Oracle E-Business Suiteメンテナンス・ガイド リリース12.2 E51768-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
『Oracle E-Business Suiteメンテナンス・ガイド』のリリース12.2へようこそ。
このマニュアルでは、読者に次の実務上の知識があることを前提としています。
ビジネス・エリアに関する原則と実務上の慣行
コンピュータ・デスクトップ・アプリケーションの使用方法と用語
Oracle E-Business Suiteの使用経験がない場合は、オラクル社研修サービスで提供されているOracle E-Business Suite研修クラスに1つ以上出席することをお薦めします。
Oracle Applications製品の詳細は、「関連情報のソース」を参照してください。
オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docaccを参照してください。
Oracleのお客様は、My Oracle Supportにアクセスして電子サポートを受けることができます。詳細は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info、聴覚に障害があるお客様はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trsを参照してください。
このマニュアルは、リリース12.2のメディア・パックに同梱されているOracle E-Business Suite Documentation Libraryに収録されています。このマニュアルで他のOracle E-Business Suiteマニュアルに言及している場合は、最新の12.2のマニュアルのみを使用してください。
Online Documentation
すべてのOracle E-Business Suiteドキュメントはオンラインで入手可能です(HTMLまたはPDF)。
オンライン・ヘルプ: オンライン・ヘルプのパッチ(HTML)がMy Oracle Supportで入手可能です。
PDFドキュメント: 製品の各リリースに対応する現在のPDFドキュメントについては、Oracle E-Business Suite Documentation Libraryを参照してください。
リリース・ノート: このリリースでの変更内容(新機能、既知の問題、その他の詳細など)の詳細は、My Oracle Supportで入手可能な関連製品のリリース・ノートを参照してください。
Oracle Electronic Technical Reference Manual: Oracle Electronic Technical Reference Manual (eTRM)には、データベース・ダイアグラムと、各Oracle E-Business Suite製品のデータベース表、フォーム、レポートおよびプログラムの詳細な説明が含まれています。この情報は、既存のアプリケーションのデータを変換して、Oracle E-Business SuiteデータをOracle以外のアプリケーションと統合する場合や、Oracle E-Business Suite製品のカスタム・レポートを作成する場合に役立ちます。Oracle eTRMはMy Oracle Supportで入手可能です。
関連ドキュメント
次の関連マニュアルを手元に用意する必要があります。特定のインストールの要件によっては、他のマニュアルも必要になる場合があります。
Oracle E-Business Suite概要
このマニュアルは、Oracle E-Business Suiteリリース12.2の配置を計画中であるか構成の大幅変更を検討中の読者すべてを対象としています。Oracle E-Business Suiteのアーキテクチャとテクノロジ・スタックの説明に続いて、特定の目標を達成する上で必要な処理の概要と選択可能なインストールおよび構成オプションがトピック別に説明されています。
『Oracle Alertユーザーズ・ガイド』
このマニュアルでは、Oracle E-Business Suiteデータのステータスをモニターするために定期アラートとイベント・アラートを定義する方法が説明されています。
『Oracle Application Framework Personalization Guide』
このマニュアルでは、Oracle Application Frameworkでビルドされたアプリケーションのパーソナライズについて設計時と実行時の側面から説明されています。
Oracle Diagnostics Frameworkユーザーズ・ガイド
このマニュアルには、Oracle Diagnostics Frameworkを使用したOracle E-Business Suiteの診断テストの実装と管理に関する情報が記載されています。
Oracle E-Business Suite CRMシステム管理者ガイド
このマニュアルには、CRM Technology Foundation(JTT)の実装方法とシステム管理者コンソールの使用方法が説明されています。
Oracle E-Business Suite開発者ガイド
