゲートウェイ・アダプタ用のOracle Studioのテスト・オプションは、機能しません。
デザイン・パースペクティブ リレーショナル・データソース用にメタデータ・ビューで定義されたキャッシュ済の表を削除しようとすると、エラーが返されます。

ネイティブ・メタデータ・ビューとキャッシュ済メタデータ・ビュー間の変更も動作しませんが、エラーは返されません。

デザイン・パースペクティブ 固定NATで接続を選択すると、テスト・アダプタが停止します。
デザイン・パースペクティブ 「XML定義のエクスポート」オプションを使用してデータソースのメタデータをエクスポートすると、すべてのメタデータがエクスポートされます。定義のみをエクスポートする場合、バインディングを通じてXMLをエクスポートします。その後、バインディングに含まれる不要なデータソースの定義を削除できます。
インポート・マネージャ インポートのエンキューおよび事後相互作用の出力は、間違っています。

エンキューの相互作用では、出力は常にENQ_OUT_HEADER構造体として設定されます。

事後相互作用は、同期送信のみです。これは、事後相互作用をインポートする場合、出力は行われず、相互作用モードはsync-sendに設定されることを意味します。

インポート・マネージャ Tuxedoアダプタ、Tuxedoキュー・アダプタおよびTuxedoゲートウェイのインポート・マネージャ・ウィザードには、検証メカニズムが存在せず、入力したデータがすべて受け入れられます。
インポート・マネージャ データベース・アダプタのメタデータ・インポート・ウィザードでメタデータをインポートする最終ステップに到達する前に「終了」を選択すると、間違ったメタデータが生成されます。
インポート・マネージャ Tuxedoインポートで、FTP接続を通じて入力ファイルを取得すると、インポート・ウィザードの次のステップに移動する際にエラーが返されます。
ユーティリティ NAV_UTIL service with paramオプションは、認識されません。
ユーティリティ Linuxでパラメータ付きのNAV_UTILコマンドを実行すると、ユーティリティは停止します。
ユーティリティ 1つ以上の結果セットを返すプロシージャをコールしても、SQLユーティリティでは最初のレコード・セットの最初の行が返されません。
セキュリティ デーモンが特定のユーザーに使用されるように設定されており、アクセス対象のデータベースでアクセス用のユーザーおよびパスワードを必要とする場合、CDCソリューションは停止します。
インストール NAV_UTILまたは他のOracle DLLを使用するアプリケーションを開いた状態でアンインストールを実行すると、エラーが表示されます。このエラーは無視できます。
インストール リリース10.1.3.3からアップグレードする場合、インストール・ウィザードでアップグレード・オプションを使用する必要があります。リリース10.1.3.3をアンインストールしてから新規リリースをインストールしないでください。この操作を行うと、Defディレクトリのすべてのデータが失われます。
インストール Oracle Connectリリース11.1.1は、リリース10.1.3.3以下と共存インストールすることはできません。
MS SQL Server CDC MS SQL CDCでは、表でシングル・ビット列のみがサポートされます。
MS SQL Server CDC Windows認証を使用するMS SQL ServerでCDCソリューションを操作しており、CDCアダプタに認証情報が入力されていないと、接続エラーが返されます。