ヘッダーをスキップ

Oracle Rapid Planningインプリメンテーションおよびユーザー・ガイド
リリース12.2
E57804-01
Go to Table of Contents
目次
Go to previous page
前へ
Go to next page
次へ

計画担当の分析: 出力

出力ビュー

ラピッド・プランニング・ワークベンチのビュー

このビューでは、計画情報を表示、分析および更新します。

「計画」タブの「計画リンク」セクション、および「計画入力」タブの「計画入力リンク」からアクセスします。

各ビューでは、次の情報が提供されます。

各処理は、計画に対して実行するために使用します。 処理へのリンクは、「計画入力」タブのナビゲータの「計画処理」セクションに表示されます。

各処理では、次の情報が提供されます。

すべての計画に対してすべての処理を実行できるわけではありません。 次に例を示します。

分析

ほとんどのタブには、共有される共通の機能があります(「タブでの操作」を参照)。

このタブでは、基本メトリックを表示します。 「ラピッド・プランニング・メトリックの概要」を参照してください。

このビューのデータは編集できません。

計画の例外メッセージを表示するには、メッセージをロードします。

「メトリック」タブ

使用可能なメトリックのリストからメトリックを作成できます。 次を指定します。

次のことができます。

「オーダー比較」タブ – 「受注比較」

2つの計画で受注を比較できます。 需要予測は比較できません。

比較タイプには、「以前は遅延、 現在は期限内」など、ベース計画(「以前は…」)と比較計画(「…、現在は…」)の需要充足ステータスが記述されます。

「オーダー比較」タブ – 「供給オーダー比較」

2つの計画で供給オーダーを比較できます。 通常、これを使用するのは、アドバンスト・サプライ・チェーン計画の実行で発生した問題を解決する場合です。 ベースラインのラピッド・プランニング計画(アドバンスト・サプライ・チェーン計画のコピー)を、提示されたソリューションを示すラピッド・プランニング計画と比較します。

「Oracle Advanced Supply Chain Planningの計画のシミュレート」の「計画の比較」を参照してください。

部品構成表

次のことができます。

「入力ビュー」の「部品構成表」を参照してください。

製造可能ワークベンチ

製造可能ワークベンチを使用して、手持在庫にある製造可能の割当を反映します。 製造オーダーおよび受注を優先順位付けおよび優先順位解除します。

製造可能ワークベンチには、次のリージョンがあります。

検索領域には、次の検索可能な属性があります。

製造オーダー表には、検索可能なすべてのフィールドおよび次のフィールドもあります。

ファントム品目

作業指示の製造可能ステータスを評価する場合は、ファントムである作業指示の構成部品を調査し、非ファントム代替構成部品を評価します。

単一レベル・ファントムの表示

作業指示の製造可能ステータスを評価するときに、Oracle Rapid Planningにより、様々なファントム・レベルが調査され、現実の構成部品のみが表示されます。 これにより、製造可能分析で現実の構成部品可用性と構成部品所要量が明確に視覚化されます。 たとえば、次の図には、ファントム内の構成部品(RealComp1とRealComp2)が表示されています。親ファントム品目IN-AA-COMP1の行は表示されていません。

本文の説明内容に関するイメージ

複数レベル・ファントムの表示

複数レベル・ファントムの表示は、単一レベル・ファントムの表示と同じです。 現実の構成部品のみが構成部品割当ワークベンチに表示されるように、ファントムは平坦化されます。

たとえば、次のような2レベルのファントム構造があるとします。

本文の説明内容に関するイメージ

構成部品割当には、現実の構成部品のみが表示されます。 画面には、次のように表示されます。

本文の説明内容に関するイメージ

メイン製造可能ワークベンチ・ビューへの構成部品割当ビューのインテグレーション

製造可能ワークベンチには、構成部品の係争オーダーの表示という新しいボタンがあります。 構成部品の係争オーダーの表示処理は、製造オーダーに対して構成部品ぺギング行が選択されている場合にのみ有効になります。

