Oracle Projects API, クライアント拡張およびオープン・インタフェース・リファレンス リリース12 E05609-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
この章では、次のAPIの実装方法について説明します。
基本契約および資金
イベント
この章では、次のトピックについて説明します。
基本契約および資金APIは、外部システムが基本契約を挿入、更新、削除するためのオープン・インタフェースを提供するとともに、1つの基本契約から任意の数のプロジェクトまたは最上位レベルのタスクに資金を割り当てます。
このAPIを使用して実行される処理は、データ・レベル・セキュリティ(管理処理)の対象となります。ただし、機能セキュリティは強制実行されません。Oracle Projectsと同レベルのセキュリティを確保するために、APIはOracle Applicationsでしか実行できないようになっています。これにより、データベースにログインして、有効な職責を選択すると、その職責で許可されているAPIにのみアクセスが可能になります。
これらのAPIを使用すると、基本契約および資金調達フォームから構成要素をコピーして、基本契約や資金を作成および保守することができます。
次の「管理処理」が、基本契約/資金API機能に新しく追加されました。
基本契約の更新
基本契約の削除
資金の追加
資金の更新
資金の削除
管理処理の詳細は、『Oracle Projectsユーザーズ・ガイド』の「管理処理」ウィンドウに関する項を参照してください。
次の表に、基本契約および資金APIにパラメータ・データを提供するビューを示します。ビューの詳細は、OracleMetaLinkで入手可能なOracle eTRMを参照してください。
ビュー | 説明 |
---|---|
PA_AGREEMENT_TYPE_LOV_V | 有効な基本契約タイプの取得 |
PA_TERMS_LOV_V | 顧客条件の取得 |
PA_OWNED_BY_LOV_V | 有効な従業員の取得 |
PA_CUSTOMERS_LOV_V | 有効な顧客名および顧客番号の取得 |
この項では、次のプロシージャについて説明します。これらのプロシージャは、パブリックAPIパッケージPA_AGREEMENT_PUBにあります。
この項では、基本契約および資金APIについて、ビジネス・ルールおよびパラメータを含めて説明します。
このAPIは、基本契約とそれに関連する資金を作成します。
注意: このAPIを使用するには、PL/SQL表とユーザー定義レコードをサポートしているデータベース環境が必要です(たとえば、Oracle Server 7.3およびPL/SQL 2.3)。このデータベース環境がない場合は、pa_agreement_pub_ packageで提供されているロード-実行-フェッチAPIを使用してください。
値リスト
顧客番号
基本契約タイプ
基本契約番号
条件名
収益制限
有効な従業員
このプロシージャのすべてのパラメータの説明は、Oracle Integration Repositoryで参照できます。Oracle Integration Repositoryは、このマニュアルの「はじめに」で説明されています。
このプロシージャの必須パラメータは次のとおりです。
P_API_VERSION_NUMBER
P_PM_PRODUCT_CODE
P_AGREEMENT_IN_REC
このAPIは、基本契約とそれに関連する資金を削除します。
資金が基本編成済である場合、基本契約は削除できません。
次の見越金額または請求済額を確認します。
基本契約金額 >= 合計資金金額 >=0
および
合計資金金額 >= 見越金額または請求済額
このプロシージャのすべてのパラメータの説明は、Oracle Integration Repositoryで参照できます。Oracle Integration Repositoryは、このマニュアルの「はじめに」で説明されています。
このプロシージャの必須パラメータは次のとおりです。
P_API_VERSION_NUMBER
P_PM_PRODUCT_CODE
P_PM_AGREEMENT_REFERENCE
P_AGREEMENT_ID
このAPIは、基本契約とそれに関連する資金を更新します。
基本編成済金額と未基本編成金額の合計が見越金額または請求済額の収益より少ない要約プロジェクト資金が1つでも存在する場合は、APIで収益または請求書の制限を変更できません。
基本契約金額は、基本編成済金額と未基本編成金額の合計より少なくすることはできません。
基本契約に資金が1つある場合、顧客を変更できません。
値リスト
顧客番号
基本契約タイプ
基本契約番号
条件名
収益制限
有効な従業員
このプロシージャのすべてのパラメータの説明は、Oracle Integration Repositoryで参照できます。Oracle Integration Repositoryは、このマニュアルの「はじめに」で説明されています。
このプロシージャの必須パラメータは次のとおりです。
P_API_VERSION_NUMBER
P_MSG_COUNT
P_MSG_DATA
P_RETURN_STATUS
P_PM_PRODUCT_CODE
P_AGREEMENT_IN_REC
APIプロシージャPA_AGREEMENT_PUB.CREATE_BASELINE_BUDGETは、承認済収益予算を作成して基本編成し、プロジェクトの資金を基本編成します。このプロシージャは、PA_BUDGET_PUB.CREATE_DRAFT_BUDGETプロシージャを呼び出して予算を作成し、PA_BUDGET.BASELINE_BUDGETプロシージャを呼び出して予算を基本編成します。
プロジェクトに対して「予算なしで資金の基本編成」を有効にしておく必要があります。この機能をプロジェクトに対して有効にするには、「収益および請求情報」ウィンドウを使用します。
プロジェクトの資金がプロジェクト・レベルで割り当てられている場合、プロシージャはシステム定義の予算入力方法「プロジェクト基本編成」を使用する承認済収益予算を作成します。この予算入力方法は、プロジェクト・レベルで予算を割り当て、資源リストは使用しません。
プロジェクトの資金が最上位タスク・レベルで割り当てられている場合、プロシージャはシステム定義の予算入力方法「タスク基本編成」を使用する承認済収益予算を作成します。この予算入力方法は、最上位タスク・レベルで予算を割り当て、資源リストは使用しません。
予算の通貨には、プロジェクト機能通貨が使用されます。
付加フレックスフィールドが予算に対して定義されている場合、それらをパラメータとして渡すことができます。
予算APIに関連付けられているビジネス・ルールはすべて実行されます。
このプロシージャのすべてのパラメータの説明は、Oracle Integration Repositoryで参照できます。Oracle Integration Repositoryは、このマニュアルの「はじめに」で説明されています。
このプロシージャの必須パラメータは次のとおりです。
P_API_VERSION_NUMBER
P_MSG_COUNT
P_MSG_DATA
P_RETURN_STATUS
P_PM_PRODUCT_CODE
P_PA_PROJECT_ID
このAPIは、資金を基本契約に追加します。
プロジェクトの資金が複数の顧客から供給されている場合、タスク・レベルで資金を割り当てることはできません。
プロジェクトの資金が1件の顧客から供給されている場合、複数の基本契約でエラー・メッセージが生成されます。
プロジェクト・タイプが「契約」ではない場合、資金金額はゼロにする必要があります。
資金が基本編成済である場合、資金金額は更新できません。
プロジェクトの請求書処理通貨が資金通貨として定義されている場合、複数の通貨でプロジェクトの資金調達を行うことはできません。
資金レベルのチェック: プロジェクト・レベルに資金が存在する場合、最上位タスク・レベルでさらに資金を割り当てることはできません。1つのプロジェクトに設定できる資金レベルは1つのみです。
次の見越金額または請求済額を確認します。
基本契約金額 >= 合計資金金額 >=0
および
合計資金金額 >= 見越金額または請求済額
このプロシージャのすべてのパラメータの説明は、Oracle Integration Repositoryで参照できます。Oracle Integration Repositoryは、このマニュアルの「はじめに」で説明されています。
このプロシージャの必須パラメータは次のとおりです。
P_API_VERSION_NUMBER
P_PM_PRODUCT_CODE
