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Oracle® Fusion Middlewareリリース・ノート
11gリリース1(11.1.1) for Linux x86
B55924-02
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48 Oracle Imaging and Process Management

この章では、Oracle Imaging and Process Managementに関連する問題について説明します。内容は次のとおりです。

48.1 一般的な問題

この項では、一般的な問題について説明します。内容は次のとおりです。

48.1.1 OSSO使用時にI/PMセッションがタイムアウトした場合はブラウザのリフレッシュが必要

Oracle Single Sign Onの使用時にI/PMセッションが期限切れになると、WebLogic Serverによって内部サーバー・エラーが返されます。ページをリフレッシュすると、再認証のためにI/PMのログイン・ページが表示され、新しいセッションを開始できます。

48.1.2 ページ上に混在する複数の言語

Oracle製品では、管理タスク用に10の標準言語、およびユーザー・タスク用に27の標準言語がサポートされています。そのため、ユーザー・タスク用のみにサポートされ、管理タスク用にサポートされていない言語を選択した場合、管理タスクを実行すると複数の言語がユーザー・インタフェースに表示されます。

48.1.3 100以上のドキュメントを削除すると404エラーが発生する可能性がある

検索結果表を使用して100以上のドキュメントを削除しようとすると、Microsoft Internet Explorerで既知の問題が発生します。この場合、Internet Explorerによって404 Page Not Foundエラーが返され、ロックされる可能性があります。これは、Internet ExplorerのURL文字列が最大2083文字に制限されているためです。検索結果表を使用して100以上のドキュメントを削除する必要がある場合は、最大65,000文字をサポートするMozilla Firefoxを使用できます。

48.1.4 タイムゾーンはI/PMサーバーのタイムゾーンに基づく

現在、すべての時間情報はI/PMサーバーのタイムゾーンに基づきます。つまり、Oracle I/PMシステムによって生成されるすべての日付メタデータ(ドキュメントの作成日、変更日または他の監査イベントなど)は、ユーザーのタイムゾーンではなく、I/PMサーバーのタイムゾーンで管理されます。そのため、タイムゾーンが午前0時をまたぐことで、一部のドキュメントの日付データ表示が予想と異なる可能性があります。

たとえば、I/PMサーバーのタイムゾーンがグリニッジ標準時(GMT)で、GMT+6タイムゾーンの1月10日午前2時(ローカル時間)にドキュメントが作成された場合、ユーザー・インタフェースに表示される作成日は1月9日午後8時です。これは、ドキュメントの作成日および変更日に基づくコンテンツの検索時に影響する可能性があります。

48.1.5 I/PMドキュメントがWebCenter内でネイティブに表示可能になる

WebCenterを介してI/PMを表示した場合、ドキュメントはWebCenterでキャッシュされます。つまり、アノテーションを付ける前にドキュメントがWebCenterで表示された場合、アノテーションがない状態のドキュメントは、WebCenterのキャッシュがリフレッシュされるまでの間、表示可能になります。WebCenterでキャッシュされたドキュメントを編集しても、元のドキュメントはWebCenterのキャッシュからパージされないため、編集されたコンテンツは危険にさらされる可能性があります。I/PMとWebCenterを統合した場合に編集済コンテンツを保護するため、I/PMへアップロードする前のドキュメントの編集には、「アップロード」ページの「ビューア」を使用してください。

48.1.6 定義済アプリケーションからの全文検索機能の削除

定義済アプリケーションから全文検索機能を削除し、「ドキュメントのコンテンツ」条件を検索から削除していない場合、そのアプリケーションに対する定義済検索でエラーが発生する可能性があります。既存のアプリケーションを変更して全文索引機能を削除する場合は、さらに、そのアプリケーションに対するすべての定義済検索からすべての「ドキュメントのコンテンツ」条件を削除してください。

48.1.7 Oracleテキスト検索使用時のアプリケーション・フィールドの制限

OracleTextSearchを使用するためにOracle I/PMが構成されており、アプリケーションが全文索引用に定義されている場合、コンテンツ・サーバー・リポジトリの最大20のSDATAフィールドがI/PMで定義されます。SDATAフィールドは、通常、テキストおよびメモ以外のフィールドで、Oracle Text Searchコンポーネントによって最適化済フィールドとして定義されますが、テキスト・フィールドを最適化済SDATAフィールドとして定義する基準がほかに存在する可能性があります。

