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Oracle Projects API, クライアント拡張およびオープン・インタフェース・リファレンス
リリース12
E05609-01
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はじめに

対象読者

『Oracle Projects API, クライアント拡張およびオープン・インタフェース・リファレンス リリース12』へようこそ。

このマニュアルには、Oracle Projectsの使用時に利用可能なAPI、クライアント機能拡張およびオープン・インタフェースを実装、保守および使用するために必要となる情報が記載されています。

Oracle Applications製品情報の詳細は、「関連情報のソース」を参照してください。

Oracleサポート・サービスへのTTYアクセス

アメリカ国内では、Oracleサポート・サービスへ24時間年中無休でテキスト電話(TTY)アクセスが提供されています。TTYサポートについては、(800)446-2398にお電話ください。

ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/を参照してください。

ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて

スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかしスクリーン・リーダーは括弧だけの行を読まない場合があります。

外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて

このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。

このマニュアルの構成

第1章「Oracle Projects API、クライアント機能拡張およびオープン・インタフェースの概要」

この章では、Oracle Projectsアプリケーションに付属のAPI、クライアント機能拡張およびオープン・インタフェースの概要を示します。


第2章「Oracle Projects APIの説明」

この章では、Oracle Projects APIの概要を示します。セキュリティ要件、エラー・メッセージおよび標準APIパラメータを説明します。


第3章「Oracle Project Foundation API」

この章では、次の情報用のAPIを実装する方法を説明します。


第4章「Oracle Project Costing API」

この章では、外部システムから資産をインタフェースして割り当てるAPIを実装する方法を説明します。


第5章「Oracle Project Billing API」

この章では、次の情報用のAPIを実装する方法を説明します。


第6章「Oracle Project Management API」

この章では、Oracle Project Management APIを実装する方法を説明します。


第7章「クライアント機能拡張の概要」

この章では、Oracle Projectsにおけるクライアント機能拡張の設計および記述に関して必要な情報をすべて説明します。


第8章「Oracle Project Foundationクライアント機能拡張」

この章では、Oracle Project Foundationアプリケーションのクライアント機能拡張を説明します。


第9章「Oracle Project Costingクライアント機能拡張」

この章では、Oracle Project Costingアプリケーションのクライアント機能拡張を説明します。


第10章「Oracle Project Billingクライアント機能拡張」

この章では、Oracle Project Billingアプリケーションのクライアント機能拡張を説明します。


第11章「Oracle Project Resource Managementクライアント機能拡張」

この章では、Oracle Project Resource Managementアプリケーションのクライアント機能拡張を説明します。


第12章「Oracle Project Managementクライアント機能拡張」

この章では、Oracle Project Managementアプリケーションのクライアント機能拡張を説明します。


第13章「Oracle Projectsオープン・インタフェース」

この章では、Oracle Projectsアプリケーションのオープン・インタフェースを説明します。


関連情報のソース

オンライン・マニュアル、研修、サポート・サービスなど、様々な情報のソースから選択して、Oracle Projectsの知識や理解を深めることができます。

統合リポジトリ

Oracle Integration Repositoryは、Oracle E-Business Suiteアプリケーションにより公開されるサービス・エンドポイントに関する情報をコンパイルしたものです。Oracle E-Business Suiteのビジネス・サービス・インタフェースの完全なカタログを提供します。このツールを使用すると、ユーザーはあらゆるシステム、アプリケーションまたはビジネス・パートナとの統合に適したビジネス・サービス・インタフェースを容易に探して配置できます。

Oracle Integration RepositoryはE-Business Suiteに付属しています。インスタンスにパッチを適用すると、環境内のインタフェースの正確なバージョンに適したコンテンツでリポジトリが自動的に更新されます。

全製品に関連するドキュメント

『Oracle Applicationsユーザーズ・ガイド』

このマニュアルでは、このリリースのOracle Projects(および他のすべてのOracle Applications製品)で利用可能なグラフィック・ユーザー・インタフェース(GUI)を使用したデータ入力、問合せ、レポートの実行およびナビゲートの方法が説明されています。また、ユーザー・プロファイルの設定、およびレポートやコンカレント・プログラムの実行と検討に関する情報も記載されています。

