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Oracle Rapid Planningインプリメンテーションおよびユーザー・ガイド
リリース12.2
E57804-01
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目次
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計画分析: 出力の例外およびメトリック

出力の例外: 概要

例外メッセージは、プランニング・ソルバーで計画担当の介入を必要とする状況を計画担当に警告します。

これらは、プランニング・ソルバーによって発行される例外メッセージです。「例外メッセージ」を参照してください。

例外メッセージ

次に、プランニング・ソルバーによって発行される例外メッセージについて説明します。

受注に推奨される変更

プランニング・ソルバーによって、次に変更があるたびに生成されるこの例外メッセージが発行されます。

次は、この例外に対して表示される情報の一部です。

供給日数が固定供給日数を超過

プランニング・ソルバーによってこの例外メッセージが発行されるのは、次の場合です。

これは通常、生産能力制約、またはプランニング・ソルバーにFDSウィンドウの需要と一致しない数量の計画オーダーを作成させる他のオーダー・モディファイアが原因で発生します。

これには、「供給」ビューおよび「資材計画」ビューからアクセスできます。 ここから「供給」、「品目」、「BOM」および「資材計画」の各ビューにドリルできます。

次は、この例外に対して表示される情報の一部です。

未充足需要数量

供給にペグされた需要について、供給数量が需要数量未満です。 プランニング・ソルバーによって、サプライ・チェーン部品構成表のすべてのレベルの需要に対してこの例外メッセージが発行されます。

プランニング・ソルバーによって、計画範囲の終わりまで需要が遅延され、計画範囲終了日に需要がない場合にこの例外が発行されます。

次は、この例外に対して表示される情報の一部です。

最終品目代替を使用して充足された需要

プランニング・ソルバーによって、代替品目を含む供給オーダーを使用して最終品目需要を充足するように計画されます。 複数の計画オーダーで需要が充足される場合は、代替品目を含む各供給オーダーに対して例外が発行されます。

たとえば、代替チェーンがPSS7001 > PSS7002 > PSS7003 > PSS7004であるとします。プランニング・ソルバーでは、次に対する需要を充足できます。

代替数量は品目関連から取得されます。

この例外に対して表示される情報には、「オーダーの値」: オーダー数量 * 価格があります。

予測プルイン

このメッセージは、改訂需要日が挿入されているすべての需要予測に対して発行されます。 次を示します。

たとえば、品目Aに対して、組織D2で数量100ユニット、確定日(計画日)が2010年1月25日の需要予測があるとします。この需要予測の改訂需要日は2010年1月15日です。この需要予測にペグされた供給は、次のとおりです。

需要予測の改訂需要日である2010年1月15日までに充足された数量は70ユニットであるのに対して、需要予測の需要日である2010年1月25日までに充足された数量は100ユニットです。

この例外に対して表示される情報の一部は、次のとおりです。

フィールド説明
組織 
品目 
品目カテゴリ 
需要日需要予測に対する需要の納期(確定日)
数量明細の数量(確定数量)
改訂需要日需要予測に対する需要のプルイン納期
顧客需要予測の顧客
顧客サイト顧客サイト
優先度需要明細の優先度
改訂需要優先度需要予測のプルイン優先度
需要区分需要明細の需要区分
改訂需要日までに充足された数量需要日(計画需要日)までに計画可能な数量
遅延の値計算済ファクト: 遅延数量 * 価格

欠品品目

品目に、計画バケットの終了時点でマイナスの予定使用可能残高があります。

この例では、プランニング・ソルバーによって次の欠品品目例外メッセージが発行されます。

-第1日第2日第3日第4日第5日第6日第7日
手持050-50500-200-200
バケット内の新規供給1000200501000200
バケット内の需要5010010010030000
予定使用可能残高50-50500-200-2000

次は、この例外に対して表示される情報の一部です。

品目が安全在庫量に未達

計画バケットの予定使用可能残高が、計画バケットに対する指定安全在庫レベルを下回っています。

Oracle Rapid Planningでは、カバー期間の安全在庫基準が使用されるため、安全在庫は、ターゲット日数に対する需要をカバーするために必要な量です。

この例では、プランニング・ソルバーによって次の「品目が安全在庫量に未達」例外メッセージが発行されます。

-第1日第2日第3日第4日第5日第6日第7日
手持0350250250550350350
バケット内の新規供給400010040010000
バケット内の需要5010010010030000
安全在庫ターゲット(日数)3333333
安全在庫ターゲット(数量)25030050040030000
予定使用可能残高350250550550350350350