アプリケーションの定義時に、Oracle I/PMによって、使用可能なSDATAフィールド数の問合せがリポジトリのDOCMETA表に対して実行され、この使用可能数より多い数のテキスト以外のフィールドをアプリケーション内で作成することは許可されません。ただし、コンテンツ・サーバー・リポジトリにインストールされた追加のコンポーネント(フォルダやディスカッションなど)によって、使用可能なSDATAフィールドの合計数が減少する可能性があります。他の構成によってDOCMETA表以外でSDATAが消費される可能性があるため、アプリケーションにフィールドを追加できても、コンテンツ・サーバーで検索索引を再構築しようとするとエラーが発生する可能性があります。その場合は、使用可能なSDATAフィールドで異なるOracle Content Server接続を使用して、アプリケーションを再定義する必要があります。追加のコンテンツ・サーバー接続が定義されていない場合は、追加のOracle Content Serverをインストールして構成し、Oracle I/PMで新規の接続を作成できます。もしくは、検索索引を正常に再構築できる数までテキスト以外のフィールドを減らして元のコンテンツ・サーバー接続を使用すると、アプリケーションを再定義できます。

48.1.8 Oracle URMレコードがOracle I/PM検索で欠落する

Oracle I/PMとOracle Universal Records Managementを統合する際には注意が必要です。レコードのみの保存カテゴリを使用するように構成されているOracle I/PMアプリケーションにドキュメントをアップロードし、ドキュメントをアップロードしたユーザーにOracle Content Serverリポジトリでレコードを表示する権限がない場合、ユーザーはI/PM検索でアップロード済ドキュメントを一切参照できません。保存カテゴリに対する権限はOracle URMで決定されます。Oracle I/PMとOracle URMを統合する場合は、レコードの表示権限が必要なすべてのユーザーに正しいセキュリティが設定されている必要があります。また、すべてのOracle I/PMアプリケーションで保存カテゴリが正しく設定され、レコードのみの保存カテゴリを使用した場合に発生する問題についてユーザーが理解しておく必要があります。

48.1.9 WebLogic Serverのリスニング・アドレスとAXFドライバのページURLは同じドメインを参照する必要がある

Oracle I/PMでAXF機能を利用する場合、WebLogic Serverコンソールで構成されるリスニング・アドレス・ベース・ドメインが、AXFへのアクセスに使用されるURLでのドメイン指定と一致する必要があります。一致しない場合、コンテンツは正しくロードされず、ユーザーはAXFにアクセスできません。AXFでリスニング・アドレスを構成するには、次の手順を行います。

  1. WebLogic Server管理コンソールにログインします。

  2. ecm_domainの「環境」セクションで「サーバー」を選択します。「サーバーのサマリー」ページが表示され、「構成」タブがアクティブになります。

  3. IPM_server<number>をクリックします。選択したOracle I/PMサーバーのIPM_server<number>の設定ページが表示され、「構成」および「全般」タブがアクティブになります。

  4. 「リスニング・アドレス」を優先URLに設定します。指定するリスニング・アドレスは、プロトコルを伴わないベース・ドメインであることが必要です。


    注意:

    リスニング・アドレス・ベース・ドメインおよびAXFへのアクセスに使用するURLベース・ドメインは、同一にする必要があります。リスニング・アドレス設定に完全修飾ドメイン名を使用する場合は、ドメイン内であっても、アクセスURLにも完全修飾ドメイン名を使用する必要があります。たとえば、ベース・ドメインserver_name.domain.comをリスニング・アドレス構成設定で使用する場合、アクセスURLはhttp://server_name.domain.com:<port>/になります。

48.1.10 Oracle Access ManagerとI/PMを併用する場合は/imaging/facesディレクトリを保護する必要がある

Oracle Access Managerで使用するためにOracle I/PMを構成する場合は、/imaging/facesディレクトリを保護する必要があります。これを行わない場合、I/PMビューアへのアクセスが妨げられます。

48.1.11 WebLogic Scripting Toolではエクスポート・ファイル・パスのマルチバイト・キャラクタが認識されない

WLSTコマンドimportIPMSearch、importIPMInput、importIPMApplicationを使用する場合の最初のパラメータは、エクスポート・ファイルのファイル・パスです。WebLogic Scripting Toolでは、ファイル・パスのマルチバイト・キャラクタが認識されないため、パスにマルチバイト・キャラクタを使用しないでください。

