Oracle E-Business Suite開発者ガイド リリース12.2 E53035-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
既存の参照を保守し、共有参照タイプに追加の参照を定義するには、「参照」ウィンドウまたはページを使用します。参照タイプごとに、最大250の参照を定義できます。各参照にはコードと内容が指定されています。たとえば、参照タイプYES_NOにはコードYと内容Yes、およびコードNと内容Noが指定されています。
参照に変更を加えた場合、変更内容が反映されるには、いったんログ・アウトしてからまたログ・インする必要があります。
「参照」ウィンドウについて説明します。
参照ブロックは次のフィールドで構成されています。
参照タイプを入力します。1つのタイプにつき、最大250の参照を定義できます。
ユーザー名はローダー・プログラムによって使用されます。
参照タイプに関連付けられているアプリケーションを入力します。
特定の参照タイプ専用のウィンドウを使用する場合、ウィンドウのタイトルにこの説明が使用されます。
アクセス・レベルにより、参照タイプへの変更が制限されます。使用可能なレベルは次のとおりです。
システム - 参照コードに変更を加えることはできません。
拡張可能 - 新規参照コードを追加できます。ただし、シード済参照コードは変更できません。
ユーザー - すべての参照コードを変更できます。
注意: アクセス・レベルがSYSTEMの参照タイプがあり、この参照タイプがOracleによってシードされている場合、ユーザーはこの参照タイプに新しい参照値を追加できません。
参照タイプがシードされていない、つまり、ユーザーが作成した場合、データを作成したユーザーは新しい参照値を追加できますが、これらの参照値は削除できません。
「使用可能」チェック・ボックスなどのコード属性によってレコード問合せを実行するには、次の手順を実行します。
参照タイプを問い合せます。
カーソルをウィンドウ下部にある任意のフィールドに移動します。
「表示」メニューから「入力して問合せ」、「入力」を選択します。
問合せ基準を入力します。
「表示」メニューから「入力して問合せ」、「実行」を選択します。
参照のコード値を入力します。1つの参照タイプにつき、最大250の参照を定義できます。表示されたウィンドウのフィールドに有効な参照の内容を入力すると、参照はこのコードを対応する非表示フィールドに格納します。たとえば、参照Yには内容Yesが表示されますが、非表示フィールドにはコード値Yが格納されます。
このフィールドの値はコミット後には変更できません。不要な参照を削除するには、コードを使用不可にするか、終了日を入力するか、代替コードと一致させるように内容と説明を変更します。
表示されたウィンドウのフィールドに有効な参照の内容を入力すると、参照は対応するコードを非表示フィールドに格納します。ウィンドウを問い合せるたびに、「参照」フィールドに自動的に内容が表示されます。たとえば、参照Yには内容Yesが表示されますが、非表示フィールドにはコード値Yが格納されます。
内容とともに説明を表示して、参照の詳細情報を提供できます。
オプションで、参照を記述するタグを入力します。このタグを使用して、参照値を分類できます。
この参照が有効になる日付範囲を入力します。開始日を入力しないと、参照はただちに有効になります。
参照の期限が終了すると、この参照を使用して追加レコードは挿入できませんが、この参照をすでに使用しているレコードの問合せは可能です。終了日を入力しないと、参照は無期限に有効になります。
アプリケーションで参照を使用するかどうかを指定します。Noを入力すると、この参照を使用して追加レコードは挿入できませんが、この参照をすでに使用しているレコードの問合せは可能です。
大括弧([ ])は付加フレックスフィールドを識別します。この付加フレックスフィールドを使用して、プログラミングなしでデータ・フィールドをこのウィンドウに追加できます。
「参照」ページは、シードされている機能管理者職責でコア・サービス・タブから使用できます。
ユーザー名はローダー・プログラムによって使用されます。
参照用のコード。1つのコード・タイプに対して最大250の参照を定義できます。レコードを保存した後に、このフィールドを更新することはできません。
特定の参照タイプ専用のウィンドウを使用する場合、ウィンドウのタイトルにこの説明が使用されます。
参照タイプに関連付けられているアプリケーションを入力します。
アクセス・レベルにより、参照タイプへの変更が制限されます。使用可能なレベルは次のとおりです。
システム - 参照コードに変更を加えることはできません。