このマニュアルには、Oracle E-Business Suiteの開発スタッフが従うコーディング標準が記載されています。Oracle E-Business Suiteフォーム・ベース製品のユーザー・インタフェース標準に記載されているOracle E-Business Suiteユーザー・インタフェースの実装に必要なOracle Application Object Libraryコンポーネントについて説明されています。また、カスタムのOracle Forms Developerフォームを作成してOracle E-Business Suiteと統合する際の参考情報も記載されています。さらに、コンカレント・プログラム、フレックスフィールド、メッセージ、ロギングなどの機能のカスタマイズに関する情報も記載されています。
Oracle E-Business Suiteフレックスフィールド・ガイド
このマニュアルには、Oracle E-Business Suiteの実装チームおよびOracle E-Business Suite製品データの保守担当ユーザーを対象とした、フレックスフィールドの計画、設定およびリファレンス情報が記載されています。また、フレックスフィールド・データに関するカスタム・レポートの作成に関する情報も記載されています。
『Oracle E-Business Suiteインストレーション・ガイド: Rapid Installの使用方法』
このマニュアルは、Oracle E-Business Suiteのインストールまたはアップグレード担当者を対象としています。Oracle E-Business Suiteリリース12のフレッシュ・インストールを実行するため、またはリリース11iからリリース12へのアップグレードの一環としての、Rapid Installの実行手順が記載されています。また、テクノロジ・スタック・コンポーネントのみをインストールする特別な状況に該当する場合の必要なステップも説明されています。
Oracle E-Business Suiteの統合SOAゲートウェイのユーザーズ・ガイド
このマニュアルでは、高レベルのサービス有効化プロセスと、Oracle Integration Repositoryに存在する統合インタフェース定義およびサービスをユーザーが参照および確認する方法が説明されています。
Oracle E-Business Suiteの統合SOAゲートウェイの実装ガイド
このマニュアルでは、ネイティブ・パッケージの統合インタフェースとコンポジット・サービス(BPELタイプ)の両方で統合リポジトリ管理者が(サービス指向アーキテクチャに基づいて)サービス有効化プロセスを管理する方法が説明されています。また、Oracle Workflowのビジネス・イベント・システムを採用してOracle E-Business SuiteからWebサービスを起動する方法、Webサービス・セキュリティを管理する方法、およびSOAPメッセージをモニターする方法も説明されています。
Oracle E-Business Suiteの統合SOAゲートウェイの開発者ガイド
このマニュアルでは、システム統合の開発者がエンドツーエンドのサービス統合アクティビティを実行する方法が説明されています。これには、business process execution language(BPEL)を使用して、実行時にBPELプロセスを配置することにより、個別のWebサービスを意味のあるエンドツーエンドのビジネス・プロセスに編成することが含まれます。
また、このマニュアルでは、サービス起動フレームワークを使用してWebサービスを起動する方法も説明されています。これには、Webサービス起動メタデータの定義、Webサービスの起動、およびWebサービス起動のテストが含まれます。
Oracle E-Business Suiteセキュリティ・ガイド
このマニュアルには、アクセス管理、ユーザー管理、機能セキュリティ、データ・セキュリティ、および監査など、包括的な範囲のセキュリティ関連トピックに関する情報が記載されています。また、Oracle E-Business Suiteをシングル・サインオン環境に統合する方法も説明されています。
『Oracle E-Business Suiteセットアップ・ガイド』
このマニュアルには、インストール後、またはシステムに重要な変更を加えるときに実行するシステム構成タスクに関する情報が記載されています。コンカレント・プログラムとコンカレント・マネージャの定義、Oracle Applications Manager機能の有効化、プリンタとオンライン・ヘルプの設定などのアクティビティについて説明されています。
Oracle E-Business Suiteユーザーズ・ガイド
このマニュアルでは、Oracle E-Business Suiteのユーザー・インタフェース(UI)を使用したナビゲート、データの入力や問合せ、およびコンカレント要求の実行の方法が説明されています。また、ユーザー・プロファイルの設定およびUIのカスタマイズに関する情報も記載されています。
Oracle E-Business Suiteフォーム・ベース製品のユーザー・インタフェース標準
このマニュアルには、Oracle E-Business Suiteの開発スタッフが使用するユーザー・インタフェース(UI)標準が記載されています。Oracle E-Business Suite製品のUIと、Oracle Formsを使用して作成したアプリケーションの設計にこのUIを適用する方法について説明されています。