48.2 ブラウザの互換性の問題

この項では、ブラウザの互換性の問題について説明します。内容は次のとおりです。

48.2.1 Safari: 検索結果ツールバーおよびビューア・メニューで[Tab]を使用した場合の予期しない移動順序

キーボードの[Tab]キーを押して検索結果ページのツールバーの機能を選択する際の予定されていた動作は、最初のオプション(「表示」)にフォーカスしてから次のオプション(「電子メール」)に移動するというものでした。実際には、[Tab]キーを押すと、フォーカスが「電子メール」に移動する前に、「表示」の非表示のサブメニューに移動します。同様に、[Tab]キーを使用してビューア上のメニューを選択する際の予定されていた動作は、最初のビューア・メニュー(「ファイル」)から次のメニュー(「表示」)に移動するというものでした。実際には、[Tab]キーを押すと、フォーカスが次のメニューに移動する前に、各最上位メニューの非表示のサブメニューに移動します。

48.2.2 Safari: キーボードを使用してビューアのパネルを選択できない

キーボードの[Tab]キーを押してビューアの項目を選択する際に、いずれのパネル(「履歴」、「付箋」または「プロパティ」)も選択できません。これは、Safariの既知の問題です。キーボードを使用してビューアのパネルを選択する必要がある場合は、Microsoft Internet ExplorerまたはMozilla Firefoxを使用してドキュメントを表示してください。

48.2.3 IE: Internet ExplorerではExecuteSearchに対してASCII以外の文字がサポートされていない

検索名にASCII以外の文字が使用されている場合、Microsoft Internet Explorerの検索URLツール(ExecuteSearch)は機能しません。検索名にASCII以外の文字を使用する必要がある場合は、Mozilla Firefoxバージョン3.5以上を使用して、次のパラメータを設定してください。

  • prefs.converted-to-utf8=true

  • network.standard-url.escape-utf8=true

  • network.standard-url.encode-utf8=true

  • network.standard-url.encode-query-utf8=true

48.2.4 Firefox 3.6: 詳細モードで「バージョン」および「ダウンロード」ダイアログ・ボックスがビューアの背後に表示される

Firefox 3.6では、ビューアの詳細モードでページ項目のレイヤー順序を処理する方法に問題があります。Firefox 3.6を使用してドキュメントを表示した場合、ドキュメントが表示されるメイン・ページ・リージョンで、「バージョン」および「ダウンロード」ダイアログ・ボックスが非表示になります。この問題を回避するには、ダイアログ・ボックスにアクセスする前に、「プロパティ」、「履歴」または「付箋」パネルをメイン・ページ・リージョンまで拡大して、不明瞭な項目が表示されるようにします。この問題は、Microsoft Internet ExplorerまたはFirefox 3.5.xを使用した場合には発生しません。回避方法として、ビューアの詳細モードを使用する場合は、これらのいずれかのブラウザを使用してドキュメントを表示します。

48.2.5 Firefox 3.5.9および3.6.3: JRE 1.6.0_18以上を使用するとドキュメントの更新時にエラーが発生する

J2SE Runtime Environment(JRE)バージョン1.6.0_18以上とFirefox 3.5.9または3.6.3を組み合せて使用した場合、ビューアの詳細モードで表示したドキュメントを更新しようとすると、複数のエラーが発生します。J2SE Runtime Environmentバージョン1.6.0_17を使用するとこの問題は解決します。J2SE Runtime Environmentは、http://java.sun.com/products/archive/から入手できます。

48.3 アクセシビリティの問題

この項では、アクセシビリティの問題について説明します。内容は次のとおりです。

48.3.1 ビューア・モードによってボタンのアクティブ化の動作が異なる

フォーカスされているボタンをアクティブ化するためのキーボード・コマンドは、ビューアの基本モードと詳細モードで異なります。ビューアの基本モードでは、フォーカスされているボタンのアクティブ化には[Enter]キーを使用します。ビューアの詳細モードでは、フォーカスされているボタンのアクティブ化には[Space]キーを使用します。

48.3.2 付箋のコンテンツの制限

付箋のコンテンツは、ドキュメントとともにダウンロードまたは印刷されません。また、RESTビューアを介して表示できません。付箋のコンテンツは、「付箋」パネルで付箋を拡大し、Webページを印刷することで、制限付きで印刷可能です。

48.3.3 キーボード・ナビゲーション用に追加されたコンテンツにスキップ・リンク

I/PMユーザー・インタフェースでキーボード・ナビゲーションを使用した場合にページ上で最初にフォーカスされるリンクは、ページ最上部のコンテンツにスキップリンクです。このリンクを選択して[Enter]を押すと、ページのコンテンツ領域にある最初の項目がフォーカスされます。たとえば、ホーム・ページの最初のコンテンツ・アイテムはヘルプ・リンクです。検索を実行してコンテンツ領域に結果が表示された場合、コンテンツにスキップ・リンクをクリックすると最初の検索タブに移動します。

