Oracle Financialsインプリメンテーション・ガイド リリース12 E05604-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
『Oracle Financialsインプリメンテーション・ガイド リリース12』へようこそ。
このマニュアルは、次の実務上の知識があることを前提としています。
ビジネス・エリアに関する原則と実務上の慣行
コンピュータ・デスクトップ・アプリケーションの使用方法と用語
Oracle Applicationsの使用経験がない場合は、Oracle Universityの研修サービスで提供されているOracle Applications研修クラスの1つ以上に出席することをお薦めします。
Oracle Applications製品情報の詳細は、「関連情報のソース」を参照してください。
アメリカ国内では、Oracleサポート・サービスへ24時間年中無休でテキスト電話(TTY)アクセスが提供されています。TTYサポートについては、(800)446-2398にお電話ください。
オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/を参照してください。
スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかしスクリーン・リーダーは括弧だけの行を読まない場合があります。
このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。
このマニュアルは、リリース12のDVDパックに同梱されているOracle Applications Document Libraryに収録されています。http://otn.oracle.com/documentationのOracle Technology Networkからソフトコピー・マニュアルをPDFファイルとしてダウンロードできます。Oracle E-Business Suiteリリース12のドキュメント・ライブラリには、リリース間で大幅に内容の変更されたドキュメントなど、最新情報が収録されています。このマニュアルの変更の完全な詳細が必要な場合は、OracleMetaLinkのオンライン・ドキュメントCDから改訂バージョンを入手できます。
このマニュアルで他のOracle Applicationsマニュアルに言及している場合は、リリース12のマニュアルのみを使用してください。
Oracle Applicationsリリース12の全マニュアルのリストは、OracleMetaLinkドキュメント394692.1の『Oracle Applications Documentation Resources, Release 12』を参照してください。
関連ドキュメント
次の関連マニュアルを手元に用意する必要があります。特定のインストールの要件によっては、他のマニュアルも必要になる場合があります。
『Oracle Applications概要』
このマニュアルは、Oracle E-Business Suiteリリース12の配置を計画中であるか構成の大幅変更を検討中の読者すべてを対象としています。Oracle Applicationsのアーキテクチャとテクノロジ・スタックの説明に続いて、特定の目標を達成する上で必要な処理の概要と選択可能なインストールおよび構成オプションがトピック別に説明されています。
『Oracle Applicationsフレックスフィールド・ガイド』
このマニュアルには、Oracle Applicationsの実装チームおよびOracle Applications製品データの保守担当ユーザーを対象とした、フレックスフィールドの計画、設定およびリファレンス情報が記載されています。また、フレックスフィールド・データに関するカスタム・レポートの作成に関する情報も記載されています。
『Oracle Applications インストレーション・ガイド: Rapid Installの使用方法』
このマニュアルは、Oracle Applicationsのインストールまたはアップグレード担当者を対象としています。Oracle Applicationsリリース12のフレッシュ・インストールを実行するため、またはリリース11iからリリース12へのアップグレードの一環としての、Rapid Installの実行手順が記載されています。また、テクノロジ・スタック・コンポーネントのみをインストールする特別な状況に該当する場合の必要なステップも説明されています。
『Oracle Applicationsメンテナンス・プロシージャ』
このマニュアルでは、ADメンテナンス・ユーティリティを使用して、無効なオブジェクトのコンパイル、パラレル処理するジョブの管理、スナップショット情報の保守などのタスクを完了する方法について説明します。このマニュアルは、『Oracle Applicationsの保守』(3冊セット)のうちの1冊です。『Oracle Applicationsの保守』には、『Oracle Applicationsパッチ・プロシージャ』と『Oracle Applicationsメンテナンス・ユーティリティ』も収録されています。
『Oracle Applicationsメンテナンス・ユーティリティ』