P_PM_FUNDING_REFERENCE
P_FUNDING_ID
P_PA_PROJECT_ID
P_AGREEMENT_ID
P_ALLOCATED_AMOUNT
このAPIは、基本契約から資金を削除します。
資金が基本編成済である場合、基本契約は削除できません。
次の見越金額または請求済額を確認します。
基本契約金額 >= 合計資金金額 >=0
および
合計資金金額 >= 見越金額または請求済額
このプロシージャのすべてのパラメータの説明は、Oracle Integration Repositoryで参照できます。Oracle Integration Repositoryは、このマニュアルの「はじめに」で説明されています。
このプロシージャの必須パラメータは次のとおりです。
P_API_VERSION_NUMBER
P_PM_PRODUCT_CODE
P_PM_FUNDING_REFERENCE
P_FUNDING_ID
このAPIは、基本契約の資金を更新します。
プロジェクトの資金が複数の顧客から供給されている場合、タスク・レベルで資金を割り当てることはできません。
プロジェクトの資金が1件の顧客から供給されている場合、複数の基本契約でエラー・メッセージが生成されます。
プロジェクト・タイプが「契約」ではない場合、資金金額はゼロにする必要があります。
資金が基本編成済である場合、資金金額は更新できません。
プロジェクトの請求書処理通貨が資金通貨として定義されている場合、複数の通貨でプロジェクトの資金調達を行うことはできません。
資金レベルのチェック: プロジェクト・レベルに資金が存在する場合、最上位タスク・レベルでさらに資金を割り当てることはできません。1つのプロジェクトに設定できる資金レベルは1つのみです。
次の見越金額または請求済額を確認します。
基本契約金額 >= 合計資金金額 >=0
および
合計資金金額 >= 見越金額または請求済額
このプロシージャのすべてのパラメータの説明は、Oracle Integration Repositoryで参照できます。Oracle Integration Repositoryは、このマニュアルの「はじめに」で説明されています。
このプロシージャの必須パラメータは次のとおりです。
P_API_VERSION_NUMBER
P_PM_PRODUCT_CODE
P_PM_FUNDING_REFERENCE
P_FUNDING_ID
P_AGREEMENT_ID
このAPIは、新規基本契約の作成や既存基本契約の更新を行うロード-実行-フェッチ・プロシージャで使用されるグローバル表を設定します。
パラメータ: なし
このAPIは、基本契約をPL/SQLレコードにロードします。
このプロシージャのすべてのパラメータの説明は、Oracle Integration Repositoryで参照できます。Oracle Integration Repositoryは、このマニュアルの「はじめに」で説明されています。
このプロシージャの必須パラメータは次のとおりです。
P_API_VERSION_NUMBER
P_PM_AGREEMENT_REFERENCE
P_AGREEMENT_ID
P_CUSTOMER_ID
P_CUSTOMER_NAME
P_CUSTOMER_NUM
P_AGREEMENT_NUM
P_AGREEMENT_TYPE
P_AMOUNT
P_TERM_ID
P_TERM_NAME
P_OWNED_BY_PERSON_ID
P_OWNED_BY_PERSON_NAME
このAPIは、資金をPL/SQL表にロードします。
このプロシージャのすべてのパラメータの説明は、Oracle Integration Repositoryで参照できます。Oracle Integration Repositoryは、このマニュアルの「はじめに」で説明されています。
このプロシージャの必須パラメータは次のとおりです。
P_API_VERSION_NUMBER
P_PM_FUNDING_REFERENCE
P_FUNDING_ID
P_AGREEMENT_ID
P_PROJECT_ID
P_ALLOCATED_AMOUNT
このAPIは、ロード・フェーズ時にグローバル表に保存されたデータを使用して、資金付きの基本契約を作成します。
値リスト
顧客番号
基本契約タイプ
基本契約番号
条件名
収益制限
有効な従業員
このプロシージャのすべてのパラメータの説明は、Oracle Integration Repositoryで参照できます。Oracle Integration Repositoryは、このマニュアルの「はじめに」で説明されています。
このプロシージャの必須パラメータは次のとおりです。
P_API_VERSION_NUMBER
P_PM_PRODUCT_CODE
P_AGREEMENT_ID_OUT
P_CUSTOMER_ID_OUT
このAPIは、ロード・フェーズ時にグローバル表に保存されたデータを使用して、資金付きの基本契約を更新します。
基本編成済金額と未基本編成金額の合計が見越金額または請求済額の収益より少ない要約プロジェクト資金が1つでも存在する場合は、APIで収益または請求書の制限を変更できません。
基本契約金額は、基本編成済金額と未基本編成金額の合計より少なくすることはできません。
基本契約に資金が1つある場合、顧客を変更できません。
値リスト
顧客番号
基本契約タイプ
基本契約番号
条件名
収益制限
有効な従業員
このプロシージャのすべてのパラメータの説明は、Oracle Integration Repositoryで参照できます。Oracle Integration Repositoryは、このマニュアルの「はじめに」で説明されています。
このプロシージャの必須パラメータは次のとおりです。
P_API_VERSION_NUMBER
P_PM_PRODUCT_CODE
このAPIは、資金の作成時に返され、グローバルPL/SQL表に保存されているreturn_statusを取得します。
このプロシージャのすべてのパラメータの説明は、Oracle Integration Repositoryで参照できます。Oracle Integration Repositoryは、このマニュアルの「はじめに」で説明されています。
このプロシージャの必須パラメータは次のとおりです。
P_API_VERSION_NUMBER
P_FUNDING_INDEX
このAPIは、初期化時に設定されたグローバル変数を消去します。
このAPIは、基本契約が削除可能かどうかを確認します。
資金が基本編成済である場合、基本契約は削除できません。
次の見越金額または請求済額を確認します。
基本契約金額 >= 合計資金金額 >=0
および
合計資金金額 >= 見越金額または請求済額
このプロシージャのすべてのパラメータの説明は、Oracle Integration Repositoryで参照できます。Oracle Integration Repositoryは、このマニュアルの「はじめに」で説明されています。
このプロシージャの必須パラメータは次のとおりです。
P_API_VERSION_NUMBER
P_PM_AGREEMENT_REFERENCE
P_AGREEMENT_ID
このAPIは、資金が追加可能かどうかを確認します。
プロジェクトの資金が複数の顧客から供給されている場合、タスク・レベルで資金を割り当てることはできません。
プロジェクトの資金が1件の顧客から供給されている場合、複数の基本契約でエラー・メッセージが生成されます。
プロジェクトの請求書処理通貨が資金通貨として定義されている場合、複数の通貨でプロジェクトの資金調達を行うことはできません。
プロジェクト・タイプが「契約」ではない場合、資金金額はゼロにする必要があります。
資金が基本編成済である場合、資金金額は更新できません。
資金レベルを有効にする必要があります。プロジェクト・レベルに資金が存在する場合、最上位タスク・レベルでさらに資金を割り当てることはできません。1つのプロジェクトに設定できる資金レベルは1つのみです。
見越金額/請求済額を有効にする必要があります。
基本契約金額 >= 合計資金金額 >=0
および
合計資金金額 >= 見越金額または請求済額
このプロシージャのすべてのパラメータの説明は、Oracle Integration Repositoryで参照できます。Oracle Integration Repositoryは、このマニュアルの「はじめに」で説明されています。
このプロシージャの必須パラメータは次のとおりです。
P_API_VERSION_NUMBER
P_PM_AGREEMENT_REFERENCE
P_AGREEMENT_ID
P_PM_FUNDING_REFERENCE
