| Oracle Projects API, クライアント拡張およびオープン・インタフェース・リファレンス リリース12 E05609-01 | 目次 | 前へ | 次へ |
この章では、Oracle Projectsアプリケーションに付属のAPI、クライアント機能拡張およびオープン・インタフェースの概要を示します。
この章では、次のトピックを説明します。
Oracle Projects統合ツールは、他のOracleアプリケーションまたは独自のアプリケーションからデータを取得したり、必要な書式変換を定義したり、Oracle Projectsにデータを送ったりできるようにする、強力かつ柔軟なツールです。
Oracle Projectsアプリケーションには、アプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)、クライアント機能拡張およびオープン・インタフェースが用意されており、ユーザーは次の操作を実行できます。
Oracle Applicationsへのレガシー・データのインポート
ユーザー作成の外部アプリケーション、他のコンピュータ上のアプリケーション、さらに仕入先および顧客のアプリケーションとOracle Projectsとのリンク
Oracle Projects機能のビジネスに適合するための拡張
アプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)は、外部システム内の情報に基づいたプロジェクトの作成など、個々の関数を実行するプロシージャです。Oracle ProjectsのユーザーはパブリックAPIを使用して、Oracle Projectsを外部システムと統合できます。
APIはユーザーが作成したプログラムによって呼び出されます。API内のコードは変更できません。
Oracle Projects APIの詳細は、第2部「Oracle Projects API」で説明します。
クライアント機能拡張は、Oracle Projectsの機能をビジネス・ニーズに対応して拡張するために変更可能なプロシージャです。クライアント機能拡張プロシージャのそれぞれが、労務取引での直接費金額の導出など、特定のタスクを実行します。
クライアント機能拡張のコードを変更して、会社のビジネス・ルールを自動化できます。
Oracle Projectsクライアント機能拡張の詳細は、第3部「Oracle Projectsクライアント機能拡張」で説明します。
オープン・インタフェースは、製品内のインタフェースを使用して外部システムからデータを移行できるようにするパブリックAPIです。
Oracle Projectsの取引インポート・オープン・インタフェースを利用すると、外部原価収集システムからOracle Projectsに取引をロードできます。
取引インポートの詳細は、第4部「Oracle Projectsオープン・インタフェース」で説明します。