Oracle® Fusion Middlewareリリース・ノート 11gリリース1(11.1.1) for Linux x86 B55924-02 |
|
戻る |
次へ |
この章では、ECM用Oracleアプリケーション・アダプタに関連する問題について説明します。内容は次のとおりです。
この時点で既知の問題はありません。
この項では、構成に関する問題およびその回避方法について説明します。内容は次のとおりです。
46.2.1項「E-Business SuiteおよびPeopleSoftのアダプタ: イメージング・ソリューションに必要なソリューション・テンプレートまたは詳細な構成」
46.2.3項「E-Business Suiteアダプタ: イメージング・ソリューションのみの構成用に紙クリップ機能を有効化するための回避方法」
イメージング・ソリューションのインストールおよび構成が完了した後で、実装のために次のいずれかの手順を行う必要があります。
ソリューション・テンプレートを適用する。ソリューション・テンプレートを入手するには、システム・インテグレータ、Oracle ConsultingまたはOracleサポートに連絡してください。
AXF表、およびE-Business SuiteかPeopleSoftのAXF表のどちらかを、さらに構成する。
E-Business Suiteアダプタの詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle E-Business Suite Adapter for Oracle Enterprise Content Management管理者ガイドのイメージング・ソリューションの表に関する項を参照してください。
PeopleSoftアダプタの詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle PeopleSoft Adapter for Oracle Enterprise Content Management管理者ガイドのイメージング・ソリューションの表に関する項を参照してください。
ノードのping後に「成功」と表示されない場合は、Oracle Fusion Middleware Oracle PeopleSoft Adapter for Oracle Enterprise Content Management管理者ガイドのAXFと通信するためのインテグレーション・ブローカーの構成に関する項の次の手順に従って、ゲートウェイ・プロパティに含まれるsecureFileKeystorePasswd値の暗号化が必要になる場合があります。
PeopleSoftサーバーでPeopleTools→インテグレーション・ブローカー→「構成」→ゲートウェイの順に開きます。
LOCALゲートウェイを検索して開き、ゲートウェイ設定プロパティリンクをクリックします。
integrationGateway.propertiesファイルにアクセスするためにサインオンします。
拡張プロパティ・ページリンクをクリックします。
ゲートウェイ・プロパティページのパスワード暗号化ユーティリティを使用して、secureFileKeystorePasswd値を暗号化します。
ゲートウェイ・プロパティ画面で、暗号化されたパスワードをsecureFileKeystorePasswd=の後に貼り付け、「OK」をクリックします。
管理対象添付ファイル・ソリューションをインストールして構成すると、E-Business Suite添付の紙クリップ・アイコンおよび機能が自動的に無効化されます。イメージング・ソリューションの紙クリップ機能を再度有効化するには、次の手順を行って管理対象添付ファイル・ソリューションを無効化します。
AXF_CONFIGS表(E-Business Suite表)を開きます。
FORMFUNCTIONフィールドでAXF_MANAGED_ATTACHMENTS
エントリの名前を変更します。
たとえば、エントリ名を次のように変更します。
AXF_MANAGED_ATTACHMENTS-DISABLED
詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle E-Business Suite Adapter for Oracle Enterprise Content Management管理者ガイドのAXF_CONFIGS表(E-Business Suite)に関する項を参照してください。
注意: 管理対象添付ファイル・ソリューションを再度有効化するには、FORMFUNCTIONフィールドを変更して次のエントリに戻してください。
|
PeopleSoftイメージング・ソリューションの構成時には、PeopleSoft外部通信用のPeopleSoftローカル統合ゲートウェイを設定する必要があります。ゲートウェイの設定の詳細は、PeopleSoft Enterpriseのドキュメントを参照してください。その後、Oracle Fusion Middleware Oracle PeopleSoft Adapter for Oracle Enterprise Content Management管理者ガイドのサービス操作ルーティングの設定に関する項の説明に従って、10gまたは11g AXFサーバーとの通信用にPeopleSoftサービス操作を構成できます。
クラスタ環境でのアダプタの構成時には、管理対象添付ファイル・ソリューションはクラスタ化されません。かわりに、AXF構成で構成されたサーバーを指定します。
この時点で既知の問題はありません。