『Oracle Workflow管理者ガイド』
このマニュアルでは、ワークフロー対応プロセスを含む製品に必要な設定ステップを完了する方法が説明されています。また、Oracle Applications Managerを使用してワークフロー・プロセスとビジネス・イベントを管理する方法、実行時ワークフロー・プロセスの進行をモニターする方法およびワークフロー・ユーザーに送信される通知を管理する方法も説明されています。
『Oracle Workflow開発者ガイド』
このマニュアルでは、新規のワークフロー・ビジネス・プロセスを定義して、既存のOracle E-Business Suite埋込みワークフロー・プロセスをカスタマイズする方法が説明されています。また、ビジネス・イベントとイベント・サブスクリプションを定義およびカスタマイズする方法も説明されています。
『Oracle Workflowユーザーズ・ガイド』
このマニュアルでは、ユーザーがワークフロー通知を表示して応答する方法と、ワークフロー・プロセスの進行をモニターする方法が説明されています。
『Oracle Workflow APIリファレンス』
このマニュアルでは、Oracle Workflowにアクセスする開発者および管理者向けのAPIについて説明されています。
『Oracle Workflow Clientインストレーション・ガイド』
このマニュアルでは、Oracle E-Business SuiteのOracle Workflow BuilderおよびOracle XML Gateway Message Designerクライアント・コンポーネントのインストール方法が説明されています。
『Oracle XML Gatewayユーザーズ・ガイ』
このマニュアルでは、Oracle XML Gatewayの機能と、Oracle XML Gatewayアーキテクチャの各コンポーネント(Message Designer、Oracle XML Gateway Setup、Execution Engine、Message QueuesおよびOracle Transport Agent)が説明されています。また、取引先と交換されるすべてのビジネス取引およびメッセージを記録するコラボレーション履歴の使用方法も説明されています。
また、Oracle Workflowのビジネス・イベント・システムとBtoB取引との統合についても説明されています。
Oracle Integration Repositoryは、Oracle E-Business Suiteアプリケーションにより公開されるサービス・エンドポイントに関する情報を編集したものです。Oracle E-Business Suiteのビジネス・サービス・インタフェースの完全なカタログを提供します。このツールを使用すると、ユーザーはあらゆるシステム、アプリケーションまたはビジネス・パートナとの統合に適したビジネス・サービス・インタフェースを容易に探して配置できます。
Oracle Integration RepositoryはE-Business Suiteに付属しています。インスタンスにパッチを適用すると、環境内のインタフェースの正確なバージョンに適したコンテンツでリポジトリが自動的に更新されます。
Oracle E-Business Suiteの統合SOAゲートウェイを使用してOracle Integration Repositoryにナビゲートできます。
特に指示されている場合を除き、SQL*Plus、Oracle Data Browser、データベース・トリガーまたはその他のツールを使用して、Oracle E-Business Suiteデータを変更しないことをお薦めします。
オラクル社では、Oracleデータベースへの情報の作成、格納、変更、検索および保守に使用できる強力なツールを提供します。ただし、SQL*PlusのようなOracleツールを使用してOracle E-Business Suiteデータを変更すると、データの整合性が損われたり、データの変更を監査できなくなるおそれがあります。
Oracle E-Business Suiteの表は相互に関連付けられているので、Oracle E-Business Suiteフォームを使用して表を変更すると、一度に多数の表を更新できます。しかし、Oracle E-Business Suiteを使用せずにOracle E-Business Suiteデータを変更すると、1つの表のある行を変更した場合に、関連する表で反映させる必要のある変更が行われないことがあります。各表を相互に同期させていないと、誤った情報を検索したり、Oracle E-Business Suiteで予測できない結果が生じる可能性があります。
Oracle E-Business Suiteを使用してデータを変更すると、その変更が有効であるかどうかがOracle E-Business Suiteにより自動的にチェックされます。Oracle E-Business Suiteは、情報を変更したユーザーも記録できます。データベース・ツールを使用してデータベース表に情報を入力すると、無効な情報が記憶されることがあります。また、SQL*Plusや他のデータベース・ツールを使用したときは、変更履歴が記録されないため、情報の変更者を追跡できなくなります。
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