Oracle Web Applications Desktop Integratorインプリメンテーションおよび管理ガイド リリース12.2 部品番号: E60827-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
この付録では、次のトピックについて説明します。
一般的な問題は次のとおりです。
バージョン7.2では、リリース11および11iのみがサポートされます。リリース12以上はサポートされません。
いいえ。インストールする必要があるのは、Oracle E-Business SuiteおよびMicrosoft ExcelでサポートされているWebブラウザのみです。
新しいシード済インテグレータは、個別のパッチとして追加されます。 これらのパッチは、インテグレータに関連する製品とともに出荷されます。 Oracle E-Business Suite Desktop Integration Frameworkを使用して、カスタム・インテグレータを定義することもできます。 『Oracle E-Business Suite Desktop Integration Framework開発者ガイド』を参照してください。
.dbcファイルに定義されているGUESTユーザー名とOracle E-Business Suiteユーザー名を同じにすることはできません。 Oracle Web Applications Desktop Integratorフォーム機能を選択した場合、データベースへのゲスト・ログインは.dbc設定に基づいて実行されます。 Oracle Web Applications Desktop Integratorアプリケーションでは、ログイン名とパスワードの検証、シングル・サインオン(SSO)サーバーのサポートが有効になっていることを確認するためのプロファイル・オプションの取得などの処理を行う前に、データベースにログインする必要があります。 ゲスト・ユーザー・アカウントの詳細は、Oracle E-Business Suiteセキュリティ・ガイドのゲスト・ユーザー・アカウントに関する項を参照してください。
いいえ。現在、参照フィールドはサポートされていませんが、このOracle E-Business Suiteフレックスフィールド機能をサポートする予定はあります。 この機能の現在のステータスは、enhancement 2809958を参照してください。
はい。行数を増やしてさらにレコードを入力できます。 「スプレッドシートへの行の追加」を参照してください。
Oracle Web Applications Desktop Integratorは、トランザクション・ワークシート・アップロード用に設計されており、一括データ・アップロードでの使用は意図していません。 一括アップロードを実行する必要がある場合は、関連製品のドキュメントを確認して、そのようなアップロード用の製品で公開されているオープン・インタフェース表を評価する必要があります。 スプレッドシートの行数によって結果は異なりますが、Oracle Web Applications Desktop Integratorフレームワークは最大100,000行でテストされており、アップロードするデータ・セルの合計数、およびデスクトップ上のプロセッサ速度とメモリー(RAM)の量を決定します。 WinZipまたは7Zipを使用してデータを圧縮すると、アップロードできるレコード数が増えます。「アップロードするデータの圧縮」を参照してください。 約100,000行より多いデータ・セットの場合、他のアップロードおよびダウンロード方法を評価する必要があります。
ワークシート全体を別のワークブックにコピーすることはできません。ただし、あるワークシートから別のOracle Web Applications Desktop Integratorワークシートに行と列の値をコピーした後、データをアップロードすることはできます。 Excelは行と列のみをコピーするため、Oracle Web Applications Desktop Integratorでは、ワークシート全体のコピーはサポートされていません。 ワークシート全体をコピーする場合、Oracle Web Applications Desktop Integratorワークシートの背後のマクロ・コードは新しいシートにはコピーされません。
はい。 スプレッドシートは、別の言語を実行しているWindows VistaまたはWindows 7上のPC間でコピーできます。
分析ウィザード、予算ウィザード、仕訳ウィザード、レポート・ウィザードおよび勘定科目階層マネージャのWebバージョンは、Oracle General Ledger製品内で使用できます。 実地棚卸および資産ウィザード機能のWebバージョンは、Oracle Assets製品内にあります。 標準、可変およびFSGレポートの発行と公開は、Oracle Report Managerにあります。
技術的な問題は次のとおりです。
現在、Microsoft Excel 2007と2010がサポートされています。 Microsoft Excel 2010の場合、32ビット・リリースと64ビット・リリースの両方がサポートされています。 これらのバージョンには、ブラウザからOLEコマンドを受信できるVBAコードが含まれています。
Oracle E-Business Suiteではすべてのブラウザがサポートされています。
現在はサポートされていませんが、Apple Macintoshをサポートする作業が現在進行中です。
ICAは、デスクトップ層、中間層、データベース層を含む3層のフレームワークです。 Oracle Web Applications Desktop Integratorの場合、デスクトップ層はHTTPサーバーに直接接続します。 ビジネス・ロジックはJavaコンポーネントによって制御されます。Javaコンポーネントは該当するモジュールによって実行されます。 モジュールは必要に応じてデータ・サーバーに接続し、割り当てられたインストラクションを実行します。 Oracle Web Applications Desktop Integratorビジネス・ロジックおよびプロパティは、中間層にインストールされます。 中間層ではApacheリスナーが必要です。
デスクトップ層は、中間層のHTTPサーバーに直接接続します。 HTTP、HTTPS、SSLなどの標準のWebプロトコルを使用します。
Oracle E-Business Suiteソフトウェアおよびツールは、この層に配置され、管理されます。 この層により、各デスクトップ・クライアントにアプリケーション・ソフトウェアをインストールして保持する必要がなくなります。 コンポーネントを個別のホストに移動することで、ソフトウェアも負荷に対応する可能性があります。 一部のスクリーン・スクレイピング・テクノロジのようなグラフィカル情報を渡すのではなく、データのみを渡すことで、ネットワーク・トラフィックが少なく抑えられます。 Oracle Web Applications Desktop Integratorビジネス・ロジックは、中間層にインストールされます。
中間層とデータベース層は、SQL*Net、Net8またはJDBCを介して通信します。
データベース層はすべてのデータおよびデータ集中プログラムを保持し、すべてのデータのSQL要求を処理します。 この層のマシンはアプリケーション・ユーザーと直接通信するのではなく、これらの通信を仲介する中間層のマシン、またはデータベース層の他のサーバーと通信します。
マルチバイト環境を使用している場合、テキスト・ファイルをインポートする前に、テキスト・ファイルをUTF-8エンコーディングで保存する必要があります。
はい。 Oracle E-Business Suite環境で使用する場合、Oracle Web Applications Desktop IntegratorはSSOに対応しています。 Oracle Web Applications Desktop IntegratorとSSOの追加構成は不要です。
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