次は、この例外に対して表示される情報の一部です。

超過在庫品目

特定の日の予定使用可能残高がその日の安全在庫ターゲット(数量)を超えています。

特定のしきい値を超える例外のみを確認する場合は、「例外」タブの検索領域でしきい値を指定します。

この例では、プランニング・ソルバーによってこれらの「超過在庫品目」例外メッセージが発行されます。

-第1日第2日第3日第4日第5日第6日第7日
手持0350250250550350350
バケット内の新規供給400010040010000
バケット内の需要5010010010030000
安全在庫ターゲット(日数)3333333
安全在庫ターゲット(数量)25030050040030000
予定使用可能残高350250550550350350350

次は、この例外に対して表示される情報の一部です。

需要予測の遅延補充

需要予測に対する供給が、需要予測の納期より遅延しています。 たとえば、品目Aに対して、組織D2で数量100、納期が1月25日の需要予測があるとします。この受注明細にペグされた供給は、次のとおりです。

需要充足日は1月27日(供給3より)です。 遅延日数は2です。需要日までに充足された数量は70 (供給1と供給2より)です。

次は、この例外に対して表示される情報の一部です。

プルイン受注の遅延補充

この例外メッセージは、計画ロジックによって、受注明細に対する供給が受注明細の改訂需要日より遅延することが検出された場合に発行されます。 たとえば、品目Aに対して、組織D2で数量100ユニット、確定日(計画日)が2010年1月25日の受注明細があるとします。この受注の改訂需要日は2010年1月15日です。この受注にペグされた供給は、次のとおりです。

このオーダー明細の需要充足日は2010年1月18日です。

遅延日数は3です。

受注明細の改訂需要日である2010年1月15日までに充足されない数量は30ユニットです。

この例外に対して表示される情報の一部は、次のとおりです。

フィールド説明
組織 
品目 
品目カテゴリ 
オーダー明細番号 
需要日受注に対する需要の納期(確定日)
需要充足日オーダーが現在充足されている日付
オーダー明細数量明細の数量(確定数量)
改訂需要日受注に対する需要のプルイン納期
顧客オーダーの顧客
顧客サイト顧客サイト
優先度オーダー明細の優先度
改訂需要優先度オーダー明細のプルイン優先度
需要区分オーダー明細の需要区分
改訂需要日までに充足されない数量納期までに計画されていない数量
遅延日数(計算済)計算済ファクト: オーダーの計画が遅延する日数
オーダーの値計算済ファクト: 数量 * 価格
遅延の値計算済ファクト: 遅延数量 * 価格

プルイン予測の遅延補充

この例外メッセージは、計画ロジックによって、需要予測に対する供給が需要予測の改訂需要日より遅延することが検出された場合に発行されます。 たとえば、品目Aに対して、組織D2で数量100ユニット、確定日(計画日)が2010年1月25日の需要予測があるとします。この需要予測の改訂需要日は2010年1月15日です。この需要予測にペグされた供給は、次のとおりです。

この需要予測の需要充足日は2010年1月18日です。

遅延日数は3です。

需要予測の改訂需要日である2010年1月15日までに充足されない数量は30ユニットです。

この例外に対して表示される情報の一部は、次のとおりです。

フィールド説明
組織 
品目 
品目カテゴリ 
需要日需要予測の納期(確定日)
需要充足日需要予測が計画された日付
数量需要予測数量(確定数量)
改訂需要日需要予測に対する需要のプルイン納期
顧客需要予測の顧客
顧客サイト顧客サイト
優先度オーダー明細の優先度
改訂需要優先度需要予測のプルイン優先度
需要区分需要明細の需要区分
改訂需要日までに充足されない数量納期までに計画されていない数量
予測の値計算済ファクト: 需要予測数量 * 価格
遅延の値計算済ファクト: 遅延数量 * 価格

受注の遅延補充

受注明細に対する供給が、受注明細の計画日より遅延しています。 たとえば、品目Aに対して、組織D2で数量100、計画日が1月25日の受注明細があるとします。この受注明細にペグされた供給は、次のとおりです。

