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Oracle® Fusion Middlewareリリース・ノート
11gリリース1(11.1.1) for Linux x86
B55924-02
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38 Oracle Internet Directory

この章では、Oracle Internet Directoryに関連する問題について説明します。内容は次のとおりです。

38.1 一般的な問題および回避方法

この項では、一般的な問題および回避方法について説明します。内容は次のとおりです。

38.1.1 ODSMブラウザ・ウィンドウが使用できなくなる

Fusion Middleware ControlからODSMを起動し、新規ODSMを選択すると、ブラウザ・ウィンドウが使用できなくなることがあります。たとえば、ウィンドウが繰り返しリフレッシュしたり、空白ページとして表示されたり、ユーザー入力を受け付けなかったり、nullポインタ・エラーを表示します。

回避方法として、URL: http://host:port/odsmに移動します。ここで、hostおよびportには、http://myserver.example.com:7005/odsmのようにODSMが実行されている場所を指定します。その後ODSMウィンドウを使用してサーバーにログインします。

38.1.2 Bulkmodifyでエラーが生成される

Oracle Internet DirectoryでOracle Database 11gリリース1(11.1.0.7.0)を使用している場合、bulkmodify操作の実行中にORA-600エラーが表示される場合があります。この問題を修正するには、Oracle Bug#7019313およびOracle Bug#7614692用の修正をOracle Databaseに適用します。

38.1.3 トルコ文字の点付きのIが正しく処理されない

不具合により、Oracle Internet Directoryでは、トルコ語キャラクタ・セットに含まれる点付きの大文字のIを正しく処理できません。そのため、Oracle Directory Services Managerまたはコマンドライン・ユーティリティで問題が発生する可能性があります。

38.1.4 OIDCMPRECによって操作属性が変更される可能性がある

デフォルトでは、比較の実行時にoidcmprecツールによって操作属性が除外されます。つまり、oidcmprecでは、ソースおよび宛先ディレクトリのエントリの操作属性値は比較されません。ただし、ユーザー定義属性のリコンシリエーション時には、操作属性が変更される可能性があります。

38.1.5 OIDREALMではレルムの削除がサポートされていない

oidrealmツールでは、レルムの作成はサポートされますが削除はサポートされていません。レルムの削除手順は、https://support.oracle.com/のMy Oracle Supportから取得できるノート604884.1に記述されています。

38.1.6 1次レプリカの変更にレプリケーション・ウィザードを使用しない

LDAPベースのマルチマスター・レプリケーションで1次レプリカを変更する場合は、Fusion Middleware Controlのレプリケーション・ウィザードの1次を変更オプションを使用しないでください。かわりに、コマンドライン・ツールremtoolを次のように使用します。

remtool -pchgmaster -multimaster

関連項目:

remtoolの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managementユーザー・リファレンス』の「Oracle Internet Directoryレプリケーション管理ツール」を参照してください。

38.1.7 Oracle Database 11.2.0.1.0にパッチを適用してパージ・ジョブの問題を修正する

Oracle Internet DirectoryでOracle Database 11.2.0.1.0を使用している場合は、Oracle Databaseにパッチ11.2.0.1.3 PSUを適用してください。このパッチを適用していない場合、パージ・ジョブが正しく機能しません。

38.2 構成の問題および回避方法

この項では、構成の問題および回避方法について説明します。内容は次のとおりです。

38.2.1 Oracle Internet Directoryをテストから本番へ移動した後でウォレットを再作成する

テスト・マシン上でサーバー認証モードまたは相互認証モードでSSLを使用するためにOracle Internet Directoryを構成し、Oracle Internet Directoryを本番マシンに移動する場合は、本番マシン上でOracle Internet Directoryウォレットを再作成してください。

古いウォレットには、証明書のDNとして元のマシンのホスト名が含まれます。このDNのホスト名は、テストから本番への移動時に変更されません。本番マシン上でウォレットを再作成することで、SSL通信の問題を回避してください。

