Oracle® Fusion Middlewareリリース・ノート 11gリリース1(11.1.1) for Linux x86 B55924-02 |
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この章では、Oracle Identity Navigatorに関連する問題について説明します。内容は次のとおりです。
この項では、一般的な問題および回避方法について説明します。内容は次のとおりです。
ダッシュボードをパーソナライズするために「カスタマイズ」を選択して「ページのリセット」をクリックすると、エラー・メッセージが表示されます。このエラーからリカバリするには、Oracle Identity Navigatorを再ロードします。
「管理」画面の「製品登録」セクションで右ペインのすべてのフィールドにデータを入力した後、「テスト」、「保存」または「取消」ボタンに移動するために[Tab]を何回も押す必要があります。回避方法として、[Shift]を押しながら[Tab]を押すと、反対方向に移動できます。
[Tab]キーを単独で使用しても「製品登録」セクションの左ペインをナビゲートできません。[Tab]キーを使用して最初のカテゴリにフォーカスを移動した後、右向きまたは左向きの矢印キーをクリックして、ツリーの展開と縮小を行います。上向きまたは下向きの矢印キーを使用してノードをナビゲートします。
製品の検出を使用してコンソールを検出する場合は、「ホスト」および「ポート」を入力して「次へ」をクリックします。次に、製品の追加ペインで各製品の「表示名」を入力します。表示名を変更する場合は、名前全体を削除してから再入力する必要があります。もしくは、[F2]キーを押して挿入モードに切り替えると、左向きおよび右向きの矢印キーを使用して表示名の文字を移動できます。
矢印キーを単独で使用しても、製品の追加ペインのカテゴリ・リスト全体をナビゲートできません。編集可能な表の内部で[F2]キーを使用してフィールドにフォーカスし、上向きおよび下向きの矢印を使用してフィールド内を選択します。
ダッシュボードのレイアウトを変更するために「カスタマイズ」をクリックした後、コントラストが不鮮明なために特定のラベル(+ コンテンツの追加など)が一部のユーザーには読みづらい可能性があります。
ダッシュボードをパーソナライズするために「カスタマイズ」を選択して「Oracle Composerのヘルプ」の「?」アイコンをクリックすると、ヘルプ・ページに「トピックが見つかりません」
と表示されます。
ダッシュボードのパーソナライズに関する詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Navigatorの管理者ガイドのOracle Identity Navigatorのパーソナライズに関する項を参照してください。
IE7でダッシュボードのグローバル・ナビゲーション・リンクの「カスタマイズ」をクリックして編集モードに切り替えた場合は、ツールバーが表示されないためページを編集できません。回避方法として、異なるブラウザを使用します。Internet Explorer 8を使用する場合は、互換性モードを使用しないでください。
Internet Explorer 7で製品の検出を使用すると、製品の検出ウィザードでボタンが断続的に非表示になります。この問題を修正するには、ブラウザをリフレッシュします。
キーボードによるナビゲーションを使用してBI Publisherを構成する場合、表示される「コンポーネント・パス」ダイアログ・ボックスでは、[Tab]キーと矢印キーを併用してツリー構造をナビゲートします。
この項では、構成に関する問題およびその回避方法について説明します。内容は次のとおりです。
「ダッシュボード」画面からレポートを追加する際に形式の種類としてHTMLを選択した場合、レポートを表示すると、レポート内にOracleアイコンのかわりに「イメージ」と表示されます。
「管理」画面でJAWSなどのスクリーン・リーダーをアクセシビリティ・モードで使用した場合、[Insert]、[Ctrl]および[C]を同時に押すJAWSのキー操作を使用してコンボ・ボックスのリストを表示すると、画面にコンボ・ボックスが次のようにリストされます。
*Required Category(Required)コンボ・ボックス
*Required Type(Required)コンボ・ボックス
このネーミング規則では、CategoryのCやTypeのTなどのキーボード・ショートカットは機能しません。フィールドのナビゲートおよび2つのコンボ・ボックス間のナビゲートには、上向きおよび下向きの矢印キーを使用してください。
コンソールの検索に製品の検出を使用する際に、ホストを名前で指定した場合でも、検出および入力されたアドレスにホスト名とドメイン名ではなくIPアドレスが含まれる場合があります。
コンソールがSSOで保護されている場合は、IPアドレスをSSOに認識されるhost
.domain
アドレスに置き換えてください。たとえば、http://130.35.10.10:7005/odsm
ではなく、http://myhost.mycompany.com:7005/odsm
のようなアドレスを使用してください。IPアドレスをホストおよびドメインに置き換えていない場合、シングル・サインオンは実行されません。つまり、ユーザーがOracle Identity Navigatorからコンソールにアクセスしようとすると、ログイン名およびパスワードを要求されます。
一部のブラウザでは、リダイレクトまたは接続エラーが発生します。
この項では、ドキュメントの訂正箇所を示します。内容は次のとおりです。
Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Navigatorの管理者ガイドの第2章のトラブルシューティングに関する項、および第3章の注意の項に、次のような記述があります。
IPv4とIPv6のデュアルスタック環境では、ブラウザから一部のURLにアクセスできません。詳細は、ネットワーク管理者に問い合せてください。
実際には、正しく構成されたデュアルスタック環境では、すべてのURLにアクセスできます。IPv4/IPv6の翻訳に関する問題は、http://www.ietf.org/
にある『Framework for IPv4/IPv6 Translation draft-ietf-behave-v6v4-framework-09』を参照してください。