Oracle E-Business Suite開発者ガイド リリース12.2 E53035-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
Oracle E–Business Suiteのフォーム・ベース・アプリケーションでは、「ヘルプ」->「診断」メニューでSQLトレースを設定できます。トレース・オプションを使用すると、サーバーおよびバックグラウンドのプロセスで、関連付けられたトレース・ファイルに情報を書き込むことができます。内部エラーが検出されると、そのエラーに関する情報がトレース・ファイルに書き込まれます。トレース・ファイルの詳細は、Oracleデータベースのマニュアルを参照してください。
注意: SQLトレースを使用可能にすると、パフォーマンスに重大な影響を与える可能性があります。詳細は、Oracleデータベースのマニュアルを参照してください。
次のオプションを使用できます。
トレースなし – トレースをオフに切り替えます。
通常トレース – 次の文を実行することで、通常のSQLトレースを生成します。
ALTER SESSION SET SQL_TRACE = TRUE;
バインドでトレース - バインド変数値をSQLトレース・ファイルに書き込みます。
待機でトレース - 待機イベントをSQLトレース・ファイルに書き込みます。
バインドおよび待機でトレース - バインド変数値と待機イベントの両方をSQLトレース・ファイルに書き込みます。
無制限トレースファイル・サイズ - トレース・ファイルのサイズを無制限にできます。
「ヘルプ」->「診断」メニューを使用してSQLトレースを使用可能にすると、トレースを使用可能にしたフォームから起動されたフォームのトレースが使用可能になります。ナビゲータがフォーカス内にあるときにトレースを使用可能にすると、起動される後続フォームのトレースが使用可能になります。後続のフォームが起動されると、メニュー・オプションには、トレースが使用可能であることが表示されます。
トレースが使用可能であることを示すメッセージは、フォームの起動時に表示されます。
注意: この機能を、コンカレント処理で使用されるプロファイル・オプション「ユーティリティ: SQL Trace」によって制御される機能と混同しないでください。
関連トピック
『Oracle E-Business Suiteメンテナンス・ガイド』のOracle Formsベース・アプリケーション「診断」メニューへのアクセスの制御に関する項
Copyright © 1995, 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.