このユーザー・マニュアルにオンラインでアクセスするには、任意のOracle Applicationsヘルプ・ファイルから「Oracle Applicationsのスタート・ガイド」を選択します。

Oracle Projectsのドキュメント・セット

『Oracle Projectsインプリメンテーション・ガイド』

このマニュアルには、Oracle Projectsの実装に関する説明が記載されています。また、機能セキュリティ、メニュー、職責およびプロファイル・オプションを説明する付録も含まれています。

『Oracle Projects基礎』

『Oracle Projects基礎』には、Oracle Projects製品(Project Costing、Project Billing、Project Resource Management、Project ManagementおよびProject Portfolio Analysis)間で共通の基本設定が記載されています。また、Oracle Projectsソリューションに関する基本情報が説明されています。

このマニュアルには、ナビゲーション・パスの付録も含まれています。この付録では、Oracle Projectsソリューションの各ウィンドウへのアクセス方法が説明されています。

『Oracle Project Billing User Guide』

このマニュアルには、Oracle Project Billingを使用して、プロジェクトに対する収益および請求ルールの定義、収益の生成、請求書の作成を行う方法や、他のOracle Applicationsと統合して収益と請求書の処理、クライアント請求の処理、および契約プロジェクトの収益性の測定を行う方法が記載されています。

『Oracle Project Costing User Guide』

このマニュアルには、Oracle Project Costingに関する詳細な情報が記載されています。Oracle Project Costingには、各プロジェクトの原価計算、原価を転記するGL勘定科目の決定など、プロジェクト支出を処理するためのツールが用意されています。

『Oracle Project Managementユーザー・ガイド』

このマニュアルには、Oracle Project Managementを使用してライフサイクル(計画から実行、完了まで)を通じてプロジェクトを管理する方法が記載されています。

『Oracle Project Portfolio Analysis User Guide』

このマニュアルには、Oracle Project Portfolio Analysisを理解して使用するために必要となる情報が記載されています。プロジェクト・ポートフォリオ、計画サイクル、およびプロジェクト・ポートフォリオのプロジェクトをランク付けおよび選択するためのメトリックに関する情報が含まれています。

『Oracle Project Resource Management User Guide』

このマニュアルには、Oracle Project Managementの使用方法に関する情報が記載されています。プロジェクト資源のスタッフ、スケジューリングおよびレポートに関する情報が含まれています。

「Oracle Projects」用語集

この用語集には、すべてのOracle Projectsアプリケーションに共通の用語の定義が記載されています。Oracle Projectsのマニュアルで使用されている用語の意味がよくわからない場合は、この用語集で確認してください。この用語集は、Oracle Projectsのオンライン・ヘルプおよび『Oracle Projects基礎』マニュアル内にあります。

この製品に関連するユーザー・ガイド

『Oracle Assetsユーザーズ・ガイド』

このマニュアルには、Oracle Assetsの実装および使用方法に関する情報が記載されています。このマニュアルでは、減価償却台帳、減価償却方法および資産カテゴリの定義など、アプリケーションの使用に必要な実装ステップが説明されています。また、システムでの資産の設定、資産の保守、資産の除・売却と再稼働、減価償却、グループ減価償却、会計と税金会計、予算編成、オンライン照会、減損処理およびOracle Assetsレポートに関する情報も記載されています。さらに、アプリケーションの動作をカスタマイズするために設定可能なプロファイル・オプションの包括的なリストも含まれています。

『Oracle Business Intelligence Systemインプリメンテーション・ガイド』

このマニュアルには、Oracle Business Intelligence(BIS)の環境への実装に関する情報が記載されています。

『Oracle Financialsインプリメンテーション・ガイド』

このマニュアルには、Oracle Financials E-Business Suiteの実装方法に関する情報が記載されています。会計設定マネージャを使用して組織(法的エンティティとその会計処理を含む)を設定する方法が説明されています。また、会社間の会計処理や会計仕訳の連番の説明および例も記載されています。