P_TASK_ID
P_PROJECT_ID
このAPIは、資金が削除可能かどうかを確認します。
資金が基本編成済である場合、基本契約は削除できません。
次の見越金額または請求済額を確認します。
基本契約金額 >= 合計資金金額 >=0
および
合計資金金額 >= 見越金額または請求済額
このプロシージャのすべてのパラメータの説明は、Oracle Integration Repositoryで参照できます。Oracle Integration Repositoryは、このマニュアルの「はじめに」で説明されています。
このプロシージャの必須パラメータは次のとおりです。
P_API_VERSION_NUMBER
P_PM_FUNDING_REFERENCE
P_FUNDING_ID
このAPIは、資金が追加可能かどうかを確認します。
プロジェクトの資金が複数の顧客から供給されている場合、タスク・レベルで資金を割り当てることはできません。
プロジェクト・タイプが「契約」ではない場合、資金金額はゼロにする必要があります。
資金が基本編成済である場合、資金金額は更新できません。
プロジェクトの請求書処理通貨が資金通貨として定義されている場合、複数の通貨でプロジェクトの資金調達を行うことはできません。
資金レベルを確認します。
タスクIDがない場合、タスク・レベルで資金を割り当てることはできません。
タスクIDがない場合、プロジェクト・レベルで資金を割り当てることはできません。
見越金額または請求済額を確認します。
基本契約金額 >= 合計資金金額 >=0、および
合計資金金額 >= 見越金額または請求済額
このプロシージャのすべてのパラメータの説明は、Oracle Integration Repositoryで参照できます。Oracle Integration Repositoryは、このマニュアルの「はじめに」で説明されています。
このプロシージャの必須パラメータは次のとおりです。
P_API_VERSION_NUMBER
P_PM_PRODUCT_CODE
P_PM_FUNDING_REFERENCE
P_FUNDING_ID
P_PM_AGREEMENT_REFERENCE
P_AGREEMENT_ID
次の例では、Oracle Projectsとシステムに入力された基本契約および資金情報との間のインタフェースを作成する方法を説明します。会社のビジネス・ニーズに応じて、プロジェクトAPIの実装の複雑度は、ここで示す使用例とは若干異なる場合があります。例を参照する際には、このマニュアル内の他の情報も必要に応じて参照してください。
基本契約および資金APIの詳細は、「基本契約および資金API」を参照してください。
ほとんどのOracle Projects APIでは、入力パラメータと出力パラメータの標準セットが使用されます。これらのパラメータの詳細は、「標準APIパラメータ」を参照してください。
複合データ型を使用せずにプロジェクトを作成するためのPL/SQLコードの例は、「ロード-実行-フェッチAPIを使用したプロジェクトの作成」を参照してください。
Oracle Projectsデータへのアクセス時に正しいセキュリティを確保するには、「セキュリティ要件」のステップに従ってください。
Oracle Projectsで基本契約を作成するために次の情報を収集します。
基本契約参照- 基本契約の一意の識別子
顧客- Oracle Projectsにおける有効な顧客
基本契約タイプ- Oracle Projectsにおける有効な基本契約タイプ
基本契約条件- Oracle Projectsにおける有効な基本契約条件
基本契約の所有者- Oracle Projectsにおける有効な従業員
また、次のビューを使用して、基本契約情報を収集するための値のリストを取得することもできます。
PA_AGREEMENT_TYPE_LOV_V
PA_TERMS_LOV_V
PA_OWNED_BY_LOV_V
PA_CUSTOMERS_LOV_V
ツールによっては、複合データ型を使用するAPIを呼び出せないものもあります。複合データ型をサポートしないツールは、補足的なロード-実行-フェッチAPIを呼び出す必要があります。ロード-実行-フェッチAPIには、データの初期化、ロード、実行、フェッチおよび消去を行うプロシージャが含まれています。
これらのAPIは、複合データ型パラメータをサポートしていないツールを使用する場合にのみ使用してください。ツール(たとえば、Oracle PL/SQLバージョン2.3以上)で複合データ型パラメータをサポートしている場合、CREATE_AGREEMENTおよびADD_FUNDING APIを直接呼び出せます。次に、基本契約および資金のロード-実行-フェッチ・プロシージャの流れを示します。
基本契約の初期化(INIT_AGREEMENT)
基本契約のロード(LOAD_AGREEMENT)
資金のロード(LOAD_FUNCING)
基本契約の作成の実行(EXECUTE_CREATE_AGREEMENT)
資金のフェッチ(Fetch Funding)
基本契約の消去(CLEAR_AGREEMENT)
上の例では、INIT_AGREEMENTで、基本契約および資金データが一時的に保存されていたサーバー側のグローバルPL/SQL表がリセットされます。これらの表を設定したら、LOAD_AGREEMENTを使用して、基本契約データをOracle Projectsデータベースに移動できます。
また、新規の基本契約を作成する際に、このプロシージャは、外部システムの基本契約を識別する一意の参照コードであるパラメータP_PM_AGREEMENT_REFERENCEを渡す必要があります。
基本契約関連のデータをサーバーにインタフェースしてから、LOAD_FUNDINGを呼び出して、資金関連のデータをサーバー側のグローバルPL/SQL表にインタフェースします。LOAD_FUNDINGは、基本契約の各資金ごとに呼び出します。
重要: 各資金では、少なくとも次の情報を指定する必要があります。
資金調達参照(P_PM_FUNDING_REFERENCE): 外部システムの資金を識別する一意の参照コード
基本契約ID(P_AGREEMENT_ID): 資金を作成する必要がある基本契約の識別子
プロジェクトID(P_PROJECT_ID): 資金を作成する必要があるプロジェクトの識別子
タスクID(P_TASK_ID): タスク・レベルの資金について、資金を作成する必要があるタスクの識別子
ロード・プロシージャによって基本契約および資金データがOracle ProjectsのグローバルPL/SQL表に正常に移動された後、EXECUTE_CREATE_AGREEMENTプロシージャを呼び出して、グローバルPL/SQL表にインタフェースした基本契約および資金データを処理します。標準入出力パラメータに加えて、この実行プロシージャでは、次のパラメータが必要です。
入力パラメータ
P_PM_PRODUCT_CODE - 基本契約をエクスポートする製品の識別コード。製品(外部システム)をソースとして設定する方法については、Oracle Projectsでの製品の設定に関する項を参照してください。
出力パラメータ
P_AGREEMENT_ID - 新規基本契約に対する一意のOracle Projects識別コード
P_CUSTOMER_ID - 基本契約が作成された一意のOracle Projects顧客ID
ロードおよび実行プロシージャによってOracle Projectsに基本契約と資金を作成した後、FETCH_FUNDINGを使用して、Oracle Projectsからそれぞれ一意の資金識別コードを返します。
このプロシージャのキー入力パラメータは、単一資金を指すP_FUNDING_INDEXで、出力パラメータはP_FUNDING_IDとP_PM_FUNDING_REFERENCEです。
資金ごとにプロシージャを呼び出すには、P_FUNDING_INDEXをステップ変数(1から資金の合計数まで)とするループ内でFETCH_FUNDINGを呼び出す単純なプログラムを記述できます。出力パラメータP_RETURN_STATUSは、APIが特定の資金を正常に処理したか(「S」)どうかを示します。パラメータが「E」または「U」を返す場合、資金によってエラーが発生しており、フェッチ・プロシージャを中止して関連エラー・メッセージを取得する必要があります。フェッチAPIは、エラー・メッセージを返しません。かわりに、次のステップで説明するように、GET_MESSAGESを使用してエラー・テキストを取得します。
どのOracle Projects APIにも、次の2つの標準出力パラメータが含まれています。