需要充足日は1月27日(供給3より)です。 遅延日数は2です。受注明細の計画日までに充足された数量は70 (供給1と供給2より)です。

次は、この例外に対して表示される情報の一部です。

需要予測にペグされた遅延供給

需要予測の需要が、その需要にペグされた供給が遅延するために充足が遅延します。

次は、この例外に対して表示される情報の一部です。

受注にペグされた遅延供給

受注の需要が、その需要にペグされた供給の充足が遅延するために充足が遅延します。

次は、この例外に対して表示される情報の一部です。

代替施設から調達済のオーダー

プランニング・ソルバーによって、代替施設から計画オーダーが調達されます。

次は、この例外に対して表示される情報の一部です。

代替仕入先から調達済のオーダー

プランニング・ソルバーによって、代替仕入先から計画オーダーが調達されます。

次は、この例外に対して表示される情報の一部です。

不十分なリード・タイムのオーダー

プランニング・ソルバーによって、需要を満たすために必要な最小処理時間より短い時間で供給オーダーを完了する必要があることが検出されます。 プランニング・ソルバーでそのリード・タイムに従ってオーダーが計画される場合は、開始が過去(計画範囲開始日より前)になります。

プランニング・ソルバーによってこの例外メッセージが発行されるのは、オーダー開始日が範囲開始日より前になるように計画された場合です。 計画開始日が範囲開始日より後の場合に生成されることはありません。

オーダー開始日を計算するために、プランニング・ソルバーでは、品目のリード・タイム・オフセット(無制約計画の場合)または工順レベルの処理時間(制約付き計画の場合)を使用し、次にその納期から後方に計画します。 供給チェーン・モデルの各部分に関連付けられているすべての関連カレンダが考慮されます。

次は、この例外に対して表示される情報の一部です。

要取消オーダー

この例外メッセージは、プランニング・ソルバーが供給オーダーの取消を提示する場合に表示されます。 これが発生するのは、プランニング・ソルバーによって、需要または安全在庫所要量を満たす必要のない未確定供給オーダーが検出された場合です。

この例外に対して表示される情報には、「オーダーの値」: オーダー数量 * 原価があります。

要納期前倒しオーダー

プランニング・ソルバーによって、既存の供給オーダーを早い日付に再計画するように提示されます。 これが発生するのは、プランニング・ソルバーによって、提示(提示オーダー日)より遅い納期の未確定既存供給オーダーが検出された場合です。 プランニング・ソルバーでは、提示を受け入れた場合と同じように、下位の部品構成表レベルの計画が続行されます。

次は、この例外に対して表示される情報の一部です。

要納期先送りオーダー

プランニング・ソルバーによって、既存の供給オーダーを先の日付に再計画するように提示されます。 これが発生するのは、プランニング・ソルバーによって、提示(提示オーダー日)より早い納期の未確定既存供給オーダーが検出された場合です。 プランニング・ソルバーでは、提示を受け入れた場合と同じように、下位の部品構成表レベルの計画が続行されます。

次は、この例外に対して表示される情報の一部です。

納期超過オーダー

供給オーダーと計画オーダーに過去(計画範囲開始日前)の日付のオーダー(開始)日または納期があります。

未確定の供給オーダーに対しては、プランニング・ソルバーによって例外メッセージ「要納期先送りオーダー」も発行されます。

次は、この例外に対して表示される情報の一部です。

納期超過受注

受注明細の計画日が計画範囲開始日より前です。

次は、この例外に対して表示される情報の一部です。

代替部品構成表工順を使用する計画オーダー

プランニング・エンジンによって、計画オーダーで代替部品構成表または工順が使用されるか、あるいは代替部品構成表または工順を含む確定計画オーダーが検出されます。

この例外に対して表示される情報には、「オーダー値」: オーダー数量 * 品目標準原価があります。

代替生産資源を使用する計画オーダー

プランニング・エンジンによって、計画オーダーで代替生産資源が使用されるか、あるいは代替生産資源を含む確定計画オーダーが検出されます。

次は、この例外に対して表示される情報の一部です。

代替構成部品を使用する計画オーダー

プランニング・エンジンによって、計画オーダーで代替構成部品が使用されるか、あるいは代替構成部品を含む確定計画オーダーが検出されます。

この例外に対して表示される情報には、「オーダーの値」: オーダー数量 * 原価があります。

生産資源過負荷

計画期間バケットで、所要生産資源生産能力が使用可能生産資源生産能力を上回っています。 関連する生産資源消費がある確定供給のため、生産資源が制約付き計画で過負荷の可能性があります。 無制約計画では、生産資源は需要所要量を納期どおりに満たすために過負荷になる可能性があります。