『Oracle General Ledgerインプリメンテーション・ガイド』

このマニュアルには、Oracle General Ledgerの実装方法に関する情報が記載されています。会計フレックスフィールド、勘定科目およびカレンダの設定方法など、アプリケーションの使用に必要な実装ステップが説明されています。

『Oracle General Ledgerユーザーズ・ガイド』

このマニュアルには、Oracle General Ledgerの使用方法に関する情報が記載されています。元帳、元帳通貨、予算、仕訳の作成および保守方法が説明されています。また、財務レポートの実行に関する情報も記載されています。

『Oracle Grants Accounting User Guide』

このマニュアルには、Oracle Grants Accountingの実装および使用方法に関する情報が記載されています。取得項目タイプ、取得項目テンプレート、許可済原価予定表および間接費設定の定義など、アプリケーションの使用に必要な実装ステップが説明されています。また、Oracle Grants Accountingを使用して付与および資金供給されたプロジェクトを開始から最終レポートまで追跡する方法も説明されています。

Oracle HRMSのドキュメント・セット

このマニュアル・セットでは、従業員を定義して、営業単位および役職割当を付与する方法が説明されています。また、組織(営業単位)の設定方法も説明されています。Oracle HRMSをインストールしなくても、Oracle HRMSウィンドウを使用して従業員と組織を設定することが可能です。特に次のマニュアルは、従業員と営業単位を設定する際に役立ちます。

『Oracle Internet Expensesインプリメンテーションおよび管理ガイド』

このマニュアルでは、Oracle Internet Expensesの設定方法の詳細や、Oracle Internet ExpensesとE-Business Suiteの他のアプリケーション(Oracle Payables、Oracle Projectsなど)との統合について説明されています。また、ポリシーおよびレート予定表、クレジット・カード・ポリシー、監査自動化、費用スプレッドシートの設定方法など、アプリケーションの使用に必要な実装ステップが説明されています。このマニュアルには、Oracle Internet Expensesの機能を拡張するために使用できるクライアント機能拡張に関する詳細な情報も記載されています。

『Oracle Inventoryユーザーズ・ガイド』

Oracle Inventoryをインストールする場合は、このマニュアルを参照して、プロジェクト関連の在庫取引タイプの定義方法や、Oracle Inventoryで取引を入力する方法を確認してください。このマニュアルでは、Oracle InventoryからOracle General Ledgerに取引を転送する方法についても説明されています。

『Oracle Payablesインプリメンテーション・ガイド』

このマニュアルには、Oracle Payablesの実装方法に関する情報が記載されています。仕入先、支払、会計および税を設定するために必要な実装ステップが説明されています。

『Oracle Payablesユーザーズ・ガイド』

このマニュアルでは、Oracle Payablesを使用した請求書作成や支払実行の方法が説明されています。また、仕入先の入力と管理、買掛/未払金オープン・インタフェースを使用した請求書のインポート、発注照合および受入照合の管理、請求書への保留の適用、請求書の検証を行う方法も説明されています。このマニュアルには、経費精算書、調達カードおよびクレジット・カードの管理に関する情報が記載されています。さらに、買掛/未払金取引の会計についても説明されています。

『Oracle Paymentsインプリメンテーション・ガイド』

このマニュアルでは、Oracle E-Business Suiteの中央支払エンジンであるOracle PaymentsによってOracle Payablesからの請求書支払、Oracle Cash Managementからの銀行口座振替、Oracle Receivablesからのクレジット・カードおよび銀行口座決済などの取引が処理される方法が説明されています。また、受入および支払処理(それぞれ、資金取得および資金支出と呼ばれます)のためにOracle Paymentsを金融機関および支払システムと統合する方法についても説明されています。さらに、実装者を対象として、Oracle Paymentsの実装計画、Oracle Paymentsの構成と設定、取引のテスト、外部支払システムでのOracle Paymentsの使用方法が説明されています。