構成部品割当ビューに関連付けられたすべての列(「所要数量」、「手持にペグされた数量」など)は、表の右側にスクロールしたときに、追加の列として使用できます。

メイン製造オーダー表はツリー形式のため、「入力して問合せ」の有効化に使用されるアイコンが少し変更されています。 アイコンは、「需要/供給」のアイコンと同じです。

構成部品割当ビューに関連付けられたすべての列(「所要数量」、「手持にペグされた数量」、「手持構成部品合計」など)は、表の右側にスクロールしたときに、追加の列として使用できます。 機能的に、このビューのデータはすべて、以前の個別の構成部品割当ビューと同じです。

メイン製造オーダー表は、通常の表からツリー表に変更になったため、「入力して問合せ」の有効化に使用されるアイコンが少し変更されています。 使用されるアイコンは、「需要/供給」(これもツリー表)のアイコンと同じです。

注意: 「入力して問合せモード」ボタンは、双眼鏡のアイコンに変更されます。

制約詳細

ほとんどのタブには、共有される共通の機能があります(「タブでの操作」を参照)。

このタブでは、遅延需要および未対応需要の制約を表示します。 「計画担当の分析: 遅延需要診断」も参照してください。

単一および複数の需要について、次のようにアクセスできます。

これは、「計画リンク」メニューにもあります。

ここには、いくつかの固有のフィールド定義があります。

例外

ほとんどのタブには、共有される共通の機能があります(「タブでの操作」を参照)。

このタブでは、例外メッセージを表示します。

このビューのデータは編集できません。

本文の説明内容に関するイメージ

表示する例外を設定できます。

例外メッセージを表示するには、計画をワークスペースにロードする必要があります。

各例外メッセージは、独立したサブタブに表示されます。 各サブタブには、独自の検索領域と検索結果領域があります。

例外メッセージのサブタブは、設定した順序で表示されます。 このタブを初めて表示すると、複数のサブタブが表示されます。

別の例外メッセージのサブタブを表示するには、その例外に関連するサブタブをクリックします。 必要な例外が表示されていない場合は、「>>」アイコンをクリックし、ドロップダウン・リストからその例外を選択します。

その他の例外メッセージに移動するには、「>>」アイコンをクリックして例外を選択します。

次のことができます。

各例外メッセージの意味は、「例外」のラピッド・プランニングの例外の概要に関する項を参照してください。

品目

次のことができます。

「入力ビュー」を参照してください。

資材計画

ほとんどのタブには、共有される共通の機能があります(「タブでの操作」を参照)。

このタブでは、供給および需要を横方向にまとめて表示します。 これが水平計画です。

このビューのデータは編集可能です。

本文の説明内容に関するイメージ

「計画」タブ

供給および需要の詳細にドリルダウンするには、セルを強調表示し、「供給および需要」ボタンをクリックします。

期間バケット日が、最初の3行として表示されます。 次のように操作します。

「設定」ボタンをクリックすると、検索およびレイアウト・ウィンドウが表示され、次のことができます。

次のフィルタ処理が可能です。

次の行タイプを直接編集できます。

次のものを作成できます。

変更したセルを保存した後は、タブで次の操作を実行できます。

たとえば、資材計画行があるとします。

組織カテゴリメジャー2月16日2月23日3月2日
TST_M1ハード・ドライブ需要予測200024003000

バケット2月23日の数量2400は、次の詳細需要予測の合計です。

組織品目オーダー・タイプ日付数量確定日確定数量
TST:M1320 GB外付けハード・ドライブ需要予測2月26日300----
TST:M11 TBハード・ドライブ需要予測2月25日1500----
TST:M13 TBハード・ドライブ需要予測2月27日600----

バケット2月23日を数量3000に更新します。

組織カテゴリメジャー2月16日2月23日3月2日
TST_M1ハード・ドライブ需要予測200030003000

タブでは、25%の数量の増加が計算され、その増加が詳細需要予測の確定数量のすべてに引き渡され、確定日が設定されます。

組織品目オーダー・タイプ日付数量確定日確定数量
TST:M1320 GB外付けハード・ドライブ需要予測2月26日3002月26日375
TST:M11 TBハード・ドライブ需要予測2月25日15002月25日1875
TST:M13 TBハード・ドライブ需要予測2月27日6002月27日750-