拡張可能 - 新規参照コードを追加できます。ただし、シード済参照コードは変更できません。
ユーザー - すべての参照コードを変更できます。
注意: アクセス・レベルがSYSTEMの参照タイプがあり、この参照タイプがOracleによってシードされている場合、ユーザーはこの参照タイプに新しい参照値を追加できません。
参照タイプがシードされていない、つまり、ユーザーが作成した場合、データを作成したユーザーは新しい参照値を追加できますが、これらの参照値は削除できません。
次に各参照コードのフィールドを示します。
参照のコード値を入力します。1つの参照タイプにつき、最大250の参照を定義できます。表示されたウィンドウのフィールドに有効な参照の内容を入力すると、参照はこのコードを対応する非表示フィールドに格納します。たとえば、参照Yには内容Yesが表示されますが、非表示フィールドにはコード値Yが格納されます。
このフィールドの値はコミット後には変更できません。不要な参照を削除するには、コードを使用不可にするか、終了日を入力するか、代替コードと一致させるように内容と説明を変更します。
表示されたウィンドウのフィールドに有効な参照の内容を入力すると、参照は対応するコードを非表示フィールドに格納します。ウィンドウを問い合せるたびに、「参照」フィールドに自動的に内容が表示されます。たとえば、参照Yには内容Yesが表示されますが、非表示フィールドにはコード値Yが格納されます。
内容とともに説明を表示して、参照の詳細情報を提供できます。
オプションで、参照を記述するタグを入力します。このタグを使用して、参照値を分類できます。
この参照が有効になる日付範囲を入力します。開始日を入力しないと、参照はただちに有効になります。
参照の期限が終了すると、この参照を使用して追加レコードは挿入できませんが、この参照をすでに使用しているレコードの問合せは可能です。終了日を入力しないと、参照は無期限に有効になります。
アプリケーションで参照を使用するかどうかを指定します。Noを入力すると、この参照を使用して追加レコードは挿入できませんが、この参照をすでに使用しているレコードの問合せは可能です。
Application Object Libraryに対するアプリケーション表および主キー情報を識別します。アプリケーションを監査する前に、主キーを指定する必要があります。主キーを指定しないと、監査証跡に主キー情報が格納されません。
このウィンドウを使用して表情報を指定する前に、次の手順を実行します。
アプリケーションはadspliceを使用して登録します。関連項目: 『Oracle E-Business Suiteセットアップ・ガイド』のADスプライサに関する項およびMy Oracle Supportナレッジ・ドキュメント1577707.1『Creating a Custom Application in Oracle E-Business Suite Release 12.2』
データベースで表を作成します。
次のフィールドが表示されます。
エンド・ユーザーがこのタイトルを参照するのは、監査結果を検討するときです。このフィールドのデフォルト値は、「表名」フィールドの値です。
このフィールドには、配置ユーティリティで一般文書として使用されるホスト関連のメタデータが記録されます。
有効なタイプは次のとおりです。
暫定- 表は一時的にのみ使用されます。
シード・データ - 表には主設定データが格納されます。
特別Fフィールドデータ - 表はフレックスフィールドによって使用されます。
トランザクション・データ - 表には主トランザクション・データが格納されます。
表の初期および次エクステント・サイズ(KB)。0より大きい値である必要があります。
1から100パーセントの値。空領域の値は、「使用率」フィールドと「空領域」フィールドの合計が1から100になる値である必要があります。
最小エクステント値に対する1エクステント以上の値。最大エクステント値は、最小エクステント値以上の値である必要があります。最大エクステントに対する小さい値は、データベース表の断片化の回避に役立ちます。
顧客によって表のサイズを大きくするか小さくするかを指定します。「自動サイズ変更」ボタンが選択されていない場合は、全顧客の表のサイズを同じにする必要があります。一般に、シード・データ表は「自動サイズ変更」を「No」にする必要があります。
ボタンを選択して、表の詳細情報を入力する詳細ウィンドウをオープンします。詳細ウィンドウには、「索引」、「主キー」または「外部キー」があります。
索引 - このボタンを選択すると「索引」ウィンドウがオープンし、名称、目的およびデフォルト・パラメータの情報がアプリケーション索引ごとに表示されます。