P_RETURN_STATUS - APIが正常に実行されたかどうかを示します。
P_MSG_COUNT - APIの実行中に検出されたエラー数を示します。
APIで検出されたエラーが1つの場合、APIによってエラー・メッセージ・テキストが返されます。複数のエラーが検出された場合は、GET_MESSAGESを使用して、エラー・メッセージを取得します。詳細は、「GET_MESSAGES」を参照してください。
フェッチ・プロシージャの実行とエラー・メッセージの取得が終わったら、API CLEAR_AGREEMENTを呼び出してロード-実行-フェッチ・プロセスを終了し、データベースに対する変更を保存するかロールバックします。
次のサンプルPL/SQLコードは、ロード-実行-フェッチAPIを使用して基本契約を作成するスクリプトです。ロード-実行-フェッチAPIでは、標準のデータ型(VARCHAR2、NUMBERおよびDATE)のパラメータを使用します。これらのAPIでは、複合データ型は使用しません。
複合データ型をサポートするツールまたは製品を使用して基本契約を作成するには、「複合データ型APIを使用した基本契約の作成」を参照してください。
DECLARE
--API standard parameters
l_api_version_number NUMBER :=1.0;
l_commit VARCHAR2(1):=‘T’;
l_return_status VARCHAR2(1)
l_init_msg_list VARCHAR2(1)
l_msg_count NUMBER;
l_msg_data VARCHAR2(2000);
l_data VARCHAR2(2000);
l_msg_entity VARCHAR2(100);
l_msg_entity_index NUMBER;
l_msg_index NUMBER;
l_msg_index_out NUMBER;
l_encoded VARCHAR2(1)
l_agreement_id_out NUMBER;
l_customer_id_out NUMBER;
l_funding_id NUMBER;
--Oracle agreement specific variable
l_pm_product_code VARCHAR2(25);
l_agreement_in_rec pa_agreement_pub.Agreement_Rec_In_Type;
l_agreement_out_rec pa_agreement_pub.Agreement_Rec_Out_Type;
--Oracle funding specific parameters
l_funding_type pa_agreement_pub.funding_rec_in_type;
l_funding_in_tbl pa_agreement_pub.funding_in_tbl_type;
l_funding_out_tbl pa_agreement_pub.funding_out_tbl_type;
--Local agreement parameters
l_early_start_date DATE;
l_pm_agreement_reference VARCHAR2(25);
l_agreement_id NUMBER;
l_customer_id NUMBER;
l_customer_name VARCHAR2(25);
l_customer_num VARCHAR2(25);
l_agreement_num VARCHAR2(25);
l_agreement_type VARCHAR2(25);
l_amount NUMBER;
l_term_id NUMBER;
l_term_name VARCHAR2(25);
l_revenue_limit_flag VARCHAR2(25);
l_expiration_date DATE;
l_description VARCHAR2(25);
l_owned_by_person_id NUMBER;
l_owned_by_person_name VARCHAR2(25);
l_attribute_category VARCHAR2(25);
l_attribute1 VARCHAR2(25);
l_attribute2 VARCHAR2(25);
l_attribute3 VARCHAR2(25);
l_attribute4 VARCHAR2(25);
l_attribute5 VARCHAR2(25);
l_attribute6 VARCHAR2(25);
l_attribute7 VARCHAR2(25);
l_attribute8 VARCHAR2(25);
l_attribute9 VARCHAR2(25);
l_attribute10 VARCHAR2(25);
l_template_flag VARCHAR2(25);
--local funding variables
l_pm_funding_reference VARCHAR2(25);
l_funding_rec pa_agreement_pub.funding_rec_in_type;
l_funding_in pa_agreement_pub.funding_in_tbl_type;
--loop variables
a NUMBER:=0;
API_ERROR EXCEPTION;
BEGIN
-- PRODUCT RELATED DATA
l_pm_product_code :=‘MSPROJECT’;
-- AGREEMENT RELATED DATA
l_pm_agreement–reference :=‘amg06’;
l_agreement_id :=Null;
l_customer_id :=1004;
l_customer_name :=‘Universal Packaging’;
l_customer_num :=‘1004’;
l_agreement_num :=‘amg06’;
l_agreement_type :=‘Service Agreement’;
l_amount := 2000;
l_term_id := 4;
l_term_name := Null;
l_revenue_limit_flag := N;
l_expiration_date := Null;
l_description := Null;
l_owned_by_person_id := 53;
l_owned–by_person_name :=Null;
l_attribute_category :=Null;
l_attribute1 :=Null;
l_attribute2 :=Null;
l_attribute3 :=Null;
l_attribute4 :=Null;
l_attribute5 :=Null;
l_attribute6 :=Null;
l_attribute7 :=Null;
l_attribute8 :=Null;
l_attribute9 :=Null;
l_attribute10 :=Null;
l_template_flag :=N;
--FUNDING RELATED DATA
a:= 1
l_funding_rec.pm_funding_reference := ’amg06fun’;
l_funding_rec.project_funding_id = Null;
l_funding_rec.agreement_id := Null;
l_funding_rec.project_id := 15353;
l_funding_rec.task_id := Null;
l_funding_rec.allocated_amount := 1000;
l_funding_rec.date_allocated := ’01-JAN-2000’;
l_funding_rec.attribute_category := Null;
l_funding_rec.attribute1 := Null;
l_funding_rec.attribute2 := Null;
l_funding_rec.attribute3 := Null;
l_funding_rec.attribute4 := Null;
l_funding_rec.attribute5 := Null;
l_funding_rec.attribute6 := Null;
l_funding_rec.attribute7 := Null;
l_funding_rec.attribute8 := Null;
l_funding_rec.attribute9 := Null;
l_funding_rec.attribute10 := Null;
-- LOOP CONSTRUCT