週または期間のバケットで供給または需要を作成している場合、新しい供給または需要の確定日は、週または期間の最後の稼働日になります。

メジャー

これらのほとんどのメジャーは、品目、組織および日のレベルの細かさで表示できます。 上位のレベルに積み上げることができます。

グローバル予測メジャーを選択すると、グローバル需要計画が「グローバル組織」セクションに表示されます。

資材計画では、次の需要メジャーを使用できます。

資材計画では、次の供給メジャーを使用できます。

資材計画では、次のその他メトリックを使用できます。

グローバル予測では、次の方法で資材計画を積み上げます。

「資材計画」の表示順序

「資材計画」の表示順序は、どこから「資材計画」にナビゲートしたかによって異なります。 この項では、ユースケースおよび「資材計画」の表示方法について説明します。

ユースケースを説明するために、次に例を示します。 例に関していくつかの注意事項があります。

「計画リンク」フレームの「資材計画」: 「計画リンク」フレームで「資材計画」をクリックしたときは、資材計画の設定機能を使用して、表示されるディメンションが判断されます。 この場合、レイアウトは変更されません。

例1: 「供給および需要」ビューからの「資材計画」

  1. 「供給および需要」ビューで、次の行(ぺギング・ツリー)のリスト: 品目AS66312 (TST:D2)、AS66312 (TST:M1)および構成部品CM66327、SB66324、CM66322 (TST:M1)を選択します(次の画像を参照)。 指定のツリーのすべての行を選択するわけではありません。

    本文の説明内容に関するイメージ

  2. 「資材計画」をクリックします。

    本文の説明内容に関するイメージ

    「資材計画」ビューが表示されます。

    注意: 選択内容が保持され、選択した情報のみが品目-組織に表示されます。

    本文の説明内容に関するイメージ

例2: 「サプライ・チェーン構成表」ビューからの「資材計画」

  1. サプライ・チェーン構成表で、次の部品構成表の品目および構成部品のリスト: AS66312 (TST:D2)、AS66312 (TST:M1)およびCM66322 (TST:M1)を選択します。