主キー - このボタンを選択して「主キー」ウィンドウをオープンし、主キーを指定します。
外部キー - このボタンを選択して外部キーに関する「外部キー」ウィンドウをオープンします。
次のフィールドが表示されます。
表の列の順序。たとえば、表の最初の列は順序=1になります。
エンド・ユーザーがこのタイトルを参照するのは、監査結果を検討するときです。このフィールドのデフォルト値は、「列名」フィールドの値です。
有効なタイプは次のとおりです。
CHAR
DATE
LONG
LONG RAW
MLSLABEL
NUMBER
RAW
RAW MLSLABEL
ROWID
VARCHAR
VARCHAR2
列名にIDまたはNUMが含まれる場合、このフィールドのデフォルト値は「NUMBER」です。列名にDATEが含まれる場合、このフィールドのデフォルト値は「DATE」です。それ以外の場合、このフィールドのデフォルト値は「VARCHAR2」です。
列タイプが「DATE」、「LONG」、「LONG RAW」、「MLSLABEL」、「RAW」、「RAW MLSLABEL」または「ROWID」のいずれかの場合、このフィールドには入力できません。
列タイプによって異なる値が適用されます。タイプが「CHAR」の場合は、1から256の値である必要があります。タイプが「NUMBER」の場合は、1から40の値である必要があります。タイプが「RAW」の場合は、1から256の値である必要があります。タイプが「DATE」、「LONG」および「LONG RAW」の場合、値は変更できません。
このフィールドのデフォルト値は、タイプ「CHAR」、「VARCHAR」および「VARCHAR2」の場合は30、タイプ「DATE」の場合は7、タイプ「NUMBER」の場合は22、タイプ「RAW」の場合は240、タイプ「LONG」、「LONG ROW」、「ROWID」、「MLSLABEL」および「RAW MLSLABEL」の場合は0です。他のタイプに0は入力できません。
このフィールドは、ORACLEデータ・ディクショナリのLENGTH列と正確に対応しています。
このフィールドの数値を計算する小数点以下の長さ。このフィールドは、列がタイプ「NUMBER」の場合にのみ適用されます。1から40の値である必要があります。他のすべての列タイプでは、この値はNULLになります。
列の位取り。このフィールドは、列がタイプ「NUMBER」の場合にのみ適用されます。-40から40の値である必要があります。他のすべての列タイプでは、この値はNULLになります。
列をNOT NULLに変更する前に、ODF Comparison Utilityで使用する値。ODF Comparison Utilityにより次のような文が生成されます。
update t set c = <expression you enter here>;
デフォルト値はタイプが「NUMBER」の場合は0、タイプが「CHAR」の場合はN、タイプが「DATE」の場合はsysdateです。
この値は通常は定数ですが、式も使用できます。ODFファイルを生成する際、式は評価されません。ODF Comparison Utilityはここに指定されている値を使用するのみで、評価は顧客サイトで行います。
このため、日付にsysdateを使用しない場合、todateを含める必要があります。
todate('01-03-2007','MM-DD-YYYY') not 01-03-2007
また、文字列には引用符を含める必要があります。
'ABC' not ABC
このデータベース列の値が翻訳可能かどうかを指定します。このフィールドが適用されるのは、この列がタイプ「CHAR」、「VARCHAR」または「VARCHAR2」に定義されている場合のみです。列が主キーまたはデータマージ・キーの場合、その列は翻訳可能として指定できません。
データベース索引名で、索引が一意かどうかを指定します。
表の初期および次エクステント・サイズ(KB)。0より大きい値である必要があります。
表の空領域のパーセント値。1から100パーセントの値である必要があります。
各ブロック内で割り当てられているトランザクション・エントリの初期数値。1から255の値である必要があります。
データ・ブロックを同時に更新する最大トランザクション数。1から255の値である必要があります。
顧客によって索引サイズを大きくするか小さくするかを示します。一般に、シード・データ表は「自動サイズ」の選択を解除する必要があります。
次のフィールドが表示されます。
有効なタイプは「開発者」および「代替」です。表ごとに使用できるのは、1つの「開発者」主キーのみです。
順序 - 主キーの列の順序。このフィールドのデフォルト値は、1またはこの主キーの最後にある最大順序番号です。