48.3.4 Firefox: ビューアの詳細モードでのキーボード・ナビゲーション用に追加されたアプレットにスキップ・リンク

ビューアの詳細モードでドキュメントを表示した場合、キーボードのフォーカスはビューア・ツールバーから開始されます。ただし、Firefoxでは、キーボードを使用してフォーカスをツールバーの外に移動した場合、要素間を移動して元の場所に戻りません。この問題を回避するには、ページ最上部のアプレットにスキップ・リンクを使用します。キーボードのフォーカスをビューアのツールバーに戻すには、[Tab]でアプレットにスキップ・リンクに移動し、[Enter]を押します。

48.3.5 Internet Explorer 7: 「ドキュメントのアップロード」および「プリファレンス」ページでのフォーカスの問題

Internet Explorer 7を使用する場合、「ドキュメントのアップロード」ページ(「開く」、「ビューア」、「作成」、「リセット」、「閉じる」)または「プリファレンス」ページ(「適用」、「元に戻す」、「閉じる」)のすべてのコマンド・ボタンに、キーボードからフォーカスできないように見えます。アクティブになっているボタンが明示されませんが、フォーカスは実行されています。Internet Explorer 8では、この問題は発生しません。

48.3.6 スクリーン・リーダー・モードでインポート用に選択したファイルの名前が表示されない

スクリーン・リーダー・モードでインポートするファイルを選択すると、ファイルがロードされ、「次へ」ボタンが使用可能になりますが、インポートするファイルの名前が表示されません。

48.3.7 キーボードを使用してカレンダから選択する場合の問題

Internet Explorer 7では、キーボードを使用してカレンダから日付を選択する際に、日付を選択できません。この問題は、Firefox、Internet Explorer 8またはSafari 4では発生しません。また、[Tab]を使用した場合に次のボタンがスキップされます。前の月、前の年、月の増/減、および年の増/減。キーボードで日付を選択するための別の方法として、数字キーを使用して手動で日付を入力できます。

48.3.8 キーボードを使用する場合の新規検索の作成ウィザードのフォーカスの問題

新規検索の作成ウィザードでフィールドの入力が完了すると、キーボードのフォーカスがブラウザURLに移動するため、現在のページを編集するためにはバナーを[Tab]で移動してナビゲートする必要があります。

48.3.9 JAWSによってアノテーションが認識されない

JAWSの実行中にアノテーション付きドキュメントを表示した場合、[Tab]でアノテーションに移動できますが、JAWSによって説明が読み上げられません。

48.3.10 ペインの縮小リンクに対して403 Link Errorが返される

スクリーン・リーダー・モードおよび詳細ビューア・モードでドキュメントを表示した場合、JAWSは、ビューアのタブを閉じるオプションに到達すると、詳細オプションの後にある非表示のペインの縮小リンクを読み上げます。JAWSがリンクを読み上げる際にクリックすると、403 Forbidden Pageエラーが返されます。

48.3.11 Internet Explorer: キーボードを使用した検索時のフォーカスの問題

Internet Explorerで検索する際に、キーボードを使用して説明ツリーを展開および縮小すると、次の行ではなくコンテンツにスキップ・リンクにフォーカスが誤って移動します。

48.3.12 キーボードを使用してカレンダから選択した日付が失われる

キーボードを使用してカレンダ・コントロールから日付を選択すると、選択した日付が保持されません。回避方法として、キーボードの数字キーを使用して日付フィールドに日付を入力します。

48.3.13 JAWSによって一部のアノテーション・ボタンが誤って読み上げられる

スクリーン・リーダー・モードを使用し、詳細ビューア・モードで最初にドキュメントを開いた場合、JAWSによって各ボタン名の後に[Insert][F1]ヘルプ・テキストというフレーズが誤って追加されます。

48.3.14 Internet Explorer: 名前が長いパネルがスクリーン・リーダーで表示されない

Microsoft Internet Explorerを使用し、「ユーザー・プリファレンス」ページで「スクリーン・リーダーを使用します。」が有効化されている場合、「ナビゲーション」ペインの一部のパネルが表示されない可能性があります。ただし、パネル・タイトルのテキストは読み上げられます。これは、パネル名が長すぎる場合に発生します。ユーザー・インタフェース言語によっては、この問題が1つ以上のパネルで発生します。非表示のパネルの上にあるパネルを拡大すると、非表示のパネルが表示されます。

