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Oracle® Fusion Middlewareリリース・ノート
11gリリース1(11.1.1) for Linux x86
B55924-02
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37 Oracle Identity Navigator

この章では、Oracle Identity Navigatorに関連する問題について説明します。内容は次のとおりです。

37.1 一般的な問題および回避方法

この項では、一般的な問題および回避方法について説明します。内容は次のとおりです。

37.1.1 ダッシュボードの編集モードで「ページのリセット」を選択しない

ダッシュボードをパーソナライズするために「カスタマイズ」を選択して「ページのリセット」をクリックすると、エラー・メッセージが表示されます。このエラーからリカバリするには、Oracle Identity Navigatorを再ロードします。

37.1.2 キーボードを使用した「製品登録」のナビゲート方法

「管理」画面の「製品登録」セクションで右ペインのすべてのフィールドにデータを入力した後、「テスト」「保存」または「取消」ボタンに移動するために[Tab]を何回も押す必要があります。回避方法として、[Shift]を押しながら[Tab]を押すと、反対方向に移動できます。

[Tab]キーを単独で使用しても「製品登録」セクションの左ペインをナビゲートできません。[Tab]キーを使用して最初のカテゴリにフォーカスを移動した後、右向きまたは左向きの矢印キーをクリックして、ツリーの展開と縮小を行います。上向きまたは下向きの矢印キーを使用してノードをナビゲートします。

37.1.3 キーボードを使用した製品の検出のナビゲート方法

製品の検出を使用してコンソールを検出する場合は、「ホスト」および「ポート」を入力して「次へ」をクリックします。次に、製品の追加ペインで各製品の「表示名」を入力します。表示名を変更する場合は、名前全体を削除してから再入力する必要があります。もしくは、[F2]キーを押して挿入モードに切り替えると、左向きおよび右向きの矢印キーを使用して表示名の文字を移動できます。

矢印キーを単独で使用しても、製品の追加ペインのカテゴリ・リスト全体をナビゲートできません。編集可能な表の内部で[F2]キーを使用してフィールドにフォーカスし、上向きおよび下向きの矢印を使用してフィールド内を選択します。

37.1.4 編集モードで一部のラベルのカラー・コントラストが不鮮明

ダッシュボードのレイアウトを変更するために「カスタマイズ」をクリックした後、コントラストが不鮮明なために特定のラベル(+ コンテンツの追加など)が一部のユーザーには読みづらい可能性があります。

37.1.5 ダッシュボードの編集モードでヘルプ・トピックが表示されない

ダッシュボードをパーソナライズするために「カスタマイズ」を選択して「Oracle Composerのヘルプ」「?」アイコンをクリックすると、ヘルプ・ページに「トピックが見つかりません」と表示されます。

ダッシュボードのパーソナライズに関する詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Navigatorの管理者ガイドのOracle Identity Navigatorのパーソナライズに関する項を参照してください。

37.1.6 Internet Explorer 7でのカスタマイズの問題

IE7でダッシュボードのグローバル・ナビゲーション・リンクの「カスタマイズ」をクリックして編集モードに切り替えた場合は、ツールバーが表示されないためページを編集できません。回避方法として、異なるブラウザを使用します。Internet Explorer 8を使用する場合は、互換性モードを使用しないでください。

37.1.7 Internet Explorer 7での検出の問題

Internet Explorer 7で製品の検出を使用すると、製品の検出ウィザードでボタンが断続的に非表示になります。この問題を修正するには、ブラウザをリフレッシュします。

37.1.8 キーボードを使用したBI Publisher構成のナビゲート方法

キーボードによるナビゲーションを使用してBI Publisherを構成する場合、表示される「コンポーネント・パス」ダイアログ・ボックスでは、[Tab]キーと矢印キーを併用してツリー構造をナビゲートします。

37.2 構成の問題および回避方法

この項では、構成に関する問題およびその回避方法について説明します。内容は次のとおりです。

37.2.1 HTMLレポートにOracleアイコンが表示されない

「ダッシュボード」画面からレポートを追加する際に形式の種類としてHTMLを選択した場合、レポートを表示すると、レポート内にOracleアイコンのかわりに「イメージ」と表示されます。

37.2.2 JAWSスクリーン・リーダー使用時の「管理」画面の問題

「管理」画面でJAWSなどのスクリーン・リーダーをアクセシビリティ・モードで使用した場合、[Insert]、[Ctrl]および[C]を同時に押すJAWSのキー操作を使用してコンボ・ボックスのリストを表示すると、画面にコンボ・ボックスが次のようにリストされます。

*Required Category(Required)コンボ・ボックス

*Required Type(Required)コンボ・ボックス

このネーミング規則では、CategoryのCTypeのTなどのキーボード・ショートカットは機能しません。フィールドのナビゲートおよび2つのコンボ・ボックス間のナビゲートには、上向きおよび下向きの矢印キーを使用してください。

37.2.3 SSOで保護されているコンソールは名前とドメインで構成する必要がある

コンソールの検索に製品の検出を使用する際に、ホストを名前で指定した場合でも、検出および入力されたアドレスにホスト名とドメイン名ではなくIPアドレスが含まれる場合があります。

コンソールがSSOで保護されている場合は、IPアドレスをSSOに認識されるhost.domainアドレスに置き換えてください。たとえば、http://130.35.10.10:7005/odsmではなく、http://myhost.mycompany.com:7005/odsmのようなアドレスを使用してください。IPアドレスをホストおよびドメインに置き換えていない場合、シングル・サインオンは実行されません。つまり、ユーザーがOracle Identity Navigatorからコンソールにアクセスしようとすると、ログイン名およびパスワードを要求されます。

一部のブラウザでは、リダイレクトまたは接続エラーが発生します。

37.3 ドキュメントの訂正箇所

この項では、ドキュメントの訂正箇所を示します。内容は次のとおりです。

37.3.1 IPv4/IPv6の翻訳に関する問題

Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Navigatorの管理者ガイドの第2章のトラブルシューティングに関する項、および第3章の注意の項に、次のような記述があります。

IPv4とIPv6のデュアルスタック環境では、ブラウザから一部のURLにアクセスできません。詳細は、ネットワーク管理者に問い合せてください。

実際には、正しく構成されたデュアルスタック環境では、すべてのURLにアクセスできます。IPv4/IPv6の翻訳に関する問題は、http://www.ietf.org/にある『Framework for IPv4/IPv6 Translation draft-ietf-behave-v6v4-framework-09』を参照してください。