名称 - 表からタイプ「NUMBER」、「CHAR」または「DATE」の任意の列を選択できます。「LONG」や「LONG RAW」など、他のタイプの列は選択できません。
表の外部キー。外部キー参照のWHERE句条件を指定することで、条件付き外部キーを定義できます。
このフィールドは、将来のリリースで実装する機能をサポートします。
この外部キーのカスケード削除動作のタイプ。このフィールドの値は、主キー表から行を削除する際に外部キー表で行われる動作を指定します。有効なタイプは「削除」、「更新」、「親のチェック」および「なし」です。
「削除」は、主キー表で行を削除する際に、外部キー表で行が削除されることを示します。
「更新」は、主キー表で行を削除するたびに、次ゾーンのカスケード値を使用して外部キー表で行が更新されることを示します。
「親のチェック」は、主キー表の行を参照する外部キー表の行がある場合、その主キー表の行は削除されないことを示します。
「なし」は、外部キー表の行を考慮せずに、主キー表の行を削除できることを示します。
外部キー表と主キー表間の外部キー関連のタイプ。有効なタイプは「密」と「疎」です。データマージでは、表に複数の親表がある場合、そのうちの1つのみが密で、他は疎であるとみなされます。
このフィールドのデフォルト値は「密」です。
指定した外部キーが条件付き外部キーの場合、このフィールドには条件にWHERE句が表示されます。WHERE句に「&table」トークンを使用して、現在の表を識別できます。Applications DBAでは、条件付き外部キーを使用するSQL文を生成する際、SQL文の「&table」トークンを自動的に実際の表名に置換します。
アプリケーション - 外部キーのポイント先の主キー表を所有するアプリケーション名。
表 - 主キー表。
名称 - 外部キーがポイントする主キー表の主キー名。
「カスケード値」フィールドは、将来のリリースで実装する機能をサポートします。このフィールドは、外部キーの動作が「更新」の場合にのみ適用されます。
Oracle E-Business Suiteに対するアプリケーションの順序を識別します。このウィンドウを使用して、順序への変更を登録することもできます。
アプリケーション・ビューを指定する前に、次の手順を実行します。
Oracle E-Business Suiteを使用してアプリケーションを定義します。
データベースでの順序を作成または変更します。
この順序を生成する最初の数値を入力します。このフィールドの値は常に、「最小値」と「最大値」の間(両者の値を含む)である必要があります。
順序番号の間隔を入力します。増分はプラスまたはマイナスを指定できます。マイナス値を入力すると、順序番号は降順になります。値ゼロは入力できません。
順序を生成できる最小値を入力します。この値は、順序の下限値です。最小値は最大値よりも小さい値を入力する必要があります。
順序を生成できる最大値を入力します。この値は、順序の上限値です。最大値は最小値よりも大きい値を入力する必要があります。
デフォルト値は2、147、483、647です。
メモリーをキャッシュする順序番号の数値を入力します。この結果、順序番号の生成が迅速化されます。
0以上の値を入力する必要があります。
デフォルト値は5です。
順序の最後に到達した際に、順序に追加番号を生成する場合は、このチェック・ボックスを選択します。生成しない場合は、選択を解除したままにします。
要求のために順序に番号を生成する場合は、このチェック・ボックスを選択します。生成しない場合は、選択を解除したままにします。
Oracle E-Business Suiteでのアプリケーション・ビューを識別します。このウィンドウを使用して、ビューへの変更を登録することもできます。
アプリケーション・ビューを指定する前に、次の手順を実行します。
Oracle E-Business Suiteを使用してアプリケーションを定義します。
データベースでのビューを作成または変更します。
ビュー名およびビューが属するアプリケーションを入力します。
アプリケーション・ビューの列を指定します。
このフォームは、Oracleサポート担当者が支援してフレックスフィールド定義の実装をテストする際に使用します。
警告: このフォームを使用するのは、Oracleサポート担当者に依頼された場合のみです。これは診断専用のフォームです。このフォームを使用してデータを変更しないでください。Oracleでは、このフォームを使用したデータの変更をサポートしていません。
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