l_funding_in(a):= l_funding_rec;
a:= 2;
l_funding_rec.pm_funding_reference := ’C1004’;
l_funding_rec.project_funding_id :=Null;
l_funding_rec.agreement_id := Null;
l_funding_rec.project_id := 1404;
l_funding_rec.task_id := Null;
l_funding_rec.allocated_amount := 1000;
l_funding_rec.date_allocated := ’01-JAN-2000’;
l_funding_rec.attribute_category := Null;
l_funding_rec.attribute1 := Null;
l_funding_rec.attribute2 := Null;
l_funding_rec.attribute3 := Null;
l_funding_rec.attribute4 := Null;
l_funding_rec.attribute5 := Null;
l_funding_rec.attribute6 := Null;
l_funding_rec.attribute7 := Null;
l_funding_rec.attribute8 := Null;
l_funding_rec.attribute9 := Null;
l_funding_rec.attribute10 := Null;
-- LOOP CONSTRUCT
l_funding_in(a) := l_funding_rec;
------------------------------------------
––INIT_CREATE_AGREEMENT
pa_agreement_pub.init_agreement;
------------------------------------------
--LOAD AGREEMENT
pa_agreement_pub.load_agreement
(p_api_version_number => l_api_version_number
,p_init_msg_list => l_init_msg_list
,p_return_status => l_return_status
,p_pm_agreement_reference =>
l_pm_agreement_reference
,p_agreement_id => l_agreement_id
,p_customer_id => l_customer_id
,p_customer_name => l_customer_name
p_customer_num => l_customer_num
,p_agreement_num => l_agreement_num
,p_agreement_type => l_agreement_type
,p_amount => l_amount
,p_term_id => l_term_id
,p_term_name => l_term_name
,p_revenue_limit_flag => l_revenue_limit_flag
,p_expiration_date => l_expiration_date
,p_description => l_description
,p_owned_by_person_id => l_owned_by_person_id
,p_owned_by_person_name => l_owned_by_person_name
,p_attribute_category => l_attribute_category
,p_attribute1 => l_attribute1
,p_attribute2 => l_attribute2
,p_attribute3 => l_attribute3
,p_attribute4 => l_attribute4
,p_attribute5 => l_attribute5
,p_attribute6 => l_attribute6
,P_attribute7 => l_attribute7
,p_attribute8 => l_attribute8
,p_attribute9 => l_attribute9
,p_attribute10 => l_attribute10
,p_template_flag => l_template_flag);
IF l_return_status != ’S’
THEN
RAISE API_ERROR;
END IF;
-- LOAD_FUNDING (loop for multiple Fundings )
FOR i IN 1..a LOOP
pa_agreement_pub.load_funding
(p_api_version_number => l_api_version_number
,p_init_msg_list => l_init_msg_list
,p_return_status => l_return_status
,p_pm_funding_reference => l_funding_in(i).pm_funding_reference
,p_funding_id => l_funding_in(i).project_funding_id
,p_agreement_id => l_funding_in(i).agreement_id
,p_project_id => l_funding_in(i).project_id
,p_task_id => l_funding_in(i).task_id
,p_allocated_amount => l_funding_in(i).allocated_amount
,p_date_allocated => l_funding_in(i).date_allocated
,p_attribute_category => l_funding_in(i).attribute_category
,p_attribute1 => l_funding_in(i).attribute1
,p_attribute2 => l_funding_in(i).attribute2
,p_attribute3 => l_funding_in(i).attribute3
,p_attribute4 => l_funding_in(i).attribute4
,p_attribute5 => l_funding_in(i).attribute5
,p_attribute6 => l_funding_in(i).attribute6
,p_attribute7 => l_funding_in(i).attribute7
,p_attribute8 => l_funding_in(i).attribute8
,p_attribute9 => l_funding_in(i).attribute9
,p_attribute10 => l_funding_in(i).attribute10);
IF l_return_status != ’S’
THEN
RAISE API_ERROR;
END IF;
END LOOP;
--EXECUTE_CREATE_AGREEMENT
pa_agreement_pub.execute_create_agreement
( p_api_version_number => l_api_version_number,
p_commit => l_commit,
p_init_msg_list => l_init_msg_list,
p_msg_count => l_msg_count,
p_msg_data => l_msg_data
p_return_status => l_return_status,
p_pm_product_code => l_pm_product_code,
p_agreement_id_out => l_agreement_id_out,
p_customer_id_out => l_customer_id_out);
IF l_return_status != ’S’
THEN
RAISE API_ERROR;
END IF;
--FETCH_TASK
FOR l_funding_index in 1 ..a (loop for multiple Fundings)
LOOP
pa_agreement_pub.fetch_funding
(p_api_version_number => l_api_version_number
,p_init_msg_list => l_init_msg_list