次は、この例外に対して表示される情報の一部です。

生産資源不足によるリスクあり受注/需要予測

通常、生産資源可用性が不足している状況でも受注または需要予測がまだ納期どおりに計画されている場合に、無制約計画で発行されます。 この例外メッセージは、生産能力が不十分な生産資源がある供給オーダーにペグされているために、リスクのある最終需要を詳しく説明します。

資材不足によるリスクあり受注/需要予測

通常、(無制約計画のために)資材可用性が不足している状況でも受注または需要予測がまだ納期どおりに計画されている場合に、無制約計画で生成されます。 この例外は、資材不足の供給オーダーにペグされているために、リスクのある最終需要を詳しく説明します。

受注プルイン

このメッセージは、改訂需要日が挿入されているすべての受注に対して発行されます。 次を示します。

たとえば、品目Aに対して、組織D2で数量100ユニット、確定日(計画日)が2010年1月25日の受注があるとします。この受注明細の改訂需要日は2010年1月15日です。この受注にペグされた供給は、次のとおりです。

受注明細の改訂需要日である2010年1月15日までに充足された数量は70ユニットであるのに対して、受注明細の需要日である2010年1月25日までに充足された数量は100ユニットです。

この例外に対して表示される情報の一部は、次のとおりです。

フィールド説明
組織 
品目 
品目カテゴリ 
需要日受注に対する需要の納期(確定日)
数量明細の数量(確定日)
改訂需要日受注明細に対する需要のプルイン納期
顧客オーダーの顧客
顧客サイト顧客サイト
優先度需要明細の優先度
改訂需要優先度オーダー明細のプルイン優先度
需要区分受注明細の需要区分
改訂需要日までに充足された数量改訂需要日までに計画可能な数量
オーダーの値計算済ファクト: 数量 * 価格

ソーシング分割率違反

このプロファイル・オプションは、分割ソーシング・ウィンドウのソーシング率と実績率間の許容範囲を指定するために使用します。 差異が許容範囲外の場合は、プランニング・ソルバーによって例外メッセージが発行されます。

計画範囲の最後のウィンドウがその他のすべてのウィンドウより短い場合は、プランニング・ソルバーによる例外メッセージは発行されません。

次は、この例外に対して表示される情報の一部です。

仕入先生産能力超過

計画期間バケットで、所要仕入先生産能力が使用可能仕入先生産能力を上回っています。

過負荷の量は、バケットの所要生産能力 - バケットの累積使用可能生産能力です。 負荷率はパーセントで、その計算は(所要数量 / 累積使用可能数量) * 100です。

プランニング・ソルバーによって、仕入先生産能力が、需要日からの生産能力の後方算入後、前方算入によって消費されます。 仕入先生産能力稼働率の計算は、消費される生産能力 / 1日当り仕入先生産能力です。 プランニング・ソルバーによって、稼働率が100%を超える日に対してのみこの例外メッセージが発行されます。

この例では、次のようになります。

-第0日第1日第2日第3日第4日第5日第6日第7日
仕入先生産能力1010101010101010
オーダー数量---40---30
消費される生産能力01010201010100
稼働率01001002001001001000

この例外に対して表示される情報の一部に、「日付:自」: 仕入先生産能力を超過する最初の計画期間バケットの開始日があります。

出力メトリック

メトリックの概要

メトリックは、計画品質の指標です。

これは、「分析」ビューに表示されます。

基本メトリック

プランニング・ソルバーによって、計画からのデータに基づいてこれらのメトリックが計算されます。

例外ベース・メトリック

これらのメトリックは、プランニング・ソルバーによって例外メッセージから(多くの場合は関連例外に関連付けられているファクトを集計することによって)導出されます。 これらのメトリックの例を次に示します。

