Oracle Demantraユーザーズ・ガイド リリース7.1.1 E05935-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
この章では、次のトピックについて説明します。
Oracle Demantra Demand Managementは、組織による需要計画および需要予測の実行を支援する構成可能なWebベースの製品です。システムは、企業内の各ユーザーをサポートするよう構成されています。
需要計画のプロセスは、一般に、販売データの履歴を調査して、将来の需要を可能なかぎり正確に予測することから構成されます。顧客の需要をできるかぎり迅速に満たしながら、各製品を必要な分のみ製造または購入するように適切なバランスをとることが目標です。Oracle Demantra Demand ManagementおよびDemand Plannerは、この二律背反する両課題に対し的確な洞察力を提供します。
需要計画は予測に基づいています。予測はある期間にわたってサプライ・チェーンの傾向を予想したもので、季節やその他の予測可能なファクタの影響を受けます。予測の結果は、傾向を示し例外的な変化を重視しないように平滑化された予測曲線になります。
通常、需要計画と予測は生産計画などのダウンストリーム工程で使用されます。システムの構成方法によっては、システムによりこのようなデータが自動的にエクスポートされたり、その目的に使用するレポートがシステムに含まれています。
Oracle Demantra Demand Managementの使用方法は、Oracle実装担当者により作成されたワークシートによって異なります。
一般には、Oracle Demantra Demand Managementを使用して次のようなタスクを実行できます。
タスク | 詳細の参照先 |
---|---|
ワークシートのオープン | データの表示 |
データの編集 | データの編集 データのコピーおよびペースト |
予測詳細の表示と予測の調整 | 予測およびシミュレーションの実行 |
シミュレーションの実行 | シミュレーションの実行 |
自分または他のユーザーのためのノートの追加 | ノートの表示 ノート権限の指定 |
Microsoft Excelへのデータのコピーおよびペースト | Microsoft Excelとの間のコピーおよびペースト |
集計レベルのメンバーの管理 | 品目と場所の管理 |
新規ワークシートの作成 | ワークシートの作成と再定義 |
自分または他のユーザーによる変更の表示 | 監査証跡の表示 |
非常に高度なレベルでは、Oracle Demantra Demand Managementを次のように操作する場合があります。
ログオンします。
ワークシートを開きます。
予測シリーズおよび他のデータを表示し、必要に応じて、次の方法のいずれかでそれを処理します。
データを手動で編集します。
予測自体を調整します。
シミュレーションを実行します。
データ承認を実行します。
ダウンストリーム使用のためにデータをエクスポートします。
ログオフします。
注意: 権限によっては、ここに記載しているすべてのメニューおよび機能にアクセスできない場合があります。機能にアクセスする必要がある場合は、システム管理者に問い合せてください。