38.3 ドキュメントの訂正箇所

この項では、ドキュメントの訂正箇所を示します。内容は次のとおりです。

38.3.1 DBMS_LDAP_UTL関数の関数リターン・コードが正しくない

『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managementアプリケーション開発者ガイド』の第11章の関数リターン・コードに関する表11-61に、誤りのあるコードおよび欠落しているコードがあります。次のコードを削除する必要があります。

表38-1 関数リターン・コード

名前 リターン・コード 説明
ACCT_TOTALLY_LOCKED_EXCEPTION
-14

ユーザー・アカウントがロックされている場合にDBMS_LDAP_UTL.authenticate_user()関数によって返されます。このエラーは、サブスクライバOracleコンテキストで設定されたパスワード・ポリシーに基づいています。

AUTH_PASSWD_CHANGE_WARN
-15

このリターン・コードは、今後は使用されない可能性があります。


次のコードを追加する必要があります。

表38-2 関数リターン・コード

名前 リターン・コード 説明
ACCT_TOTALLY_LOCKED_EXCEPTION
9001

ユーザー・アカウントがロックされている場合にDBMS_LDAP_UTL.authenticate_user()関数によって返されます。

PWD_EXPIRED_EXCEPTION 
9000

ユーザーのパスワードが期限切れの場合にDBMS_LDAP_UTL.authenticate_user()関数によって返されます。

PWD_EXPIRE_WARN 
9002

ユーザーのパスワードの期限切れが近い場合にDBMS_LDAP_UTL.authenticate_user()関数によって返されます。

PWD_MINLENGTH_ERROR 
9003

ユーザーのパスワードがpwdMinLengthより短い場合にDBMS_LDAP_UTL.authenticate_user()関数によって返されます。

PWD_NUMERIC_ERROR
9004

DBMS_LDAP_UTL.authenticate_user()関数によって返されます。

PWD_NULL_ERROR 
9005

DBMS_LDAP_UTL.authenticate_user()関数によって返されます。

PWD_INHISTORY_ERROR 
9006

パスワードが以前使用されたことがあり、パスワード・ポリシーでパスワードの再使用が許可されていない場合にDBMS_LDAP_UTL.authenticate_user()関数によって返されます。

PWD_ILLEGALVALUE_ERROR
9007

パスワードが不正な場合にDBMS_LDAP_UTL.authenticate_user()関数によって返されます。

PWD_GRACELOGIN_WARN
9008

猶予期間ログインの間DBMS_LDAP_UTL.authenticate_user()関数によって返されます。

PWD_MUSTCHANGE_ERROR
9009

ユーザーがログイン時にパスワードを再設定する必要がある場合にDBMS_LDAP_UTL.authenticate_user()関数によって返されます。

USER_ACCT_DISABLED_ERROR
9050

ユーザーのアカウントが無効になっている場合にDBMS_LDAP_UTL.authenticate_user()関数によって返されます。


38.3.2 DSMLは非推奨ではない

『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managementアプリケーション開発者ガイド』の「DSML構文」の最初に、次のような記述があります。

Directory Services Mark-up Language(DSML)はOracle Fusion Middleware 11gリリース1(11.1.1)では推奨されません。今後のリリースでサポートされない可能性があります。

この記述は誤りです。無視してください。

38.3.3 ldifwriteのオプションに誤りがある

『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managementユーザー・リファレンス』の「Oracle Internet Directoryデータ管理ツール」のldifwriteに関する項では、fileオプションを使用した複数の例が示されています。これは間違っています。このオプションは、実際にはldiffileです。次に例を示します。

ldifwrite connect="nldap" basedn="ou=Europe, o=imc, c=us" ldiffile="output1.ldif"
ldifwrite connect="nldap" basedn="cn=includednamingcontext000001, \
          cn=replication namecontext,orclagreementid=000001, \
          orclreplicaid=node replica identifier,cn=replication configuration" \
          ldiffile="output2.ldif"