基本メトリック

次に、プランニング・ソルバーによって計算される基本メトリックについて説明します。

購買計画オーダー数量

ディメンションの組合せは品目-組織-週です。

製造可能構成部品の可用性%

このメトリックは、Oracle Advanced Planning Command Centerに関連します。

ディメンションの組合せは次のとおりです。

次に対する完全有効手持である構成部品所要量の率。

計算は、合計構成部品所要量に対する手持の構成部品所要量の割合です。

製造可能オーダー%

このメトリックは、Oracle Advanced Planning Command Centerに関連します。

ディメンションの組合せは次のとおりです。

次に対する製造可能な(そのすべての構成部品が手持に完全にペグされている)オーダーの率。

計算は、合計製造オーダーに対する製造可能な製造オーダーの割合です。

導出安全在庫

導出安全在庫は、シード済の組合せであるすべて、組織および品目-組織でのみ表示できる数量です。 品目-組織は、Rapid Planningでメトリックを事前計算する必要があるディメンションです。

導出安全在庫の値は、数量に価格を乗算した値です。

充足レート(率)

納期どおりに充足される数量に基づいた最終需要の充足レート。 プランニング・ソルバーによって、品目-組織-顧客-サイトのレベルで計算されます。

納期どおりに充足される合計数量 / 需要の合計数量

予測数量

ディメンションの組合せは品目-組織-週です。

予測プルイン

このメトリックはプルイン機能に関係します。 シード済の組合せでのみ表示できます。

例外ファクト: 例外の件数

例外ファクト値(機能通貨): オーダーの値(数量 * 価格)

例外ファクト、改訂日までに充足される数量: 改訂需要日までに充足される数量

例外ファクト、需要日までに充足される数量: 改訂需要日までに充足される数量

表示用のシード済ディメンションの組合せ: すべて、組織、品目-組織。 Oracle Rapid Planningでは、品目-組織に対するメトリックを事前計算する必要があります。

総マージン %(率)

総マージン %(率)

内容は次のとおりです。

原価合計 = 製造原価 + 購買原価

プランニング・ソルバーによって、品目-組織-顧客-日のレベルで計算されます。 日付はオーダーの予定出荷日です。

社内購買オーダー/購買依頼数量

ディメンションの組合せは品目-組織-週です。

在庫回転率(比率)

標準原価での年間売上原価 / 平均予定使用可能残高

内容は次のとおりです。

年間売上原価 = (品目標準原価 * [計画内の独立需要数量 * 365]の合計) / 計画内の日数

平均予定使用可能残高 = 各バケットの開始値および終了値の平均

遅延オーダー比率(件数)

納期に充足されない最終需要明細の数の比率として測定される需要遅延。

プルイン予測の遅延補充

このメトリックはプルイン機能に関係します。 シード済の組合せでのみ表示できます。

例外ファクト: 例外の件数

例外ファクト値(機能通貨): オーダーの値(数量 * 価格)

例外ファクト、日数: 遅延日数

例外ファクト、数量: 遅延数量

表示用のシード済ディメンションの組合せ: すべて、組織、品目-組織。 Oracle Rapid Planningでは、品目-組織に対するメトリックを事前計算する必要があります。

プルイン受注の遅延補充

このメトリックはプルイン機能に関係します。 シード済の組合せでのみ表示できます。

例外ファクト: 例外の件数

例外ファクト値(機能通貨): オーダーの値(数量 * 価格)

例外ファクト、日数: 遅延日数

例外ファクト、数量: 遅延数量

表示用のシード済ディメンションの組合せ: すべて、組織、品目-組織。 Oracle Rapid Planningでは、品目-組織に対するメトリックを事前計算する必要があります。

製造計画オーダー数量

ディメンションの組合せは品目-組織-週です。

製造原価(機能通貨)

機能通貨での製造原価額

Rapid Planningに収集された標準原価は積み上げられません。

プランニング・ソルバーによって、品目-組織-日のレベルで計算されます。

定時オーダー %

納期に満たされない最終需要明細の数の比率として測定される、納期需要の率。

プランニング・ソルバーによって、品目-組織-顧客-日のレベルで計算されます。

計画オーダー数量

ディメンションの組合せは品目-組織-週です。

発注/購買依頼数量

ディメンションの組合せは品目-組織-週です。

購買原価(機能通貨)