『Oracle Project Manufacturingインプリメンテーション・ガイド』

Oracle Project Manufacturingを使用すると、会社は製造原価および在庫をプロジェクトやタスクに関連付けることができます。Oracle Project Manufacturingを実装する場合は、このマニュアルを最初の情報源として利用してください。

『Oracle Property Manager Implementation Guide』

このマニュアルでは、Oracle Property Managerの実装方法と、システム・オプションの設定や参照コード、担当者、マイルストン、グループ化ルール、条件テンプレート、事業所階層の作成など、基本設定ステップの実行方法が説明されています。また、Oracle Property Managerを使用するために他のOracleアプリケーションで完了しておく必要がある設定ステップについても説明されています。

『Oracle Property Managerユーザーズ・ガイド』

このマニュアルでは、Oracle Property Managerを使用して不動産、空間割当、リース基本契約の作成および管理を行う方法が説明されています。

『Oracle Public Sector Advanced Features User Guide』

Oracle Public Sector Advanced Featuresは、公共部門の特定のニーズに対応するためにOracle Financialsの既存の機能を拡張する機能のオーバーレイです。このマニュアルには、Oracle Public Sectorの拡張機能の設定と使用に関する情報が記載されています。これらの機能には、マルチファンド売掛金、予算引当消込レポート、Governmental Accounting Standards Board(GASB)34/35資産勘定、拡張引当後残余予算額照会、引当後残余予算額詳細レポートおよび残余予算チェックAPIがあります。

『Oracle Purchasingユーザーズ・ガイド』

このマニュアルでは、購買依頼、様々なタイプの発注、見積、見積依頼、受入など、購買文書の作成および承認方法が説明されています。また、基本契約を通じた供給ベース、ソース・ルールおよび承認済仕入先リストの管理方法も説明されています。さらに、Oracle Workflowテクノロジとの統合により主要な調達プロセスの多くを自動化することで、ビジネス・ルールに基づいて購買文書を自動作成する方法が説明されています。

『Oracle Receivablesユーザーズ・ガイド』

このマニュアルには、Oracle Receivablesの使用方法に関する情報が記載されています。このマニュアルでは、取引および受取手形の作成と保守、入金の入力と適用、顧客情報の入力、収益の管理を行う方法が説明されています。また、Oracle Receivablesでの会計に関する情報も記載されています。標準ナビゲーション・パスの付録では、Oracle Receivablesの各ウィンドウへのアクセス方法が説明されています。

『Oracle Subledger Accountingインプリメンテーション・ガイド』

このマニュアルには、会計処理基準ビルダーなど、Oracle Subledger Accounting機能の設定情報が記載されています。会計処理基準ビルダーを使用すると、Oracle補助元帳アプリケーションに対して補助元帳仕訳明細およびアプリケーション会計定義の設定を作成および変更できます。このマニュアルでは、Oracle Subledger Accountingで利用可能なレポートや、補助元帳仕訳の照会方法についても説明されています。

『Oracle Time & Labor Implementation and User Guide』

このマニュアルでは、交代勤務時間などの勤務形態を取得して、その情報をOracle General LedgerやOracle Projectsなど、他のアプリケーションで使用可能にする方法が説明されています。

BISユーザーズ・ガイド・オンライン・ヘルプ

このマニュアルは、BISアプリケーションからのみオンライン・ヘルプとして利用できます。インテリジェンス・レポート、Discovererワークブックおよび実績管理フレームワークに関する情報が記載されています。

インストールおよびシステム管理

『Oracle Applications概要』

このマニュアルには、Oracle Applicationsの概念、機能、テクノロジ・スタック、アーキテクチャおよび用語の概要が記載されています。Oracle Applicationsのインストール前に最初に読むと役立つマニュアルです。

『Oracle Applicationsのインストール』

このマニュアルには、Oracle Applications製品のインストレーションを管理するための手順が記載されています。インストール・プロセスの大部分は、Oracle Rapid Installを使用して処理されます。これにより、必要なステップの多くを自動化することで、Oracle Applicationsおよびテクノロジ・スタックのインストール時間が最短になります。このマニュアルには、Oracle Rapid Installの使用手順と、インストールを終了するために実行する必要があるタスクの一覧が記載されています。このマニュアルは、個々の製品のユーザーズ・ガイドおよび実装ガイドとともに利用してください。