38.3.4 レプリケーションでのバルク・ツールまたはLDAPツールの使用

『Oracle Fusion Middleware Oracle Internet Directory管理者ガイド』および『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managementユーザー・リファレンス』bulkloadに関する項に、次の注意が含まれています。

「注意: ディレクトリ・サーバー・インスタンスがレプリケーション承諾のメンバーの場合、ノードへのデータの追加にbulkloadツールを使用しないでください。かわりに、ldapaddを使用してください。」

これは間違っています。状況に応じて、バルク・ツールまたはLDAPツールを使用できます。DRGのメンバーであるノードにデータを追加する際には、次のルールが適用されます。

  • DRGに含まれるすべてのノードに新規エントリを追加する場合は、バルク・ツールまたはLDAPツールを使用できます。エントリが20Kを超える場合は、バルク・ツールの方がきわめて高速です。LDAPツールを使用する場合は、DRGに含まれる1つのノードのみにエントリを追加して、レプリケーションによってエントリを伝播させます。バルク・ツールを使用する場合は、LDIFファイルから中間ファイルを1回のみ生成し、この中間ファイルを使用してDRGに含まれるすべてのノードにエントリをロードします。

  • 既存のエントリを同じレプリケーション・グループの1つのノードから別のノードへコピーする場合は、バルク・ツールを使用します。データをアップロードする場合は、bulkloadオプションのrestore=trueを使用します。

  • 操作属性がLDIFファイルに含まれる場合、つまり、LDIFファイルがldifwriteを使用して作成された場合は、bulkloadを使用してエントリを追加します。

  • レプリケーション承諾が部分的なレプリケーション承諾の場合は、レプリケーション承諾DNとしてベースDNを指定したldifwriteを使用して、LDIFファイルにエントリを書き込みます。その後、restore=trueオプションを設定したbulkloadを使用して、データをロードします。

38.3.5 WebLogic Serverをバックグラウンドで起動できる

『Oracle Fusion Middleware Oracle Internet Directory管理者ガイド』の「Oracleスタックの起動と停止」に、WebLogic管理サーバーの起動に関して次のコマンドが含まれています。

MW_HOME/user_projects/domains/DOMAIN_NAME/bin/startWebLogic.sh \
SERVER_NAME {ADMIN_URL}

ここに示されたコマンドラインからOracle WebLogic管理サーバーを起動すると、サーバーはフォアグラウンドで実行され、出力が画面に送られます。ただし、コマンドラインの先頭にnohupを使用すると、バックグラウンドでサーバーを実行できます。この場合は、すべての出力がnohup.outファイルに送信され、スクリプトによるUSER_NAMEおよびPASSWORDの要求が回避されます。nohupの使用時にパラメータをStartWebLogic.shに渡すには、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverサーバーの起動と停止の管理』の「サーバーの起動と停止」の説明に従って起動IDファイルを使用できます。

38.3.6 orclldapconntimeout属性は秒ではなく分で指定する必要がある

『Oracle Fusion Middleware Oracle Internet Directory管理者ガイド』の表9-5では、「サーバー・プロパティ」の「パフォーマンス」タブの構成属性について、LDAPアイドル接続タイムアウトが秒単位で指定されると誤って説明しています。実際には、このフィールドおよび対応する属性orclldapconntimeoutは、分単位で指定する必要があります。

『Oracle Fusion Middlewareパフォーマンスおよびチューニング・ガイド』の「Oracle Internet Directory」の表18-7、「サーバー・プロパティ」の「パフォーマンス」タブの構成属性にも、同様の間違いがあります。

38.3.7 『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managementアプリケーション開発者ガイド』の冒頭部分の誤り

『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managementアプリケーション開発者ガイド』の1.1項の3番目の箇条書き項目に、次の記述が含まれています。

Oracle Directory Integration Services

正しくは次のとおりです。

Oracle Directory Synchronization Services

38.3.8 データベース・コピー・プロシージャの説明が一部欠落している

『Oracle Fusion Middleware Oracle Internet Directory管理者ガイド』の付録L「データベース・コピー・プロシージャを使用したディレクトリ・ノードの追加」の詳細説明が一部欠落しています。