このマニュアルでは、Oracle Applicationsファイル・システムおよびデータベースの保守に使用するAD AdministrationやAD Controllerなどのユーティリティの使用方法について説明します。パラレル処理のモニタリングやApplicationsファイルの生成など、これらのユーティリティで実行する処理の概要を示します。このマニュアルは、『Oracle Applicationsの保守』(3冊セット)のうちの1冊です。『Oracle Applicationsの保守』には、『Oracle Applicationsパッチ・プロシージャ』と『Oracle Applicationsメンテナンス・プロシージャ』も収録されています。
『Oracle Applicationsパッチ・プロシージャ』
このマニュアルでは、AutoPatchを使用したOracle Applicationsファイル・システムおよびデータベースへのパッチ適用方法、およびAD Merge Patch、OAM Patch Wizard、OAM Registered Flagged Filesのような他のパッチ関連ツールの使用方法について説明します。パッチの種類と構造について説明し、最も一般的に使用される一部のパッチ・プロシージャの概要を示します。このマニュアルは、『Oracle Applicationsの保守』(3冊セット)のうちの1冊です。『Oracle Applicationsの保守』には、『Oracle Applicationsメンテナンス・ユーティリティ』と『Oracle Applicationsメンテナンス・プロシージャ』も収録されています。
『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』マニュアル・セット
このマニュアル・セットは、Oracle Applicationsシステム管理者を対象とした計画およびリファレンス情報を提供します。『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド - 構成』には、コンカレント・プログラムとマネージャの定義、Oracle Applications Managerの機能の有効化およびプリンタとオンライン・ヘルプの設定など、システム構成ステップに関する情報が記載されています。『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド - メンテナンス』には、Oracle Applications Managerによるシステムのモニター、コンカレント・マネージャとレポートの管理、診断ユーティリティの使用、プロファイル・オプションの管理およびアラートの使用など、日常的なタスクに関する情報が記載されています。『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド - セキュリティ』では、ユーザー管理、データ・セキュリティ、機能セキュリティ、監査およびセキュリティ構成が説明されています。
『Oracle Applicationsリリース11iから12へのアップグレード・ガイド』
このマニュアルは、リリース11iのOracle Applicationsシステム(テクノロジスタックおよび製品)のリリース12へのアップグレードを担当するデータベース管理者およびアプリケーション・スペシャリストを対象とした情報を提供します。アップグレード・ドライバの適用に関する情報に加えて、アップグレード前ステップとアップグレード後ステップの概要を示します。また、アップグレードの検証および停止時間の短縮に役立つ、製品固有の機能変更および推奨事項についても説明します。
『Oracle Advanced Global Intercompany System User's Guide』
このマニュアルでは、会社間ユーザーが使用できるセルフサービス・アプリケーションのページについて説明します。会社間の設定、会社間取引の入力、外部ソースからの取引のインポート、およびレポートの生成に関する情報も記載されています。
『Oracle Applications Multiple Organizations Implementation Guide』
このマニュアルでは、Oracle Applicationsにおける複数組織の概念を説明します。Oracle Applicationsで複数組織を設定して効果的に使用する方法を詳しく説明します。
『Oracle Financial Consolidation Hub User Guide』
このマニュアルでは、Oracle Financial Consolidation Hubを設定、保守およびトラブルシューティングする方法について説明します。エンティティ、カテゴリ、連結方法、連結ルール、会社間ルール、カレンダ・マップ、換算、連結階層、分析レポートおよびExcelアドインの各設定について説明しています。また、データの発行、連結の実行、取得と処分の会計処理、内部統制マネージャおよびWebADIスプレッドシートとの統合に関する章もあります。
『Oracle Financials and Oracle Procurement Functional Upgrade Guide: Release 11i to Release 12』
このマニュアルは、Oracle FinancialsおよびOracle Procurementの製品をリリース11iからリリース12にアップグレードした場合の機能的な影響に関する詳細な情報を提供します。このマニュアルは、『Oracle Applicationsリリース11iから12へのアップグレード・ガイド』を補足するマニュアルです。
『Oracle Financials Concepts Guide』