,p_return_status => l_return_status
,p_funding_index => l_funding_index
,p_funding_id => l_funding_id
,p_pm_funding_reference =>
l_pm_funding_reference);
IF l_return_status != ’S’
THEN
RAISE API_ERROR;
END IF;
END LOOP;
------------------------------------------
CLEAR_CREATE_AGREEMENT
pa_agreement_pub.clear_agreement;
------------------------------------------
IF l_return_status != ’S’
THEN
RAISE API_ERROR;
END IF;
-- HANDLE EXCEPTIONS
EXCEPTION
WHEN API_ERROR THEN
for i in 1..l_msg_count
loop
pa_interface_utils_pub.get_messages
(p_msg_data => l_msg_data,
p_data => l_data,
p_msg_count => l_msg_count,
p_msg_index_out =>
l_msg_index_out);
dbms_output.put_line (’error mesg ’||l_data);
end loop;
WHEN OTHERS THEN
for i in 1..l_msg_count
loop
pa_interface_utils_pub.get_messages
(p_msg_data => l_msg_data,
p_data => l_data,
p_msg_count => l_msg_count,
p_msg_index_out => l_msg_index_out);
dbms_output.put_line (’error mesg ’||l_data),
end loop;
END ;
次のサンプルPL/SQLコードは、複合データ型を使用するPA_AGREEMENT_PUB.CREATE_AGREEMENTを使用して基本契約を作成するスクリプトです。
複合データ型をサポートしていないツールまたは製品を使用して基本契約を作成する場合は、「ロード-実行-フェッチAPIを使用した基本契約の作成」を参照してください。
DECLARE
--variables needed for API standard parameters
l_api_version_number NUMBER :=1.0;
l_commit VARCHAR2(1):= ’F’;
l_return_status VARCHAR2(1);
l_init_msg_list VARCHAR2(1);
l_msg_count NUMBER;
l_msg_data VARCHAR2(2000);
l_data VARCHAR2(2000);
l_msg_entity VARCHAR2(100);
l_msg_entity_index NUMBER;
l_msg_index NUMBER;
l_msg_index_out NUMBER;
l_encoded VARCHAR2(1);
l_agreement_id_out NUMBER;
l_customer_id–outNUMBER;
l_funding_id NUMBER;
--variables needed for Oracle Agreement specific
parameters
l_pm_product_codeVARCHAR2(25);
p_agreement_in_rec pa_agreement_pub.Agreement_Rec._In_type
p_agreement_out_rec pa_agreement_pub.Agreement_Rec_Out_type
--variables needed for funding specific parameters
l_funding_type pa_agreement_pub.funding_rec_in_type;
l_agreement_in_rec pa_agreement_pub.funding_in_tbl_type;
l_funding_out_tblpa_agreement_pub.funding_out_tbl_type;
--Funding Variables
l_pm_funding_reference VARCHAR2(25);
l_funding_rec pa_agreement_pub.funding_rec_in_type;
l_funding_in pa_agreement_pub.funding_rec_in_type;
l_funding_out pa_agreement_pub.funding_rec_out_type;
-- Loop Variables;
a NUMBER
API_ERROR EXCEPTION
--BEGIN
-- PRODUCT RELATED DATA
l_pm_product_code:=‘MSPROJECT’;
--AGREEMENT DATA
p_agreement_in_rec.pm_agreement_reference := ’AMGTEST1’;
p_agreement_in_rec.agreement_id := Null;
p_agreement_in_rec.customer_id := 21491;
p_agreement_in_rec.customer_num := ’1086’;
p_agreement_in_rec.agreement_num := ’AMGTEST1’;
p_agreement_in_rec.agreement_type := ’Contract’;
p_agreement_in_rec.amount := 2000;
p_agreement_in_rec.term_id := 1000;
p_agreement_in_rec.term_name := Null;
p_agreement_in_rec.revenue_limit_flag:= ’N’;
p_agreement_in_rec.expiration_date := Null;
p_agreement_in_rec.description := Null;
p_agreement_in_rec.owned_by_person_id:= 1234;
p_agreement_in_rec.attribute_category:= Null;
p_agreement_in_rec.attribute1 := Null;
p_agreement_in_rec.attribute3 := Null;
p_agreement_in_rec.attribute4 := Null;
p_agreement_in_rec.attribute5 := Null;
p_agreement_in_rec.attribute6 := Null;
p_agreement_in_rec.attribute7 := Null;
p_agreement_in_rec.attribute8 := Null;
p_agreement_in_rec.attribute9 := Null;
p_agreement_in_rec.attribute10 := Null;
p_agreement_in_rec.template_flag := ’N’;
--FUNDING DATA
a:= 1;
l_funding_rec.pm_funding_reference := ‘AMGTEST1FUN’
l_funding_rec.project_funding_id := Null;
l_funding_rec.agreement_id := Null;
l_funding_rec.project_id := 7946;
l_funding_rec.task_id := 10273;
l_funding_rec.allocated_amount := 200;
l_funding_rec.date_allocated := ’27-DEC-01’;
l_funding_rec.desc_flex_name := Null;
l_funding_rec.attribute_category := Null;
l_funding_rec.attribute1 := Null;
l_funding_rec.attribute2 := Null;
l_funding_rec.attribute3 := Null;