『Oracle Applicationsリリース11i から12へのアップグレード・ガイド』

このマニュアルは、Oracle Applicationsリリース11i 製品をリリース12にアップグレードする場合に参照してください。このマニュアルには、アップグレード・プロセスの説明と、データベースおよび製品に固有のアップグレード・タスクの一覧が示されています。リリース12にアップグレードするには、リリース11i を使用している必要があります。11i より前のリリースから直接リリース12にアップグレードすることはできません。

『Oracle Applicationsの保守』

このマニュアルは、AutoUpgrade、AutoPatch、AD Administration、AD Controller、AD Relink、ライセンス・マネージャなど、様々なADユーティリティを実行する際に役立ちます。このマニュアルには、ADユーティリティを実行するために必要な手順、スクリーンショットなどの情報が記載されています。また、Oracle Applicationsファイル・システムおよびデータベースの保守に関する情報も記載されています。

『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』

このマニュアルには、Oracle Applicationsシステム管理者を対象とした計画および参照情報が記載されています。セキュリティの定義、メニューやオンライン・ヘルプのカスタマイズ、およびコンカレント・プログラムの管理を行う方法に関する情報が記載されています。

『Oracle Alertユーザーズ・ガイド』

このマニュアルでは、Oracle Applicationsデータのステータスをモニターするために定期アラートとイベント・アラートを定義する方法が説明されています。

『Oracle Applications開発者ガイド』

このマニュアルには、Oracle Applicationsの開発スタッフが従っているコーディング標準が含まれています。『Oracle Applicationsフォーム・ベース製品のユーザー・インタフェース標準』に記載されているOracle Applicationsユーザー・インタフェースの実装に必要なOracle Application Object Libraryコンポーネントについて説明されています。また、フォームをOracle Applicationsと統合できるように、カスタムのOracle Forms Developerフォームを作成するための参考情報も記載されています。

その他のインプリメンテーション・ガイド

『Oracle Applicationsにおける複数組織』

このマニュアルでは、Oracle Applicationsの複数組織サポート機能を備えたOracle Projectsを設定および使用して、Oracle Projectsの単一インストレーションの実行時に様々な組織体系を定義してサポートできるようにする方法が説明されています。

『Oracle Workflow管理者ガイド』

このマニュアルでは、ワークフロー対応プロセスを含むOracle Applications製品に必要な設定ステップを完了する方法と、実行時ワークフロー・プロセスの進行をモニターする方法が説明されています。

『Oracle Workflow開発者ガイド』

このマニュアルでは、新規のワークフロー・ビジネス・プロセスを定義して、既存のOracle Applications埋込みワークフロー・プロセスをカスタマイズする方法が説明されています。また、ビジネス・イベントとイベント・サブスクリプションを定義およびカスタマイズする方法も説明されています。

『Oracle Workflowユーザーズ・ガイド』

このマニュアルでは、Oracle Applicationsユーザーがワークフロー通知を表示して応答する方法と、ワークフロー・プロセスの進行をモニターする方法が説明されています。

『Oracle Workflow APIリファレンス』

このマニュアルでは、Oracle Workflowにアクセスする開発者および管理者向けのAPIについて説明されています。

『Oracle Applicationsフレックスフィールド・ガイド』

このマニュアルには、Oracle Projectsの実装チームおよびOracle Applications製品データの保守担当ユーザーを対象とした、フレックスフィールドの計画、設定およびリファレンス情報が記載されています。また、フレックスフィールド・データに関するカスタム・レポートの作成に関する情報も記載されています。