48.3.15 パネル内で付箋を開いてナビゲートするためのキーボード・キー

ドキュメントに複数の付箋が含まれている場合は、次のキーを使用して付箋パネル内の付箋をナビゲートおよび制御します。

キー 説明
上向き矢印 前の付箋にフォーカスを移動します。
下向き矢印 次の付箋にフォーカスを移動します。
右向き矢印 付箋を拡大します。
左向き矢印 付箋を縮小します。

キーボードを使用した付箋パネル内のナビゲーションには既知の問題があります。付箋を拡大した場合、上向きおよび下向きの矢印キーを押しても、別の付箋にフォーカスが移動しません。拡大した付箋を左向き矢印キーで縮小してから、上向きおよび下向き矢印キーを使用すると、別の付箋にナビゲートできます。

48.3.16 検索フォームでオプションを閉じるためのキーボード・キー

Oracle I/PMコンテンツ領域の検索タブを制御するために、次のキーが使用されます。

キー 説明
[Shift]+[F10] 検索タブがフォーカスされている場合に、コンテキスト・メニューが開きます。
[Ctrl]+[Alt]+[F4] フォーカスされているタブが閉じます

次のブラウザでは、これらのキーボード・コマンドに既知の問題があります。

  • Firefox 3.6: [Ctrl]+[Alt]+[F4]で、フォーカスされている検索タブが閉じません。

  • Internet Explorer 8: [Ctrl]+[Alt]+[F4]で、フォーカスされている検索タブが閉じません。また、[Shift]+[F10]を使用すると、検索タブのコンテキスト・メニューとブラウザのファイル・メニューの両方のメニューが表示されます。[Esc]キーを押すと、ブラウザのファイル・メニューが閉じ、検索タブのコンテキスト・メニューがフォーカスされます。

  • Safari 4: [Shift]+[F10]でコンテキスト・メニューが開きません。

48.3.17 「UIアニメーションの無効化」設定でビジー・インジケータが無効化されない

すべてのブラウザの既知の問題として、「プリファレンス」ページの「UIアニメーションの無効化」を選択した後でも、システムがビジー状態になるタスクの実行時に、上部バナーのビジー・インジケータが回転します。

48.3.18 JAWSの使用時に展開矢印を選択するとエラーが発生する

JAWSの使用時に、画面解像度が幅1280ピクセル未満のビューア基本モードで複数ページのドキュメントを表示した場合、ツールバーの展開矢印にフォーカスして[Enter]を押すとエラーが発生します。これにより、ドキュメントへのナビゲートに必要なツールにアクセスできなくなります。この問題を回避するには、複数ページのドキュメントをビューアの詳細モードで表示します。もしくは、画面解像度を1280 x 1024ピクセルに設定します(モニターでサポートされている場合)。解像度をより高く設定すると、「次のページに移動します。」「最後のページに移動します。」および「ヘルプ」の各ボタンを除く、ビューア基本モードのすべてのボタンにアクセスできます。ただし、これらのボタンで提供される機能には、他の方法でアクセスできます。

48.4 ドキュメントの訂正箇所

この項では、オンライン・ヘルプまたはライブラリ・ドキュメントの既知の誤りについて説明します。内容は次のとおりです。

48.4.1 アプリケーション・ドキュメント・セキュリティ・ページのオンライン・ヘルプに誤りがある

オンライン・ヘルプ・システムには、アプリケーション・ドキュメント・セキュリティ・ページの使用可能なオプションに関する誤った説明が含まれています。

ヘルプでは、セキュリティ・オプションとして「変更」がリストされていますが、ユーザー・インタフェースでは「書込み」として識別されています。また、オンライン・ヘルプでは「アクセス権の付与」はリストされていませんが、これは、ユーザー・インタフェースで使用可能なオプションです。これらの2つのオプションの詳細を次の表に示します。

要素 説明
書込み 特定のアプリケーション内のドキュメントおよびドキュメント・メタデータをアップロード、更新およびコピーするための権限を、ユーザー・グループに付与します。少なくとも1つのアプリケーションのドキュメントに対する「書込み」セキュリティ権限が付与されるまで、「ナビゲータ」ペインの「ツール」パネルに「アップロード」ツールは表示されません。
アクセス権の付与 ドキュメント権限を他のユーザー・グループに割り当てる権限を、ユーザー・グループに付与します。「アクセス権の付与」権限を持つユーザーには、「削除」および「書込み」セキュリティ権限が自動的に割り当てられます。

PDFおよびHTML形式の正しいドキュメントをOracle Technology Networkのドキュメント・ライブラリから入手できます。