l_funding_rec.attribute4 := Null;
l_funding_rec.attribute5 := Null;
l_funding_rec.attribute6 := Null;
l_funding_rec.attribute7 := Null;
l_funding_rec.attribute8 := Null;
l_funding_rec.attribute9 := Null;
l_funding_rec.attribute10 := Null;
-- LOOP CONSTRUCT
l_funding_in(a):= l_funding_rec;
-- CONSTRUCTING THE FUNDING TABLE
FOR i IN 1..a LOOP
l_funding_in(i).pm_funding_reference := l_funding_rec.pm_funding_reference
l_funding_in(i).project_funding_id :=l_funding_rec.funding _id;
l_funding_in(i).agreement_id :=l_funding_rec.p_agreement_id;
l_funding_in(i).project_id :=l_funding_rec._project_id;
l_funding_in(i).task_id := l_funding_rec.p_task_id;
l_funding_in(i).allocated_amount :=l_funding_rec.p_allocated_amount;
l_funding_in(i).date_allocated :=l_funding_rec.p_date_allocated;
l_funding_in(i).desc_flex_name :=l_funding_rec.p_desc_flex_name;
l_funding_in(i).attribute_category :=l_funding_rec.p_attribute_category;
l_funding_in(i).attribute1 :=l_funding_rec.p_attribute1;
l_funding_in(i).attribute2 :=l_funding_rec.p_attribute2;
l_funding_in(i).attribute3 :=l_funding_rec.p_attribute3;
l_funding_in(i).attribute4 :=l_funding_rec.p_attribute4;
l_funding_in(i).attribute5 :=l_funding_rec.p_attribute5;
l_funding_in(i).attribute6 :=l_funding_rec.p_attribute6;
l_funding_in(i).attribute7 :=l_funding_rec.p_attribute7;
l_funding_in(i).attribute8 :=l_funding_rec.p_attribute8;
l_funding_in(i).attribute9 :=l_funding_rec.p_attribute9;
l_funding_in(i).attribute10 :=l_funding_rec.p_attribute10;
END LOOP;
-- ’CREATE_AGREEMENT
pa_agreement_pub.create_agreement
( p_api_version_number => l_api_version_number
,p_commit => l_commit
,p_init_msg_list => l_init_msg_list
,p_msg_count => l_msg_count
,p_msg_data => l_msg_data
,p_return_status => l_return_status
,p_pm_product_code => l_pm_product_code
,p_agreement_in_rec => p_agreement_in_rec
,p_agreement_out_rec=> p_agreement_out_rec
,p_funding_in_tbl => l_funding_in
,p_funding_out_tbl => l_funding_out);
IF l_return_status != ’S’
THEN
RAISE API_ERROR;
END IF;
--HANDLE EXCEPTIONS
EXCEPTION
WHEN API_ERROR THEN
for i in 1..1_msg_count
loop
pa_interface_utils_pub.get_messages
(p_msg_date => l_msg_date
,p_data => l_data
,p_msg_count => l_msg_count
,p_msg_index_out => l_msg_index_out)
dbms_output.put_line (‘error mesg’ 1_data)
end loop;
if i = 1 THEN
WHEN OTHERS THEN
pa_interface_utils_pub.get_messages
(p_msg_data => l_msg_data
,p_data => l_data
,p_msg_count => l_msg_count
,p_msg_index_out => l_msg_index_out);
dbms_output.put_line (‘error mesg’1_data)
END;
/
イベントAPIは、イベントの挿入、更新、削除を行うための外部システム用オープン・インタフェースを提供します。
この項で説明するプロシージャを次に示します。これらのプロシージャは、パブリックAPIパッケージPA_EVENT_PUB内にあります。
パッケージ仕様レベルで定義された次のPL/SQLレコード・タイプおよび表タイプが、イベントAPIで使用されます。これらのPL/SQLレコード・タイプおよび表タイプは、PA_EVENTS表内のデータの配列を表しています。
次の表に、EVENT_REC_IN_TYPEのパラメータを示します。
名称 | タイプ | 値 | 説明 |
---|---|---|---|
P_PM_EVENT _REFERENCE | VARCHAR2 (25) | NULL | 外部システムにおける一意のイベント識別子 |
P_TASK_NUMBER | VARCHAR2 (25) | NULL | タスクを識別する連番 |
P_EVENT_NUMBER | NUMBER | NULL | イベントを識別する連番 |
P_EVENT_TYPE | VARCHAR2 (30) | NULL | イベントを分類するイベント・タイプ |
P_DESCRIPTION | VARCHAR2 (250) | NULL | 自由形式テキストによるイベントの説明。請求イベントでは、説明は請求書明細摘要として表示されます。 |
P_BILL_HOLD_FLAG | VARCHAR2 (1) | NULL | イベントの請求が保留になっていることを示すフラグ |
P_COMPLETION_DATE | DATE | NULL | イベントが完了した日付であり、これ以降、収益見越または請求(あるいはその両方)対象としてイベントが処理される日付 |
P_DESC_FLEX_NAME | VARCHAR2 (240) | NULL | 付加フレックスフィールド名 |
P_ATTRIBUTE_CATEGORY | VARCHAR2 (30) | NULL | 付加フレックスフィールド・コンテキスト・フィールド |
P_ATTRIBUTE1〜ATTRIBUTE 10 | VARCHAR2 (150) | NULL | 付加フレックスフィールド・セグメント |
P_PROJECT_NUMBER | VARCHAR2 (25) | NULL | プロジェクトを識別する連番 |
P_ORGANIZATION_NAME | VARCHAR2 (240 | NULL | 組織の名称 |
P_INVENTORY_ORG_NAME | VARCHAR2 (240 | NULL | イベントに関連付けられた在庫組織 |
P_INVENTORY_ITEM_ID | NUMBER | NULL | イベントに関連付けられた在庫品目の識別子 |
P_QUANTITY_BILLED | NUMBER | NULL | 請求数量 |
P_UOM_CODE | VARCHAR2 (3) | NULL | 単位 |