Oracle eTechnical Reference Manuals

各eTechnical Reference Manual(eTRM)には、データベース・ダイアグラムと、特定のOracle Applications製品のデータベース表、フォーム、レポートおよびプログラムに関する詳細説明が記載されています。この情報は、既存アプリケーションからのデータを変換する際、Oracle ApplicationsデータをOracle以外のアプリケーションと統合する際およびOracle Applications製品のカスタム・レポートを記述する際に役立ちます。Oracle eTRMは、Oracle MetaLinkから入手できます。

『Oracle Applicationsフォーム・ベース製品のユーザー・インタフェース標準』

このマニュアルには、Oracle Applicationsの開発スタッフが従っているユーザー・インタフェース(UI)標準が記載されています。Oracle Applications製品のUIと、このUIをOracle Formsでビルドされたアプリケーションの設計に適用する方法が説明されています。

『Oracle Manufacturing APIs and Open Interfaces Manual』

このマニュアルには、他のOracle Manufacturingアプリケーションおよび他のシステムとの統合に関する最新情報が記載されています。また、Oracle Manufacturingに用意されているAPIおよびオープン・インタフェースも記載されています。

『Oracle Order Management Suite APIs and Open Interfaces Manual』

このマニュアルには、他のOracle Manufacturingアプリケーションおよび他のシステムとの統合に関する最新情報が記載されています。また、Oracle Order Management Suiteに用意されているAPIおよびオープン・インタフェースも記載されています。

研修およびサポート

研修

オラクル社では、お客様とお客様のスタッフがOracle Projectsを習得し、最大の生産性にすばやく到達するために役立つ完全な研修コースを提供しています。これらのコースは機能学習パスとして編成されているため、各自の役職や職責の分野に適したコースのみを受講していただけます。

教育環境には様々な選択肢があります。Oracle Universityで提供されるコースを、数多くのEducation Centerで受講できます。オラクル社の講師がお客様の施設で講習するよう手配したり、Oracle Universityのオンライン教育ユーティリティ、Oracle Learning Network(OLN)を利用したりすることが可能です。さらに、オラクル社の研修担当者が標準コースを調整したり、お客様のニーズに合わせてカスタム・コースを開発したりすることもできます。たとえば、お客様自身の施設で実施するカスタマイズされた研修セッションで、組織体系、用語およびデータを例として使用できます。

サポート

オンサイト・サポートから集中サポートまで、オラクル社の経験豊富な専門家チームが、Oracle Projectsを活用するために必要な支援と情報を提供します。このチームには、お客様の技術担当および会計主任が参加し、お客様のビジネス・エリア、Oracleサーバーの管理、お客様のハードウェアおよびソフトウェア環境に関する専門知識を持つオラクル社のコンサルタントおよびサポート・スペシャリストのスタッフが多数所属しています。

データベース・ツールによるOracle Applicationsデータの変更の禁止

特に指示されている場合を除き、SQL*Plus、Oracle Data Browser、データベース・トリガーまたはその他のツールを使用して、Oracle Applicationsデータを変更しないことをお薦めします。

オラクル社では、Oracleデータベースへの情報の作成、格納、変更、検索および保守に使用できる強力なツールを提供します。ただし、SQL*PlusのようなOracleツールを使用してOracle Applicationsデータを変更すると、データの整合性が損われたり、データの変更を監査できなくなるおそれがあります。

Oracle Applicationsの表は相互に関連付けられているので、Oracle Applicationsを使用して表を変更すると、一度に多数の表が更新されます。しかし、Oracle Applicationsを使用せずにOracle Applicationsデータを変更すると、1つの表のある行を変更した場合に、関連する表で反映させる必要のある変更が行われないことがあります。各表を相互に同期させていないと、誤った情報を検索したり、Oracle Applicationsで予測できない結果が生じる可能性があります。

Oracle Applicationsを使用してデータを変更すると、その変更が有効であるかどうかがOracle Applicationsにより自動的にチェックされます。Oracle Applicationsは、情報を変更したユーザーも記録することもできます。データベース・ツールを使用してデータベース表に情報を入力すると、無効な情報が記憶されることがあります。また、SQL*Plusや他のデータベース・ツールを使用したときは、変更履歴が記録されないため、情報の変更者を追跡できなくなります。