    注意: 指定のBOMのすべての品目を選択するわけではありません。

    本文の説明内容に関するイメージ

  2. 「資材計画」をクリックします。

    本文の説明内容に関するイメージ

    「資材計画」が表示されます。

    注意: 「サプライ・チェーン構成表」では、選択した品目-組織および順序が保持されます。

    本文の説明内容に関するイメージ

例3: 品目/BOMまたはその他同様のビューからの「資材計画」

  1. 表示されたリストから品目のリストを選択し、「資材計画」をクリックします。 この例では、「品目」ビューが表示されます。

    注意: 選択した品目は、連続した順序にはなりません。

    本文の説明内容に関するイメージ

  2. 「資材計画」をクリックします。

    本文の説明内容に関するイメージ

    「資材計画」が表示されます。

    注意: 選択した品目-組織のみが表示されます。

    本文の説明内容に関するイメージ

生産資源可用性

次のことができます。

「入力ビュー」の「生産資源可用性」を参照してください。

生産資源計画

ほとんどのタブには、共有される共通の機能があります(「タブでの操作」を参照)。

このタブでは、生産資源を横方向にまとめて表示します。

このビューのデータは編集可能です。

本文の説明内容に関するイメージ

「計画」タブ

生産資源の詳細にドリルダウンするには、セルを強調表示し、「生産資源所要量」ボタンをクリックします。

期間バケット日が、最初の3行として表示されます。 次のように操作します。

「設定」ボタンをクリックすると、検索およびレイアウト・ウィンドウが表示され、次のことができます。

次のフィルタ処理が可能です。

メジャー

生産資源計画では、次のメジャーを使用できます。

生産資源所要量

ほとんどのタブには、共有される共通の機能があります(「タブでの操作」を参照)。

このタブでは、生産資源所要量を表示します。

このビューのデータは編集できません。

「計画」タブ

生産資源所要量は、シミュレーション目的で確定または再計画することはできません。

「計画入力」タブ

生産資源所要量に対して変更を行ったり、シミュレーションの変更を追加することはできません。

「計画」タブと「計画入力」タブ

計画の生産資源所要量を検索、表示および分析します。

生産資源

次のことができます。

「入力ビュー」の「生産資源」を参照してください。

仕入先

シミュレーション・セットの編集内容を保存できます。

「入力ビュー」の「仕入先」を参照してください。

供給および需要

ほとんどのタブには、共有される共通の機能があります(「タブでの操作」を参照)。

このタブでは、品目-組織の組合せについて供給および需要を表示します。

このビューのデータは編集可能です。

本文の説明内容に関するイメージ

各供給または需要明細の下にぺギング情報が縮小されたツリーの集合として表示されます。 ぺギングは、プランニング・ソルバーによる最新の再計画で適用された割当に基づきます。

供給-需要の表示とぺギング・ツリーの組合せでタブが構成されているため、次のような場合、供給または需要が複数回表示される可能性があります。

すべてのノードを完全に拡張するには、「処理」->「全て拡張」をクリックします。

このビューには、列グループのリストが検索結果領域に表示されます。

表示を設定できます。

ぺギング・ツリーのアップストリーム(供給)またはダウンストリーム(需要)の方向を変更するには、「供給ペギング」/「需要ペギング」トグル・アイコンをクリックするか、「処理」->「供給ペギング」および「処理」->「需要ペギング」をクリックします。 各モードによって、次のように表示されます。

需要のアップストリーム(供給)ぺギングを表示しているときに、例外がある供給のみを表示する場合は、「処理」->「例外」をクリックします。 取り消すには、再度クリックします。

供給のダウンストリーム(需要)ペギングを表示しているときに、供給がペグする最終需要のみを表示し、中間レベルを表示しない場合は、次のようにします。

次の需要ペギング行は、常に非表示になります。

ペギング・ツリーには、アップストリーム供給にペグされたダウンストリーム供給が表示されます。

次の工順ペギング行は、常に非表示になります。

「行の追加」アイコンをクリックして、次のものを追加できます。

入力した供給または需要を削除するには、行を保存する前に「行の削除」アイコンをクリックします。

各行で編集できるフィールドは、次の条件によって異なります。

各オーダー・タイプには異なるフィールドが適用されるため、一括更新は一度に1つのオーダー・タイプのみで実行することをお薦めします。 必要な変更があって選択したレコードをすべて更新できない場合は、新しい値で更新できないフィールドおよび行を示すエラー・ページが表示されます。

「計画」タブ

シミュレーションのために、一連の行(たとえば、ある顧客からのすべてのオーダーの優先度など)を一括編集したり、単一行編集を実行して次の属性のいずれかを更新します。

「計画入力」タブ

供給および需要の編集、およびシミュレーション・セットへの供給および需要の追加はできません。

「計画」タブと「計画入力」タブ

計画の供給および需要を検索、表示、分析および編集します。

オーダー・タイプ

次の需要オーダー・タイプは、Oracle Rapid Planningで使用されます。

次の供給オーダー・タイプは、Oracle Rapid Planningで使用されます。

「供給および需要」ビューでの一括更新

「生産資源可用性」ビューと同様に、「供給および需要」ビューでは「確定日」の一括更新を使用できます。 オプションは、次のとおりです。

新しいオプションとその動作は、次のとおりです。

注意:

  1. 「要求日+」および「提示納期+」は、正または負の値にできます。

  2. すべてのビューで、「増加値」、「減少値」、「増加%」、「減少%」、「提示納期+」、「要求日+」などの演算子による一括更新機能は、UIに表示されている値に対して適用され、データベースに保存された値には適用されません。 そのため、演算子は保存されていない日付の変更にも適用されます。

確定

シミュレーションの変更を処理するには、事前に計画オーダーを確定しておく必要があります。確定する計画オーダーをクリックし、「処理」->「確定」をクリックします。 ただし、計画オーダーは未確定でもリリースできます。