P_UNIT_PRICE | NUMBER | NULL | 契約価格 |
P_REFERENCE1〜REFERENCE 10 | VARCHAR2 (240) | NULL | 一般参照列 |
P_BILL_TRANS_CURRENCY _CODE | VARCHAR2 (15) | NULL | イベントの取引通貨コード |
P_BILL_TRANS_BILL _AMOUNT | NUMBER | NULL | イベント取引の請求額 |
P_BILL_TRANS_REV _AMOUNT | NUMBER | NULL | イベント取引の収益額 |
P_PROJECT_RATE_TYPE | VARCHAR2 (30) | NULL | 請求取引通貨からプロジェクト通貨への換算に使用する換算レート・タイプ |
P_PROJECT_RATE_DATE | DATE | NULL | 顧客請求でレート基準日タイプとして「確定日」が使用されている場合に、請求取引通貨からプロジェクト通貨への換算に使用する換算レート基準日 |
P_PROJECT_EXCHANGE _RATE | NUMBER | NULL | 換算レート・タイプとして「ユーザー」が使用されている場合に、請求取引通貨からプロジェクト通貨への換算に使用する換算レート |
P_PROJFUNC_RATE_TYPE | VARCHAR2 (30) | NULL | 顧客請求で、請求取引通貨からプロジェクト機能通貨への換算に使用する換算レート・タイプ |
P_PROJFUNC_RATE_DATE | DATE | NULL | 顧客請求でレート基準日タイプとして「確定日」が使用されている場合に、請求取引通貨からプロジェクト機能通貨への換算に使用する換算レート基準日 |
P_PROJFUNC_EXCHANGE _RATE | NUMBER | NULL | 換算レート・タイプとして「ユーザー」が使用されている場合に、請求取引通貨からプロジェクト機能通貨への換算に使用する換算レート |
P_FUNDING_RATE_TYPE | VARCHAR2 (30) | NULL | 顧客請求で、請求取引通貨から資金通貨への換算に使用する換算レート・タイプ |
P_FUNDING_RATE_DATE | DATE | NULL | 顧客請求でレート基準日タイプとして「確定日」が使用されている場合に、請求取引通貨から資金通貨への換算に使用する換算レート基準日 |
P_FUNDING_EXCHANGE _RATE | NUMBER | NULL | 請求取引通貨からプロジェクト通貨または機能通貨への換算に使用する換算レート |
P_ADJUSTING_REVENUE _FLAG | VARCHAR2 (1) | NULL | イベントが収益の修正イベントであることを示すフラグ |
P_EVENT_ID | NUMBER | NULL | 表の主キーの識別子 |
P_DELIVERABLE_ID | NUMBER | NULL | 成果物の識別子 |
P_ACTION_ID | NUMBER | NULL | 処理の識別子 |
P_CONTEXT | VARCHAR2 (1) | NULL | 現在未使用(将来の開発用) |
P_RECORD_VERSION _NUMBER | NUMBER | NULL | ログイン番号 |
次の表に、EVENT_REC_OUT_TYPEのパラメータを示します。
名称 | タイプ | 値 | 説明 |
---|---|---|---|
P_PM_EVENT_REFERENCE | VARCHAR2(25) | NULL | 外部システムにおける一意のイベント識別子 |
EVENT_ID | NUMBER (15) | NULL | Oracle Projectsでイベントを一意に識別する参照コード |
RETURN_STATUS | VARCHAR2(1) | NULL | API標準 |
EVENT_IN_TBL_TYPEは、EVENT_REC_IN_TYPEの表です。
EVENT_OUT_TBL_TYPEは、EVENT_REC_OUT_TYPEの表です。
この項では、イベントAPIについて詳しく説明します。
このAPIは、イベントまたはイベント・セットを作成します。
このプロシージャのすべてのパラメータの説明は、Oracle Integration Repositoryで参照できます。Oracle Integration Repositoryは、このマニュアルの「はじめに」で説明されています。
このプロシージャの必須パラメータは次のとおりです。
P_API_VERSION_NUMBER
P_PM_PRODUCT_CODE
このAPIは、イベントを削除します。
このプロシージャのすべてのパラメータの説明は、Oracle Integration Repositoryで参照できます。Oracle Integration Repositoryは、このマニュアルの「はじめに」で説明されています。
このプロシージャの必須パラメータは次のとおりです。
P_API_VERSION_NUMBER
P_PM_EVENT_REFERENCE
P_EVENT_ID
このAPIは、イベントまたはイベント・セットを更新します。
このプロシージャのすべてのパラメータの説明は、Oracle Integration Repositoryで参照できます。Oracle Integration Repositoryは、このマニュアルの「はじめに」で説明されています。
このプロシージャの必須パラメータは次のとおりです。
P_API_VERSION_NUMBER
P_MSG_COUNT
P_MSG_DATA
P_RETURN_STATUS
このAPIは、新規イベントの作成や既存イベントの更新を行うロード-実行-フェッチ・プロシージャで使用されるグローバル表を設定します。
このAPIは、イベントをPL/SQLレコードにロードします。
このプロシージャのすべてのパラメータの説明は、Oracle Integration Repositoryで参照できます。Oracle Integration Repositoryは、このマニュアルの「はじめに」で説明されています。
このプロシージャの必須パラメータは次のとおりです。
P_PM_PRODUCT_CODE
P_API_VERSION_NUMBER
P_PM_EVENT_REFERENCE
P_TASK_NUMBER
P_EVENT_NUMBER
P_EVENT_TYPE
このAPIは、ロード・フェーズ時にグローバル表に保存されたデータを使用してイベントを作成します。
このプロシージャのすべてのパラメータの説明は、Oracle Integration Repositoryで参照できます。Oracle Integration Repositoryは、このマニュアルの「はじめに」で説明されています。
このプロシージャの必須パラメータは次のとおりです。
P_API_VERSION_NUMBER
P_PM_PRODUCT_CODE
P_EVENT_ID_OUT
このAPIは、ロード・フェーズ時にグローバル表に保存された情報を使用してイベント・データを更新します。
このプロシージャのすべてのパラメータの説明は、Oracle Integration Repositoryで参照できます。Oracle Integration Repositoryは、このマニュアルの「はじめに」で説明されています。
このプロシージャの必須パラメータは次のとおりです。
P_API_VERSION_NUMBER
このAPIは、イベントの作成時に返され、グローバルPL/SQL表に保存されているRETURN_STATUSを取得します。
このプロシージャのすべてのパラメータの説明は、Oracle Integration Repositoryで参照できます。Oracle Integration Repositoryは、このマニュアルの「はじめに」で説明されています。
このプロシージャの必須パラメータは次のとおりです。
P_API_VERSION_NUMBER
P_PM_PRODUCT_CODE
このAPIは、初期化時に設定されたグローバル変数を消去します。
パラメータ: なし
このAPIは、イベントが削除可能かどうかを確認します。
このプロシージャのすべてのパラメータの説明は、Oracle Integration Repositoryで参照できます。Oracle Integration Repositoryは、このマニュアルの「はじめに」で説明されています。
このプロシージャの必須パラメータは次のとおりです。
P_API_VERSION_NUMBER
P_PM_PRODUCT_CODE
P_PM_EVENT_REFERENCE
P_EVENT_ID