機能通貨での購買原価額。

プランニング・ソルバーによって、品目-組織-仕入先-日のレベルで計算されます。

製造準備完了%

このメトリックは、Oracle Advanced Planning Command Centerに関連します。

ディメンションの組合せは次のとおりです。

製造準備が完了している(そのすべての構成部品が手持にペグされているが、全数量はペグされていない)オーダーの率。

計算は、合計製造オーダーに対する製造準備が完了している製造オーダーの割合です。

生産資源稼働率%(率)

計画バケット内の生産資源可用性に対する生産資源所要量の率としての生産資源稼働率

プランニング・ソルバーによって、生産資源-組織-日のレベルで計算されます。

収益(機能通貨)

[独立需要数量 * (定価 - 値引)]の合計

プランニング・ソルバーによって、品目カテゴリ-組織-顧客-日のレベルで計算されます。 日付はオーダーの予定出荷日です。

安全在庫違反日数(日数)

計画バケットの終了時点で在庫が最低安全在庫ターゲットを下回っている場合の日数。

プランニング・ソルバーによって、品目-組織-日のレベルで計算されます。

受注プルイン

このメトリックはプルイン機能に関係します。 シード済の組合せでのみ表示できます。

例外ファクト: 例外の件数

例外ファクト値(機能通貨): オーダーの値(数量 * 価格)

例外ファクト、改訂日までに充足される数量: 改訂需要日までに充足される数量

例外ファクト、需要日までに充足される数量: 改訂需要日までに充足される数量

表示用のシード済ディメンションの組合せ: すべて、組織、品目-組織。 Oracle Rapid Planningでは、品目-組織に対するメトリックを事前計算する必要があります。

受注数量

ディメンションの組合せは品目-組織-週です。

在庫欠品日数(日数)

在庫欠品合計日数

仕入先生産能力稼働率 %(率)

使用可能仕入先生産能力に対する必要な仕入先生産能力の率

プランニング・ソルバーによって、品目-組織-仕入先-日のレベルで計算されます。

ターゲット安全在庫

ターゲット安全在庫は、シード済の組合せであるすべて、組織および品目-組織でのみ表示できる数量です。 品目-組織は、Rapid Planningでメトリックを事前計算する必要があるディメンションです。

ターゲット安全在庫の値は、数量に価格を乗算した値です。

上位欠品構成部品

ディメンションの組合せは品目-組織です。

製造準備が完了している(そのすべての構成部品が手持にペグされているが、全数量はペグされていない)オーダーの率。

このメトリックのフィルタ基準には、最終品目カテゴリ、日付範囲、品目および組織を指定するためのフィルタを設定する必要があります。

計算は、全オーダーの構成部品のペグされた所要量の合計に対する非手持供給に対する構成部品のペグされた所要量の割合です。

上位欠品仕入先

ディメンションの組合せは品目-組織です。

製造準備が完了している(そのすべての構成部品が手持にペグされているが、全数量はペグされていない)オーダーの率。

このメトリックのフィルタ基準には、最終品目カテゴリ、日付範囲、品目および組織を指定するためのフィルタを設定する必要があります。

計算は、全オーダーの仕入先に対する購買所要量の合計に対する、非手持供給に対してペグされた仕入先に対する購買所要量の割合です。

需要合計数量

ディメンションの組合せは品目-組織-週です。

供給合計数量

ディメンションの組合せは品目-組織-週です。

転送計画オーダー数量

ディメンションの組合せは品目-組織-週です。

作業指示数量

ディメンションの組合せは品目-組織-週です。

プルイン・メトリック

次の表は、これまでに定義した例外に基づいた、プルイン機能に対して導入されているメトリックのリストの要約です。 この表にはメトリックの名称とタイプが記載されています。

SNメトリックの名称メトリック・タイプ
1プルイン受注の遅延補充(件数)数値
2プルイン受注の遅延補充(値)数値
3プルイン受注の遅延補充(日数)数値
4プルイン受注の遅延補充(数量)数値
5プルイン予測の遅延補充(件数)数値
6プルイン予測の遅延補充(値)数値
7プルイン予測の遅延補充(日数)数値
8プルイン予測の遅延補充(数量)数値
9受注プルイン(件数)数値
10受注プルイン(値)数値
11受注プルイン(改訂日別数量)数値
12受注プルイン(需要日別数量)数値
13予測プルイン(件数)数値
14予測プルイン(値)数値
15予測プルイン(改訂日別数量)数値
16予測プルイン(需要日別数量)数値