次も確定できます。

すべての確定について、次のフィールドを完成します。

また、この特定のオーダー・タイプについては、次の追加のフィールドも完成します。

リリース

ワークベンチでは「計画オーダー」オーダー・タイプをリリースできます。

リリースするには、事前に設定ページを実行しておく必要があります。「計画オーダーのリリース」を参照してください。

プランニング・ソルバーでオーダーを自動的にリリースする方法は、「計画オーダーの自動リリース」を参照してください。

ワークベンチでは、次のオーダー・タイプを再計画できます。

ワークベンチでは、次のオーダー・タイプを取消できます。

オーダーにリリースのマークを設定するには、「処理」->「リリースのマーク」をクリックします。

計画オーダーの場合は、リリースの前に次のフィールドを完成します。

作業指示の場合は、リリースの前に次のフィールドを完成します。

購買依頼および発注の場合は、リリースの前に次のフィールドを完成します。

受注の場合は、リリースの前に次のフィールドを完成します。

受注の場合は、リリースにより次の処理が実行されます。

リリース時にオーダーをモニターするには、各オーダーの「リリース・ステータス」フィールドを使用します。 この表は、「リリース・ステータス」に表示される値を示しています。

処理リリースのマーク設定前のリリース・ステータスリリースのマーク設定後のリリース・ステータスリリース後のリリース・ステータス
使用可能なし不適格--
リリースリリースリリースのマーク付きリリース済
再計画再計画再計画のマーク付き再計画済
取消取消取消のマーク付き取消済

リリースのマークを設定したオーダーは、リリースのマークを解除できる場合があります。 そのようにすると、「リリース・ステータス」は、リリースにマークする前の値(「リリース」、「再計画」または「取消」)に戻ります。 「処理」->「リリースのマーク解除」をクリックします。

在庫予約

「予約済数量」列は、次のように表示されます。

これは編集可能です。

在庫予約がある場合、手持の需要ペギングには、受注について次の情報が表示されます。

例として、次の受注があるとします。

品目オーダー・タイプオーダー番号 数量予約済数量ペグ数量
XYZ手持-1000--
. XYZ受注1234549494
. XYZ受注45678143143143

在庫予約がある場合、手持の供給ペギングには、次の情報が表示されます。

例として、次の受注があるとします。

品目オーダー・タイプオーダー番号 数量予約済数量ペグ数量
XYZ受注123454919-
. XYZ手持-1000-19
. XYZ<その他の供給タイプ>-80-30
XYZ受注45678143143-
. XYZ手持-1000-143

プランニング・ソルバーでは次のように処理されます。

出力計画処理

計画のコピー

この処理では、保存またはシミュレートする計画をコピーします。

これをバッチ・モードで実行する場合は、「シミュレーション計画のコピー」処理を使用します。

ラピッド・プランニング計画

「計画:自」に現計画が指定された状態で、計画のコピー・ポップアップ・ページがオープンします。 「ラピッド・プランニング」計画タイプを選択します。 コピーを確定すると、新しい計画が計画のリストに表示されます。

Oracle Advanced Supply Chain Planningのベースライン計画

「ASCP」計画タイプを選択します。 「Oracle Advanced Supply Chain Planningの計画のシミュレート」の「計画のコピー」を参照してください。

シミュレーション計画のコピー

この処理では、需要優先度を一括更新する場合など、シミュレートする計画をコピーします。

これをオンラインで実行する場合は、「計画のコピー」処理を使用します。

パラメータ

ソース計画名: 計画を選択します。

コピー先計画名: 新規または既存の計画を入力します。計画のコピーが存在する場合は、コピー前に既存の情報が削除されます。

「計画のロード」のパラメータ: 有効な値は次のとおりです。

この処理を実行するには、パラメータの設定に関係なく、常に管理対象サーバーが必要です。

「計画の保存」のパラメータ:

計画の比較

この処理では、計画を比較します。

すべての計画のリストがポップアップ表示されるため、1つの計画を選択します。

次のいずれかのタブをオープンしている場合、これらのタブには、ベース計画と比較計画間の比較が適用されます。

比較が適用されるタブは通常、次のようになります。

計画のリリース

この処理では、現在選択している計画でリリース、再計画および取消を実行します。

計画をメモリーにロードしていない場合は、計画をリリースできます。

計画のリリース・ページがポップアップ・ウィンドウにオープンし、リリースの確認が求められます。

確認すると、計画ステータス・ページがポップアップ・ウィンドウにオープンします。 このページを使用して、リリースの各フェーズの進捗をモニターします。 処理のコンカレント要求番号が表示されます。

オーダーにリリースのマークを設定する方法の詳細は、「ラピッド・プランニング・ワークベンチのビュー」の「供給および需要」の「リリース」を参照してください。

次のタイプのデータに変更を加えたシミュレーションをリリースした場合、リリース・プロセスによってオーダーはリリースされますが、構成部品または生産資源所要量の詳細はリリースされません。

オーダー予測の公開

公開プログラム・パラメータには、使用可能な属性が表示され、これらの属性を使用してラピッド・プランニングからコラボレイティブ・プランニングにデータを公開できます。 これらは、アドバンスト・サプライ・チェーン計画とコラボレイティブ・プランニングのインテグレーションで使用可能なパラメータに類似しています。 これらのパラメータの詳細は、『Oracle Advanced Supply Chain Planningインプリメンテーションおよびユーザーズ・ガイド』を参照してください。

次の表に、ラピッド・プランニングに関連するパラメータをリストします。リストされていないパラメータは関連がなく、公開が不要です。

パラメータ摘要
計画ラピッド・プランニングの現在の計画から継承される計画の名称。
組織コード特定の組織に対するオーダー予測の公開を可能にします。
計画担当 
ABC区分 
品目 
仕入先特定の仕入先を選択します。
仕入先サイト特定の仕入先サイトを選択します(「仕入先」が選択されている場合のみ選択が可能)。
範囲開始日現在の日付にデフォルト設定されます。
範囲終了日現在の日付+ 1年にデフォルト設定されます。
自動バージョニング有効な値: 「Yes」または「No」。デフォルトは「Yes」です。
最終バージョン公開済「自動バージョニング」が有効な場合は、計画から公開されている以前のバージョン番号が移入されます。
発注を含む 
購買依頼を含む 
上書き 

供給コミットの公開

公開プログラム・パラメータには、使用可能な属性が表示され、これらの属性を使用してラピッド・プランニングからコラボレイティブ・プランニングにデータを公開できます。 これらは、アドバンスト・サプライ・チェーン計画とコラボレイティブ・プランニングのインテグレーションで使用可能なパラメータに類似しています。 これらのパラメータの詳細は、『Oracle Advanced Supply Chain Planningインプリメンテーションおよびユーザーズ・ガイド』を参照してください。

次の表に、ラピッド・プランニングに関連するパラメータをリストします。リストされていないパラメータは関連がなく、公開が不要です。

パラメータ摘要
計画ラピッド・プランニングの現在の計画から継承される計画の名称。 その他の計画に変更できます。
組織コード特定の組織に対するオーダー予測の公開を可能にします。
計画担当 
ABC区分 
品目 
顧客特定の仕入先を選択します。
顧客サイト特定の顧客サイトを選択します(「顧客」が選択されている場合のみ選択が可能)。
範囲開始日現在の日付にデフォルト設定されます。
範囲終了日現在の日付+ 1年にデフォルト設定されます。
自動バージョニング有効な値: 「Yes」または「No」。デフォルトは「Yes」です。
最終バージョン公開済 
顧客受注にペグされた供給の公開 
上書き全レコード(デフォルト)、指定した範囲日。

