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Oracle Sourcingインプリメンテーションおよび管理ガイド
リリース12
E05613-01
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はじめに

対象読者

『Oracle Sourcingインプリメンテーションおよび管理ガイド リリース12』へようこそ。

Oracle Applicationsの製品情報の詳細は、「関連ドキュメント」を参照してください。

Oracleサポート・サービスへのTTYアクセス

アメリカ国内では、Oracleサポート・サービスへ24時間年中無休でテキスト電話(TTY)アクセスが提供されています。 TTYサポートについては、(800)446-2398にお電話ください。

ドキュメントのアクセシビリティ

オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。 標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。 オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/を参照してください。

ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて

スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。 コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかし一部のスクリーン・リーダーは括弧だけの行を読まない場合があります。

外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて

このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。

このマニュアルの構成

1 概要
2  Oracle Sourcingの実装
3  Oracle Sourcingの保守と管理
A  Oracle SourcingのためのE-Business Suiteの実装
B  Oracle Sourcingの職責と機能

この付録では、初期状態のシステムに用意されている職責と機能についての情報を示します。Oracle Sourcingの各職責にどのような機能が割り当てられているかを示す表も記述しています。


C  Oracle Sourcingの通知

関連ドキュメント

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このマニュアルには、カスタム・ダッシュボード、レポートおよびキー・パフォーマンス・インディケータの作成方法などの、Oracle Daily Business Intelligenceの実装方法が説明されています。

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『Oracle Payables Reference Guide』

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『Oracle Procurement Buyer’s Guide to Punchout and Transparent Punchout』

このマニュアルには、仕入先のWebサイトまたはOracle Exchange上にリモート・カタログを実装するお客様に必要な情報が記載されています。

Oracle Procurement Contractsオンライン・ヘルプ

Oracle Procurement Contractsアプリケーションからオンライン・ヘルプとしてのみ提供され、契約条件ライブラリの作成および管理に関する情報が記載されています。

『Oracle Purchasingユーザーズ・ガイド』

このマニュアルでは、購買依頼、異なる種類の発注、見積、見積依頼および受入を含む購買文書を作成および承認する方法について説明します。 基本契約、ソース・ルールおよび承認済仕入先リストによって、供給ベースを管理する方法についても説明します。 また、主な調達プロセスの多くを自動化するOracle Workflow技術との統合によって、ビジネス・ルールに基づき購買文書を自動的に作成する方法についても説明します。

『Oracle Trading Community Architecture User Guide』

このマニュアルでは、Oracle Trading Community Architectureと、取引先コミュニティ・マネージャの職責機能を使用してTCA登録のデータを作成、更新、拡張および整備する方法について説明します。 リソース・マネージャを使用してリソースを定義および管理する方法についても説明します。

『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』

このマニュアルには、Oracle Applicationsのシステム管理者を対象とした計画およびリファレンス情報が記載されています。 セキュリティの定義、メニューのカスタマイズおよびコンカレント処理の管理方法が説明されています。

『Oracle General Ledger インプリメンテーション・ガイド』

このマニュアルでは、Oracle General Ledgerの実装方法について説明します。 このマニュアルは、会計フレックス・フィールド、勘定科目およびカレンダの設定方法など、アプリケーションの使用に必要な実装手順を理解するために使用します。

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このマニュアルでは、組織および事業所の設定方法について説明します。

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『Oracle Workflow開発者ガイド』

このマニュアルでは、Oracle Applicationsユーザーがワークフロー通知を表示して応答する方法と、ワークフロー・プロセスの進行をモニターする方法が説明されています。

『Oracle Applications開発者ガイド』

Oracle Applicationsリリース12のすべてのマニュアルのリストは、OracleMetaLink Document 394692.1の『Oracle Applications Documentation Resources, Release 12』を参照してください。

このマニュアルでは、特定のOracle Applicationsの実装方法について説明します。

統合リポジトリ

Oracle Integration Repositoryは、Oracle E-Business Suiteのアプリケーションにより公開されたサービス・エンドポイントに関する情報をコンパイルしたものです。 Oracle E-Business Suiteのビジネス・サービス・インタフェースの完全なカタログを提供します。 このツールを使用すると、ユーザーはあらゆるシステム、アプリケーションまたはビジネス・パートナとの統合に適したビジネス・サービス・インタフェースを簡単に検索して配置できます。

Oracle Integration RepositoryはE-Business Suiteに付属しています。 インスタンスにパッチを適用すると、環境内のインタフェースの正確なバージョンに適したコンテンツでリポジトリが自動的に更新されます。

データベース・ツールによるOracle Applicationsデータの変更の禁止

特に指示されている場合を除き、SQL*Plus、Oracle Data Browser、データベース・トリガーまたはその他のツールを使用して、Oracle Applicationsデータを変更しないことをお薦めします。

オラクル社では、Oracleデータベースへの情報の作成、記憶、変更、検索および保守に使用できる強力なツールを提供します。ただし、SQL*PlusのようなOracleツールを使用してOracle Applicationsデータを変更すると、データの整合性が損われたり、データの変更を監査できなくなるおそれがあります。

Oracle Applicationsの表は相互に関連付けられているので、Oracle Applicationsフォームを使用して表を変更すると、一度に多数の表が更新されます。しかし、Oracle Applicationsを使用せずにOracle Applicationsデータを変更すると、1つの表のある行を変更した場合に、関連する表で反映させる必要のある変更が行われないことがあります。各表を相互に同期させていないと、誤った情報を検索したり、Oracle Applicationsで予測できない結果が生じる可能性があります。

Oracle Applicationsを使用してデータを変更すると、その変更が有効であるかどうかがOracle Applicationsにより自動的にチェックされます。Oracle Applicationsは、情報を変更したユーザーを記録することもできます。データベース・ツールを使用してデータベース表に情報を入力すると、無効な情報が記憶されることがあります。また、SQL*Plusや他のデータベース・ツールを使用したときは、変更履歴が記録されないため、情報の変更者を追跡できなくなります。