リリース11i
B25755-01
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スコアカードの設計が完了した後、データベース生成プロセスを実行する前に、「パフォーマンス管理管理者」職責を使用して次のグローバル設定を実行します。
アーキテクチャ--要約のマテリアライズド・ビューを使用: マテリアライズド・ビュー・アーキテクチャを使用する場合、このオプションを選択します。
マテリアライズド・ビュー・アーキテクチャを使用すると、記憶域と問合せパフォーマンスの要件のバランスが調整され、システムのデータ要約機能が改善され、さらに表領域の使用量が削減されます。 また、ユーザーに対して透過的な自動データ・リカバリがサポートされます。 マテリアライズド・ビュー・アーキテクチャを有効にすると、要約レベル間でデータが自動的にリフレッシュされます。 既存の要約アーキテクチャと異なり、要約レベルが変更されるたびにデータを再ロードする必要はありません。
また、このアーキテクチャを有効にするには、「BSC: マテリアライズド・ビュー・アーキテクチャ」サイト・レベル・プロファイル・オプションを「Yes」に設定する方法もあります。
どの方法を使用するかにかかわらず、マテリアライズド・ビュー・アーキテクチャを有効にした場合、「BSC: 詳細要約レベル」プロファイル・オプションが自動的に「1000」に設定されます。 この値は、要約アーキテクチャで使用されるマテリアライズド・ビューの数を表します。 要約に使用されるマテリアライズド・ビューの数を変更する場合は、この値を変更します。
マテリアライズド・ビュー・アーキテクチャを初めて有効にする場合、「データベースの生成」要求を実行する前にデータをバックアップすることをお薦めします。
「データベースの生成」要求の初回実行の前に、これらのグローバル設定を一度完了することをお薦めします。 「データベースの生成」要求の実行後にこれらの設定を変更した場合、データベース・オブジェクトを再生成し、データを再ロードする必要があります。
その他のアプリケーション--生成された要約を使用可能にする: バランス・スコアカードで作成したディメンションおよびKPIを他のアプリケーションで使用できるようにする場合、このオプションを選択します。 たとえば、バランス・スコアカードKPIをDaily Business Intelligenceダッシュボードまたはレポートに追加できます。