  • 手順13に次の記述があります。

    別のノードを使用して構成されたアドバンスト・レプリケーションを持つノードからデータベース・コピーを実行した場合、新規ノードでLDAP_REPレプリケーション・グループを削除する必要があります。これを行うには、次のコマンドを実行します。

    sqlplus rep_admin_db_account_name/password
    SQL> exec dbms_repcat.drop_master_repgroup( gname => 'LDAP_REP' )
    SQL> shutdown immediate
     
    

    この手順を実行する前に、次のコマンドを実行する必要があります。

    sqlplus / as sydba
    dbms_defer_sys.delete_tran(null,null);
    dbms_defer_sys.delete_error(null,null);
    dbms_repcat.purge_master_log(null,null,null);
    
  • 手順14に次の記述があります。

    FTPまたは他の適切なツールを使用して、初期化パラメータ・ファイルinitLDAP.oraを、スポンサ・ノード(rst-sun)から新規ノードのUNIXディレクトリ$ORACLE_HOME/dbsへコピーします。コピー後、コピーしたinitLDAP.oraファイルのデータが破損していないことを確認します。

    これに加えて、ファイルorclpwORACLE_SID(データベース・パスワード・ファイル)もスポンサ・ノードから新規ノードへコピーします。

  • 手順28bに次の記述があります。

    新規ノードとスポンサ・ノードを含め、すべてのノードでOracle Internet Directoryとレプリケーション・サーバーを起動します。

    次のコマンドを使用してレプリケーション・サーバーを起動します。

    oidctl connect=nldap server=OIDREPLD instance=1 \
       flags="-p new_node_port -h new_node_host" start
    

    これに加えて、resumeasrまたはoidrrsme.sqlも起動します。

38.3.9 スーパーユーザー権限を持つ新規アカウント

『Oracle Fusion Middleware Oracle Internet Directory管理者ガイド』のスーパーユーザー権限を持つ別のアカウントの作成に関する項の内容は、誤解を招きやすく、コマンドラインが間違っています。正しくは次のとおりです。

スーパーユーザーcn=orcladminは、複数の権限グループ内のメンバーシップから権限を取得します。これらのグループを問い合せるには、次のldapsearchコマンドを使用します。

ldapsearch -h host -p port -D "cn=orcladmin" -q -b "" -L \
-s sub "(|(uniquemember=cn=orcladmin)(member=cn=orcladmin)" dn
 

スーパーユーザー権限を持つ2つ目のアカウントを作成するには、同じグループに属する別のユーザー・エントリを作成します。さらに、グループcn=directoryadmingroup,cn=oracle internet directoryのメンバーとして、そのユーザーを追加します。

スーパーユーザー権限を持つ追加のユーザーを作成した後は、Oracle Internet Directoryの管理にcn=orcladminを使用する必要はありません。権限を持つアカウントがあれば十分です。ただし、属性orclsunameには値cn=orcladminを設定する必要があります。

38.3.10 orclsunameを変更しない

『Oracle Fusion Middleware Oracle Internet Directory管理者ガイド』のldapmodifyを使用したスーパーユーザーの管理に関する項では、スーパーユーザーの名前およびパスワードの変更方法が記述されています。パスワードの変更に関する情報には誤りはありません。ただし、スーパーユーザーの名前は変更しないでください。orclsunameの値はcn=orcladminのまま維持する必要があります。

38.3.11 一意性制約を設定するためのテンプレート・ファイル

『Oracle Fusion Middleware Oracle Internet Directory管理者ガイド』のコマンドラインを使用した属性一意性制約エントリの管理に関する項には、uniquenessConstraint.ldifという存在しないテンプレート・ファイルについての記述があります。これは次のようなファイルです。