このマニュアルでは、Oracle Financialsの基本概念を説明します。このマニュアルの目的は、アプリケーションで使用する概念をユーザーに紹介し、ユーザーが実世界のビジネス、組織およびプロセスをアプリケーションで使用するビジネス、組織およびプロセスと比較できるように支援することです。
『Oracle General Ledgerインプリメンテーション・ガイド』
このマニュアルは、Oracle General Ledgerの実装方法に関する情報を提供します。会計フレックスフィールド、勘定科目およびカレンダの設定方法など、アプリケーションを使用するために必要な実装ステップの概要が記載されています。
『Oracle General Ledgerユーザーズ・ガイド』
このマニュアルは、Oracle General Ledgerの使用方法に関する情報を提供します。元帳、元帳通貨、予算および仕訳を作成して保守する方法が記載されています。また、財務レポートの実行方法に関する情報も記載されています。
『Oracle Payablesユーザーズ・ガイド』
このマニュアルでは、Oracle Payablesを使用して請求書を作成し、支払を実行する方法について説明します。さらに、仕入先の入力と管理、買掛/未払金オープン・インタフェースを使用した請求書のインポート、発注と受入の照合の管理、請求書への保留の適用および請求書の検証を実行する方法についても説明します。経費精算書、調達カードおよびクレジット・カードの管理方法に関する情報が記載されています。買掛/未払金取引の会計処理についても説明しています。
『Oracle Subledger Accountingインプリメンテーション・ガイド』
このマニュアルは、会計処理基準ビルダーなど、Oracle Subledger Accounting機能の設定情報を提供します。会計処理基準ビルダーを使用すると、Oracle補助元帳アプリケーションの補助元帳仕訳明細やアプリケーション会計定義を作成および変更できます。また、Oracle Subledger Accountingで使用できるレポートについて説明し、補助元帳仕訳の照会方法についても説明します。
『Oracle Trading Community Architectureユーザーズ・ガイド』
このマニュアルでは、Oracle Trading Community Architecture(TCA)について説明します。取引先コミュニティ・マネージャ職責からTCAの機能を使用して、TCA登録のデータを作成、更新、拡充および整備する方法について説明します。また、資源マネージャを使用して資源を定義および管理する方法も記載されています。
『Oracle Project Costing User Guide』
このマニュアルには、Oracle Project Costingに関する詳細な情報が記載されています。Oracle Project Costingは、各プロジェクトに対する原価の計算、原価を転記するGL勘定の決定など、プロジェクト支出を処理するためのツールを提供します。
Oracle Integration Repositoryは、Oracle E-Business Suiteアプリケーションにより公開されるサービス・エンドポイントに関する情報をコンパイルしたものです。Oracle E-Business Suiteのビジネス・サービス・インタフェースの完全なカタログを提供します。このツールを使用すると、ユーザーはあらゆるシステム、アプリケーションまたはビジネス・パートナとの統合に適したビジネス・サービス・インタフェースを容易に探して配置できます。
Oracle Integration RepositoryはE-Business Suiteに付属しています。インスタンスにパッチを適用すると、環境内のインタフェースの正確なバージョンに適したコンテンツでリポジトリが自動的に更新されます。
特に指示されている場合を除き、SQL*Plus、Oracle Data Browser、データベース・トリガーまたはその他のツールを使用して、Oracle Applicationsデータを変更しないことをお薦めします。
オラクル社では、Oracleデータベースへの情報の作成、記憶、変更、検索および保守に使用できる強力なツールを提供します。ただし、SQL*PlusのようなOracleツールを使用してOracle Applicationsデータを変更すると、データの整合性が損なわれたり、データの変更を監査できなくなるおそれがあります。
Oracle Applicationsの表は相互に関連付けられているので、Oracle Applicationsを使用して表を変更すると、一度に多数の表が更新されます。しかし、Oracle Applicationsを使用せずにOracle Applicationsデータを変更すると、1つの表のある行を変更した場合に、関連する表で反映させる必要のある変更が行われないことがあります。各表を相互に同期させていないと、誤った情報を検索したり、Oracle Applicationsで予測できない結果が生じる可能性があります。
Oracle Applicationsを使用してデータを変更すると、その変更が有効であるかどうかがOracleApplicationsにより自動的にチェックされます。Oracle Applicationsは、情報を変更したユーザーを記録することもできます。データベース・ツールを使用してデータベース表に情報を入力すると、無効な情報が記憶されることがあります。また、SQL*Plusや他のデータベース・ツールを使用したときは、変更履歴が記録されないため、情報の変更者を追跡できなくなります。