変更履歴

この処理では、計画に加えたすべての計画担当の変更を表示します。

計画に対する変更ログ全体がポップアップ・ウィンドウに表示されます。

各変更ログ・エントリには、エンティティ、変更を加えたユーザー、変更を加えた時期、変更前と変更後のデータ値が表示されます。

比較の消去

この処理では、計画比較を実行した後に比較データを削除します。

すべての比較計画データが削除され、すべてのタブがベース計画データに戻されます。

増分再計画スコープの定義

「増分再計画スコープの定義」計画処理では、再計画のスコープを次のように指定します。

供給選択基準

次の選択基準および条件によって制限できます。

これらの基準はOR検索に類似しています。 基準および条件のいずれかに一致する供給が選択されます。

「保存済選択が等しい」条件を選択すると、表示されるリストにはトップ10リストなどの動的リストは含まれません。

「ペグされたアップストリーム供給を含む」を選択すると、選択した下位の供給にペグされているすべての供給が選択されます。

「ペグされたダウンストリーム供給を含む」を選択すると、選択した上位の供給にペグされているすべての供給が選択されます。

検索属性の「計画で更新されました」 = 「Yes」を使用して、計画が更新されたすべてのエンティティを検索することもできます。

増分計画モード

既存の計画の凍結/新規需要のみの再計画: 計画プロセスによって、計画の以前の実行による供給と需要が凍結されて、それ以降に追加した需要を満たすように計画されます。

選択した供給の凍結/すべての需要の再計画: 計画プロセスによって、すべての需要が再計画されますが、選択した供給は再計画されません。 選択しなかった供給の計画オーダーを作成したり、再計画を提示できます。

選択した供給を除くすべてを凍結/すべての需要の再計画: 計画プロセスによって、すべての需要が再計画されますが、選択しなかった供給は再計画されません。 選択した供給の計画オーダーを作成したり、再計画を提示できます。

確定供給

確定供給の場合は、依存する構成部品所要量と生産資源所要量も確定されます。

計画の削除

この処理では、計画を削除します。

この処理によって、計画がメモリーおよびデータベースからパージされ、元に戻せません。

コピーした計画を実行する場合は、そのベース計画がプランニング・ソルバーに必要です。 ベース計画を削除すると、ベース計画からコピーしたすべての計画が無効になります。

ベースラインのOracle Advanced Supply Chain Planning計画からのシミュレートである計画を削除すると、警告が表示されます。

リリース

「供給および需要」タブの「リリース中」

「出力ビュー」の「供給および需要」を参照してください。

オーダー・リリース

計画オーダーを実行システムにリリースすると、Oracle Rapid Planningでは次の情報が渡されます。

リリース・タイム・フェンス内の計画オーダーが自動リリースされます。

作業指示:

購買依頼:

社内購買依頼:

再計画作業指示:

購買依頼の再計画または取消:

発注の再計画または取消:

社内購買依頼の再計画または取消:

計画オーダーの自動リリース

ユーザーは、プランニング・ソルバーに対して、計画オーダー、再計画および受注のリリースを自動的に開始するように指示できます(自動リリース)。 計画が完了した後にコンカレント処理が開始され、計画オーダーが自動的にリリースされます。

プランニング・ソルバーでは、次の計画オーダーおよび再計画がリリースされます。

スナップショットを使用して計画を実行し、自動リリースを使用する場合は、「メイン」タブで次の計画オプションを設定します。 デフォルト値は、未選択またはnullです。

次に、リリース・タイム・フェンスがどのように機能するかを説明します。

次に、プランニング・ソルバーで自動リリースの対象を決定する方法を説明します。

自動リリース・プロセス中のプランニング・ソルバーの動作は次のとおりです。

自動リリースに関するその他の考慮事項:

受注変更の公開

受注変更をOracle Order Managementにリリースできます。 受注が確定されていない場合は、資材使用可能日および最終品目代替を変更できます。

プランニング・ソルバーでは、受注の予定出荷日を使用して受注が計画されます。受注の予定到着日は使用されません。 予定到着日を改善するための代替出荷方法は提示されません。 ラピッド・プランニングでは、組織から顧客サイトへの移動リード・タイムは再計算されません。 また、計画方法が到着タイプの受注は計画されません。

Oracle Rapid Planningでは、次が含まれる受注のソース組織は更新されません。