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Oracle Rapid Planningインプリメンテーションおよびユーザー・ガイド
リリース12.2
E57804-01
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計画担当の分析: 遅延需要診断

概要

ラピッド・プランニングの遅延需要診断を使用すると、次の内容を識別できます。

需要の充足を計画するために、プランニング・ソルバーでは次のパスも検索されます。

次の制約による失敗の状況が検出され、次のいずれかの状況のために需要を完全に満たせない場合はレポートされます。

ソリューションをシミュレートして、最適な応答を検索できます。

制約

この例では、次のようになります。

本文の説明内容に関するイメージ

中間レベル・レポート

プランニング・ソルバーでは、遅延の根本的または末梢的な原因がレポートされます。

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一部の数量不足による制約

プランニング・ソルバーで需要の一部の数量を複数の組織から充足する計画の場合は、関係するすべての組織の失敗制約がレポートされます。

この例では、次のようになります。

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生産資源制約が原因の資材制約

場合によっては、生産資源が使用できないことから、実際にはリード・タイム資材制約がレポートされることがあります。 次に例を示します。

本文の説明内容に関するイメージ

プロセス

遅延需要診断プロセスは、次のとおりです。

遅延を受け入れる場合は、分析を続行して推奨をリリースします。

該当の遅延を受け入れない場合は、遅延を受け入れるために必要な回数の比較を実行します。 複数のシミュレーション計画を使用して比較することで、ベスト・ソリューションを選択できます。

どの計画モードでも遅延需要情報を表示できますが、「制約付き – 生産能力制約の施行」モードでの情報が最も適切です。

表示

「制約詳細」ビューで遅延需要情報を表示します。

トラブルシューティング

プランニング・ソルバーではすべてのパスの制約が計算されるため、使用すると実行時間が長くなります。

プランニング・ソルバーでは、プライマリ・パスのみで遅延需要を解決するためのすべての可能性が検討し尽くされています。

プライマリ・パスのすべてのアップストリーム制約を検索するには、「制約詳細」ビューの使用、入力して問合せの実行、および「プライマリ」検索パスでのフィルタ処理を行います。