# Use this LDIF file to set up a uniqueness constraint on the nickname 
# attribute within the user search base.
# Before running the script, change the following parameters in the LDIF file.
#  <userid_attribute> -  Specify the name of the attribute that holds the user
# id. This value should be the same as the orclcommonusernickname attribute
# configured for the realm.#  <dn _f_user_serach_base> - Specify the user search base in which the
# uniqueness constraint should be enforced.
#
dn: cn=<userid_attribute> ,cn=unique,cn=common,cn=Products, cn=OracleContext
changetype: add
objectclass: orclUniqueConfig
orcluniqueattrname: <userid _ttribute>
orcluniquesubtree: <dn_of_user_search_base>
orcluniqueenable:1 

ldapmodifyツールを使用して、一意性制約を次のように設定します。

ldapmodify -p oid_port -h oid_host -D cn=orcladmin\
 -q -f UniquenessConstraint.ldif

38.3.12 公開されたネーミング・コンテキストの検索の例に誤りがある

『Oracle Fusion Middleware Oracle Internet Directory管理者ガイド』の公開されたネーミング・コンテキストの検索に関する項のldapsearchコマンドラインに誤りがあります。正しくは、次のようになります。

ldapsearch -p 3060 -q -D cn=orcladmin -b "" -s base -L "objectclass=*" \   namingcontexts 

注意:

ネーミング・コンテキストが公開されている場合を除いて、このコマンドでは何も返されません。

38.3.13 Noneはorclcryptoschemeの有効な値である

『Oracle Fusion Middleware Oracle Internet Directory管理者ガイド』のユーザー・パスワード・ベリファイアを作成するためのハッシング・スキームに関する項に、orclcryptoschemeの値として有効なNoneを含める必要があります。orclcryptoschemeNoneに設定すると、パスワードがクリアテキストで格納されます。

38.3.14 ManageHiq.purgeおよびManageHiq.retryの構文に誤りがある

『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managementユーザー・リファレンス』のManageHiq.retryおよびManageHiq.purgeの構文に関する項に誤りがあります。具体的には、コマンドラインのexecコマンドが欠落しています。実際の構文は次のとおりです。

$ sqlplus /nologSQL> connect ods;
SQL> Enter password
SQL> Set serveroutput ON
SQL> exec ManageHiq.retry(SupplierNode, EqualChgNo, StartChgNo, EndChgNo)
SQL> exit

$ sqlplus /nologSQL> connect ods;
SQL> Enter password
SQL> Set serveroutput ON
SQL> exec (ManageHiq.purgeSupplierNode, EqualChgNo, StartChgNo, EndChgNo)
SQL> exit

38.3.15 プラグインの例のorclplugintypeの値に誤りがある

『Oracle Fusion Middleware Oracle Internet Directory管理者ガイド』のPL/SQLプログラムのロードおよび登録に関する項の手順2に、プラグイン構成ファイルの例が示されています。属性orclplugintypeの値がconfigurationとして指定されています。これは、operationalとして指定する必要があります。

38.3.16 レプリケーション承諾の削除または変更前にレプリケーションを非アクティブ化する

『Oracle Fusion Middleware Oracle Internet Directory管理者ガイド』の「レプリケーションの管理および監視」には、レプリケーション承諾の削除または変更を行う前に、毎回レプリケーションを非アクティブ化する必要があることが明記されていません。

この情報を、この章の次の項に含める必要があります。

  • レプリケーション・ウィザードを使用したレプリケーション設定の表示または変更

  • レプリケーション・ウィザードを使用したLDAPベースのレプリケーション承諾の削除

  • ldapmodifyを使用したレプリケーション承諾の属性の構成

レプリケーションのアクティブ化および非アクティブ化の方法は、同じ章の、Fusion Middleware Controlを使用したレプリケーション・サーバーのアクティブ化または非アクティブ化に関する項に含まれています。

38.3.17 orclrevpwd属性を問い合せることはできない

『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managementユーザー・リファレンス』の「LDAP属性リファレンス」にorclrevpwdの説明がありますが、一方向および双方向SSL認証方式でこの属性を問い合せることができるという記述は間違いです。実際には、orclrevpwdを問い合せることは一切できません。